【展望】ACL広州恒大戦
いよいよ2013年の浦和が戦闘モードに突入します。
初戦は広州恒大とのアウェーゲーム。浦和にとって2008年以来のACL参戦です。ただ、2008年は前年優勝のご褒美でグループリーグなしだった上、準決勝で敗れた相手がよりによってG大阪だったこともあって、どうもACLを闘ったような気がせず、個人的には2007年以来のイメージ。
浦和の属する「グループF」は広州恒大(中国)、全北現代モータース(韓国)、SCG ムアントン・ユナイテッド(タイ)が相手。グループリーグ上位2チームが勝ちぬけ。今年からラウンド16はH&A制になったので1位抜けに拘る必要はありません。
広州恒大は昨年からリッピが監督を務め、かつリーグ連覇を果たした強豪であることくらいしか予備知識がありませんが、なにせこちらは今年最初の公式戦。
どこまで選手のコンディションなり試合勘なりが戻っているのか?どこまで新戦力がフィットしているのか?等々不安だらけの初戦ですし、何かと面倒な中国での試合ということもあってドローで終えられれば万々歳でしょう。
もっともミシャのスタイルだと「無難に引き分けで試合を終える」というのは結構な難題で、殴り合いの末に、引き分けで終わってしまうほうがフツーにありうるのですが・・・
キャンプ期間中に坪井と平川が小破したので、代わりに森脇と宇賀神が入るのは間違いないところ。興梠の小破は「アジジ作戦」のような気がしてなりませんが、昨年の不動のスタメンからどの程度入れ替わりがあるのか楽しみです。
ミシャにとってACLは2010年に続いて2度目。広島が初めてACLに挑んだこの年はいきなり3連敗を喫したのが響いて、あえなくグループリーグ敗退。
浦和の主力でも2007年のACLを知る者は阿部・啓太・坪井・平川と随分少なくなってしまいましたが、監督共々前回の経験をどこまで生かせるのでしょうか?
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