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2012.09.02

【観戦記】12年第24節:浦和 1-1 大宮

・早々に原口が先制。さらに早い時間帯にノヴァコヴィッチがイエロー2枚で退場したこともあり、前半は浦和が大宮をタコ殴りに仕掛かりましたが、決定機では悉くゴールマウスに嫌われて追加点ならず。それどころか、前半終了間際に東に一瞬の隙を突かれてまさかまさかの同点で折り返し。

・後半はJ1残留へ向けて是非とも勝ち点1が欲しい大宮にがちがちに守られ、浦和は終盤に宇賀神のクロスバー直撃シュートなど若干見せ場は作ったものの1点が遠くてさいたまダービーは引き分けで終了。

・今年のさいたまダービーは一勝もできず。一人少ない相手にホームで勝てなかったためか、試合終了後は盛大なブーイングが鳴り響きましたが、圧倒的に優勢だった前半に追加点が取れなかったのが全てで、相手の出方がどうあれ後半ぐだぐだになってしまうのはいわば仕様通り。

・そんなに悪い試合内容ではなく、選手に気魄が感じられなかったわけでもありません(唯一小島だけはがっかりしましたが・・・)。ただ今の浦和の選手層&成熟度では、徹底して守ることに専念している相手を崩すのは難しい。一言でいえば「まだまだ修業が足りない」。神戸戦に続いて今の浦和の立ち位置を再確認させられた試合でした。

20120901030

-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

得点:11分 原口

HT 柏木→宇賀神
60分 啓太→小島
83分 平川→ポポ

・繰り返しになりますが、前半の浦和の出来はパーフェクト。引いて守ると思われた大宮はなぜか積極的に前からプレスを掛けてきましたが、浦和はプレスを簡単に掻い潜って高い位置にいる両WG、特に梅崎へ一気に展開して攻めるパターンが頻繁に見られました。このやられっぷりをみる限り、ベルデニック監督は浦和のことをほとんど研究していないどころか、そもそも守備網の構築なんてまるで出来ておらず、そりゃ降格圏に突入するのも当然なような・・・

・先制点は柏木縦パス→エリア内でマルシオ→原口! 原口が落ち着いてボールをコントロールしてきっちり決めてくれました。

・その後ノヴァコヴィッチがイエロー2枚で退場したこともあって、浦和が怒涛の攻勢。大宮は簡単にサイドに基点を作られ、しかも柏木なりマルシオなり原口なりを全く掴まえられず、梅崎、原口、マルシオと立て続けに絶好機を迎えますが、バーやポストに嫌われて追加点ならず。この試合がドローに終わった主因はどう見てもこれ。

・とはいえ、満を持してスタメン起用したノヴァコヴィッチがまさかの退場を喰らってしまった大宮は完全に攻め手を失ってしまいました。従って前半わずか1点であっても問題なかろうと思っていた矢先に飛び出したのが東のゴール。DFもボランチも東への詰めが甘いといえば甘く、油断といえば油断なんでしょうが、あれは東を褒めるしかないでしょう。東のゴールは大宮のファーストシュート。

・ひょんなことから同点に追いついた大宮は一人少ないこともあって後半は勝ち点1を奪取することに専念。前半敢行していた意味のないプレッシングなんてすっかり影を潜め、長谷川を前線に残して8人で自陣深く引いてスペース埋めまくり。相手が一人少ない点では神戸戦と同じなものの、神戸と違って大宮はカウンターに鋭さがない分、まかり間違っての一発を喰らう恐れはほとんどなかったのですが、結果は神戸戦と同じで1点が遠く、そのまま試合終了。

・浦和にとって不運だったのは前節休養をもらった柏木が前半腰を痛めてハーフタイムに交代を余儀なくされたこと。代わって宇賀神が左WBに投入され、梅崎がIHに回りましたが、梅崎はスペースがないところでボールを受ける能力では柏木に遠く及ばず。疲弊も手伝ってマルシオも原口も簡単にボールを失う場面が増え、大宮は浦和が中央に縦パスを入れてきたところできっちり潰して防戦。

・膠着状態に陥った局面を打開すべく啓太に代えて小島を入れてみたものの、結果は大失敗。小島は随分引いた位置でほとんど動かず、単なる「パス出し小僧」と化してしまいました。しかも余り効果がないどころか、味方との意思疎通が感じられない無理なパスを連発。たまに訪れる守備機会では軽さ連発。ミシャは阿部を後ろに残して小島をガンガン前に飛び出させるつもりだったのではないかと妄想を逞しくしてみたところで、結果はこの有様。小島投入で浦和は一人減ったようなもの。これじゃいくらヘロヘロとはいえ啓太を残したほうがまだマシだったわなぁ・・・ 

・ここ数試合見られる後半の大失速と共に、宇賀神以外の控え選手に多くを期待できないあたりは「ミシャのスタメン固定の弊害」としか言いようがありません。これが今の浦和の限界といってしまえばそれまでですが、その施策で監督就任初年度にも関わらず勝ち点を順調に積み上げていることも確か。選手層を厚くする命題の解消は来年へ持ち越しでしょう。

・前後半とも何度かFKのチャンスがありましたが、全て不発。シーズン当初と違ってこのところセットプレーでの得点がないのも気になります。仙台との差はここ。

・最後の最後で平川に代えてポポをなんと右WBに投入。ヘロヘロの平川は残念ながら後半あまり意味のないクロスを入れるくらいしかできませんでしたから、ミシャはポポのカットイン&ミドルシュートに賭けたのかもしれません。ポポ自体は不発でしたが、大宮の脚が止まったことも手伝って宇賀神、梅崎、原口と浦和はそれなりにチャンスメークに成功。

・ドン引きの相手にだらだらとパスを回してそのまま試合終了というフィンケ時代にありがちな展開とはだいぶ違う様相にはなりましたが、やはり1点が取れず。これでもキックオフ直後から閉塞感が漂いまくっていた昨年よりは遥かにマシ。

・試合終了後は盛大なブーイングが鳴り響き、一部では罵声も。まぁホームで一人少ない相手に勝てなかったのですから憤りは判らないでもありませんが、さいたまダービーに漂う殺伐感が観客の足を遠のかせ、4万人にも届かない一因になっているような・・・ 試合開始前のシャーレを掲げる暢久 & オリジナル10かつ優勝経験者であることを示すコレオまでは良かったのですが。

20120901027

---ノヴァ--長谷川--
東---------カルリ
---金澤--青木---
下平-片岡--菊地-河本
-----北野-----

得点:45+1分 東

67分 東→渡邉
72分 長谷川→ズラタン
90+1分 カルリーニョス→上田

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