【閉店】ハカタノチカラ@銀座1丁目 (2)
中央通り・銀座2丁目交差点(松屋の角)を東へ3ブロックほど。場外馬券売り場(WINS銀座)のほぼ斜向かいで、近くに「いし井」あり。土曜昼に1年ぶり2度目の往訪。先客ゼロ、後客1。 「一風堂」チェーンが銀座に出したチャンポン専門店です。
前回は「チャンポン」だったので、今回は「辛ミソチャンポン(780円)」を注文。豚肉のから揚げ(トンカラ)をチャンポンに乗せた「チャントン」が売り物なのかもしれませんが、そんな豚一直線みたいなメニューはしばらくパス。
店内は厨房に沿ってI字型カウンター7、8席と6人掛けテーブルが2卓、2人掛けテーブルが1卓。卓上調味料にカレーパウダーがあるのが目を惹きます。ショーガは卓上になく、丼と一緒に出てきました。
やたら大きくて底が浅い丼で出てきました。
ベースのスープは能書きによると「豚骨スープに和ダシを絡めた」とありますが、チャンポンにしては甘めでしかも脂っ気があまりありません。辛ミソをちょっとずつ溶かしながら食べすすめると味が変わって面白いものの、やや辛さと酸味が増す程度で辛い物好きには物足りないかと。
麺や具(豚肉、イカ、キャベツ、ニンジン、モヤシ、かまぼこ、タマネギ、キクラゲ、さつま揚げ)は一般的なチャンポンとさして変わらず。チャンポンにしては具の量がやや少ない気がしましたが、辛ミソの値段を普通のチャンポンと同じに抑えた分、具の量を減らしたのかも。
特に可もなく不可もない出来。チャンポンにしては高く、一風堂にしては安いという微妙な価格設定ですが、近隣の「いし井」共々何にか銀座で食って帰りたい時には便利。ただちょっと足を伸ばして有楽町や銀座6丁目の「リンガーハット」のほうが安くていいんじゃないかという気も。
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