【展望】12年最終節名古屋戦
・前節鳥栖戦で敗れたことでとうとう5位転落。終盤戦、これだけ負けまくってもなお3位を維持していたのが不思議で、ようやく落ち着くべき所に落ち着いてきたといって差し支えないでしょう。
・鳥栖どころか柏にも抜かれ、ACL圏入りはかなり難しくなってしまいましたが、個人的にはそもそも浦和が本気でACL圏入りを目指していたようには思えないので、ACL圏に対するこだわりは全くと言っていいほどありません。
・現在の勝ち点52というのはくしくもフィンケ初年と全く同じ。その時は6位に終わりました。スタイルを大転換しての1年目ですからフィンケもミシャもこれで上出来と思います。ただ、フィンケは夏に負け、ミシャは秋に負けるという違いこそあれ、低調な時期が長く続くチームに上位を望むのはまず無理。
・フィンケは2年目にも同じ失敗を犯して残念ながらクラブを追われる羽目になってしまいましたが、ミシャが同じ道を辿るようだと、またしても浦和おお決まりの錯乱コースに舞い戻ってしまうような気がしてなりませんが。
・最終節の相手は名古屋。槙野が出場停止から戻ってきますが、柏木の状態は依然不明。また前節ハーフタイムで坪井が交代を命ぜられたのは戦術的なものではなく、坪井が小破したためという話も伝わっており、坪井が名古屋戦を欠場するとなると一大事。
・残念ながら濱田や野田は安心してスタメンに使えるレベルにないことが鳥栖戦で露呈しており、サイドからの放り込みが得意な名古屋相手ではかなり心配です。
・2006年リーグ優勝時以来全く勝っていないリーグ最終戦。勝っていないどころか、目も当てられない悲惨な負けを繰り返しています。広島戦の快勝は何だったのかと訝しくなるほど鳥栖戦の後半はズタボロで、中期的に見ればチーム状態はあまり良くありませんが、今年こそスカッと勝ってリーグ戦を締めくくってほしいものです。
・名古屋はケネディが故障離脱中のため、CF闘莉王が常態化しているようですが、なんか薬を止められなくなってしまった人のようでなんだかなぁ・・・早々とストイコビッチ監督が来年も指揮を取ることを決めたようですが、もうのびしろも何もないような・・・
・また左SB阿部も故障離脱中。さらにここ2戦久しぶりにスタメン出場していた三都主も浦和戦を前に故障。
・浦和は達也とポポ、名古屋は金崎と三都主が今期限りと報じられており、なんだか一大送別会と化しそうな最終戦もあります。
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<前節:名古屋 1-2 鹿島>
-----闘莉王----
藤本---玉田---小川
---ダニルソン-田口---
三都-増川--ダニエル-隼磨
-----楢崎-----
22分 三都主→石櫃(負傷交代)
HT 藤本→金崎
HT 小川→永井
<前回:名古屋 1-2 浦和>
-----永井-----
--玉田----金崎--
小川-ダニルソン-藤本-田中
-増川-闘莉王-ダニエル--
-----楢崎-----
64分 金崎→阿部
72分 玉田→磯村
77分 ダニルソン→中村
・名古屋はなぜか3-4-2-1のフォーメーションで臨んできたましたが付け焼刃なのは明々白々で、ほとんど機能せず。
・田中隼が退場になった後、名古屋が早々とパワープレーに転じてからの攻撃のほうがはるかに迫力がありましたが、これが名古屋の限界ともいえ・・・
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