行く人来る人 ~ 永田拓・高橋・青山
・レンタル移籍していた選手の去就が相次いで公表されました。
・2011年から2年に渡って草津にレンタルされていた永田は浦和へ復帰。2009年に浦和に加入したもののほとんど出番がなかった永田は草津でレギュラーの座を掴むことに成功しました。浦和に残ってサブ暮らしを続けるよりもずっと有益な2年間だったと思います。
・ただ主戦場である左サイドには梅崎・宇賀神・野田、さらに場合によっては関口が左に回ってくる可能性もあって競争は激烈。SBとミシャ流のWBの役割は全然違うので、永田が慣れるのも大変でしょう。
・えげつない言い方をすれば、今年の永田は昨年ベンチに入れるかどうかという存在だった野田との競争になるのではないかと。永田も今年プロ入り5年目なので、ぼちぼちベンチには入るくらいの存在にならないと先々厳しくなります。
・一方昨年7月から千葉にレンタル移籍していた高橋は、1年間レンタル延長。高橋は移籍直後から右SBに定着し、千葉への完全移籍の噂(?)すら立つくらいの大きな存在になっています。
・高橋の主戦場である右サイドには、浦和では平川・宇賀神・関口とライバルがひしめいており、関口を獲得した時点で高橋が浦和に復帰したところで出番は少なかろうと思っていましたから、レンタル延長は至って妥当。千葉で十二分に経験を積んで、平川との世代交代という形で浦和に戻ってくるものと思います(万一戻ってこないと大事ですが・・・)。
・さらに昨年徳島へレンタル移籍していた青山はそのまま徳島に完全移籍。
・青山は2011年に浦和に加入したもののほとんど出番なし。またその数少ない出番でも、学生相手に良いところを見せられなかったり、守備的なポジジョンなのに90分持たなかったりと、残念ながらJ1では難しかろうと印象しかありません。
・レンタル先の徳島でも出番は少なく、「レンタル返却&浦和との契約更新なし」という最悪のケースも十分ありえただけに、今回徳島へ完全移籍できたのはまさに僥倖。青山も25歳と若くはないので、なんとかラストチャンスを生かして欲しいものです。
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