四国2013冬(5)~予土線
(四国2013冬(4)から続く)
中村駅から再び「土佐くろしお鉄道」に乗って窪川へ。1番ホームには中村(現四万十市)のラッピング列車が停車中。
戦国時代に中村を支配した土佐一条氏は、関白一条教房が応仁の乱の混乱を避けて中村に流れてきたことに起源を有しているので、ラッピングは「麿」。
乗車するのは「黒潮町」のラッピング列車。こちらは鰹や鯨を描いていますが、昨日乗ったジョン万に比べるとインパクトに欠けます。
終点窪川駅到着。
こちらはJRの窪川駅。第三セクターと駅舎が別々に設けられている場合、大抵後から出来た3セクの駅舎のほうがしょぼいのですが、窪川は逆。
単行ディーゼル車が待つ国鉄臭漂うホームから予土線に乗車。
四万十川沿いを走り、JR四国随一の車窓美を誇る予土線ですが、車両はオールロングシート。
終点宇和島まで2時間強かかるのにトイレがありません。
中間地点にあたる江川崎まではある時は四万十川沿いに、
ある時はトンネルと鉄橋で四万十川を串刺しにしながら進みます。
水嵩が増した時は水面下に沈んでしまう沈下橋もちらほら。
江川崎から先は四万十川の支流沿いに。
景色が良いのは予土線の東半分ですが、乗客が多く乗るのは西半分。終点宇和島近くになると中高校生で一杯になって立ち客多数。おまけに列車のスピードもがくんと落ちてラストがつまらないのが予土線の難点。
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