道東2013(4・了)~根室・エスカロップ
(道東2013(3)から続く)
一夜明けて、最果ての地「根室」にぽつんと存在するローカルB級グルメ「エスカロップ」を試食に出かけました。
入店したのは根室駅から近い「ニューモンブラン」。営業しているのかどうか、外観からはさっぱり判りませんでしたが、2重に仕切られたドアを突き進むとちゃんと営業していて先客2。
店内はもはや都内では探さないと見つからなくなった昭和の純喫茶風。
ただメニューは喫茶店としては破格といって良いくらい食事が充実。エスカロップを店として大いに売り出しているようではなく、あくまでも数多くあるメニューの一つという位置づけ。良く探さないと判りません。なおメニューは今時珍しい税抜表示で、この辺も昭和の御世から一歩も出ていないかも。
フォークと共にソースが先に登場。
バターライスの上に非常に薄いポークカツレツを載せ、ドミグラスソースをかけたもの。端にポテトサラダと千切りキャベツが添えてあり、コンソメスープがおまけについてきました。
ソースはやや甘めで若干スパイスが効いています。肉が非常に薄いためソースの味が支配的。
長崎の「トルコライス」や金沢の「ハントンライス」と同じ系譜にあるローカル洋食(?)ですが、両者ほどのボリューム感はありません。またどう見ても学生向きの食い物ですが、長崎や金沢と違って根室は学生なんて高校生までしかいないから、840円もするエスカロップには手が出ないんじゃ?
根室駅にはエスカロップを出す他の店の紹介も。
またキヨスクでは「エスカロップ弁当」も販売。こちらは550円とコンビニ弁当並みのお手ごろ価格でした。
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