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2012.10.31

月島ロック@月島

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 地下鉄有楽町線月島駅4番出口から佃交番の先を左へ入る。土曜昼に往訪。先客3、後客3。外観、内装、店内にずらずらと並んだ和洋の酒瓶と、どう見ても夜はバーになんでしょうなぁ。

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 店内のメニューを見て「月島ロック(850円)」を注文。滅茶苦茶強気な価格設定ですが、月島は観光地だからかなぁ。セットメニューとの価格差があまりないので、先・後客ともみんなセットメニューを注文していました。

 店内は縦長コの字型15席くらい。席間は割りとゆったり目。

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 深めの丼で登場。

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 スープは豚100%だそうですが、生姜が効いている上にかえしがきつくてややしょっぱいために、出汁自体は良く判らず。

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 中根製麺の麺はやや細めのストレート麺。やや柔らかめなのが難ですが、スープとの相性は良好。

 チャーシューは脂身が多くてイマイチ。他に穂先メンマと刻みネギ。値段の割には具は非常に寂しい内容。

 クォリティー自体は平均以上だと思いますが、価格設定はどう見てもぼったくりです。

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2012.10.30

ごらんアウェー:仙台2012(1)~東北歴史博物館

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仙台戦の前に少し時間があったので「東北歴史博物館」を見学。東北歴史博物館はJR国府多賀城駅のすぐそばに建っています。

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東北歴史博物館はレプリカの展示とパネルやビデオによる解説がほとんど。特別展「みちのく鬼めぐり」が面白かったのですが、こちらは撮影不可のため割愛。常設展のみを紹介します。

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多賀城は大和朝廷が蝦夷制圧のために東北に築いた拠点のひとつで、模型は762年(天平宝字6年)に 藤原朝狩によって改修された時期のもの。その後多賀城は反乱や地震で焼失・倒壊を繰り返して次第に衰微。

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多賀城廃寺。

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仙台藩の商業の中心「芭蕉の辻」。大手門から延びる大町通りと奥州街道との交差点。

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虚無僧が不気味すぎる(笑)

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巨大なわら人形。街道沿いの集落の境に建てられ、村や家に災いが侵入するのを防いでいたとのこと。

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こちらはナマハゲとよく似たわら人形&お面。ナマハゲのような風習は東北各地に残っているとのこと。

このわら人形を集めた一角が俄然東北らしさを放っていました。

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2012.10.29

長崎2012(5・了)~ベタな観光やな、しかし・・・

長崎2012(4)から続く)

修学旅行生でスシ詰めのチンチン電車。でも大浦天主堂下電停で学生たちがどっと降りた後はがらがらで終点石橋電停着。

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グラバー園へ向かう裏道に「グラバースカイロード」というのがあり、今回試乗してみました。

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ケーブルカーの親類かと思えばさにあらず。まさに「斜行式エレベーター」としか言いようがない代物。

長崎市が設置・運営しており、無料で誰でも利用できますが、いかんせんただのエレベーターなのでキャパシティが小さく、団体さんの観光利用には不向き。専ら地元住民の足として利用されている模様。

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スカイロードを降りるとグラバー園のやや下に出てきます。無料でこの景観を楽しめるなら無理にグラバー園に入らなくてもという気も(苦笑)

グラバー園へはさらに普通の垂直式エレベーターに乗り換え。

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エレベーターを降りるとグラバー園の裏口、ちょうど「旧三菱第2ドッグハウス」のある辺りに出てきます。上写真はドッグハウスのバルコニーから見た長崎港。

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「旧三菱第2ドッグハウス」はグラバー園の最高地点に建っているので、ここからだらだら坂を下りながら園内を巡るとラクチン。大浦天主堂に近い表口からの通常の観光ルートだと、園内の坂を登ってまた降る格好になりますし。

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緩やかに坂を下って旧ウォーカー住宅。

近くの旧長崎地方裁判所長官舎ではレトロ衣装のレンタルをやっていて、これが結構な人気。園内をドレス姿のお嬢さん(と呼ぶには疑問符のつく方もちらほら・・・)がウロウロしています。

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旧自由亭。

旅行中、「写真を撮ってください!」と頼まれることがよくありますが、いきなりスマホを渡されても使い方が判らんぞな・・・(´・ω・`)

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旧グラバー住宅。記念撮影スポットとしては定番中の定番で、絶えず修学旅行生が群れをなしておりました。ここまで来るとグラバー園巡りもおしまい。

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グラバー園の麓には国宝大浦天主堂。

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電車道を渡った先には孔子廟。ぼちぼち修学旅行生は帰る時間帯のようで「四海楼」前あたりからは観光バスがバンバン発車。

そのためか、ここから先は観光地の平日らしい趣に。

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オランダ坂を登って

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降りたりしているうちに、昨日潰れたはずのマメの上にまたマメができてしまったようで鈍い痛みが・・・・(´・ω・`)

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夕暮れの湊公園に出てきたところで長崎散策もついに大団円。

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2012.10.28

【観戦記】12年第30節:浦和 0-0 C大阪

・どちらも見どころが少ない退屈なゲーム。いや赤者的には退屈というよりも、もやもやが募るばかりのゲームでした。

・ボールを圧倒的に支配していたのは浦和。セレッソの攻撃はほとんど体をなしておらず(特に後半)、クルピ監督が「今日の試合、引き分けという結果、そして勝ち点1を喜ぶべきものととらえたいと思います。」と、クルピらしくないしおらしいコメントを残すのも道理な惨状。

・ところが浦和のチャンスも僅少。前半終了間際の絶好機でマルシオのシュートがバーを直撃したのが痛恨の極みで、後は後半15分から20分にかけて原口が2度エリア内に突入して見せ場をつくったくらい。

・低調だったセレッソも前半槙野のミスに乗じて1回、さらにロスタイムには梅崎のミスからこの一番の決定機を作っていますから、終始浦和がボールを支配していた割には決定機の数自体はセレッソと大差はなく、しかもそもそもその数が僅少ですからスコアレスドローに終わってしまったのも無理はありません。往々にして撃ち合いになりがちなセレッソ戦をスコアレスドローで終えるのは妙な感じですが。

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-----原口-----
--丸塩----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-梅崎
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

34分 永田→暢久
70分 原口→ポポ
84分 宇賀神→野田

・セレッソはやや引き気味に構えてカウンター狙い。浦和の最終ラインに対してはたいしてプレッシャーをかけて来ず、啓太にボールが入ったあたりからやおら動き出すような守備でした。しかし、選手の連携がイマイチなのか、あるいは単に競り合いに弱いのか、中盤でミス連発。従ってセレッソの守備はお世辞にも堅いとは言いがたく、カウンターが得意なチーム相手ならボコボコにされたのではないかと思いますが、浦和も浦和で高い位置でボールを奪ってもそこから一気にフィニッシュに持ってゆけず。

・唯一決定機に持って行けたのが前半終了間際のマルシオの絶好機でしたがシュートはバーを直撃。マルシオは札幌戦といい、仙台戦といい、絶好機を決められずにいます。この試合についていえば守備で相当頑張っているのは良く判りましたが、肝心なところでチャンスをものにできないのにはがっかり。序盤の怪我明け後は出場停止だった鹿島戦を除けばリーグ戦出ずっぱりですからお疲れでシュート精度を欠いているのかもしれませんが・・・

・お疲れといえば梅崎の疲労も顕著。浦和は何度となく両WB、特に梅崎にボールを回して局面打開を図ろうとしましたが、フリーの梅崎にボールを回してもそこから何も起こらないのは仙台戦と同じ。もっとも仙台戦前半のようにほとんど可能性のないクロスを上げて攻撃終了みたいな場面はほとんどなく、丹念にボールを繋いで敵陣に迫ろうとしたのは良かったと思います。ただ、判断がワンテンポどころか2テンポくらい遅いのか、あっという間にセレッソ守備陣に寄せられてしまって何も起こらず。終盤ミシャが野田を用意したのが判った時、代えるのは梅崎だと思ったのですが・・・

・ポポに代わってスタメンの座を取り戻した原口。前半は茂庭に完璧に封じられて文字通り何もできず。ところが後半になって尻上がりに調子を上げて決定機にも絡み始め、茂庭をイエローカードをもらうまで追いつめましたが、そこでポポに交代。原口なりによくやったとは思いますが、やはり総じて茂庭の壁は厚かったかなぁ・・・ 仙台戦のポポも後半になって調子を上げていたところを見ると1トップとしては原口もポポも(甚だ低レベルですが)大差はなく、ポポのほうが途中出場でも使いやすい分、消去法的選択で原口がスタメンになってしまうのかも。

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・低調な試合で唯一かつ最大の収穫が暢久。怪我をおして出場していた永田が前半30分くらいに故障してしまい、その代わりに暢久がなんとCBとして出場。投入当初はてっきり阿部がCBに下がって暢久がボランチに入ったのだと思い込んでいたのですが(実際浦和は攻撃時にボランチが1枚最終ラインに下がって4-1-5になるので判りにくい)、時間が経っても暢久は最後尾のまま。

・今季故障もあって出番が少ない暢久がこれまでCBで起用されたことはなかったかと思いますが、その暢久が攻守にわたって躍動。杉本ごときには全く何もさせず、セレッソの攻撃がほとんど成り立たなかったのは半ば以上暢久の功績といっていいくらい。ただこれで安心して暢久をスタメン起用すると、往々にしてやからしてしまうのが暢久だからなぁ・・・・ うっかり系CBの代わりがこれまたうっかり系CBではミシャも安心して寝れません(苦笑)

・後半はほぼ完璧だった浦和の守備ですが、序盤は相当怪しげで自陣でミス連発。とりわけ槙野のミスは自殺点に等しいものでしたが、暢久が投入されてからなぜか見違えるように改善。ただ終盤は坪井がかなり怪しげで、攻撃陣同様守備陣も疲労の色が隠せない様子。

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---柿谷--杉本---
ヘベルチ-------枝村
--シンプリシオ-山口---
丸橋-藤本--茂庭-酒本
-----金鎮鉉----

60分 柿谷→吉野
72分 枝村→扇原
72分 ヘベルチ→村田

・クルピ監督就任後劇的に戦績が改善したセレッソですが、この日は全くいいところなし。攻撃陣が爆発するどころか、攻撃の形すら作れず。

・村田投入時に、浦和の場内アナウンスがなぜか播戸と紹介する一幕あり。

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・ついこの間までは残留争いの渦中にあったはずですが・・・

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2012.10.27

【閉店】らー麺 たかぎ@茗荷谷

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 丸の内線茗荷谷駅から春日通りを池袋方面へ。大塚一丁目交差点を越えてすぐ。「なか星」「虹らいおん」の跡地。平日昼に往訪。先客・後客ともゼロ。

 やたら重い引き戸に苦労しながら入店し、店内の券売機で「らー麺(700円)」と注文。他に「つけ麺」。「男めし」や「和風ちゃーめし」などご飯ものにも力を入れている様子。

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 店内は入口近くに6人掛けテーブル。壁沿いにカウンター3+2席。カウンター席は前店のままですが、テーブルは変えたかな?

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 店に大書してある能書きを読むと、丸鶏+魚介をベースとした清湯スープに豚骨スープを合わせたものだそうですが、動物系が前面に出ている上に脂っ気もそれなりに強く、魚介は全く判らず。塩ダレはちょうど良い加減。桜海老がアクセントになっています。

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 麺は並太平打ち縮れ麺。心持ち固めで、つるつるした食感ですが、スープの絡みはもう一つ二つ。

 メンマは大ぶりで好みに合わず。一方チャーシューは適度に脂が乗って柔らかく、それでいて肉質もしっかりした優れもの。他に白髪ねぎ。

 頑張っている様子は窺われますが、「中濃」という中途半端さが災いしているのかも。

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2012.10.26

【展望】12年第30節C大阪戦

・とうとうリーグ戦連敗。一人少ない大宮相手にホームでドローに終わってしまったあたりから今年の浦和は行き詰まりを見せており、降格圏を彷徨うG大阪や札幌に立て続けにホームで敗戦。また天皇杯ではカテゴリーが2つ以上違うチームに苦戦。勝った横浜M戦や柏戦も試合内容は芳しくありませんでしたから、リーグ戦連敗に至ってしまったのも特段驚くべきことではありません。

・G大阪戦で大敗を喫するまでは浦和の守備はスタッツだけみればリーグ内では堅いほうでしたが、このところ失点続き。しかも横浜M戦、柏戦、仙台戦と早い時間帯での失点が目立ちます。

・浦和の守備は「さっさと帰陣して後ろに人数をかけて最終ラインで跳ね返す」のが基本。WBが戻り切れない間に、その裏を相手のFWなりSHなりに突かれがちなのは3バックの宿命で半ば已むをえません。

・ただそこから上がってくるクロスに対して往々にして中央なりファーなりで待ち構えている相手へのマークがずれまくりで、いとも簡単に失点してしまうのは困ったもの。肝心の相手へのマークがずれていては後ろに何人余らせていようがほとんど意味がありません。

・ゼリコの守備は極論すれば「1対1で負けるな!」でしかありませんでしたが、ミシャの守備はこれまた極論すれば「後ろに人数をかけておけばなんとかなるだろう」という程度のものでしかありません。どちらもあまり組織的ではないという意味で似たり寄ったり。

・今の浦和はCBなりボランチなりにそれなりに人材が揃っているので、それでもなんとかなっています。もっともやたらとシュートを撃たれてはGK加藤が防ぎまくっているだけで、事実上限りなく破綻しているという見方もできますが・・・

・浦和の守備はいかんせん組織性に乏しいため、レギュラーメンバーを欠いたり、お疲れが顕著になったりすると途端に破綻。浦和ほどCBが強くないかつての広島でしばしば大量失点を喫していたのは道理で、この辺の問題は今後ずっと付きまとうのかも。森保監督がその広島の守備をどう改善したのかは判りませんが。

・次節のC大阪は8月末に急遽クルピ監督が復帰してからチーム状態が劇的に改善。第24節新潟戦からの6試合で4勝1分1敗と下位にいるチームとは思えない好成績を上げて、降格の可能性は事実上雲散霧消。

・前回長居で対戦した時と比較すると、清武、キムボギョン、ケンペスとスタメン3人、さらにサブにいたブランキーニョと前目ばかり4人も選手がいなくなりました。しかし、主力が抜けまくってもチーム力が落ちないどころかむしろ成績が大幅に良くなっていますから、クルピ監督恐るべし。

・素行不良を理由にクルピ監督によって徳島へ放出された過去がある柿谷は監督との確執を乗り越えて(?)チーム随一の点取り屋に成長。また清武やボギョンの移籍金が効いたのか、ASローマからMFシンプリシオを獲得した他、草津からへベルチを補強。共にしっかりレギュラーを確保しています。

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<前節:C大阪 1-1 F東京>

-----杉本-----
ヘベルチ--柿谷---枝村
--シンプリシオ-山口---
丸橋-藤本--茂庭-酒本
-----金鎮鉉----

得点:50分 丸橋

85分:枝村→吉野
85分:ヘベルチ→扇原
85分:丸橋→高橋

<前回:C大阪 1-1 浦和>

---柿谷--ケンペス--
清武-------金甫炅
---扇原--山口---
丸橋-藤本--茂庭-酒本
-----金鎮鉉----

得点:90+1分 柿谷 曜一朗

73分 丸橋→播戸
81分 清武→ブランキーニョ
89分 酒本→永井

・蒸し暑い天気に加え、雨で滑りやすいピッチコンディションも災いしてか、どちらもイージーなミスが非常に目立った低調な試合内容。

・浦和は比較的マシだった前半に啓太が先制点を挙げたものの、後半はほぼ一方的に攻められっぱなし。

・しかも何度かあったカウンターのチャンスを一つも決められず。セレッソの猛攻を支えきれずにロスタイムに失点し、悔しいドロー。

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2012.10.25

鶴橋風月@秋葉原

 広島風のお好み焼きは広島へ行く都度食べているのですが、関西風のお好み焼きって年に3、4回関西に行くのに全然食べたことないんだよなぁ・・・特に長居はもともと住んでいたところに近いので、全然アウェー感がなくて観光気分にもならないっちゅーのが難。

 もっとも離れて久しいので、阿倍野なんてすっかり様変わりして今や地図をみないとどこに何があるのかさっぱり判らない始末ですが(苦笑)

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 そんな能書きはともかく、一念発起して超久しぶりに関西風お好み焼きにチャレンジ。といっても出かけた先は秋葉原ヨドバシカメラの「鶴橋風月」ですが(苦笑)

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 子供がおやつ代わりにするにはかなり無理のある値段になってしまったお好み焼き。今や店の人が焼くんやからしゃーないわなぁ・・・

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ここまでは何の変哲もなし。

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おお、今は花カツオをまぶしてから焼くんか・・・・

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ソースとマヨネーズを丸く描くように塗って完成。

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青海苔は個人でお好みで。

 場所的に期待値が非常に低かったのですが、キャベツが多めのせいか意外にふわふわ、さくさくとした食感で結構いけました。ただその分食べ応えはイマイチで、食べ応えを求めるなら麺入りの「モダン焼き」にせんとしんどいかなぁ・・・でもモダン焼きだと1000円越えるって観光地のくいもんやがな・・・

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2012.10.24

麺屋武蔵 二天@池袋 (3)

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 池袋駅東口五差路脇。グリーン大通りのビックカメラの先。池袋駅南口から今年9月に移転したもので、駅からかなり近くなりました。平日夜の往訪で、「二天」自体は2年ぶり。先客6、後客3。

 店内の券売機で「らー麺(750円)」を注文。並・大盛りが同料金ですが並で。ボタンはつけ麺が先。もともと売り物だった「豚天」に加え「鶏天」も加わったようですが、「二天」の豚天は好みに合わないことが判りきっているのでパス。

 店内は縦長L字型カウンター15席くらいで前の店より広め。「武蔵」系御馴染みの湯きりパフォーマンスも神田よりは大人し目。

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 スープは動物系+魚介系で魚介というか魚粉が強めに出ています。表面の脂も多め。ただ、以前よりもかえしが抑えられてぐっと食べやすくなりました。

 麺は緩い縮れが入った太麺。もちもちっとした食感でスープもよく絡み、かなり気に入りました。

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 チャーシューは大きいものの、薄めでやや固めのものが1枚だけ。他にメンマ、刻みネギ。

 今となっては面白味はありませんが、無休で中休みなしで、それなりに美味いものを出してくる辺りはたいしたものです。

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2012.10.23

長崎2012(4)~また寺町めぐり

長崎2012(3)から続く)

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しょっぱい試合内容ながらポポのゴールで讃岐を振り切った翌朝、長崎へとんぼ返り。

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長崎駅前のしょぼい商店街裏に建つ「福済寺」。祟福寺、興福寺とともに「長崎三福寺」の一つとされるお寺ですが、残念ながら原爆で壊滅。

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亀の背に乗った高さ25mの長崎観音。

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福済寺から少し東へ歩いたところに聖福寺。「長崎四福寺」と言う場合はここを数えるようです。

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福済寺が原爆で壊滅したのに対し、こちらは大きな被害無し。直線距離では200mくらいしか離れていないのですが、ちょっとした山影か何かに入っていたのかなぁ・・・

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さらに東へ進んだところに長崎歴史文化博物館。以前一度来たことがありますが、今年リニューアルされたと聞いて再訪。

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原爆で壊滅する前の福済寺の様子を模型で再現。確かに長崎屈指の大伽藍を形成していたんですなぁ・・・

なおリニューアルで気づいたのは幕末史のウェイトが激増し、「上野彦馬撮影局」という記念撮影コーナーが出来ていた反面、従来長崎奉行の一年を紹介する役として出ていた風間杜夫の姿をほとんど見かけなくなったことくらいかなぁ?

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長崎歴史文化博物館のすぐ近くに「長崎くんち」の舞台として知られる諏訪神社があります。

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何の工事をやっているのかと思ったら、なんと「長崎くんち」が終わったばかりで、その観客席解体工事の最中でした。

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一般的な観光ルートから外れているのか、観光客らしい姿はほとんどなし。

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2012.10.22

長崎2012(3)~竜馬が行く

長崎2012(2)から続く)

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興福寺の傍から山の上へ延びる「龍馬通り」。

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亀山社中のメンバーが道中ご案内。

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亀山社中の跡。ここまでで登りの半分くらい。

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階段を登りきって車道へ出たところにある小さな龍馬像。龍馬像のある風頭公園まではもうひと頑張り。

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風頭公園に到着。木立に遮られて、高さがある割には眺望はイマイチ。

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浦和の夜明けは近いぜよ・・・

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山を下ったところに亀山社中のカステラ工場跡が(嘘)

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若宮稲荷神社。亀山社中の面々も頻りに参拝していたとか。

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ここにも龍馬像。

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亀山社中跡の近くにある「ぶーつ像」には猫が居ついてしまったのかな?

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坂を下りきると眼鏡橋の架かる中島川へ出てきます。

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ここには幕末明治期の写真家として有名な上野彦馬と龍馬の像が。

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2012.10.21

【観戦記】12年第29節:仙台 3-2 浦和

・戦前予想だにしなかった点の取り合いになりましたが、得点は常に仙台が先行。浦和は2点差を1点差にするのが精一杯で一度も同点に追いつくことなく試合終了。それでも選手はできることを精一杯やった感があり、敗れはしましたが見応えのある試合でした。

・もっとも試合は終始仙台ペース。試合開始早々に浦和が失点したのがその主因で、カウンターが得意な仙台のペースに嵌ってしまいました。

・また仙台は後半に得たカウンターのチャンスをウィルソンが2度きっちり決めたのに対し、浦和はチャンスをマルシオが決められず。そこそこ点が入った割にはどちらもチャンスが多くはなかった試合だと思いますが、決定力の差も勝敗を分ける一因になってしまいました。

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・浦和は後半こそかなり見せ場を作りましたが、返す返すも残念なのが前半の試合内容。立ち上がりの失点は梅崎の裏をサイドに流れてきたウィルソンに突かれ、そこからのクロスを赤嶺がヘッド。クロスの先には赤嶺しかいないのでマークがしっかりついてさえいればさほど危険とは思えない攻撃ですが、坪井が赤嶺のマークを外してしまってはどうにもなりません。ウィルソンに簡単にクロスを上げさせてしまう浦和の守り方も相当アレですが・・・

・その後は仙台の堅守の前に浦和は手も足も出ず。仙台はDFラインを押し上げて陣形をコンパクトに保ちながら前から両FWが浦和最終ライン、特に永田と坪井にプレッシング。

・もっとも仙台は特段浦和対策を講じているわけではなく、普通に4バックで守っているだけなので、浦和は仙台のプレスを交わしてしまえば両WBまでは簡単にボールを運べました。

・ただそこからが手詰まり気味で、ハイクロスはもちろん低いクロスも全部仙台CBに跳ね返されてどうにもならず。柏木にボールが入り、ポポが絡んでマルシオのシュートにまで持っていった場面が一度ありましたが、前半の攻撃で様になったのはそれだけかな?

・この試合、不振の原口に代えて1トップにポポを据えたミシャ。原口と違ってDFライン裏へ飛び出す意識が強いポポですが、前半はそんな場面はほとんどなし。むしろ苦手なポストプレーをこなそうとして仙台DF陣にファウル紛いのプレーで潰され、主審の不安定なジャッジにも苛立ちを露にしてイエローカードをもらう始末。

・主審の不安定さにも参りましたが、それ以上に参ったのがユアスタの芝。観客席から見てもボールがあらぬ方向へバウンドするのがはっきり判るほどで、細かいパスを足元から足元へ繋ぐ浦和の選手はこのピッチに四苦八苦。逆に浦和がトラップミスを犯したのに乗じて仙台がカウンターで縦に早い攻めを仕掛けるのには好都合。

・後半はポポを仙台最終ライン裏に走られるような意図がはっきりと見てとれました。それに伴って仙台の最終ラインが下がり、時間の経過と共に仙台の運動量が落ちてきたことも相まってバイタルエリアも空きがちに。

・そのため前半と違ってサイドから可能性の感じられないクロスを入れて御終いという場面は少なくなり、粘り強い攻めを仕掛けられるようになりましたが、それでも浦和の決定機は僅少。左サイドからのマルシオとの壁パスで槙野がエリア内に飛び出した1点目は見事なものでしたが・・・

・攻勢をかけるも点の遠い浦和を尻目に仙台は単純極まりないカウンターで着々と加点。2点目は浦和右サイドに流れた赤嶺に坪井が振り切られたのが始まりで、あとはリャン→ウィルソンと繋がれ、ウィルソンがニアをぶち抜いてゴール。

・3点目はもっと情けなく、浦和左サイドからの縦ポンに反応した中原に対して阿部が競り負け、こぼれ玉に反応したウィルソンについていた平川は子供のようにあしらわれてジ・エンド。まぁ前がかりになっている中での失点ですからやむを得ない点はありますが・・・・

・浦和は久しぶりにセットプレー(柏木CK→マルシオ)で1点を返したものの、カウンターの絶好機をマルシオが決められずに1点差負け。切り札として投入された原口は全くいいところなく、また野田は仙台相手には実力不足でした。

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-----ポポ-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

得点:64分 槙野、82分 マルシオ

71分 梅崎→宇賀神
72分 坪井→原口
83分 平川→野田

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---赤嶺--ウィルソン--
梁---------太田
---角田--富田---
朴--上本--鎌田-田村
-----林------

得点:2分 赤嶺、62分 ウイルソン、79分 ウイルソン

77分 赤嶺→中原
83分 パク チュソン→内山
88分 太田→関口

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2012.10.20

麺恋処 き楽@新橋

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 新橋駅烏森口から南へ。「愛宕」や「月と鼈」を越えてさらに南へ歩き、塩釜公園の西、セブンイレブンのある角を西へ入る。平日夜に往訪。先客3、後客2。

 外観がおよそラーメン屋らしくなく、おまけに表通りに案内板を出してないため、夜は探すのが結構面倒。

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 券売機で「中華そば(690円)」を注文。中盛まで同料金とのことですが普通で。他に「味噌」「辛味噌担々麺」「つけめん」「味噌つけめん」「辛味噌担々つけめん」など。

 店内は縦長L字型カウンター10席強と、壁沿いに2人掛けテーブル2卓。

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 スープは鰹節がかなり強めにでた動物魚介で、若干トロミあり。出汁、かえしともやや濃い目ではありますが、しょっぱくもなく、くどくもなく、バランスがとれた味わい。

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 麺は心持ち太めのストレート麺でつるつる、もっちりした食感。やや柔らかめですが、コシがしっかりしているのでスープに負けているような感じはせず、絡みも良好。

 チャーシューはやや堅め。他にメンマ、刻みネギ、海苔。

 似たようなものがゴロゴロしているカテゴリーですが、その中でもかなり出来の良いほう。ただ駅から遠くて、しかも判りにくいのが難。

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2012.10.19

【展望】12年第29節仙台戦

・前節は降格が決まったぶっちぎりの最下位札幌相手にホームでまさかの敗戦を喫し、首位広島に追いつくどころか2位仙台にも勝ち点を引き離されてしまった浦和。次節仙台との一戦はその仙台とのアウェーゲーム。

・今年の仙台はまたしても夏場に失速。夏まではぶっちぎりの首位を独走していたのに、18節に広島に首位の座を明け渡して今日に至っています。夏場に角田・富田・上本と故障者が相次いだのも苦戦の一因かと。

・ところが故障者が続々戦線復帰したこともあいまって、9月に入ってやにわに復調し、23節以降4勝2敗。

・次節仙台は右SB菅井が出場停止ですが、前回の対戦では故障などで不在だったウィルソンや上本らを含め、菅井以外の主力は皆そろい踏み。

・前回はホームゲームにも関わらず、カウンターの得意な仙台に対してミシャはかなり慎重な試合運びで臨みましたが、今回はそうも行きません。もっとも最初から前掛かり、リスクしょいまくりではなく、どこで勝負を賭けに行くかという問題になろうかと思いますが。

・天皇杯3回戦でJFLの讃岐にも苦戦。相手の研究が進んで、戦術面では行き詰まりが明らかな浦和ですが、良くも悪くも戦術面では頑固なミシャがこの苦境をどう打破するのか。戦術転換はもちろん幅を広げる風でもない以上、人を代えないと辛いような・・・

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<前節:仙台 2-1 G大阪>

---赤嶺--ウィルソン--
梁---------太田
---角田--富田---
朴--上本--渡辺-菅井
-----林------

得点:76分 リャン、82分 中原

72分:ウィルソン→中原
85分:太田→関口
90+5分:赤嶺→柳沢

・レギュラーCBの鎌田が出場停止で、代わりに渡辺が出場。

・柳沢はコンスタントにベンチ入りしているものの、最後にちょこっと出るか出ないかという程度なので、来年はいよいよ富山に凱旋帰国じゃないかなぁ?

<前回:浦和 0-0 仙台>

---中原--柳沢---
梁---------太田
---角田--富田---
朴--渡辺--鎌田-菅井
-----林------

63分 柳沢→赤嶺
76分 中原→武藤
89分 太田→松下

・共に相手守備陣をこじ開けられずにスコアレスドロー。もっとも仙台はほとんどチャンスらしいチャンスがなかったのに対し、浦和は後半立ち上がりから15分くらいまで猛攻を仕掛け、マルシオや梅崎のシュートが枠に嫌われる場面がありました。

・終盤は焦って先に無理に攻めを仕掛けたほうが負けといった按配。浦和の試合運びはいたって慎重で、我慢に我慢を重ねて見ましたが、ついにチャンスは訪れず。

・ホームで「引き分け已むなし」と見られても仕方がない試合運びに試合後不満を漏らす方も少なかったかと。

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2012.10.18

ねぎし@上野

途中「BSポポ劇場」を2度挟んでいるとはいえ、降格圏にいる相手に埼スタで立て続けに惨敗し、勝った2試合も内容はイマイチとあって、なんとも気勢が上がらない状態で迎えるアウェー仙台戦。

仙台での楽しみといえば牛タン。ただ、毎度毎度仙台で牛タンを食べているので少々食傷気味。今年も冬に一度食っているし・・・

また牛タンは仙台名物とはいえ食材は東北のものでもなんでもないから、復興支援という意味では仙台では三陸産の海産物でも食べたほうがよほど地元に波及効果があるんじゃないかと・・・

っちゅーか、今や牛タンを売り物にしている店が東京にもたくさんあるので、別に仙台で食べなくてもいいんだよなぁ・・・

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と、理屈を一通りこねたところで仙台を血祭りに上げる趣旨で近場で牛タンを食べに行きました。往訪したのは「新宿 ねぎし」の上野駅前店。「ねぎし」は首都圏にしかないチェーン店なので、どうせなら仙台に本店がある「利久」とか「喜助」にすればよかったかなぁ・・・

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「しろ4セット(1580円)」を注文。

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うーん、味わいや噛み応えはまずまずなんですが、仙台のより心持ち小さくて薄いような・・・ もっとも仙台ではいつも「1.5定食」を食べるのでボリュームに差があるように感じるのかもしれませんが。

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2012.10.17

【TV短感】日本 0-4 ブラジル

・序盤から積極的に前に出てコレクティブな攻撃を仕掛ける日本。守備的と評されても仕方がなかったフランス戦と比べて面白い試合にはなりましたが、結果は大敗。

・ブラジル戦といえばでボコボコにやられたあげく、怪我でもないのにGKを替えられる屈辱を受けたW杯ドイツ大会を思い出しますが、結果は似たような大敗とはいえ屈辱的な感じはせず。まぁこのレベルの相手にがっぷり四つで挑もうとしたら、上手くいなされた挙句、要所要所で急所を突かれて「ぐぬぬ・・・」といった感じ。

・もっともブラジルが手を抜いている感じは一切せず、日本がやりやいことをやろうとしたら相手とはとんでもない差があったことを掛け目抜きに実感できた点で有意義な試合でした。国内の親善試合ではこうはいかなかったでしょうなぁ・・・

・従前のブラジル相手の攻撃といえば、何かの拍子にカウンターでポコっと一点取ってしまうパターンしか記憶にありませんが、この試合ではブラジル相手に日本が人数をかけてボールをしっかり繋いで攻めようとした姿が見れただけで感涙もの。ただ相手GKがひやっとするような場面はほとんどなく、前半に本田や長谷部が見せ場を作ったくらい。

・しかも後半投入された乾と酒井宏の出来がさっぱりで、日本の攻撃は完全に尻すぼみ。それどころか集中が切れたのか、お粗末なパスミスを犯して4点目を取られてしまいました。

・日本がやや前目に人数を割いているせいか、バイタルエリアは往々にしてスカスカ。1失点目のミドルシュートはまさにそこを突かれたものでしたし、カウンターを浴びて簡単にフィニッシュに持って行かれることもしばしば。

・ブラジルの緩急の付け具合はもう見事なもの。カウンターの好機を掴んだ際の怒涛の寄せ、日本が帰陣してしまった際にお休みモード、そしてツボに嵌った時のテンポアップ。いやはや90分走り回ることをもって良しとする日本がこのレベルに来るにはどのくらいの時が必要になることやら・・・

・この大敗を受けてザッケローニが次回世界トップレベルの相手とやる際にどのような修正を施してくるかが楽しみに思える一戦でした。

-----本田-----
香川---中村---清武
---遠藤--長谷部--
長友-今野-吉田--内田
-----川島-----

中村→乾
内田→酒井宏
長谷部→細貝
清武→宮市
吉田→栗原

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2012.10.16

長崎2012(2)~寺町ぷらぷら

長崎2012(1)から続く)

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狭い長崎の街をのんびり走るチンチン電車。

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チンチン電車の終点の一つ「正覚寺下」の名前は鉄なら誰でも知っていると思いますが、正覚寺に行ったことがある人は案外少ないかも。

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正覚寺は長崎茂木街道の起点。茂木から先は薩摩藩への海上ルートを形成。

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正覚寺から電停を挟んで反対側に崇福寺。こちらは長崎を代表する観光名所なので見覚えのある方も多いかと。

江戸時代に長崎で貿易を行っていた華僑が創建した中国様式の「唐寺」が長崎にはいくつかあり、崇福寺もその一つ。

崇福寺は福建省出身の華僑の人々が創建したもので「福州寺」とも称されるとか。三門が崇福寺の象徴です。

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第一峰門(国宝)

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大雄宝殿(国宝)。本堂に相当。

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やたらインパクトがある魚板。

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崇福寺を後に山裾を巡るというか谷底を這うような格好で寺町通りをぷらぷら。

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料亭なんかもあったりして。

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我が国最初の黄檗禅宗の唐寺で、中国から招かれた隠元が住職になったことでも知られる興福寺。山門が朱塗りであるため「あか寺」とも呼ばれているとか。また浙江省・江蘇省出身の信徒が多かったため「南京寺」とも。

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大雄宝殿

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旧唐人屋敷門。戦後になって保存のために興福寺境内に移されたもの。

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2012.10.15

長崎2012(1)~長崎ちゃんぽん三昧

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天皇杯3回戦の試合会場は佐賀ですが、残念ながら吉野ヶ里佐賀城は往訪済み。しかもいずれも二度三度行くようなところではないので、試合の前後は長崎で観光。

もっとも長崎へも何度も足を運んでいますが、この街は何度行っても、しかも定番コースを巡るだけでも全然飽きないんですわ、いやホンマ。

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長崎到着早々に訪れたのが新地中華街の「江山楼 中華街本店」。「上ちゃんぽん(1050円)」を注文。メニューを見ると「特上(1575円)」が断然お勧めみたいですが、あんまり具が多すぎるっちゅーのもどうかと。

平日ですが、観光客を中心に店内はほぼ満席。あとでやって来たグループ客は近所の「新館」へ案内するほどの盛況ぶり。もっとも2Fを使っていないからかなぁ?なお接客係の女性は全員和服姿でした。

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スープは鶏がら100%だそうですが、野菜の甘みが相当加わっているのか、ちゃんぽんにしてはかなり甘め。そのため終盤は飽きて胡椒を投入、でもコクのあるスープ自体は美味いので珍しく完飲。麺はやや柔らかめかなと思いましたが、気になるほどではなく。

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翌日訪れたのは中華街北口そばの「会楽園」。カウンターに案内され、早速「特製ちゃんぽん(1200円)」を注文。

こちらも盛況でしたが、どこかの取材が入っていたようで、スタッフが手狭な店内をマイク&カメラ片手にうろうろするので、かなりうっとおしくて残念。しかも取材が終わると店の客は半分くらいになってしまいました。桜疑惑??? また店の雰囲気も観光客向けというよりは地元客もありの普通の中華料理屋に限りなく近い感じ。

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こちらは鶏がら+とんこつのミックスだそうですが、「江山楼」よりは心持ちコクが乏しいかなあ・・・甘めなのは同じですが。麺も一段と柔らかめ。

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そもそも見本(右側)と違いすぎだろう(苦笑)

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この季節に長崎に来るのは初めてでした(いつもシーズンオフの冬やし・・・)が、修学旅行生だらけなんですなぁ・・・ しかも狭い街なのでどこへ行っても修学旅行の大群がウロウロ。でも高校生に新地中華街で昼飯はチト高いやろうな。

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2012.10.14

合羽橋界隈

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かっぱのいる街「合羽橋」。

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通称「かっぱ寺」の境内にいる河童。巨乳の雌はともかく、妙に写実的な雄の下腹部(笑)

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失点はしていないがカウンターのピンチは何度もある一方、攻撃は捗々しくない時の赤者はこんな感じ。

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浅草から流れてくる外国人観光客で賑わうかっぱ橋商店街。"UENO Station?"ってワシに道を聞くな!!! Subwayや、Subway(´・ω・`)

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芝界隈

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震災で折れ曲がった東京タワー先端部の修復工事もいつの間にか終了。秋らしい空が広がっています。

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増上寺のお地蔵さんは実に静かな顔。微笑むでもなく、苦悶するでもなく、まさに今年の赤者そのもの・・・

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ちなみに昨年の赤者はこんな感じ(´・ω・`)

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2012.10.13

【閉店】麺屋 頃場 秋葉原店@末広町

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 銀座線末広町駅4番出口出てすぐ。平日夜に往訪。先客1、後客ゼロ。

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 店外に券売機がありますが、メニューがやたらごてごてあって何が売り物なのか全く判らないので、一番安い「九州らーめん(600円)」を注文。麺は太麺/細麺が選べるので細麺を麺堅めで。

 店内は厨房に沿って縦長I字型カウンター7席と壁沿いに2人掛けテーブル3卓、店奥に4人掛け1卓。カウンターには紅しょうがと高菜を用意。

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 スープは臭みこそ全くないものの、豚骨出汁が意外にもそこそこしっかりしています。ただ全体にしょっぱめで、わずかにマー油を効かせているような。

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 麺はやや細めのストレート麺。堅めで注文したところスープには強すぎで、ざらざら、ぼきぼきした食感を楽しむにはデフォルトで十分。

 具はチャーシュー、きくらげ、刻みネギ。白ゴマが最初からかかっているので、カウンターには置いていないのかな?

 ややしつこいスープにすぐに飽きてしまって、紅しょうがと高菜を投入してはみたものの、これが大失敗。高菜から変な臭気が・・・・

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【TV短感】フランス 0-1 日本 

・前半はフランスの積極的なプレッシングの前に中盤が全く機能せず、サイドからクロス上げられ放題、Ck取られ放題でしたが、両CB&GKの奮闘でなんとか凌いでスコアレス。

・後半フランスのプレッシングが幾分緩んで日本もなんとかパスが回りだし、終盤は長友がサイドを抉って再三チャンスメーク。

・最後に相手CKから日本のカウンターが炸裂し、最後は香川が決めて日本辛勝。ボールを奪ってそのままピッチのど真ん中を突き進む今野の姿には痺れました!MOMは文句なく今野。次いで川島。

・W杯本番なら日本国中で提灯行列ものの大勝利ですが、たとえ親善試合であっても敵地での勝利ですから収穫大。フランスは日本より手数こそ多いものの、決定的なチャンスは案外少なく、その決定機も川島が悉くセーブ。ベンゼマとリベリが揃い踏みしていたら結果は違っていたかもしれませんが、ジルーではどうにもならず。

・親善試合なので結果良ければすべて良しというわけにもいかず。前半の日本の出来は眼を覆わんばかりで、クラブで完全に干されている長谷部のスタメン落ち(=細貝との入れ替え)は時間の問題かと。

・あと高さしか取り柄がないマイクをこのレベルの相手に使うのは無謀でした。前田不在時には本田をCFに転用する事実上のゼロトップがベター。そしてその本田もいないとなると、日本の攻撃は成り立たないことを実感。マイクを引込めて投入したのが高橋となると、寿人は全く使うつもりがないんでしょうなぁ・・・

・エネオスのCMの後に酒井宏を見るを笑いがこみ上げてきます。

-----マイク------
香川---中村---清武
---遠藤--長谷部--
長友-今野-吉田-酒井宏
-----川島-----

得点:88分 香川

62分:長谷部→細貝
62分:中村→乾
85分:酒井→内田
85分:ハーフナー→高橋

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2012.10.12

ごらんアウェー:佐賀2012

今年の天皇杯3回戦の舞台は佐賀総合運動場陸上競技場。ここでサガン鳥栖と対戦するはずだったのにまさかの番狂わせで、対戦相手はカマタマーレ讃岐に。讃岐とやるなら丸亀でええのに・・・・(つД`)

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佐賀陸上は佐賀駅北口から北へほぼ一本道を進むこと約20分くらい。途中コンビニあり。道なりに進むとバックスタンドの真裏に出てきました。

サガン鳥栖はベアスタの芝の養生の関係で佐賀陸上で試合をやることがあるので、また来る機会があるかもしれません。

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メインスタンドは山形とか小瀬とかどこにでもある昔の国体スタジアム風。キャパ的にはJ1規格を優にクリアしている様。

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この日の観客はわずか1600人弱。そのせいかどうかは判りませんが、スタジアムの食事情は実に貧弱。バックスタンドには何もなかったかと思います。天皇杯はいつもこんなもんですが・・・

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一応カラーの電光掲示板付き。

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讃岐サポは芝生席のサイドスタンドに陣取っていましたが・・・

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こちらのサイドスタンドは開放されず・・・

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なぜかバックスタンドに誘導されていました。サイドの芝生席よりはマシとはいえ、バックスタンドもあまり高さがなくて見づらそう。でも試合終了後は「見慣れない角度からの観戦で新鮮だった」という声もちらほら。

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試合開始前には「瀬戸の花嫁」を斉唱。

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2012.10.11

【観戦記】12年天皇杯3回戦:浦和 2-1 讃岐

・前半大苦戦しながら、途中投入の矢島のゴールでなんとか先制。その後追加点はならなかったものの、危なげなく試合を進めてそのまま試合終了と思いきや、なんとなんと88分に同点に追いつかれてしまいました。

・ああ、これで延長戦かとがっくり。うつろな目で試合を眺めていたところ、やはり諦めない男、執念の男ポポが小島の縦ポンに反応。讃岐CBがクリアミスを犯して、ポポがDFライン裏への抜け出しに成功。そのままGKも交わしてロスタイムに讃岐を突き放し、直後に試合終了。

・先の柏戦以上に相手の凡ミスが幸いした格好ですが、ほんのわずかな可能性を信じて走るポポに神様が味方したのでしょう。試合終了後は当然ながらポポ教徒が激増。ポポを讃える声明はBSでも拾われたでしょうか?

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・カップ戦なので結果が全てで、内容をとやかく言われる筋合いはないという考え方もあるでしょうが、それにしてもカテゴリーが2つ下の相手に前半は大苦戦を強いられました。

・讃岐の守備戦術は基本的に札幌と同じ5-4-1の構えで両サイドや中盤のスペースを潰し、浦和が最終ラインにボールを下げた時には機を見て前からプレッシャーをかけに行く格好。ただ札幌より最終ラインの押し上げがより積極的で、前半に限って言えば組織性では札幌を上回っていたように思いました。

・札幌は往々にしてバイタルエリアが空きがちで柏木やマルシオがボールを持って前を向く余裕を与えてくれましたが、前半の讃岐にそのような隙は微塵もありませんでした。従って浦和は両WBにボールを預けてなんとか打開を図ろうとしてはみたものの、そこから中を崩すアイデアがなく、前半は決定機どころかシュートらしいシュートもないまま終了。

・ただ讃岐は時折鋭いカウンターを見せるものの、終始ボールを回されっぱなしなので疲労も顕著。後半は両サイドやバイタルエリアにスペースが出来始め、浦和の攻撃もようやく様になりはじめました。

・浦和の攻撃を一気に活性化させたのはなんといっても途中出場の矢島。それまで相手の5バックに対してこちらも5トップで「惑星直列」のように並んでしまい、ボールを引き出すような動きがあまりありませんでした。ところが、矢島はいったん下がって受けて、捌いて今後は前に飛び出すという一連の動きを執拗に繰り返すことで相手の守備を次第に無力化。守備意識に疑問符が付くのでスタメンでは使いにくいかもしれませんが、ベンチに安心して置ける「攻め駒」であることはこの試合で十二分に証明できたといっていいでしょう。

・槙野のクロスをファーで受けてからの落ち着いた動きには今年の成長が見てとれました。左サイドで矢島が受けて、クロスに柏木が飛び込んだチャンスが決まっていれば文句なかったのですが・・・

・先制した後は久しぶりにベンチ入りした暢久や、大宮戦でミソをつけた小島を試運転。どちらも無難といった感じの出来でしたが、90分を通じてカウンターに対する脆さは変わらず。それでも相手のフィニッシュの精度の低さに助けられてなんとか1-0で逃げ切るかと思いきや、右サイドからの低いクロスがコロコロとゴールマウスに吸い込まれて同点。前にごちゃごちゃ選手がいたので、GK加藤のブラインドになってしまったのかなぁ・・・崩されたわけではないのになぜか点を取られてしまう、フットボールにありがちな失点。もっとヤバい場面がそれまで何回もあったので、その報いといってしまえばそれまでですが。

・不恰好な試合でしたが、なんだかんだいっても最後はポポが決めて万々歳。ポーポー、ポーポー∩( ・ω・)∩ 

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-----原口-----
--ポポ----梅崎--
宇賀神-柏木-啓太-平川
-槙野--永田--阿部-
-----加藤-----

得点:75分 矢島、90+3分 ポポ

60分 梅崎→矢島
73分 原口→暢久(ポポが1トップ、柏木2列目、暢久ボランチ)
82分 啓太→小島

(終了時)

-----ポポ-----
--矢島----柏木--
宇賀神-暢久-小島-平川
-槙野--永田--阿部-
-----加藤-----

・いつものメンバーからマルシオと坪井を外して讃岐戦に臨みましたが、残念ながらスタメン組に収穫なし。柏木は攻撃時の4-1-5の「1」になるにはプレーが軽すぎで、往々にして危険な位置でボールを失いがち。啓太や阿部の代わりは案外いないのを再確認。

・右CBに下がった阿部もお疲れのためか精彩を欠いて、前半は2度右サイドを深く抉られてしまいました。

・この試合でもっともがっかりさせられたのは原口。全くと言ってもいいほど何もできず、交代を告げられる直前の絶好機もシュートは枠外。ミシャがどこまで原口の可能性に賭けているのか判りませんが、必勝を期すべき次節仙台戦で原口がポポにスタメンの座を奪われても何の不思議もありません。

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2012.10.10

打倒、カマタマーレ讃岐!

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「釜玉うどん・並(330円)」。明日の天皇杯3回戦でカマタマーレを血祭りに上げたいならこれしかないでしょう!

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助っ人に野菜天ぷら(130円)をつけてみました。

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釜玉にはこちらのだし醤油で。

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先月近所に出来た丸亀製麺にて。

まだ昼飯を食ってない人は、近所のうどんチェーン店へGoやで! ワンコインでカマタマーレを打倒できるぞ!!!

でも、個人的にはここのは麺・だし醤油ともイマイチでした。

普段は「ぶっかけ」か「生醤油」で、釜玉なんてまず食べないしなぁ・・・

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2012.10.09

吉田うどん2012(下)~白須うどん

吉田うどん2012(上)から続く)

 一軒で吉田うどんを語るのは申し訳ないので、「麺許皆伝」の比較的近くにある「白須うどん」を往訪。富士見バイパス沿いに店を構えており、富士山駅からは1km強あります。

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 こちらは「麺許皆伝」以上に飾り気がなく、看板どころか暖簾もない、どう見てもただの民家。

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 店内もただの民家で、二部屋+縁側を客席用に開放しているだけといった風情。往訪時はほぼ満席で席を見つけるのにも難儀しましたが、往訪時がピークだったようで、食べ終わることには続々客がいなくなって、残ったのは地元客一人だけに。

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 店内に仏壇。合掌。

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 この店は讃岐の製麺所横で食べるうどんと似ています。メニューは「あったかりの(かけ)」と「つめたいの(つけ)」しかなく、共に350円。あとは煮玉子とごぼうがあるだけ。「つめたいの」と「煮玉子(60円)」を注文。代金は後払いで空どんぶりと引き換えだが、煮玉子やごぼうだけは先払いという不思議なシステム。

 厨房が丸見えで、オヤジが麺を茹で、オカンがつゆを仕込み、息子がキャベツを刻み、その嫁が盛り付けと会計をやっているという、まさに一家総出の家内制手工業風。

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 手打ち感丸出しの極端に不ぞろいな麺が特徴的。一般的なうどんよりは遥かに堅いけれども食べづらいほどではなく、これなら年寄りでも安心。

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 一方つけ汁は極端にあっさりかつ淡白。キャベツを入れるとさすがにあっさりしすぎてしんどいので、辛味噌を適宜投入すると多少食べやすくはなりますが、それでも物足りなさは否めず。前回「桜井うどん」を食べたときにも感じましたが、吉田のうどんは麺は全国レベルは反面、つけ汁に改善の余地が大きいように思います。総じて素朴な味と考えるか、古いと考えるかちょっと微妙なところ・・・

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2012.10.08

【閉店】豚骨醤油ラーメン 太善@秋葉原

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 秋葉原駅昭和通り口から昭和通りを渡ってすぐ。隣に「富士そば」。平日夜に往訪。先客3。その後続々客がやってきて1Fはすぐに満席になり、2Fへ案内。

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 店内のタッチパネル式券売機で「ラーメン(720円)」を注文。大盛り同値段、無料のライスサービスありとのことですが、共に辞退。

 「豚骨醤油ラーメン」を掲げているので家系の店かと思ったのですが、麺の固さ・脂の量などを調整できる旨の表示はなし。但し、注文をつけている後客もいたので全く調整が効かないわけでもなさそう。

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 「1F 7席 2F 8席」と大書してありますが、1Fは椅子の間隔が狭く、しかも店奥に券売機を置いた関係で客の出入りが頻繁なため、事実上6席しか使い物になりません。

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 卓上にはしば漬け、味が濃くなるタレ、おろしニンニク、辛味ダレ

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 海苔が小さかったり、ほうれん草がない代わりにきくらげが入っていたりと、ビジュアルは家系と全く違っています。またスープに豚骨がしっかり効いていて、しかもかなりしょっぱいあたりはかろうじて家系に似ていますが、香味野菜を多用しているせいか、味わいはだいぶ違います。

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 麺は「麺の麻生」製で平たい縮れ太麺。デフォルトでも堅めでスープには良く合っています。

 チャーシューは小ぶりながらまずまずの味わい。

 サービスライス付きだとコストパフォーマンスも良く、総じてまぁまぁかなと思いますが、コストパフォーマンスだけを考えればさらにバリューがある店だらけの界隈ではどうかなぁ・・・

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【観戦記】12年第13節:浦和L 3-4 新潟L

・最後は随分と派手なスコアになりましたが、見応えがあったのは藤田が投入されてからの15分くらいだけ。それまでは攻撃は完全に手詰まり & 最終ラインは終始ヒヤヒヤもの。

・それでも立ち上がりは悪くなく、庭田FK→高畑ヘッドで先制すらしているのですが、岸川が自陣エリア内でミスを犯してやらずもがなの失点を喫してから急激にチームがおかしくなってしまいました。

・このチームが4-1-2-3をやるようになって2試合目の観戦ですが、現状ではカウンターの上手い相手にはどうにもなりませんなぁ・・・ 後方の4人(山郷・矢野・高畑・岸川)は揃いも揃ってビルドアップに難があり、新潟のプレスを上手く交わせずに往々にしてカウンターの引き金に。

・また猶本へ縦パスを出したところで、新潟が人数をかけて積極的に潰しにかかるため、これまたどうにもならず。猶本が密集を上手く抜けるだけのスキルを身につければいいのですが・・・

・後方からの縦ポンで荒川を新潟DFライン裏に走らせても、荒川にスピードがないのでなかなかシュートに持ち込めず。立ち上がりに土橋→荒川のビッグチャンスがありました(シュートはバー直撃)が、荒川がDFライン裏に抜けるパターンで様になったのはそれだけ。

・この4-1-2-3はWG適性のある後藤を最大限生かすシステムとしか考えられないのですが、その後藤がこの日は大不振。結局浦和の攻撃は前半土橋のオーバーラップを生かすパターンに終始し、土橋が疲れた後半は完全に手詰まりに。得点力のある吉良が土橋を引き出すべく中盤でのボール捌きに終始しているってどう考えても変ですわ・・・

・1-2のまま、あるいはさらにカウンターで失点してそのまま試合終了になりでもしたら絶望感しか残らなかったでしょうが、藤田投入後にちょっとだけ光明を見出せたのがこの試合の収穫。それまで攻撃はどうしても荒川のキープ力に頼ってしまいがちで、しかも何も起こらないという惨事だったのが、藤田投入で浦和の選手達が堰を切ったように動き出しました。

・得点はいずれも途中から右WGに回った柴田のクロスから。ちびっこの藤田がヘッドで得点するのには驚きましたが、ペッカーまがいの窒息しそうなサッカーではなく、こんな流動的なサッカー、相手が捕まえにくいサッカーを見たかったんだよなぁ・・・

・ただ最終ラインの不安定さと寄せの甘さは最後までどうにもならず。柴田を入れるのに高畑を下げたのはどう見ても失敗で、もともと不安定だった最終ラインに自分で火をつけたようなものかと。猶本アンカーは自殺行為以外の何者でもないでしょう・・・・

後藤---荒川---吉良
---猶本--庭田---
-----岸川-----
堂園-矢野--高畑-土橋
-----山郷-----

得点:10分 高畑、79分 藤田、86分 後藤

HT:堂園→齋藤
65分:高畑→柴田
77分:荒川→藤田

3人交代後はこんな感じ。

後藤---吉良---柴田
---藤田--庭田---
-----猶本-----
齋藤-矢野--岸川-土橋
-----山郷-----

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2012.10.07

田中そば店@六町

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 一応つくばエクスプレス「六町」駅が最寄ですがかなり遠く、六町と竹ノ塚駅の中間。日曜昼に往訪。先客3、後客5。

 秋葉原店で「中華そば」を試食済みなので、今回は「山形辛味噌(850円)」を注文。

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 店内は厨房に向かってI字型カウンター7席と壁際に4人掛けテーブル3卓。カウンターにはスパムおにぎり。隣の餃子屋は経営主体が同じなのか、餃子を頼むと隣から運ばれてきます。

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 丼から溢れんばかりのスープ。辛味噌の赤と青海苔の緑が映える、赤湯の「龍上海」と良く似た外観。赤味噌を溶かす前にベースとなるスープを味わってみましたが、豚骨主体に動物系の出汁が良く効いた甘めの味わい。しかも脂も多くてかなりこってり。これにちびちびと赤味噌を溶かしてゆくとピリ辛風味、そしてにんにくが加わって味に深みが増してきます。ただ全部溶かし終わっても辛さはさほどのことはありません。

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 麺は太目の平打ち縮れ麺。つるつる、もちもちした食感といい、スープの絡み具合といい、申し分なし。

 チャーシューはやや脂身が多目ながら脂臭くならないぎりぎりの範囲内で、とろっとした味わい。全体がややしつこい味わいなので、メンマや刻みネギが良い箸休めになります。

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 近所にある博多豚骨の「田中商店」。こちらは夜しか営業していないので非常にハードルが高いんですなぁ・・・・

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【観戦記】12年第28節:浦和 1-2 札幌

・既に降格の決まっている札幌にホームで敗戦。G大阪戦と違ってそれなりにチャンスはあり、前半に原口なりマルシオなりがチャンスをものにしていれば文句なく勝てた試合でしたし、先制された後も粘り強く闘っていれば引き分けにはできた試合だったと思います。

・ただ非常に残念なことに失点してから急激にチーム内に焦りが蔓延。ミシャの不可解な選手交代とも相まって、ドタバタ劇を繰り返しては危険な位置でミスを連発し、カウンターを喰らいまくる姿はG大阪戦と何の変わりもありませんでした。3点、4点と失っていても何ら不思議はない惨状で、よく2失点で済んだものだと変な意味で感心させられました。監督も選手も「敗戦後の成長」をよく口にしますが、この試合に関して言えばG大阪戦の惨敗の教訓を生かしているようには見えませんでした。

20121006008

・浦和は横浜M戦以降4試合連続(天皇杯鹿児島戦を含めれば5試合連続)で先制点を奪われています。しかし、全ての試合で失点後にドタバタしたわけではなく、横浜M戦や柏戦ではしっかり建て直して逆転勝ちに成功しています。それがG大阪や札幌相手になんで出来ないのか? この辺は邪推、妄想になってしまいますが、なんだかんだといっても「降格圏にいるチームに負けるわけがない」という妙な思い込み、油断が仇となっているように思えてなりません。

・あと、どの試合からかなぁ、監督や選手たちから優勝を意識したようなコメントが出てきだしたのは。私はこれに強い違和感をもっています。そりゃ今年は例年以上に大混戦で、その中で幸運にも3位にいてリーグ戦も終盤に来て優勝を意識するなというほうが無理があるでしょうけど、昨年残留争いを演じていたチームが監督を代え、戦術を一変してわずか1年で優勝を狙うなんておこがましいにもほどがあります。この試合なんて優勝というはるか先の目標を見ながら進んでいたら足元のドブに嵌って、しかも顔からこけたようなもんでしょう。

・夏の移籍期間に補強なし。フロントと監督の合意の上でそう決めたのですからそれに異を唱えるつもりは毛頭ありませんが、私はこれを「今年は固定された面子でのチーム作りが優先で、積極的に優勝だとかACL圏入りとかは狙わない」趣旨だと受け取りました。もしフロントや監督が本気で「この面子のままで優勝が狙える」と思ったのであれば、その算段は大甘もいいところ。現在の広島と浦和の差は、端的に言ってしまえば原口と寿人の差で、チャンスを確実に生かしてくれる点取り屋なしに優勝もへったくれもないような・・・

・また相手が5バックで構えて、サイドに蓋をされた場合の攻め手の乏しさも相変わらず。札幌戦に関して言えばチャンスはあるにはあったのでまだマシなんでしょうけど、負けパターン、勝てないパターンが決まりきっているようでは、戦術研究の盛んなJリーグで頂点に立つのは難しいと思います。

・些か悲観論に走りすぎたかもしれませんが、残り6試合は広島や仙台との勝ち点差なんて意識せずに一戦一戦目の前の相手を叩き潰す。武運拙く勝ち点3を逃したとしても、昨日より今日、今日より明日は良いと思えるような試合をやっていただければ個人的にはそれで満足です。

20121006010

-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

得点:86分 梅崎

55分 平川→宇賀神
55分 啓太→ポポ

-----原口-----
--丸塩----ポポ--
宇賀神-柏木-阿部-梅崎
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

89分 坪井→矢島(阿部がCBに下がったのは判ったが矢島の位置は不明のまま試合終了)

・スタメンは前節出場停止だった啓太が戻っていつもの面々。いきなり宇賀神スタメン&柏木ボランチだと、ベンチにいる攻撃的な選手がポポと矢島だけになってしまうので、啓太スタメンはベターな選択でしょう。

・前節前半で交代を命ぜられた原口がスタメン起用されたのはやや意外。柏戦よりはかなりマシな出来でしたが、前半2度あった決定機を決められず。後半はほとんど前を向かせてもらえず。

・この試合を通じて気になったのは阿部に凡ミスが目立つこと。冬に浦和へ戻ってきて、そのままオフなしに闘っている無理が祟りだしたのかなぁ・・・

・古田に簡単に振り切られる永田もアレだが、慌てて飛び込んで古田にあっさり交わされる槙野はCBとしてちょっとなぁ・・・・

・ミシャの2枚替えはいったい何だったんだろう? 梅崎の右WBっていつ以来かなぁ・・・ 左の宇賀神共々、敵陣にスペースがない状態で全く機能しませんでした。

20121006014

---岡本--内村---
-----古田-----
岩沼-河合--山本--前
-奈良--宮澤--櫛引-
-----高原-----

もっとも5-4-1になっている時間がほとんどでしたが。

-----内村-----
------------
岡本-河合--山本-古田
岩沼-奈良-宮澤-櫛引前
-----高原-----

得点:50分 古田、74分 古田
 
75分 内村 圭宏→砂川 誠
82分 岡本 賢明→大島 秀夫
90分 河合 竜二→芳賀 博信

・札幌は5バックで両サイドにフタをすると共に、浦和の最終ラインに猛烈なプレスをかけてのショートカウンター狙い。

・ただ前からプレスをかけても最終ラインの押上げが遅いので、プレスを交わされると往々にしてバイタルエリアが空きがち(特に前半)。またせっかくカウンターでチャンスを作っても決定力に乏しく、逆にカウンターを食らってしまうこともしばしば。9人できっちり守られると攻め手がない浦和はカウンターのチャンスを生かしたかったのですが、後半そのチャンスでマルシオが痛恨のシュートミス。

・さらに終盤は当然ながらバテバテになってしまい、浦和は先制されても慌てずにチャンスを窺っていれば少なくともドローで終えられたのではないかと思うのですが、2失点目が余計でした。

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2012.10.06

仁@本郷3丁目

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 丸の内線本郷三丁目駅から本郷通りを南へ。最初の信号のある交差点を渡って、本郷通りから「魚民」のある角で1本西側に入る。平日夜に往訪。

 店内の券売機で「醤油らーめん(700円)」を注文。他に「塩らーめん」。

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 入店してからしばらく経って気づいたのですが、店主のお友達と思しきご一行が三々五々集まってくる仲間を一杯飲みながらわいわいがやがや待ち合わせしていて、事実上貸しきり状態。夜は「飲めるらーめん屋」を標榜しているのでそういう使われ方をしても変ではないのですが、らーめんだけを食いにきた身にとっては最悪の環境でした。

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 店内は厨房に向かって縦長I字型カウンター7席と壁沿いに2人掛けテーブル3卓。

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 やたら深い丼で出てきましたが、少量の麺とスープが底に溜まっているようにしか見えず、しかも食べにくい。

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 スープは鶏清湯ベースの魚介交じりだそうですが、出汁自体ははっきりしているものの全体に淡白すぎて美味いとは感じず。無化調をウリにしたのはいいものの、化調とは違った旨味を出せるには至っていない感じ。

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 スープに合わせて極細縮れ麺を使用してみたものの、意外にもざらざらぽきぽきした堅めの茹で上がりで、スープに対して明らかに強すぎ。スープがまともだったら美味そうな麺なんですが・・・

 具は刻みネギ、穂先メンマ、チャーシュー。

 スープを飲む分にはそこそこ美味いと感じるんですが、麺と合わせるにはちょっとどうかなぁ・・・

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2012.10.05

【閉店】つけ麺 極熱@神保町

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 神保町駅A7出口からすずらん通りを東へ。書泉グランデの裏近く。平日夕方に往訪。先客1、後客1。屋号は「きわねつ」と読むようです。

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 屋号や壁に記された能書きからすればつけ麺メインの店であることは明らかですが、店内の券売機で「らーめん(630円)」を注文。

 店内は都心店には珍しくテーブル席主体で4人掛けテーブルが5卓と、厨房に向かってI字型カウンター7席。しかもテーブルの間隔がやたらゆったりしています。

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 店先の看板には「鶏と煮干しの京風スープ」とありますが、スープは鶏のベースが弱く、総じて魚粉頼みのなんとやらみたいな。そもそもどこが「京風」なのかも謎。ベースが弱いせいか、柚子の酸味が悪い意味で際立っています。

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 麺は並太の緩い縮れ麺で麺自体は悪くありませんが、水切りが甘いのかスープの絡みが弱い上に、少々玉になって食べにくいのが難。

 チャーシューは2枚入っていますが、いずれも旨味に乏しい。他に海苔、かいわれ大根、メンマ、刻みネギ。

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【展望】12年第28節札幌戦

・降格圏を彷徨うG大阪にホームでまさかまさかの夢スコアを食らった浦和。続く柏戦では試合終了間際にポポが執念で勝ち点3をもぎ取って、一応悪い流れは断ち切ったものの、相手の研究が進んだこともあって試合内容そのものは褒められたものではなく、まだまだ浦和にとって試練の日々が続きそう。

・次の相手は前節早々と降格が確定した札幌。喩えではなく、実態として「お前はもう死んでいる byエメルソン」になってしまった札幌です。その弱さは尋常ではなく、27試合を終えて勝ち点わずか10(3勝1分け23敗)。昨年J1で辛酸を嘗めつくした盟主福岡ですら同時点で勝ち点15あったことを考えると、まさにJリーグ史上に残る記録的な弱さです。

・開幕戦で勝ち点1を得たのが効いて、札幌が最下位に転落したのは意外に遅くて第6節。ただそこから一度も浮上することなく、ぶっちぎりで降格してしまいました。

・残留を争う他チームは「結果の出ない監督をズルズル引っ張ると昨年の浦和みたいになるぞ!」とばかりに危機感を顕にして監督の首を飛ばしまくりましたが、札幌は文字通り石崎監督と心中。

・降格に至るまで札幌は全く何もやらなかったわけではなく、夏の移籍期間に外国人選手を一気に3人入れ替える大勝負に出ました。その直後に名古屋&仙台を破る快挙を見せ、補強の効果ありと思ったのもつかの間、22節から怒涛の6連敗。やっぱ連れてくるならレアンドロ級じゃないとどうしようもなかったようで・・・

・降格が決まった相手との対戦とはいえ、07年最終節横浜FC戦の悲劇を改めて引き合いに出すまでもなく、簡単に勝てるだろうと勝手に思い込むのは禁物。なにせ同じく降格圏にいるG大阪に惨敗したばかりですし、残留争いを繰り広げている新潟、大宮、C大阪相手には今年勝っていません。

・G大阪戦同様、柏戦でも右サイドから似たような形で決定機を作られてしまい、守備面の不安を隠しきれない浦和。ぽこっと先制点を取られて、そのまま引き籠る相手を崩しきれずにジ・エンドという展開も十分ありえます。

・啓太が出場停止から戻ってくるので、宇賀神がサブに回っていつもの面子でのスタートになるのでしょうが、厄介なのは原口の扱い。前節原口の出来があんまりで、ミシャは前半半ばにしてポポを投入。ポポもポストプレーは上手いとは言い難いのですが、終始動き回る分相手がマークしづらいのと、いったんボールを失いかかってもなんとか取り戻して結果的にボールを保持できる分、今の原口よりはだいぶマシかなという出来でした。

・ポポがゲームメイクにそれなりの活躍を見せただけではなく、劇的なゴールを決めたとなってはスタメンがポポに代わると考えるのが普通だと思います。

・一方、早々と交代を告げられたベンチで大荒れだった原口はその後監督やチームメイトに謝罪の弁を述べたそうですが、そんな言葉よりも次に与えられたチャンスで「どうだ!」といわんばかりの圧倒的なパフォーマンスを見せることで信頼を回復するのが先決であり、それで十分でしょう。

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<前節:川崎 1-0 札幌>

---内村--岡本---
-----ハモン-----
岩沼-河合--山本-古田
--金--宮澤--ノース-
-----高原-----

HT:金→櫛引
61分:内村→上原
80分:岡本→榊

・この試合は高木純が出場停止。

・いつの間にか札幌は3バックに転換。自然体でも守備時には5バックになってサイドのスペースがなくなり、浦和が苦手な形になると思われます。

・川崎の大攻勢によく耐えていたようですが、最後はレナトの個人技に屈して失点。

<前回:札幌 1-2 浦和>

-----前田-----
岡本---内村---近藤
---河合--山本---
岩沼-奈良-ノース-高木純
-----李------

得点:32分 山本真

69分:内村→キリノ
71分:近藤→榊
75分:前田→大島

・CKからのサインプレーでどフリーの山本真希にミドルシュートを叩き込まれて先制されたものの、前半終了間際に平川→柏木で同点。さらに後半柏木のFKで逆転。

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2012.10.04

【閉店】麺や 一期一会@淡路町

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 丸の内線淡路町駅A4出口から南へ2ブロックほど下がる。外堀通りから一本西へ入る。近くに「味噌の章」あり。平日夜に往訪。先客2、後客1。

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 店外のメニューを見て、先頭の「醤油ラーメン(650円)」を注文。他に「麦味噌」「広東めん」などがありますが、「醤油ラーメン」との価格差がかなり大きいのが気になります。後払い制。

 店内は厨房に向かって横長カウンター5席と4人掛けテーブルが2卓。割りとゆったりしたレイアウト。

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 大きめの丼にたっぷり注がれたスープ。見た目どおり、鶏がら清湯ベースでやや醤油が立った古典的な醤油ラーメンのスープそのもの。表面の脂も程よい感じ。

 麺は菅野製麺所製で並堅&細めの縮れ麺。スープとの相性は文句なし。

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 値段の割にはチャーシューの肉質がしっかりしています。他にほうれん草、メンマ、ナルト、刻みネギ、海苔。

 古典的でありながら、美味いラーメンを出す先はありそうでないもの。飽きが来ないので近隣のサラリーマン相手に細く長く商売を続けるにはこのタイプが最適なのかも。もっとも場所的には純然たるラーメン屋ではなく、居酒屋としても使い勝手がある店のほうが良い気がしますが。

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2012.10.03

超ごってり麺 ごっつ@亀戸

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 亀戸駅を南へ出て京葉道路に架かる歩道橋を渡り、交差点南西角付近。隣に「餃子の王将」あり。平日夕方に往訪。先客4、後客2。秋葉原に出来た2号店へ行く予定だったところ、それより先に亀戸の本店へ行く機会が出来た次第。

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 背脂ドロドロで有名な店で、店内の券売機で「しょう油ラーメン(680円)」を注文。背脂の量は「普通」で。他に「みそ」や「つけ麺」も。

 店内はかなり縦長のL字型カウンター15席強。席間はわりとゆったりしています。

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 背脂以前に刻みネギがどっさり載っているのに意表を突かれました。その背後に茹でモヤシが隠れています。ネギやチャーシューが丼を覆っていることもあって、外見的には背脂はそれほど目立たず。

 ただいざ食べるとなると背脂の量は相当なもの。これで「背脂多め」にしたらもはや食べ物と呼べるのかどうか・・・とんこつベースのスープは太麺に合うように濃い目に作ってあるとのことですが、ネギやモヤシなどを麺に絡めながら食べる分にはしょっぱさや脂っぽさはさほど感じず、美味しく食べられます。たださすがに飲むのは無理。また麺&野菜の量が多いので、どうしても終盤は飽きが来てしまいます。

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 菅野製麺所製の麺は平打ちっぽい太麺縮れ入り。つるつる、もっちりした食感で、「ごってり麺」という語感から来る力強さはありません。このスープに合わせるなら「麺堅め」のオプションがあってもよさそう。

 チャーシューはすぐに崩れてぐだぐだになってしまい、いとも簡単にスープに埋没。外見ほどには存在感がなくがっかり。

 面白い逸品ですが、どう見ても体に悪いのでたまに食べるだけで十分でしょう。

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2012.10.02

【閉店】麺家 一なり@新橋

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 新橋駅烏森口からガード沿いに南へ。「せいべえ」の向かい、「北斗」の先の路地を右斜めに入る。平日夕に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 家系の店で「濃厚豚骨醤油(650円)」を麺堅めで注文。「肉ラーメン」はともかく「茎ワカメ」はちょっと珍しいメニュー。

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 店内は厨房を囲んでL字型カウンター8席と壁沿いにカウンター4席。厨房内には店主一人。

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 スープは豚骨出汁がしっかり出ていて「濃厚」の名に恥じない出来ですが、かえしもやや強め。店主が「しょっぱかったら言ってください」と一声かけていたのも判ります。脂もやや多め。

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 麺は一応太麺の範囲内ですが、平打ちっぽいこともあって一般的な家系の麺よりはかなり細く感じますし、また極端に短い気がしました。そのためか、堅めで頼むとあっという間に出てきます。量もやや少なめでしょうか。

 ほうれん草がやや多め。チャーシューは薄くて、しかも堅いのは残念。他に海苔3枚、刻みネギ。

 後半は卓上のハーブにんにく(臭みが3時間くらいで抜けるとのこと)と豆板醤を投入してみましたが、豆板醤はもともとしょっぱめだったスープが一段としょっぱくなって失敗でした。

 駅から非常に近く、しかも値段の割には上出来だと思います。

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2012.10.01

吉田うどん2012(上)~麺許皆伝@富士山

 麺がとんでもなく硬いことで知られる「吉田うどん」を久しぶりに食べたくなって、ちょっとでかけてみました。

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大月から全身になんとも奇怪なイラストをまとった「フジサン特急」に乗車。今回の旅行の目的は、うどん以上にこれなんですが(苦笑)

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「富士吉田駅」改め「富士山駅」になってから初めて下車。ここに来るのは4年ぶり

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 最初に訪れたのは吉田中学校の近くにある「麺許皆伝」。11時の開店に合わせて訪れたところ、開店待ち客がすでに6人。開店15分もすると大方のテーブルは埋まってしまい、相席を好まない客が10人強ほど玄関先や店外で行列。プレハブ然とした全く飾り気のない外観です。

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 早速「冷やしうどん(400円)」を注文。キャベツかワカメかを選べるとのことなので、当然キャベツで。なお「「冷やしうどん」は麺もスープも冷たく、それとは別に麺は冷たいがスープは温かい「つけうどん」もあり、こちらのほうが吉田では伝統的。もちろん「温かいうどん」もあり、値段は「温かい」→「つけ」→「冷やし」の順に50円アップ。

 店内は広大な小上がりに4人掛けテーブルが9卓。入口近くに5人掛けカウンター。

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 伝票と筆記用具がカウンターやテーブルに置いてあり、常連さんは自分で記入して注文していました。天かす取り放題なのは関西風。もっとも天かすを「たぬき」と称して金を取るほうがどうかしていると常々思いますが( ゚Д゚)ゴルァ

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 満を持して登場。極太の麺は相変わらず強烈に硬く、年寄りにはしんどいような気がしてなりませんが、老若男女それぞれに満足げ。大根おろしとわさびをちびちび溶かしながら、ぐいぐいと食べ進みます。

 具のキャベツと刻みネギだけだとちょっとあっさりしすぎなので、天かすを適当に加えて脂を出すとコクが加わってますますよろし。ただあんまり天かすを入れるとフツーの「冷やしたぬきうどん」の麺を変えただけになってしますので注意。

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