ごらんアウェー:仙台2012(6・完)~毛越寺
(仙台2012(5)から続く)
平泉観光の最後は毛越寺へ。毛越寺の手前に「観自在王院跡」。藤原氏第二代基衡の妻によって建立されたと伝えられています。
敷地の北側には大小2棟の阿弥陀堂が建っていたそうですが、現在は建造物は一切なし。発掘調査&復元整備されて史跡公園になっています。
毛越寺。こちらはは奥州藤原氏第二代藤原基衡夫妻、および第三代藤原秀衡によって壮大な伽藍を建立。
もっとも相次いだ火災により当時の建物は残っておらず、現存する常行堂も江戸中期のもの。
本堂にいたっては平成元年の再建。
従って毛越寺に行っても広大な庭園を散策しにゆくようなもので、中尊寺と比べると個人的にはイマイチ面白みに欠けるというか、ありがたみが少ないような気がします。遺跡が良好に保存されているため、歴史的価値は非常に高いのは確かなんですが。
「曲水の宴」はここで再現。
震災で「池中立石」が傾いていしまったとのこと。庭園屈指の見どころですが、残念ながら今は修復工事の真っ最中。
一ノ関へ戻って、帰りの新幹線までの間に酒蔵を再訪。
さすがに昨夜来たばかりなので女将さんにしっかり顔バレしており、丁重に挨拶されて恥ずかしいことこの上なし。
つまみは「ほやのこのわた」。ちょっと臭みがあるので嫌いな人は全然ダメでしょうけど、「臭旨」な逸品です。
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