吉田うどん2012(上)~麺許皆伝@富士山
麺がとんでもなく硬いことで知られる「吉田うどん」を久しぶりに食べたくなって、ちょっとでかけてみました。
大月から全身になんとも奇怪なイラストをまとった「フジサン特急」に乗車。今回の旅行の目的は、うどん以上にこれなんですが(苦笑)
「富士吉田駅」改め「富士山駅」になってから初めて下車。ここに来るのは4年ぶり。
最初に訪れたのは吉田中学校の近くにある「麺許皆伝」。11時の開店に合わせて訪れたところ、開店待ち客がすでに6人。開店15分もすると大方のテーブルは埋まってしまい、相席を好まない客が10人強ほど玄関先や店外で行列。プレハブ然とした全く飾り気のない外観です。
早速「冷やしうどん(400円)」を注文。キャベツかワカメかを選べるとのことなので、当然キャベツで。なお「「冷やしうどん」は麺もスープも冷たく、それとは別に麺は冷たいがスープは温かい「つけうどん」もあり、こちらのほうが吉田では伝統的。もちろん「温かいうどん」もあり、値段は「温かい」→「つけ」→「冷やし」の順に50円アップ。
店内は広大な小上がりに4人掛けテーブルが9卓。入口近くに5人掛けカウンター。
伝票と筆記用具がカウンターやテーブルに置いてあり、常連さんは自分で記入して注文していました。天かす取り放題なのは関西風。もっとも天かすを「たぬき」と称して金を取るほうがどうかしていると常々思いますが( ゚Д゚)ゴルァ
満を持して登場。極太の麺は相変わらず強烈に硬く、年寄りにはしんどいような気がしてなりませんが、老若男女それぞれに満足げ。大根おろしとわさびをちびちび溶かしながら、ぐいぐいと食べ進みます。
具のキャベツと刻みネギだけだとちょっとあっさりしすぎなので、天かすを適当に加えて脂を出すとコクが加わってますますよろし。ただあんまり天かすを入れるとフツーの「冷やしたぬきうどん」の麺を変えただけになってしますので注意。
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