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2013.02.28

【閉店】豚と鶏の物語@四谷三丁目

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 丸の内線四谷3丁目駅から外苑東通りを北へ。新坂に入ってすぐ。「北の大草原」の跡地で、曙橋駅のほうが若干近いかも。平日夜に往訪。先客1、後客ゼロ。

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 券売機はなく、殴り書き風の手書きのメニューを頼りに「豚骨ラーメン(680円)」を注文。太麺と細麺が選べるとのことなので太麺で。他に「鶏骨」「味噌」「豚骨つけ麺」など。屋号は豚骨+鶏のWスープを連想させますが、そのようなメニューは見当たらず。

 店内は横長への字型カウンター7席のみ。椅子のくたびれ加減から察して、前の店にほとんど手を加えていない模様。

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 少しとろみがついた普通の豚骨醤油のカテゴリーに入りますが、野菜の焦がし油で香ばしさというか苦味をつけているのが特徴。ただ苦味以上に甘さが支配的。またスープを飲むにはかなりしょっぱいのも気になりました。

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 麺は思った以上に太く、つけ麺用かもしれません。こってりスープとはいえ、さすがにこの麺をスープに合わせるのはちょっと無理がありました。心持ちざらざら、ごわごわした麺がスープに上手く馴染まず、イマイチ。

 チャーシューは固い上に淡白な味わい。他に刻みネギ、メンマ。

 タイプは異なるとはいえ、近所の「灯花」「晴壱」よりはクォリティーはワンランク落ちるか。

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2013.02.27

【閉店】つるぎ屋@赤羽

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 赤羽東口から線路沿いに北へ。駅に近い「ゆうひ屋」と同じ通り沿いで、「夏海」「金字塔」の間に位置。平日夜に往訪。先客3、後客1。

 店内の券売機で「ラーメン(650円)」を注文。他に「つけ麺」も。麺の固さ・味の濃さ・脂の量が調節できるようで、「麺固め」で注文。また並・中盛・大盛も同値段とのことですが「並」で。

 店内は縦長L字型カウンター20席弱。カウンターの背後がやたら広いせいか、店が寂しく感じます。

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 やたら広口で底の浅い丼で出てきました。冬は冷めやすくて、百害あって一利なしのような・・・

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 スープは古典的な豚骨醤油ですが、豚骨出汁、かえしともそれほど強くなく、化調頑張れといった風。デフォルトでも少しにんにくを効かせているようです。表面の背脂が目立ちますが、それほど脂っぽくは感じず。

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 麺は並太縮れ麺。自家製麺だそうですが、なんかあんまり美味しくなく、スーパーで売っている麺と大差がないような・・・ しかも並で頼んだはずなのに、やたら量が多い・・・大と間違えてないかなぁ? 途中で飽きてしまったので、豆板醤とにんにくを投入してなんとか完食。

 具は茹でもやしがメイン。チャーシューは薄くて崩れ行くタイプ。他にほうれん草、刻みネギ。

 近隣の店と方向性を全く異にしたところまではいいのですが、クォリティーで遠く及ばないような・・・

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【TV観戦記】13年ACL GL第1戦:広州恒大 3-0 浦和

・公式戦初戦がACLで、しかも強敵相手のアウェーゲーム。引き分けで終えれば十分と考えていましたが、結果は0-3の大敗。しかも試合内容も攻守ともさっぱり。浦和の2013年はほぼ最悪といっていいくらい、残念なスタートになってしまいました。

・なにせ失点の仕方が悪すぎ。相手は攻守分断気味で、引き気味の布陣で中国人が守って、ボールを奪ったら素早く前3人の外国人に託すといった感じでしたが、この前3人、特にムリキが実に強力。こんな相手に自陣深い位置でパスミスを犯したら一気にゴールを陥れられますわ・・・

・浦和の立ち上がり自体は上々でしたが、阿部のパスミスを機にカウンターを喰らって失点。スピードのあるムリキに対して安易に飛び込んであっさり交わされる槙野も残念でしたが・・・

・2失点目はさらに情けない形。最終ラインにいた啓太から左に開いていた阿部へのパスがカットされて、ぽんぽんとボールを繋がれて失点。

・負傷の坪井に代わって右CBに入った森脇を除けば全員昨年の主力なのに、最終ラインからのビルドアップにミスが目立ったのは非常に不可解。ピッチ状態が良くないのもその一因かもしれませんが、キャンプ中の練習試合でも最終ラインでのお粗末なミスに起因する失点が目立っていただけに気になるところ。

・失点してからの浦和の攻撃は完全に尻すぼみ。昨年終盤の浦和の良くない時期そのもので、とにかく前3人に良い形で縦パスが入りません。原口は興梠に学ぶところがあって1トップでも昨年から成長した姿を見せてくれるかと思ったのですが、残念ながら昨年と大差なし。さらに悪いことにマルシオ & 柏木の2シャドーが揃いも揃って不調。後方からのパスの出し手も不安定なら、受けるほうもさっぱり。

・この試合で光明を見出すとすれば、マルシオに代わって投入された阪野。体を張ってのボールキープといい、DFの裏へ走り出してのボールの引き出しといい、どう見ても1トップ適性は原口より上。阪野の動きに呼応して、2列目に下がった原口が幾度かエリア内への飛び出しを見せ、得点の可能性を感じさせてくれました。原口のシュートが相手のハンドに阻まれたように見えたものの、審判に見逃された不運も。

・阪野に次いで投入されたのは関口。こちらはスピードがあるもののクロス精度に難があり、まだまだこれからといった印象。

・新戦力で唯一スタメンに名を連ねた森脇は攻守ともまずまず。攻撃参加して流れの中から枠内シュートを放つ場面も。ただ先制されたためか、槙野と共に上がってしまう場面もあって、その際のリスクコントロールが浦和の課題かと。

・阪野投入後は1点返せるような気がしましたが、結局のところ決定機らしい決定機はなし。ロスタイムにムリキに縦パスが入ったところを機に一気に畳み掛けられて、最後は啓太のオウンゴールで致命的な3失点目を喫してしまいました。

・広州恒大の外国人、特にムリキが強烈なのは良く判りましたが、力負けしたというより限りなく自爆を重ねたといって差し支えない大敗。広州恒大のサッカーはお世辞もにも面白いとは言いがたいのですが、相手の隙を見逃さない点では恐るべき相手でした。

-----原口-----
--柏木----丸塩--
宇賀神-阿部-啓太-梅崎
-槙野--永田--森脇-
-----加藤-----

59分:マルシオ→阪野
70分:梅崎→関口

得点:16分 バリオス、65分 ムリキ、90+1分 OWN GOAL(啓太)

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2013.02.26

【展望】ACL広州恒大戦

いよいよ2013年の浦和が戦闘モードに突入します。

初戦は広州恒大とのアウェーゲーム。浦和にとって2008年以来のACL参戦です。ただ、2008年は前年優勝のご褒美でグループリーグなしだった上、準決勝で敗れた相手がよりによってG大阪だったこともあって、どうもACLを闘ったような気がせず、個人的には2007年以来のイメージ。

浦和の属する「グループF」は広州恒大(中国)、全北現代モータース(韓国)、SCG ムアントン・ユナイテッド(タイ)が相手。グループリーグ上位2チームが勝ちぬけ。今年からラウンド16はH&A制になったので1位抜けに拘る必要はありません。

広州恒大は昨年からリッピが監督を務め、かつリーグ連覇を果たした強豪であることくらいしか予備知識がありませんが、なにせこちらは今年最初の公式戦。

どこまで選手のコンディションなり試合勘なりが戻っているのか?どこまで新戦力がフィットしているのか?等々不安だらけの初戦ですし、何かと面倒な中国での試合ということもあってドローで終えられれば万々歳でしょう。

もっともミシャのスタイルだと「無難に引き分けで試合を終える」というのは結構な難題で、殴り合いの末に、引き分けで終わってしまうほうがフツーにありうるのですが・・・

キャンプ期間中に坪井と平川が小破したので、代わりに森脇と宇賀神が入るのは間違いないところ。興梠の小破は「アジジ作戦」のような気がしてなりませんが、昨年の不動のスタメンからどの程度入れ替わりがあるのか楽しみです。

ミシャにとってACLは2010年に続いて2度目。広島が初めてACLに挑んだこの年はいきなり3連敗を喫したのが響いて、あえなくグループリーグ敗退。

浦和の主力でも2007年のACLを知る者は阿部・啓太・坪井・平川と随分少なくなってしまいましたが、監督共々前回の経験をどこまで生かせるのでしょうか?

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2013.02.25

四国2013冬(6・完)~宇和島

四国2013冬(5)から続く)

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宇和島駅到着。

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宇和島といえば闘牛。

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おもちゃのようなSLが展示されています。

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昼飯は駅近くの「かどや」へ。法事後の団体さんが入っていたみたいで、大変な盛況ぶり。入口近くの小さなカウンター席に案内されました。ちょっとよそ行きの店のようです。

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「鯛めし・さつまセット(1500円)」。宇和島が誇る郷土料理「鯛めし」と「さつま汁」をいっぺんに味わえる、いかにも観光客向けのナイスな企画です。

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「さつま汁」とはサツマイモやさつま揚げとは全く無関係で、しかも汁物でもありません。。

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ぱっと見はとろろご飯にそっくりですが、味わいは全然違います。

麦味噌仕立てのようですが、この味噌が曲者で青いというか熟成が進んでいないというか、酒粕にも似た味わいでイマイチ。魚臭さは全くないのですが・・・

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鯛めしは、中央に鎮座しているつけ汁に鯛をつけて、かつ汁ごとご飯にぶっかけて食べるとのこと。

こちらは無難な味わいですが、つけ汁ならともかく、ご飯にかけるにはちょっと汁の味が濃いかなぁ・・・

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駅に近いアーケード街は人影もまばらで、しかも大半がシャッターを降ろしています。

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今やどう見てもバラエティー要員なんですが、地元ではまだアイドル扱いなのかなぁ・・・

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アーケード街にほど近い宇和島城に登ってみました。

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宇和島港を跨ぐように高架道路ができていました。

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2013.02.24

精養軒@佐野

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 佐野駅近くにあった佐野市役所の跡地の西。祝日昼に往訪。

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 入店時には店内ほぼ満席で、なんとか空いていたカウンターに座って早速「ラーメン(500円)」を注文。その後もひっきりなしに客がやって来て、外待ちこそないもののテーブル席は常に空きなし。

 店内は4人掛けテーブル3卓と小上がりに4人掛け2卓。そして厨房に向かってL字型カウンター6席。これだけのキャパを親子(?)3人で切り盛りしているので生産が追いつかず、入店時には客の半分以上が出来上がり待ちでした。

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 スープは古典的な鶏がらベースの醤油味。醤油がかなり正面に出ています。

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 スープはまだしも残念なのは麺。手打ちの縮れ麺でつるつる、もちもちした食感はいいのですが、残念ながら柔らかすぎて、コシがイマイチで好みにあわず。もともとこういう出来なのか、客を捌くのが精一杯で作りが甘くなっているのかは判りませんが。

 他に小さなチャーシュー、メンマ、海苔、刻みネギ、刻み玉ねぎ。

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【観戦記】13年XEROX杯:広島 1-0 柏

・レディアが浦和でゴロ寝を決め込んだせいか、国立競技場は晴れ。風が穏やかで、気温が低い割には日向にいる分には寒さをあまり感じない絶好のサッカー観戦日和。

・スコアこそ1点差、しかも寿人のスーパーゴール一発で終わってしまいましたが、チームの完成度に雲泥の差があることは一目瞭然。スコア以上の差があった広島の完勝でした。

・「ちばぎん」惨敗で噂には聞いていましたが、柏が今季新たに取り組んでいる3バックはまだまだ未熟。失点するまで守備はまずまずでしたが点が入る気配は微塵もなし。失点後は攻撃にバランスを置いたせいか守備が急激に怪しくなり、かといって攻撃が改善したわけでもなし。

・後半セットプレーで広島ゴールを脅かした場面が何度かあったものの、引いて守る広島相手に流れの中から点が入る感じはせず、傍目には何を目的に3バックに取り組んでいるのかさっぱり判りませんでした。無理やり意図を推し量れば、柏はACLのアウェーゲームでは守備に重きを置いて、あわよくばセットプレー一発で勝ちきってしまう算段なのかなぁ・・・でも現状だとワグネルの使い道に困るのは明白。

・柏は守備時は両WBが下がって5バックの構え。しかもDFラインをそれなりに押し上げて前からプレスをかけていました。前プレスこそ広島のパス回しを封じるには至りませんでしたが、失点するまでは広島にチャンスらしいチャンスを与えず。

・広島は、どう見ても穴としか思えないワグネルの裏を執拗に突くものの、なかなか打開策を見出せず。森脇を失い、さらに怪我でミキッチを欠いた広島右サイドの攻撃力は非常にしょぼくてワグネルを裏を突き崩せず、これが今の広島の懸念材料。

・この日唯一の得点に繋がったのは広島右サイドではなく、左サイドから。青山→水本と繋いで、寿人がボレーシュートを叩き込みました。あの体勢から枠内に決めた寿人も見事でしたが、それ以前の水本の攻撃参加が実った格好。柏にとって後方から飛び出してくる水本が非常に厄介で、失点後柏は何度も右サイドを崩される羽目に。新加入のCB鈴木の対応がお粗末な場面が目立ちました。

・失点後の柏はWBのポジションが前目になったせいか、その裏をカウンターで何度も脅かされ、サイドの穴を塞ごうとしたらバイタルエリアが空いてしまうという悪循環。広島に何度も決定機を与えてしまいましたが、そのチャンスを全く生かせない広島にもがっかり。

・昨年までの柏は前目、特にレアンドロのポジションが流動的で、ボランチが守備に専念する反面、両SBがガンガンサイド攻撃を仕掛けてきました。ところがこの日の柏はすっかり様変わり。すっかり攻守分断的になってしまい、その結果攻撃はただでさえレアンドロ頼みの色彩が強いのに、ますますレアンドロ依存度が高まった格好。捗々しくない戦況にレアンドロが苛立ちを顕わにしてラフプレーでイエローをもらってしまったのがこの日の柏を象徴した気も。

・また柏の新外国人クレオに全くいいところがないのも気がかり。ただでさえ攻め手が限定的なのに新外国人FWがハズレだと大惨事ですなぁ・・・

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-----佐藤-----
--高萩---浩司---
清水-和幸--青山-石川
-水本--千葉--塩谷-
-----西川-----

得点:29分 佐藤

60分:佐藤→石原
74分:石川→山岸

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---工藤--クレオ----
-----レアンドロ-----
ワグネル-大谷-茨田-チャンス
-増嶋--近藤--鈴木-
-----菅野-----

58分:茨田→栗澤
79分:クレオ→田中
79分:ワグネル→山中

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2013.02.23

【閉店】初代 風見鶏@神保町

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 神保町駅から靖国通りを東へ。マクドのある角を鋭角に曲がって錦華通りを北へ入る。近隣に「美空」や「Soup」あり。平日夜に往訪。先客1、後客1。

 店内の券売機でメニュー先頭の「濃厚鶏白湯そば(730円)」を注文。他に「あっさり鶏そば」「濃厚鶏白湯つけそば」など。

 店内は縦長L字型カウンター9席で照明明るめ。間口が狭い店に配膳用の通路を設けたため、カウンター席の背後がやや狭め。

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 スープや麺の量に見合っていない、大きめの丼で出てきました。

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 鶏白湯が売り物の店もやたら増殖して「またおまえか」感が拭えませんが、ここのは若干鶏臭さが残っている割には「濃厚」というほど鶏出汁が効きまくっているわけでもなく、良く言えば食べ手を選ばない中庸、悪く言えばこれといった特徴がありません。

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 麺は心持ち細めの緩い縮れ麺。スープの絡みは可もなく不可もなくといった程度ですが、やや柔らかめなのが残念。もうちょっとしっかりした麺のほうがよさげ。

 鶏チャーシューは淡白すぎてイマイチ。他に水菜、メンマ、糸唐辛子。

 特に悪いとは思いませんが、もう一度来ようという惹きもなし。

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2013.02.22

四国2013冬(5)~予土線

四国2013冬(4)から続く)

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中村駅から再び「土佐くろしお鉄道」に乗って窪川へ。1番ホームには中村(現四万十市)のラッピング列車が停車中。

戦国時代に中村を支配した土佐一条氏は、関白一条教房が応仁の乱の混乱を避けて中村に流れてきたことに起源を有しているので、ラッピングは「麿」。

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乗車するのは「黒潮町」のラッピング列車。こちらは鰹や鯨を描いていますが、昨日乗ったジョン万に比べるとインパクトに欠けます。

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終点窪川駅到着。

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こちらはJRの窪川駅。第三セクターと駅舎が別々に設けられている場合、大抵後から出来た3セクの駅舎のほうがしょぼいのですが、窪川は逆。

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単行ディーゼル車が待つ国鉄臭漂うホームから予土線に乗車。

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四万十川沿いを走り、JR四国随一の車窓美を誇る予土線ですが、車両はオールロングシート。

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終点宇和島まで2時間強かかるのにトイレがありません。

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中間地点にあたる江川崎まではある時は四万十川沿いに、

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ある時はトンネルと鉄橋で四万十川を串刺しにしながら進みます。

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水嵩が増した時は水面下に沈んでしまう沈下橋もちらほら。

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江川崎から先は四万十川の支流沿いに。

景色が良いのは予土線の東半分ですが、乗客が多く乗るのは西半分。終点宇和島近くになると中高校生で一杯になって立ち客多数。おまけに列車のスピードもがくんと落ちてラストがつまらないのが予土線の難点。

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2013.02.21

春木屋本店@荻窪

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 荻窪駅北口から駅前の青梅街道を東へ。「荻窪駅前入口」交差点より一本東よりの道を北へ。日曜夜に往訪。先客1、後客ゼロ。住宅地の真ん中にぽつんと建っているので、看板を見つけるまで本当に店があるのかどうか不安になりました。ちなみに青梅街道沿いに「春木屋 荻窪本店」があり、どちらかというとそちらのほうがかつての行列店として有名。

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 もともとはそば屋だそうで、看板にも蕎麦を並べて表示。

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 でもメニューはラーメン類が先でした。「中華そば(680円)」を注文。この手のラーメン店には珍しく茹で加減を聞かれたので「堅め」にしてもらいました。

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 店内は中央に12席くらいの巨大なテーブル席が鎮座。右に4人掛けテーブルが2卓。さらに左側に小上がりが3席。

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 随分すっきりしたビジュアル。スープは豚骨と煮干し等の魚介系を合わせたもので、表面に脂を浮かせてコクを加えてはいますが、ビジュアル通りあっさりすっきりした出来。

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 麺は細めの縮れ麺で、のど越しといい、スープの絡み具合といい、文句なし。

 具に堅めのチャーシュー、細いメンマ、刻みネギ、海苔。

 食べ手を選ばない、無難といえば無難なラーメンですが、絶対に飽きが来ない逸品です。

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2013.02.20

四国2013冬(4)~土佐くろしお鉄道

四国2013冬(3)から続く)

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土佐久礼から各駅停車で窪川まで南下。さらに第三セクター鉄道「土佐くろしお鉄道」に乗り換えで中村まで進みます。

うろこに覆われたようなラッピングを施された列車はかなり不気味。

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巨大なジンベイザメがこんにちわ。土佐清水にはジンベエザメが6月から9月にかけて回遊してきて、なんでも生簀で飼育されているそうで。

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妙にバタ臭いオッサンやなと思ったらジョン万次郎でした。

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土佐佐賀から土佐白浜にかけてどどーんと車窓に広がる太平洋。

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かつての「国鉄中村線」の終点中村駅の外観は旧国鉄時代から全く代わり映えしませんが・・・

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いつの間にやら内装を一新。

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待合室なんて図書館みたいな出来。

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旧中村市の中心部は駅から徒歩30分くらい北に外れています。街の西はずれには四万十川が流れ、「赤鉄橋」が街のランドマークになっています。

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街の中心の小高いところに一條神社。

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戦国時代に中村市街地の基礎を築いた土佐一条氏の中村御所があった場所に、江戸時代になって一条氏遺臣により歴代当主の霊を祀る祠が建てられたのが当社の起源だとか。

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2013.02.19

【閉店】さっぽろ 香純@池袋

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 池袋駅西口C1出口を出て、立教大学方面へ歩いてすぐ。平日夕方に往訪。先客6、後客1。「純連グループ」を謳っていますが、「純連」とはどのような関係なのかは不明。

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 店内の券売機で「味噌(750円)」を注文。他に「醤油」「塩」「旨辛味噌」など。

 店内は縦長で手前に4人掛けボックス席2セット。奥にカウンター6+6席。

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 高田馬場の「純連」には長らく行っていませんが、最近よくある「脂ドロドロ不健康系味噌」と比べると、脂は明らかに抑え目で食べやすくなっている反面、出汁も薄く、さらに後乗せ物(特に大ぶりの炙りチャーシューとメンマ)が安っぽくて。いかにも廉価版といった感じの出来。これ見よがしに炙りチャーシューをデンと乗せていますが、これいらんから50円引いて欲しいわ。

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 麺は並太の縮れ麺。固めの仕上がりでスープとの相性は文句なし。もやしや玉ねぎ、ひき肉の炒め物を絡めながらワシワシと食べ進むも、量が多めで終盤は飽きてしまうので、一味を投入してピリ辛に。

 他に白髪ネギ、海苔。

 無休かつ中休みがなくて使い勝手がいい上に、いかにも廉価版とはいえそれなりの水準には達しています。

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2013.02.18

四国2013冬(3)~久礼大正町市場

四国2013冬(2)から続く)

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須崎で鍋焼きラーメンを堪能した後は、カツオ漁が盛んな漁港へ。やってきたのはJR四国の看板列車「アンパンマン特急」。

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どこもかしこもアンパンマンだらけ。でも列車に乗っているのはオッサン、オバハンばかりで、これを目当てに乗りに来たような親子連れは見かけず。

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アンパンマン特急に乗ったのはわずか2駅で、土佐久礼で下車。駅から港へ向かって歩く途中に「久礼大正町市場」があります。

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「大正町」の名の起りは大正4年に市場周辺一帯の大火がきっかけ。その復興費が大正天皇から届けられたことを機に、旧地蔵町通りを改めて大正町になったとのこと。

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市場の売り物は本来鰹のはずですが、残念ながら鰹はシーズン外れ。市場には鯵等のひものやうるめがやたら目立ちました。これだとビジュアル的にめちゃ地味ですな・・・

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市場内ではかつお定食が売り物の食堂もありますが、鰹は季節のものじゃない上に、さきほど鍋焼きラーメンを食いまくったばかりなので、とても食指が動かず。

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そのかわりというわけではありませんが、市場近くの岡村かまぼこ店で「くれ天(70円)」を購入。くれ天の原料は、土佐沖で獲れた小魚など。この小魚を骨ごとすり潰して練り上げ、塩などわずかな調味料で味付けをし、菜種油で揚げたとのこと。

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ぺらぺらなのがこれまたビジュアル的に残念ですが、味わいは宇和島のじゃこ天に似た感じで、まさにつまみにもってこい。

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駅へ戻る途中で見かけた「西岡酒造」。漁港に酒蔵とはミスマッチな気もしますが、1781年(天明元年)に初代井筒屋仁助が創業し、現在九代目。高知県では最古の酒蔵なんだとか。

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奥のほうで仕込みをしているのが見えましたが、さすがにそこは見学できず。

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2013.02.17

麺家 聖@神田

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 神田駅東口から中央通りを渡ってガード沿いに北へ。「餃子の王将」の先。近くに「一矢」あり。

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 店先の看板を見るとボリュームが売り物の店のようで、やや意欲を殺がれましたが、せっかくなので入店。

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 券売機のボタンはつけ麺が先。またラーメンもやたらめったらメニューがあってこれまたゲンナリしましたが、相対的にお勧めっぽい「濃厚とんこつ醤油(680円)」を注文。

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 家系の店のように麺の固さ、味の濃さ、脂の量などをカスタマイズできるようで「麺堅め」で注文。また野菜山盛りも無料とのことでしたが普通で。

 店内は縦長カウンター11席のみ。座席の背後のスペースがあまりなく、奥に座ると帰りが難儀。水セルフ。

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 店頭の写真を見て二郎パクリ系みたいなのが出てくるのかと思ったのですが全然そんなことはなくて、ごく普通のとんこつ醤油で出汁もそれなり。脂が多い反面、かえしはそれほどきつくなく食べやすい範囲内。

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 麺は断面が丸いほぼストレートの並太麺。堅めで頼んでスープにちょうど合う感じ。つるつるした食感はいいのですが、箸で掴みづらくて参りました。

 チャーシューはぺらぺら。茹でモヤシは正直あまり合っていないような・・・他に刻みねぎ。

 ワンコインのラーメンよりは多少マシかな、といった感じで、まさに値段相応。でもこういう店のほうが近所の「一矢」より神田では長続きするような気がします。

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2013.02.16

貴太郎 新宿本店@新宿3丁目

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 新宿3丁目駅から明治通りを北上。新宿6丁目交差点を西へ入る。歌舞伎町の東はずれにあり、新宿駅からも新宿3丁目駅からもちょっと距離あり。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。博多豚骨が売り物のようですが、場所柄酔っ払い相手の店なのかも。

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 メニューは豚骨のみを強火で焚いた「コーちゃん(600円)」とラードや角煮を加えた「ヘーちゃん(750円)」のみで、「コーちゃん」を麺堅めで注文。個人的には「コーちゃん」って柄の悪い何かを連想させるんですが(謎) 後払い制。

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 ランチタイムは替玉、味玉などのサービスあり。でもこんなところに昼間人来るんかいな・・・

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 店内は縦長I字型カウンター8席のみ。水セルフ。卓上には辛子高菜、紅しょうが、すりごまなど。

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 少しとろみのあるスープから豚骨臭こそあまりしませんが、豚骨出汁は思いのほかしっかりしています。場所的にワンコインラーメンに毛の生えた程度のものを予想していましたが、良い意味で予想を裏切られました。

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 替玉(100円)はざるから直接どぼん。少しざらつきを感じるごわごわした食感の細麺で、これもまずまず。

 チャーシューは小ぶりなのが2枚ありますが、これも値段からすればそこそこ厚みがあってまずまず。他にきくらげ、海苔、ネギ。

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2013.02.15

四国2013冬(2)~橋本食堂@須崎

四国2013冬(1)から続く)

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 「鍋焼きラーメン」は須崎の街興しに利用されていることもあって、街中では幟をよくみかけます。

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  喫茶店でラーメンっちゅーのはさすがにミスマッチ・・・

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 須崎にもう一回来ることはまずないでしょうから、もう一軒往訪。須崎駅から西へ、市街中心部へ歩くこと15分くらい。土曜昼に往訪。先客13、後客多数。退店時には店外で待ち客4。

 こちらはガイドブック等に頻出している鍋焼きラーメン専門店で、早い時間帯から混雑していましたが、客層はぱっと見で地元客と観光客半々といった感じ。。

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 デフォルトだと量が少ないことが判ったので、「なべ焼きラーメン・普通(525円)」に「ごはん小(105円)」をつけてもらいました。

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 店は煮詰まった食堂そのもので4人掛けテーブル席が6卓と、小上がりに4人掛け3卓、さらに厨房に向かって5人掛けカウンター。

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 店の右半分はもともと自転車屋だったのかなぁ・・・喫煙が当然のようにありなのは、今時かなり残念。

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 ぱっと見は「駅前食堂」と全く同じで、たくあんが付いてくるところも同じ。

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 ただかえしが「駅前食堂」よりは控えめになって食べやすいのと、底に沈んでいる鶏肉が明らかに大きくて、しかも(相対的な問題に過ぎませんが)鮮度がよさげ。おまけに安いとあってはこちらの店のほうが繁盛するのは当然かな。

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 麺は細めのストレート麺で、心持ちこちらのほうが堅めでした。鶏肉の件といい、回転率の違いがラーメンの出来に相当影響を与えているような気がしますが、どちらの店も4人くらいのオバハンが総出で調理していて、あんまりプロっぽくないのが気になりました。

 わざわざ須崎までこなくても、これなら自作できそうな気がするんですよね・・・

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2013.02.14

らすた@代々木

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 代々木駅西口から南新宿方面へ坂を下ってすぐ。平日夜に往訪。先客5。その後続々と客が続々やって来て店内は終始満席をキープ。さらに食べ終わることに4人のグループ客がやって来て店外で待機。

 店外の券売機で最もシンプルな「ラーメン(600円)」を麺堅めで注文。

 店内は狭小でL字型カウンター10席くらい。水セルフはいいのですが、ただでさえ手狭なのに給水器がカウンターの端にあって難儀。もっとも慣れた客なら水を汲んでから着席するので問題ないのでしょうが。

 卓上に豆板醤・おろしニンニク・胡椒・おろし生姜など定番の調味料が置いてありましたが、座った席が悪くて左右どちらも調味料に手が届かないところにあってがっかり。まぁ結果的に不要でしたが。

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 屋号からは想像できませんが、スープは限りなく家系的な醤油とんこつ。店の看板には「地鶏と黒豚」とありますが、スープの出汁は豚骨が正面に出ていて鶏がよく判らず。表面の脂が鶏油だからかなぁ?平均的な家系よりは出汁、かえし、脂ともやや控え目。

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 麺は卵麺とのことですが、つるつるもっちりした食感でまずまず。

 チャーシューは堅くて味わいに乏しいのが残念でしたが値段が値段なので致し方なし。他に海苔、ほうれん草、刻みネギ少々。

 この値段でワンコインラーメンよりははるかにマシなものが出てきますし、無休かつ中休みなしなので重宝しそう。

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2013.02.13

四国2013冬(1)~すさき駅前食堂@須崎

 最近雑誌やテレビでも時折話題に上るようになった「須崎鍋焼きラーメン」を試食してみました。

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 高知駅から特急「南風1号」に乗車。

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 須崎駅。朝青龍や三都主を輩出した明徳義塾がある小さな街です。

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 駅裏が港。ただ工業港っぽくて、あまり風情はありません。

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 最初に訪れたのは「すさき駅前食堂」。須崎駅の駅前通を直進。突き当たりそば。土曜昼に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 早速「鍋焼きラーメン・並(600円)」を注文。他に「ちりめん丼」も。オバハンが3,4人で切り盛りしている店のようです。

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 店内は4人掛けテーブル2卓と、小上がりに4人掛け2卓、6人掛け1卓。

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 土鍋で登場。なぜかたくあんも付いてきました。

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 スープは鶏がらベースでかなりあっさり目ですが、かえしがややきつくて、出汁がかき消されがち。味わいはラーメンのスープというよりは鍋焼きうどんの出汁に近いかも。

 麺は細めのストレート麺で、やや堅めの茹で上がり。堅めなのは、食べ進むうちにちょうど良い硬さになるようにとの配慮のようですが、量が少ないので堅めのまま食べ終わってしまいます。

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 ぱっと見では判りづらいかもしれませんが、鍋には生卵が浮かんでいます。卵を入れるとスープが冷めてしまうのが難ですが、鍋焼きだと多少マシになるのかなぁ・・・

 具で特徴的なのはちくわの薄切。また底のほうに煮詰まったような肉片がごろごろしていましたが、どうやら鶏肉のよう。他にネギ。

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2013.02.12

千駄木ラーメン あさくら@千駄木

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千代田線千駄木駅を出て、団子坂下交差点の角。夜は大きな看板が煌々と輝いているのですぐ判ります。平日夜に往訪。先客2、後客1。

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 券売機はなく後払い制。メニュー先頭の「醤油ラーメン・並(680円)」を注文。他に味噌、塩の他、まぜそばもあるようです。先客はとりあえず餃子で一杯モード。

 店内は入口近くに4人掛けテーブル2卓。店奥に縦長カウンター8席。

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 広口でやや浅めの丼で登場。

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 背脂が少し浮いたスープは動物系ベースの魚介交じりといったところですが、かなりかえしがきつくて参りました。コッテリ感は見た目ほどではなく。

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 麺は並太の緩い縮れ入りで、つるつるとした食感は良いとしてもやや柔らかめで好みに合わず。

 半熟味玉が半個付いてきましたが、煮詰まったような色合いでビジュアルを著しく損ねています。他に薄めのチャーシュー、大ぶりのメンマ、刻みネギ、ほうれん草、海苔。

 外観は新しいのですが、出てきたラーメンからはお疲れ感が漂っていました。

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2013.02.11

南紀2013(7・完)~潮岬・串本(下)

南紀2013(6)から続く)

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お腹が適度に膨れたところで「サンゴの湯」へ。

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「サンゴの湯」はスポーツ施設と共に線路を挟んだ高台に建っています。最近建て替えられたようですが、外観はプレハブ然としていて味も素っ気もありません。

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 味気ないのは内装も同様。

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 小上がりがあるのは嬉しい配慮ですが、いかにも役所然とした温泉でやや興ざめ。湯船以外は段差を極力なくしているとか、湯船の大きさの割りにカランの数が多いとか、脱衣所のロッカーが大きめとか今風な良いところもあるんですが・・・

 浴室には正方形に近い湯船が一つだけ。正面に大きなガラス窓を配しているものの、囲いが近くて眺望皆無。

 湯は無色透明で若干塩気あり。

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【温 泉 名】串本温泉
【施 設 名】サンゴの湯
【入浴料金】400円
【交通手段】串本駅から徒歩5分
【泉  質】カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉
【源 泉 名】串本町温泉
【泉  温】38.8度

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帰りの電車は283系の「くろしお」。制御振り子式で「オーシャンアロー」の愛称が付いていました。

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結構故障が多く、しかも高価な割にはスピードアップ効果は限定的で大量配備は見送りになった点で「スーパーあずさ」のE1系と同様のJRの失敗作。

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白浜駅で見かけた最新鋭の「くろしお」ですが、これはわざわざ乗りに行きたいと思わないんだよなぁ・・・

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2013.02.10

【移転】七麺鳥@鶯谷

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 鶯谷駅南口から言問通りを入谷鬼子母神方向へ。平日夜に往訪。先客3、後客1。

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 「御神本」のセカンドブランド、というか火~土曜が鶏だしの「七麺鳥」、日・月曜がとんこつの「御神本」として営業しているようなので屋号変更に近い感じ。

 入口脇の券売機で「鶏醤油ラーメン(650円)」を注文。他に「鶏味噌」。

 店はカウンター6席のみで、かなり手狭。水セルフ。

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 「丸鶏と鶏がらのみを使い」と鶏を強調していますが、特に鶏ががっつりというわけでもなく、むしろかえしが目立ってややしょっぱめ。また表面の脂もちょっと多めかな? そしてそれ以上にスープが少なめなのが残念。

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 麺はやや細めのストレート麺。スープとの相性は良好。

 チャーシューは薄くてかつ脂多め。他にメンマ、ネギ、海苔。

 少々難点もありますが、値段を考えると十分満足できる出来。

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2013.02.09

青梅散策

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「昭和の街」で売り出し中の青梅。

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駅構内といい

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旧青梅街道沿いといい

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至るところに手書きの映画看板、ないしそれに似せた広告が溢れています。

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青梅市には「青梅赤塚不二夫会館」もあって、これも「昭和」の演出に一役買っているようです。

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もっとも赤塚不二夫の全盛期はすでにテレビ時代に突入していて、街を彩る映画看板とはズレがあるような・・・

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来週は青梅マラソンということもあってか、旧青梅街道には練習に勤しむ市民ランナーの姿が目立ちましたが、歩道が広くはないので散策している側からすれば滅茶苦茶うざいんですなぁ。これが。

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青梅駅を見下ろす高台には青梅鉄道公園。入園料わずか100円ということもあって子供の遊び場になっていますが、結構貴重な機関車を飾っているんですなぁ・・・ 今回の散策で最大の収穫がこれでした。

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青梅駅構内の立ち食い蕎麦屋は今年1月末で閉店(´・ω・`)ショボーン

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土佐の男が作ったとんこつらーめん 俺式@三越前(2)

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 「コレド室町」の3F。平日夕、9ヶ月ぶり2回目の往訪。先客、後客ともゼロ。

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 前回は夜限定の「野菜スタミナらーめん」だったので、今回はメインメニューの「豚骨らーめん(680円)」を麺堅めで注文。

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 店内はカウンター主体で壁際に8席、厨房側に4+3席。さらに店奥に4人掛けテーブル3卓。

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 卓上には紅しょうが、白ゴマ、生にんにく等に加え、「俺式」の売り物である「特製ラー醤」が鎮座。

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 「土佐の男」という屋号ですが、特に土佐を感じさせるものは何にもなくて、どこからどう見ても真っ当な博多風豚骨らーめんが登場。少しとろみがついたスープはとんこつの臭み、くせはほとんど感じませんが、とんこつの旨みはしっかり味わえる優れもの。

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 固めにしてもらった麺は少しぱさつき、ごわごわ感のある細麺ストレート。スープの絡み・相性もいたって良好。

 具はキクラゲ、刻みネギ、海苔、小さめのチャーシュー。

 替え玉(130円)してみましたが、自然体で食べていると替え玉の時にはスープがやや不足気味。「ラー醤」を投入してみるも、これといった面白味はなく、これならフツーに辛味高菜を置いてもらったほうがいいような・・・

 品自体は上々の出来だと思いますが、家賃が高そうなこのビルで単価の安いラーメン屋が長続きするのかどうか、かなり心配。

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2013.02.08

南紀2013(6)~潮岬・串本(中)

南紀2013(5)から続く)

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東へ少し歩くと本州最南端の潮岬。

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灯台に登ったら「潮岬タワー」は別に要らんなぁ・・・

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潮岬の周辺には広大な芝生が広がっていますが・・・

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奈良の山焼きのパクリみたいな芝焼きが行われるようです。。

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近大まぐろ丼を絶賛売り出し中。串本町大島には近畿大学水産試験場があり、そこで「本(黒)まぐろ」の完全養殖に成功したことで有名。ただ、その養殖まぐろを使ったものなのかどうか・・・

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潮岬から串本の町へ戻って橋杭岩。海岸から紀伊大島方面へ大小約40の岩が一列に1km弱もの長きにわたって連続してそそり立っています。

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バス停そばの駐車場からだと橋杭が横に並んでいるだけでビジュアル的にイマイチですが・・・

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駐車場の北にある小さな祠に登って見ると、橋杭がきれいに一直線に並んでいるのが判ります。真逆光なのが残念でしたが。

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昼飯は串本駅近くの「政美寿し」で「まぐろ丼・並(1500円)」を賞味。

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非常に全うな寿司屋さんで、ランチタイムじゃなければ入店を躊躇するクラス(苦笑)

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ご飯がもう一つかな?と思いましたが、総じて十分に満足が行くレベル。さっと醤油をかけた状態で出てきましたが、まぐろの美味さをかき消さない程度の絶妙の塩加減で、さすがはプロの仕事。

ただ冬にまぐろ丼は、思った以上に体が冷えますねぇ・・・

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2013.02.07

武藤製麺所@竹ノ塚(2)

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 竹ノ塚駅東口から徒歩2分ほど。駅北側の踏切近く。平日昼に3年ぶり3度目の往訪。先客、後客ともゼロ。

 今回は「鶏の塩らーめん(600円)」を注文。わんたんが店の売り物のようですが、わんたんはあんまり好きじゃないし。他に「醤油」「つけ麺」「特濃」。

 店内は厨房に向かってカウンター10席と、4人掛けテーブル、2人掛けテーブルがそれぞれ3卓ずつ。

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 スープは鶏ベースに煮干し等の魚介系を加えたもののようですが、良く言えば出汁、塩ダレともやたら自己主張せずにバランスが取れたあっさり風味。ただ、ついぐいぐい飲んでしまうような惹きもありません。柚子皮は蛇足のような。

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 麺は細麺ストレートでスープにはあっていますが、少々柔らかめで好みに合わず。

 他に鶏チャーシュー、白髪ネギ、味玉半個、かいわれ、メンマ。

 クォリティーそのものは可もなく不可もなくといったところですが、値段を考えれば絶賛に値するともいえ。

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【TV短感】日本 3-0 ラトビア

・W杯最終予選ヨルダン戦はまだかなり先。どうでもいい時期にスポンサーのためにポツンと設けられたような親善試合。

・いうなれば長い夏休み期間中に設けられた登校日みたいなもので、「やぁ、みんな元気か??」と先生が確認して回るだけの意味くらいしかありません。

・しかも相手がしょぼいとなると見どころもへったくれもなく、良いところのない相手に3点取って快勝した割にはつまらん試合でした。誰が良かったとか悪かったとか、こんな試合で評価しても仕方ないかと。

・国内組はオフシーズンということもあって招集は限定的。さらに呼ばれた遠藤や前田は後半からの出場と、ザッケローニはこの試合を海外組の健康診断と位置づけた模様。まぁJクラブにとっては「実にありがたいご配慮」で、こんな試合のためにキャンプ離脱とかされた日にはたまらんわなぁ・・・ 

・っちゅーか、スポンサーがご納得いただけるなら、もはやこの時期の親善試合は欧州でやったほうがええわなあ・・・ 日本のテレビ中継の都合で朝ないし真昼の試合になって相手が気の毒だけど。

・前田がベンチスタートということで本田1トップかと思いきや、CFに起用されたのはなんと岡崎。親善試合らしいテストですが、案の定ほとんど機能せず、しょーもない相手に日本もお付き合いするかのように前半はぐだぐだ。

・もっとも得点場面だけは岡崎らしかったかと。てっきり内田のシュートが相手DFにあたってのオウンゴールと思ったのですが、岡崎がDFの前で足を出していました。

・後半頭から前田と遠藤を投入して日本の攻撃は加速。ラトビアは日本の動きの一瞬の速さ、そしてパス回しに全く付いてゆけず、守備の人数はいるのに全員棒立ちという、まぁかつての浦和でもありがちな光景に。日本は立て続けに2点取って試合を決め、その後は適宜選手を入れ替えてテスト。大津がA代表初招集&初出場。

・ラトビアはぱっと見「全員ランコ」。体格もそうですが、真面目にやってはいるんだがどうにも不器用というかなんというか・・・なんでこのレベルの相手しか呼べなかったんだろう?

-----岡崎-----
香川---本田---清武
---細貝--長谷部--
長友-今野--吉田-内田
-----川島-----

得点:41分  岡崎、60分 本田、61分 岡崎

HT:細貝→遠藤
HT:清武→前田
62分:内田→酒井高
62分:本田→乾
66分:今野→伊野波
81分:岡崎→大津

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2013.02.06

南紀2013(5)~潮岬・串本(上)

南紀2013(4)から続く)

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 紀伊田辺駅からさらに紀州路を下ります。駅に停まっていたのは105系電車。

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 ロングシートで長距離を乗るには結構苦痛・・・

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 周参見から先は紀勢本線屈指のビューポイント。

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串本駅到着。

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1890年(明治23年)にオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号串本沖で遭難し、その救難に串本町民が尽力したことが日本とトルコの友好の始まりとされています。

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潮岬灯台は明治初期の江戸条約によって建設された8基の洋式灯台(条約灯台)の一つ(他に観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、剱埼、伊王島、佐多岬)です。

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日本の「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンが設計・指導して1870年(明治3年)6月10日に完成、仮点灯で業務を開始。当初の灯台は、八角形の木造でした。

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付設の資料館にはかつて使用していた巨大なレンズ(2代目潮岬灯台レンズ)を展示。

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潮岬灯台は上に登れます。ちょこっと見えている建物は潮御崎神社。

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ここも磯釣りポイントなのか、灯台周辺の岩場には釣り人がぞろぞろ。

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2013.02.05

【閉店】麺場 花火@青山1丁目

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 青山のホンダ本社の裏。1Fが飲食店街のビルの一角ですが、ビルが大通りに面していないので案外判り難いかも。平日昼に往訪。先客ゼロ、後客1。1軒先に「すみす」がありますが、昼飯時だというのに共に客入りはさっぱり。というか、このビルの飲食街自体活気がないんですが。

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 券売機は随分と賑やか。表の案内を見ると、どう見ても「つけ麺」がメインの店に見えますが、券売機のボタンはらーめんが先で、こってりの「花火らー麺(750円)」を注文。他にあっさりの「青山らー麺」なども。大盛(240g)まで同料金とのことですが並(180g)で。

 店内はテーブル席主体で4人掛けと2人掛けが2卓ずつ。他に厨房へ向かってカウンター5席。スタッフは店主のみで、水セルフ。テーブル脇に魚粉や辛味をセット。

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 スープが豚・鶏ベースの魚介交じり。とろみは若干付いている程度で、それなりにこってり感があるのは良いとしてもかえしが強すぎてかなりしょっぱいのが難。

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 麺は緩い縮れ入りの太麺ですが、かなり堅め。柔らかいよりはマシですが、さすがこのスープでもちょっと強すぎる印象。

 チャーシューは堅いながらもそれなりに厚みがあって、肉質もしっかりしていてまずまず。逆にモヤシはイマイチ合わないような・・・ 他に穂先メンマ、海苔。

 近所の「すみす」よりは一般受けするだろうけどなぁ・・・

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2013.02.04

南紀2013(4)~白浜巡り(下)

南紀2013(4)から続く)

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白良浜からバスセンターを越えて北へ歩くと「御船足湯」があります。

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御船足湯から「円月島」がよく見えます。

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御船足湯の向いに「松の湯」。

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券売機はなく、料金箱が置いてあるだけ。ただで入浴する不心得者が少なくないせいか、箱の見える位置に管理人がいました。

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台形の小さめの湯船が一つだけ。無色透明で塩分が強く、そしてかなり熱め。後でやってきた地元客風の爺さんは水で埋めてました!

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【温 泉 名】白浜温泉
【施 設 名】松の湯
【入浴料金】300円
【交通手段】白浜駅からバス。白浜バスセンター下車すぐ。
【泉  質】ナトリウム・マグネシウム-塩化物泉
【源 泉 名】生絹湯(すずしゆ)
【泉  温】67.0度

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「ギンザ」と称するには人通りがなさすぎ・・・・

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こちらにも大きな足湯が。

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こちらは風呂ではなく「手湯」。

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白良浜に隣接した「白良湯」にもハシゴ。

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浴場は2F。L字型の大きめの湯船が一つあるだけですが、風呂から白良浜が一望。外湯からの眺望では日本屈指かも。

湯は松の湯と同じようですが、こちらのほうが混んでいるせいか、松の湯ほど熱くはなくいたって適温でした。

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【温 泉 名】白浜温泉
【施 設 名】白良湯
【入浴料金】400円
【交通手段】白浜駅からバス。白浜バスセンター下車すぐ。
【泉  質】ナトリウム・マグネシウム-塩化物泉
【源 泉 名】生絹湯(すずしゆ)
【泉  温】67.0度

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2013.02.03

【閉店】あら焚き豚骨 あらとん@新宿御苑前

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 丸の内線新宿御苑前駅から新宿通りを東へ。夜はサイバラ風の絵が描かれた看板が煌々と光っていますのですぐ判ります。先客4、後客4。札幌の人気店の都内進出だそうですが、札幌では未訪。

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 店内の券売機で「醤油らーめん(800円)」を注文。基本メニューでこの値段はちょっときついですなぁ・・・ 他に「つけ麺」も。

 店内は縦長のカウンターが2本並んだ格好で19席。厨房は店奥にあって様子は全く判らず。また店が混んでいる訳でもないのに随分待たされました。

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 口が少し窄まった、食べにくくて個人的にはあまり好きではないタイプの丼で登場。

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 麺まで茶色く染まっているせいか、ぱっと見は名古屋の「味噌煮込みうどん」にそっくり。暖簾には「ドンドコ炊いた豚骨スープに魚のあらを豪快に加えいい感じに仕上げました。」とありますが、どろどろ感の強いスープは豚骨のベースが強くて「あら」のほうは言われなければ、よくある豚骨魚介と区別がつかなかったかも。「またお前か」よりは魚臭さがやや強い気はしましたが。

 かえしが変わっているのか、あるいは見た目に惑わされてるせいか、醤油というよりは八丁味噌っぽい味わいがするのは不思議なもの。食後はずっしりと重いものの、見た目ほどしょっぱくは感じなかったのは救い。

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 麺は緩い縮れ入りの太麺。他にチャーシュー、刻みネギ、メンマ。スープの印象が強すぎて麺も具も全く印象に残らず。

 それなりに美味いけど、高くて出てくるのが遅いとなると二の足を踏むなぁ・・・

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2013.02.02

【閉店】つけ麺 ななやま@小川町

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 都営新宿線小川町駅B6出口から1ブロック南へ。「きび」の並び。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客1。

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 つけ麺がメインの店ですが、「ラーメン(650円)」を注文。つけ麺だけでなく、ラーメンも中盛(300g)まで同値段のようですが、並(200g)で。

 店内はテーブル席主体で4人掛けと2人掛けが各2卓。カウンターはわずか3席のみ。

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 やや大きめの丼で登場。

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 スープは鶏+魚介のようですが、「またお前か」と比べるとかなりマイルドというか、単に鶏も魚介もベースが弱いような気がしました。ベースが弱い上に全体にかなり甘め。くどくはないので、これはこれで好みの方もいるとは思いますが。

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 麺はストレート太麺。スープが弱いので太麺だと相性がイマイチのように思われる上に、麺がちょっと柔らかすぎて好みに合わず。

 刻み玉ねぎがたっぷり入っていますが、やたら味が濃いスープなら口休みになる玉ねぎも、このスープだと逆に玉ねぎの癖が正面に出すぎてイマイチ。

 他に薄いチャーシューとメンマ(少々胡椒交じり)、かいわれ大根、海苔。

 「またお前か」をファインチューニングしようとしたら、却っておかしくなったみたいな。

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2013.02.01

南紀2013(3)~白浜巡り(中)

南紀2013(2)から続く)

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少し北へ戻って、これまた観光の定番「千畳敷」へ。砂岩からなる岩盤ですが、砂岩は非常に柔らかいため、打ち寄せる波の浸食を受けて複雑な地形を形成しています。

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遠目には判りませんが、足元は彫り物の落書きだらけ(つД`)

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さらに北へ歩いて、海辺の露天風呂で知られる「崎の湯」を冷やかしてみました。いつも混んでいる上に、今日は風が強くて寒いのでスルー。一回入ったことあるし。

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近くには源泉の櫓が林立。

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白浜の外湯の一つ「牟婁の湯」。

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前には貝のモニュメントがありましたが、趣旨不明。

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牟婁の湯は戸口をくぐると真正面に番台がある昔ながらの外湯です。前回来た時は300円でしたが、いつの間にか400円に値上がりしていました。外湯で400円はかなり高く感じます。

湯船が2つあり、一つは「みゆき湯」を源泉とする透明な湯。もう一つは「まぶ湯」を源泉とする、塩気があって少し赤茶けた湯です。

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【温 泉 名】白浜温泉
【施 設 名】牟婁の湯
【入浴料金】400円
【交通手段】白浜駅からバス。「まぶ湯」下車すぐ。
【泉  質】(1)ナトリウム-塩化物泉 (2)含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
【源 泉 名】(1)行幸源泉 (2) 砿湯(まぶ湯)2号
【泉  温】(1)78.6度 (2)75.5度

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夏は海水浴客で賑わう白良浜。石英を主成分とする真っ白な砂浜が特徴。砂浜に貼られたネットは防砂用でしょうか?

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白浜は海水浴をはじめマリンスポーツが盛んで、夏場は大いに賑わう反面、温泉なのに冬の集客がイマイチ(関西だとカニ目当てに城崎や北陸のほうが人気かな?)なせいか、こういうイベントも。昼間にみるイルミネーションは少々マヌケですが。

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白良浜のそばには足湯「しらすな」も。

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露天風呂は営業終了でした(´・ω・`)ショボーン

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