【展望】13年第2節名古屋戦
・ひと頃オフシーズンに大暴れしていた名古屋ですが、今年の補強も控え目。主だったところでは永井と金崎が移籍した一方、矢野とヤキモフスキーを補強しています。
・永井は昨年のチーム得点王(10点)でリーグ戦30試合2315分出場、金崎は32試合2140分出場で5点取っています。
・一方獲得した矢野は典型的な守備的FWで矢野自身の得点はあまり期待できません。ケネディが故障がちで、昨年は闘莉王大作戦を常態化せざるを得なくなった反省から電柱型FWを補強したものと目されますが、矢野は新潟でCF大島と組んでWGをやっていた時期が一番活躍していたような気がしてならないのですが・・・
・従って新外国人のヤキモフスキーが外れなら今年の名古屋は昨年比大幅戦力ダウンという勘定に。もちろん単なる机上論ですが。
・ケネディは依然故障中で開幕には間に合わず。故障をおして開幕戦に出場した闘莉王は試合中に故障して途中交代。っちゅーか、シーズン前の合宿をさぼったこともあってコンディション万全とは思えない闘莉王を開幕戦で無理づかいしてやっぱり故障ってもはやマネジメントもへったくれもないような・・・
・大卒新人の牟田がCBでデビューしていますが、こちらはミス連発だった模様。怪我の闘莉王に続いて交代を命ぜられています。
・ピクシーはどういう風の吹き回しか、今年も性懲りもなく3バックを試行。そしてCB2枚を交代させた挙句、とうとう4バックに戻したようです。もっともサイドに人数をかけて放り込みを敢行したところで、その先にいるのが矢野だからなぁ・・・・
・浦和はオフに補強した選手がことごとベンチ入りし、開幕戦で興梠と森脇がスタメン。阪野と那須が途中出場を果たしました。昨年から選手層にぐっと厚みが出てきたためか、ミシャはターンオーバーの可能性を示唆していましたが、今週は平日に試合がなかったので、広島戦からスタメンをほとんどいじってこないと思います。
・昨シーズン最終戦で浦和に完敗した名古屋。今回は主力選手を欠いている上に戦術浸透もイマイチとなると、どう見ても名古屋を叩きのめす絶好機なんですが、そういう相手に往々にしてやらかしてしまうのが浦和だからなぁ・・・
・セットプレーはさほど脅威ではない広島相手ですら自陣深い位置でファウルを犯した挙句にFKで1点取られ、それ以外にも随分CKを与えてしまいました。90分を通じて全く見所がないにも関わらず、セットプレー一発で勝ってしまうのは名古屋の得意芸だけに要注意。
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<前節:名古屋 1-1 磐田>
-----矢野-----
--玉田----藤本--
ヤキモフ-ダニルソ-田口-隼磨
-闘莉王-ダニエル--牟田-
-----楢崎-----
50分:闘莉王→増川
66分:牟田→阿部
81分:藤本→小川
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