【展望】12年第29節仙台戦
・前節は降格が決まったぶっちぎりの最下位札幌相手にホームでまさかの敗戦を喫し、首位広島に追いつくどころか2位仙台にも勝ち点を引き離されてしまった浦和。次節仙台との一戦はその仙台とのアウェーゲーム。
・今年の仙台はまたしても夏場に失速。夏まではぶっちぎりの首位を独走していたのに、18節に広島に首位の座を明け渡して今日に至っています。夏場に角田・富田・上本と故障者が相次いだのも苦戦の一因かと。
・ところが故障者が続々戦線復帰したこともあいまって、9月に入ってやにわに復調し、23節以降4勝2敗。
・次節仙台は右SB菅井が出場停止ですが、前回の対戦では故障などで不在だったウィルソンや上本らを含め、菅井以外の主力は皆そろい踏み。
・前回はホームゲームにも関わらず、カウンターの得意な仙台に対してミシャはかなり慎重な試合運びで臨みましたが、今回はそうも行きません。もっとも最初から前掛かり、リスクしょいまくりではなく、どこで勝負を賭けに行くかという問題になろうかと思いますが。
・天皇杯3回戦でJFLの讃岐にも苦戦。相手の研究が進んで、戦術面では行き詰まりが明らかな浦和ですが、良くも悪くも戦術面では頑固なミシャがこの苦境をどう打破するのか。戦術転換はもちろん幅を広げる風でもない以上、人を代えないと辛いような・・・
---------------------------------------
<前節:仙台 2-1 G大阪>
---赤嶺--ウィルソン--
梁---------太田
---角田--富田---
朴--上本--渡辺-菅井
-----林------
得点:76分 リャン、82分 中原
72分:ウィルソン→中原
85分:太田→関口
90+5分:赤嶺→柳沢
・レギュラーCBの鎌田が出場停止で、代わりに渡辺が出場。
・柳沢はコンスタントにベンチ入りしているものの、最後にちょこっと出るか出ないかという程度なので、来年はいよいよ富山に凱旋帰国じゃないかなぁ?
<前回:浦和 0-0 仙台>
---中原--柳沢---
梁---------太田
---角田--富田---
朴--渡辺--鎌田-菅井
-----林------
63分 柳沢→赤嶺
76分 中原→武藤
89分 太田→松下
・共に相手守備陣をこじ開けられずにスコアレスドロー。もっとも仙台はほとんどチャンスらしいチャンスがなかったのに対し、浦和は後半立ち上がりから15分くらいまで猛攻を仕掛け、マルシオや梅崎のシュートが枠に嫌われる場面がありました。
・終盤は焦って先に無理に攻めを仕掛けたほうが負けといった按配。浦和の試合運びはいたって慎重で、我慢に我慢を重ねて見ましたが、ついにチャンスは訪れず。
・ホームで「引き分け已むなし」と見られても仕方がない試合運びに試合後不満を漏らす方も少なかったかと。
| 固定リンク