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2013.04.30

鶏王 けいすけ@秋葉原

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 秋葉原駅電気街口から総武線ガード南側沿いに西へ。平日夜に往訪。「七代目けいすけ」のリニューアル。先客6~7、後客3。

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 店先のメニューを一瞥して、券売機ボタン先頭の「鶏王らーめん(780円)」を注文。「鶏王」が鶏白湯のこってりタイプで、「鶏そば」があっさりタイプ。

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 卓上のもやしが食べ放題。ピリ辛仕上げなところも含めて一風堂そっくりのサービスです。

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 話には聞いていましたが、丼の中にラーメンの具としてはあまりにも巨大な鶏もも肉がゴロン。このままでは食べにくくてしょうがないので、鶏を取り皿へ撤去。

 鶏白湯のスープはとろみが強く、しょっぱいとまでは行かないもののかなり濃い目の味わい。にんにくチップが少々。少々鶏臭さが残っていて食べ手を選ぶかも。

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 麺は細めの縮れ麺。やや堅めの仕上がりで濃厚スープに負けることなく最後まで楽しめました。

 巨大な鶏もも肉は、手で持ってかぶりつかなくても箸でほぐせるくらいに柔らかく煮込まれていますが、味付け自体はごくあっさり。

 終盤ややくどくなりがちな内容、構成なのに鶏もも肉の他はきくらげと申し訳程度のネギのみ。こうなると無料のもやしが俄然威力を発揮。

 前の「七代目けいすけ」が個人的には全くいただけなかったので、今回のリニューアルは大正解だと思います。ただ、外国人観光客も含めておのぼりさん、一見さんが多い土地柄か、見た目のインパクト重視に走ってしまったのが残念です。フツーに作っていれば高評価なんですが・・・

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2013.04.29

広島2013(5・了)~竹原散策(下)

広島2013(4)から続く)

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何の下調べもせずに竹原を訪れたところ、当地では「雛めぐり」の真っ最中。古い商家といい、一般のお店といい、そこら中で派手派手しく雛人形を展示。

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天保年間だとか明治だとか、かなり古い雛人形も展示されていました。お雛様はかなり面長で眼が小さくて、現代の目からみると美人とは言いがたいような・・・

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お目目ぱっちりで、丸顔っぽいのが今風。といってもこれは昭和期で、平成のお雛様はまた違うのかなぁ・・・

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古い雛飾りでは、お内裏様が御殿に入ったタイプも。

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でも、これだと三人官女がメインで、お内裏様はバックダンサーになったみたいで(苦笑)

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なお竹原はアニメ「たまゆら」の舞台としても絶賛売出し中。といってもワシは今回出かけて初めて知った次第で、アニメは全然見たことがないんですが・・・

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空洞化が進行して崩壊寸前の駅前商店街がちょっと痛い感じになっていました。

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2013.04.28

【観戦記】13年第8節:浦和 0-1 清水

・試合内容自体は決して悪かったわけではなく、むしろ今シーズンでは良かったほう。特に前半は文字通り清水に何もさせずに浦和が一方的に攻め立てましたが、終わってみればその前半に先制出来なかったのが痛恨事。

・広州恒大との激闘から中2日。しかも全く同じスタメンでリーグ戦に臨むのはさすがに選手達にとってかなりきつかったようで、後半は引いて守る清水守備陣を攻め倦んだ挙句、ミスからカウンターを喰らって失点。

・相手は縦にポーンと蹴って、「あとはバレーよろしくな!」みたいな、なんか大昔の中東諸国にありがちだったサッカーなのに、その罠にまんまと引っかかっての失点とは情けない限り。

・おまけにもう一回罠に嵌りかかって、ぶち抜かれた阿部が一発レッドで退場する惨事も。この日唯一の失点も攻撃参加してきた阿部のボールロストがきっかけ。

・大宮戦はどう見ても相手が一枚上だったなと認めざるを得ない敗戦だったのに対し、今回の負けは試合内容では相手を優に凌駕しながら、なんでもない凡ミスで不覚を取ったみたいな、天皇杯で格下にジャイアントキリングを喰らったような、なんともやるせない敗戦でした。

・まぁ審判の怪しげな判定によって負けたわけではなく、相手の汚いプレーによって敗戦に追い込まれたわけでもないので、負けは負けとして受け入れざるを得ませんが。

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・ただ振り返ってみれば攻めている割には決定機が少なかったのも事実。前半高い位置にいる浦和の両WBに清水はほとんどなすすべがない状態で、浦和は大きなサイドチェンジを交えながら両サイド、特に宇賀神が盛んに好機に絡んできましたが、そこからのクロスに正確さを欠いて決定機に至らず。

・マルシオは広州恒大戦同様好調を維持しており、やや下がり目の位置からボールキープ&左右への配球で活躍していましたが、相方の柏木が見るも無残な出来。マルシオが引いてきたら代わりに柏木が前に突っ込まないと前線の頭数が足りないのに、往々にして柏木は行方不明。これじゃ相手は興梠だけ気をつけていればOK。前半に点が取れなかったのは柏木の不出来による部分が大きいと思います。

・特徴が被りがちなマルシオ、柏木を2シャドーに並べるより、片方にドリブラーの原口 or 梅崎を置くほうが中央を固める相手を崩すには良いのでしょうが、残念ながら共に故障中でどうにもならず。

・後半浦和の攻撃が低調だったのは浦和の疲労もさることながら、清水がDFラインを下げ、しかも両SHも意味のないフォアチェックを止めてSBとの距離を縮めて専守防衛に徹したからかなぁ? これで前半あれほど活発だった浦和両WBはほぼ沈黙。ミシャは宇賀神に代えて関口を投入しましたが、関口は宇賀神と比べて槙野との連携に難があり、独力突破に陥りがちであまり機能せず。

・同じ途中投入の矢島は狭いスペースでボールを受けて前を向いたり、常にDFライン裏への飛び出しを狙っていたりと、ドリブラーではないけれどもボールの受け手としては絶不調の柏木よりは面白い存在かと。

・終盤の阪野投入後のフォーメーションは4-3-2だったのかな? でも阪野に何を期待しているのかさっぱり判らないまま試合終了。阪野のシュートがポストを叩く場面があるにはありましたが・・・・

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-----興梠-----
--柏木----丸塩--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--那須--森脇-
-----加藤-----

65分 宇賀神→関口
70分 啓太→矢島
87分 平川→阪野

・スタメンは広州恒大と全く同じ。永田、原口、梅崎と怪我人が相次いだため、前目はスタメンを入れ替えようにも関口をスタメン起用するかどうかくらいしか選択肢がなくなってしまいました。その関口も今日の出来を見るとスタメンは無理と思われ、なんとも辛いところ。

・もっとも後ろ目では坪井、暢久と実績のある選手がベンチのままというのがもったいなさすぎ。相手がバレー頼みなのが判りきっているのなら、連戦でお疲れの森脇に代えてスピードのある坪井を起用する手があったのではないかと、繰言のように結果論を語っても詮無いか・・・

・ただ今季積極的に補強した割には、結局怪我人発生に伴う選手入れ替えにしか役立っておらず、怪我とは無関係な「計画的なターンオーバー」はACLの苦戦によって雲散霧消になってしまったのは気になります。

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-----バレー-----
竹内---高木---河井
---村松--杉山---
李--ヨン---平岡-吉田
-----林------

得点:64分 バレー

62分 高木俊→石毛
82分 河井→高木純
90分 竹内→廣井

・ゴトビ監督は昨年浦和に手も足も出なかったのがよほど悔しかったのか、今回は逆にプライドも何もかもかなぐり捨てて、徹底的に「勝てないにしても負けない」手を打ってきました。その手が見事に奏功しての敵地での勝利。

・まるでどっぷりと残留争いに嵌り込んでしまったチームみたいな、「戦術はバレー」に徹した姿は潔いというかなんというか・・・

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2013.04.27

中華そば 蛍@大和田

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 東武野田線大和田駅の南東。駅から離れた、畑の目立つ一角にポツンと立っています。日曜夕方に往訪。

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 券売機で「中華そば(750円)」を注文して店内で行列。他に「塩」「味噌」「つけ」など。

 店内は横長カウンターが10数席と、店右奥に4人掛けテーブル2卓。ラーメン屋が混む時間帯ではないはずですが、次から次へと客がやって来て店内は常時満席に近く、店内に待ち客がMAX7、8人できるほど。客のほとんどがカップルや家族連れ、グループ客でした。

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 いかにも容量がありそうな深めの丼で登場。

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 スープは魚介ベースの動物交じりといったところですが、脂控えめで類例と比べるとあっさり目。また魚粉、節が目立たないのも好印象。底のほうにはお決まりの柚子。

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 麺は太い縮れ麺で、つるつるもっちりした食感。やや柔らかめな印象を受けましたが、それでいてコシはしっかりしており、スープの絡みも良く、かなり気に入りました。

 具はチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔。麺のクォリティーの高さと比べると具はありきたり。

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2013.04.26

【展望】13年第8節清水戦

・今年も大量失点を繰り返し、ナビスコ杯ではこともあろうに磐田に大敗を喫したことから一気に首元が涼しくなった感のあったゴトビ監督。ところが、リーグ戦ではしょっぱい試合内容ながら磐田を1-0で破ったためか、監督解任の機運はちょっとしぼんでしまったようです。浦和にとっては実にありがたいことですが。

・今年のオフも毎度毎度の大量解雇&大量採用で、まるでどこぞのブラック企業。ゴトビは監督就任3年目ですが、その割に全くチームに成長が感じられないのはこれだけ選手が毎年毎年入れ替われば当然のこと。

・昨年チーム得点王だった大前が海外移籍した他、高原や山本海、小林大といったサブメンバーを放出。もっともオフにいなくなった以上に、小野、岩下、枝村とシーズン中にいなくなった選手が目立ちましたが。

・そして大学やJ2から大量補強。ただこれまでのリーグ戦出場時間を見ると、戦力になっている選手はほとんどないような・・・補強の目玉だったバレーも後述のように使い方が間違っているような気がしてなりません。

・ゴトビは開幕当初3ボランチ(4-3-2-1)を指向していましたが全く機能せずに大量失点を繰り返したためか早々に放棄して昨年の4-2-1-3を経て、今はより尻が重い4-2-3-1へ移行。

・特にここ3試合はかなり守備に重心を置いているように伺え、鳥栖戦やC大阪戦では相手の拙攻にも助けられて出血は止まっていますが、磐田戦は失点しなかったのが不思議といっていいくらいの惨状でしたから、まだまだ予断は許しません。

・守備重視で後ろに人数を割きがちなためか、攻撃は非常に単調。ボールを両サイド目一杯に張った選手に展開して、そこからバレーへの繰り返し。ただバレーは長身な割にはハイボールにはそれほど強くなく、それ以前にポストプレーがあまり上手くないのは周知の事実。そのバレーにサイドからボールを集めるだけじゃまず点は入らんでしょうなぁ・・・ 大前を失ったので、サイドから中へ斬り込んでシュートを撃ってくるような選手も見当たりませんし・・・

・ただ前を向いた時のバレーの恐ろしさを、先日のナビスコ杯に例によって手抜き仕様で臨んだ大宮が目覚めさせてしまったような気も。

・浦和は広州恒大戦から中2日と極めて厳しい日程で、中3日の清水より不利ですが、CBがバレーに前を向かせてしまうようなミスさえなければまず失点することはないかと。むしろ清水に両サイドのスペースを消された中で、どうやって点を取るかが課題でしょう。

・原口と梅崎が相次いで故障してしまいましたが、広州恒大戦ではマルシオと平川がその穴をしっかり埋めてくれました。

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<前節:清水 1-1 C大阪>

-----バレー-----
河井---伊藤---石毛
---村松--杉山---
李--ヨン---平岡-吉田
-----山本-----

得点:33分 バレー

70分:河井→村田
70分:伊藤→八反田
87分:石毛→竹内

※高木が出場停止で伊藤をスタメン起用。

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2013.04.25

笑堂@本川越

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 西武新宿線の終点本川越駅が一応最寄駅ですが、店は喜多院入口交差点そばにあってかなり距離があります。日曜昼に往訪。先客ゼロ、後客2。

 基本の「豚そば(700円)」を注文。他につけそば、支那そばなど。後払い制。卓上に紅しょうがとにんにくが置いてありましたが、白ゴマや高菜は見かけず。

 店内はL字型カウンター6席。かなり手狭で、椅子の背後のスペースがあまりありません。水セルフ。

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 円錐状の深めの丼で登場。

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 博多風のラーメンを出す店だと思ったのですが、実態はだいぶ違いました。茶濁したスープは豚骨ベースには違いないのですが、ややとろみが強く、しかもタレがきつくて少々しょっぱめ。

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 麺は極細ストレート麺でデフォルトでも堅めの仕上がり。極細でも濃厚スープに負けないどころか相性抜群。。替玉(100円)は別皿で出てきました。

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 変り種の替玉もいろいろ用意してあるようです。

 特筆すべきなのはトロトロの豚角煮。この値段でこの出来は文句なし。他にネギ、きくらげ。

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【TV短感】13年ACL 第5節:浦和 3-2 広州恒大

・前半はボールを支配する時間こそ長いものの、チャンスらしいチャンスは掴めず。唯一のビッグチャンス=マルシオが得たPKを阿部が失敗し、さらにこともあろうに攻撃参加していた森脇のボールロストからカウンターを食らって失点。ここまでアウェーゲームの試合展開の再現に他ならず、前半を見る限り浦和の勝ち目は限りなく乏しいように思いました。

・ところが、先制されて浦和がふっきれたのか、あるいはなぜかリッピが繰り出した選手交代がよくなかったのかは判りませんが、後半開始直後から浦和は那須と啓太を後方に残して総員突撃の攻めだるま状態。これを広州が防ぎきれずというか、後ろに人数は割いているのだが、肝心な人を掴まえていないというなんだかなぁ状態に陥ってしまい、浦和が立て続けに2点を奪って逆転。

・1点目の平川→興梠は前半からの唯一の攻め手だったサイド攻撃がようやく嵌った格好。久しぶりにスタメン出場の平川は前半試合勘が鈍ったせいかミスが多かったように思いましたが、1点目に繋がったクロスは昨年好調時のもの。その後も興梠へ惜しいクロスあり。これなら梅崎の故障をきっちり埋めてくれそう。

・圧巻だったのは2点目。阿部→槙野→阿部なんて後ろ目の選手だけで点を取るなんて浦和は相当ふっきれないとできんでしょう。引いた相手にこのパターンが炸裂し始めると浦和の破壊力も一段とアップすること請け合い。

・さらにカウンターで広州DFを振り切ってエリア内に突入した興梠がPKを獲得。今後はマルシオが決めて3点目。

・広州はコンディションが良くないのか早くも棒立ちに。激昂したリッピがペットボトルを蹴り出して退席処分になる一幕もあり、この勢いならアウェーゲームで失った3点のビハインドをひっくり返すのも不可能ではないと思ったのですが、浦和も連戦の疲れか、3点目を奪った後は急激に失速してボールを前に運べなくなり、攻守の切り替え、押し上げも遅くなって、必死に最前線でボールをキープする興梠が孤立。

・終盤は副審がオフサイドの判定で取り消しになったはずのムリキのゴールを随分時が経ってから主審が判定を覆して認めてしまったり、暢久への目に余るラフプレーで相手が一発レッドになったはずなのに、なぜか暢久にもイエローが出たりと、訳のわからない主審劇場になってしまい、埼スタの試合だろうとACLはACLであることを実感。

・これでアウェー全北戦のようにロスタイムで同点に追いつかれでもしようものなら埼スタは大荒れに荒れたでしょうが、程なく試合終了。

・この試合で文句なく良かったのはマルシオ。柏木共々やや引き気味の位置でボールを受けることが多かったマルシオですが、そこから簡単にサイドへ叩くだけではなく、自らボールを持って前へ進むことも多々。またエリア内への飛び出しを見せることもあり、その一つが前半のPK奪取に繋がりました。原口の故障で次節清水戦はマルシオがスタメンに入る可能性が高いと思いますが、マルシオの復調は好材料。

・一方心配なのは加藤。ロングキックのみならず、短めのキックでも直接タッチラインを割ってしまう場面が目立つだけでなく、本来チームを落ち着かせないといけない立場なのに自分が一番慌てているようにしか見えないのは困ったもの。スローイングに迷って枠外飛び出し=ハンドを取られたのがその象徴。GKの交代がぼちぼち視野に入ってきたような・・・

・この日は体調不良で雨中の観戦を断念しましたが、後悔することしきり(´・ω・`) ショボーン     観客数は2万を切ってしまいましたが、それを全く感じさせない熱気がテレビから伝わってきました。

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2013.04.24

武蔵家 池袋店

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 池袋西口、東京芸術劇場の向かいのブロック。斜向かいに「中本」。近くに「味坊」あり。土曜昼に往訪。先客2、後客3。

 屋号通り横浜家系の店で、しかもメニューは「らーめん」とそのオプション類のみ。店内の券売機で「らーめん・並(650円)」を麺堅めで注文。しかもライス小・中・大とも終日無料とのことで、ライス小をつけてもらいました。

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 店内はL字型カウンター8席。水セルフ。卓上には漬物が目立ちますが、定番の豆板醤やにんにくも用意。

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 スープは家系のとんこつ醤油そのものですが、ごはんが必須というほどしょっぱいわけではなく、またやたら脂っこいわけでもないので、家系としてマイルドな範疇に入るのかも。

 麺は堅めで頼んだのに、出来上がりは堅いどころかやや緩めで甚だ残念。空いているのにオペレーションが雑なのかなぁ・・・ 量は160gとのこと。

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 具はチャーシュー、ほうれん草、海苔と定番の品々。なお付いてきたごはんが小にしては大きいのに参りました。

 麺が極めて残念でしたがそれ以外は可もなく不可もなしで、安くて、しかも量を食べたい人にはうってつけでしょう。

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2013.04.23

ほうきぼし 神田店@神田

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 神田駅北口からガード沿いに南へ下ってすぐ。平日夜に往訪。先客4、後客2。

 赤羽の人気店の支店で「坦々麺(880円)」を注文。他に汁なし坦々麺、雪のたんたん、たんたんつけ麺など。また担々麺専門店というわけではなく、「濃厚鶏煮干らーめん」や「濃厚鶏煮干つけ麺」といったメニューも。後払い制。

 店内は厨房沿いにカウンター5席、壁際に4席。さらに店奥に2人掛けテーブル2卓。かなり手狭。

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 赤羽で食べた時はいきなり山椒の香りがつーんと来ましたが、こちらは特にどうということはなし。またごまダレもあまり効いていなくて、ストレートに辛い印象。中央に肉味噌、周辺にナッツ、もやし、小松菜を配していますが、赤羽ではあったにんにくチップは目立たなくなった模様。

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 麺は太めのストレート麺。心持ち柔らかめですがもっちりした食感はなかなか。量は150gとのこと。

 普通坦々麺って、底に沈んだひき肉などをサルベージしながらついでにご飯を食べたくなるものですが、ここのはそんな感じがあまりしませんでした。退店する時にライスが無料サービスなことに気づきましたが、この内容ならそもそもライスは合わないでしょうな。

 麺は美味いので汁なし、ないしつけ麺がこの店では正解なのかも。ただかなり強気の価格設定なのが気になります。

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2013.04.22

広島2013(4)~竹原散策(上)

広島2013(3)から続く)

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三原駅から呉線に乗り換えて竹原へ。

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瀬戸内海沿いにのんびり走る呉線。車窓美は申し分なく、JR九州なら間違いなく観光特急を走らせているであろう路線だと思います。でも現状はロングシートの電車だらけ。

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三原から約40分で竹原駅到着。「かぐや姫」は竹原の「竹」にかけているだけで、かぐや姫伝説が残る町でもなんでもないと思いますが・・・

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竹原駅裏の煙突がちょっと興ざめ。

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竹原はもともと製塩業で栄えた街。駅から1kmほど北に、江戸時代中期から明治にかけての町並みが残り、「町並み保存地区」に指定されています。

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「安芸の小京都」という言い方もあるようですが、竹原は純然たる商工業都市であって地方政治の中心ではありませんから、都でもなんでもないような・・・

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とはいえ、広島や岡山あたりから車でぷらっと立ち寄るには手ごろなためか、観光地としてはマイナーなりに賑わいをみせていました。

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松坂邸。竹原を代表する商家で、江戸末期(1820頃)のものを1879年(明治12年)に全面的な改造を行って今日の形に。

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小笹屋。ニッカウィスキーの創始者、竹鶴政孝の実家です。

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中では当然ながら試飲可能。4合瓶が置きっ放しになっていて、「好きなだけ飲んでけ!」みたいな太っ腹な姿勢!

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竹原で一際目立つ洋風の建造物。現在は竹原氏歴史民俗資料館として利用されていますが、もともとは昭和初期に図書館として建築されたもの。

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2013.04.21

【TV観戦記】13年第7節:大宮 1-0 浦和

・結果的には那須が負傷してピッチ外に出ているドサクサ紛れに奪われた1点が決勝点になってしまったので少々後味の悪い感は否めません。ただ、浦和は90分を通じてチャンスらしいチャンスがなかった一方、大宮はセットプレーからのシュートがバーやポストを叩く場面がありましたから、どこからどう見ても大宮の完勝。浦和は原口の負傷退場が響き、これといった見せ場を作れないまま、またしてもダービーで敗れてしまいました。

・大宮は守備時には5-3-2みたいな格好でしたがブロックを作って守るのではなく、むしろマンマーク徹底。かつ浦和がボールを下げると積極的にDFラインを押上げて浦和の最終ラインに圧力をかけてきました。この試合悔やまれるのがこの大宮の守備に対して無為無策というか、やや消極的と見られても仕方がないプレーに終始してしまったこと。前半の浦和はまともにビルドアップができず、時折宇賀神に展開して大宮右SBと1対1を仕掛けるのが精一杯。

・この試合を大きく左右したのは原口の負傷退場。GK北野と交錯しての負傷でしたが、マンマークで来る相手に1対1を仕掛けて一発でぶち抜ける可能性が最も高い原口がいなくなり、それによって大宮攻略は一層難しいものになってしまいました。原口に代わってマルシオが投入されましたが、マルシオは自分で仕掛けてどうこうするタイプではなく、むしろ他者から使われるタイプなので大宮の堅守をぶち破れず。

・悪いことは続くもので、前半終了間際に那須が負傷してピッチ外へ出ている隙を突かれて失点。那須はバックスタンド側に出てしまったので、出血が止まっていることを主審が確認できるまでビッチに入れず、ゲームが途切れずに進んでいる間に先制点を許してしまいました。

・先制された浦和はやや前がかりに。かつボール回しのテンポもよくなって徐々に大宮のマークがずれはじめ、前へ前へとボールを運べるようになりましたが、エリア前中央を固める大宮最終ラインを崩しきれず、ボールを支配する割には依然チャンスらしいチャンスを作れず。興梠がなんとかDFラインの裏に飛び出そうと奮闘しているが、大宮の最終ラインがよく統率されていて全部オフサイド。

・ミシャが後半攻撃の基点になっていた梅崎を代えたのがこの試合最大の謎。代えるなら後半完全に消えていた宇賀神じゃなのかなぁ・・・しかも梅崎に代わって入った関口はほとんど機能せず。この交代でサイド攻撃はたまに槙野が左サイドを抉るだけになってしまい、しかもそれも大宮にエリア内中央で全部弾き返されてしまいました。

・ミシャの最後の一手は宇賀神→阪野という驚きべきものでしたが、阪野に何を期待しているのか全く判らないまま。これじゃ当然チャンスになりようがなく、そのまま試合終了。

・どちらもチャンスが少ない試合でしたが、少ないチャンスをきっちり決めた大宮の完勝。浦和は大宮が2トップにボールを入れてくるところをきっちり潰して大宮のカウンターをよく防ぎ、追加点こそ許しませんでしたが、如何せん点が入る感じが全くせず、先制点を奪った大宮が楽々逃げ切った印象。

・浦和を徹底的に研究してきた大宮に対し、浦和は普段どおりのサッカーで挑んで手も足も出なかったといって差し支えない試合内容で、ちょっとダメージが残る敗戦でした。

-----興梠-----
--原口----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-梅崎
-槙野--那須--森脇-
-----加藤-----

27分 原口→マルシオ
69分 梅崎→関口
84分 宇賀神→阪野

---ズラタン--ノヴァ--
富山--------渡邉
---金澤--青木---
下平-片岡--菊地-今井
-----北野-----

得点:45+2分 ズラタン

82分 富山→渡部
85分 渡邉→村上
86分 ズラタン→長谷川

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2013.04.20

麺屋 KABOちゃん@駒込

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 駒込駅から本郷通りを北へ。霜降商店街入ってすぐ。平日夜に往訪。先客2、後客1。

 迷走を繰り返した末にあっという間に閉店した「ラーメン 凪 煮干王 駒込店」の跡地ですが、外観・内装どころか箸まで前の店のまま。おまけに店内に掲げられた営業許可書も「ラーメン 凪」名義なので、実質的に凪チェーンの別ブランドなのかもしれません。

 メニューは「しもふり中華そば(700円)」のみ。トッピングに「味玉」だけが用意されていますが、往訪時は既に売り切れ。券売機はなく前金制。

 店はL字型カウンターのみ6席程度で相変わらず狭小。店主が一人で切り盛り。

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 スープは鶏ベースの魚介交じりといった感。食べ始めはそうでもないのですが、食べ進むにつれてかえしがきつく感じられるようになりましたが、全体のバランスは悪くありません。

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 麺は細めの緩い縮れ入り、心持ち堅め。ぷつんぷつんという食感で、かつての「西尾中華そば」の麺に良く似た印象。スープとの相性は至って良好。

 チャーシューもやや醤油くさいのが難ですが、値段を考えれば破格な美味さ、そして噛みごたえ。他にメンマ、ネギ、海苔。

 店が狭苦しいので混むと難儀ですが、この出来なら十分再訪に値します。

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2013.04.19

【閉店】石川家@戸田

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 戸田駅から東へ。戸田市役所の南隣あたり。日曜昼に往訪。先客10人くらい、後客5~6人。昔戸田公園に住んでいた時にちょくちょくお世話になりましたが、川口に来てからは全く足を運ぶこともなくなり、10年ぶりくらいの再訪。

 券売機で「ラーメン(700円)」を注文。太麺と細麺が選べるようで、太麺で注文。なお「横浜家系」を掲げてはいますが、店内に麺の堅さ・脂の量などをカスタマイズできる旨の表示はありません。またメニューがやたらと多く、味噌ラーメン、和風ラーメンやつけ麺、さらにはカレーチーズラーメンといった変り種も。

 店内は非常に広く、L字型カウンター15席くらいと4人掛けテーブルが4卓。水セルフ。なおにんにくや豆板醤などのお馴染みの調味料類はカウンターになく、「必要なら店員に言ってくれ」というスタイル。非常にけち臭い印象を与えます。

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 店が非常に暗くて写真映りがイマイチですが、ほうれん草の色合いを筆頭に見た目も実際良くありません。スープは一応家系っぽい豚骨醤油の体裁を保っており、脂も豚骨出汁もまずまずですが、かえしは控えめで、家系の割にはあまりしょっぱくありません。

 家系としては非常に妙なのが麺。麺は太麺というほど太くはなく、平打ちっぽいストレート麺。さらに口当たりがつるつるしています。

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 チャーシューはぺらぺらのが2枚。他にほうれん草、九条ネギ、海苔。

 この内容だとワンコインのなんちゃって家系と大差がないような・・・ でも戸田にはこれといったラーメン屋がないので、このレベルでも生き残っているんでしょうなぁ・・・

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【展望】13年第7節大宮戦

・明日は「さいたまダービー」。

・2011年はJ1残留を賭けた一戦という形でダービーを迎え、その一戦に敗れた浦和の監督の首が吹き飛んでしまう(というより、限りなく自爆でしたが)一幕がありましたが、上位同士の対戦という形でダービーを迎えたのは初めてかも。

・例年浦和が上位で、大宮が残留ラインの前後を彷徨う形でダービーを迎え、当然大宮を軽くあしらえるものと思ってスタジアムに出かけたら、大宮のなりふり構わない反撃にあって往々にして一敗地にまみれるというのがこれまでありがちだったダービーの構図。自陣に引きこもる大宮を攻めあぐねて、カウンター一発で浦和が敗れる、あるいは引き分けに終わるのがよくあるパターン。

・その点、今回のダービーは正真正銘のガチンコ勝負で、見応えのある一戦になりそうです。

・前節のC大阪戦で今年の大宮を初めて見ましたが、やっているサッカーは極めて積極的。DFラインを押し上げてコンパクトな陣形を維持しながら前から果敢にプレッシング。そしてボールを奪ったらゴールへ向かって直線的に、かつ人数をかけて攻めてきます。結果が出ているので選手間に迷いがなく、自信を持って攻め上がれるんでしょうなぁ・・・

・そして昨年獲得したFWズラタンが強力。CB高橋の退場で大宮は数的不利に陥りましたが、ズラタンが個人技で茂庭を翻弄して豪快なゴールを決めて快勝。しかもそのズラタンに頼り切っているようなサッカーではないのが厄介。

・もう一枚の看板ノヴァコヴィッチは故障しているのかベンチにもいませんでしたが、大卒新人のFW富山がその穴を埋めています。

・また右SB今井が渡部に代わって初めてスタメン起用されていましたが、今井は大宮ユースで中大経由という宇賀神パターン。

・東が移籍したり、カルリーニョスが戦列を離れていたりと中盤の面子はぱっと見地味になりましたが、全員がハードワークしているので彼らの不在は全く気になりません。

・CBは河本も深谷もいなくなってしまいましたが、東京Vから来た高橋がその穴を埋めて余りある活躍。ただ前節愚かにも暴言で立て続けにイエローを2枚もらって退場&次節出場停止。片岡が代わって出場すると見込まれますが、ここがおそらく穴に。

・またいかにも体力を消耗しそうなサッカーをやっている上に、選手層が厚くはないので、夏場をどう乗り切るかが見もの。

・浦和は久しぶりに週央に試合がなかったので、いつものメンバーでいつものサッカーを繰り広げるのみ。「普段通りやれば勝てる」という、これまでのダービーでありがちだった妙なぬるい試合の入り方が払拭される分、良い試合が期待できそうです。

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<前節:C大阪 1-2 大宮>

---ズラタン--富山---
チョ---------渡邉
---金澤--青木---
下平-高橋--菊地-今井
-----北野-----

得点:1分 金澤、85分 ズラタン

68分:チョ・ヨンチョル→片岡 (高橋退場のため)
77分:渡邉→渡部
84分:富山→村上

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2013.04.18

【閉店】ラーメン凪 豚王@大宮

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 大宮駅東口「高島屋」の向かい。祝日夕方に往訪。先客4、後客4。

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 戸外の券売機で「豚王(780円)」を注文。一番安いメニューがこれなので、かなり強気の価格設定。先、後客ともつけ麺を頼む人がいて驚きました。

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 細かいオプションを伝票で指定するあたりは「一蘭」とそっくり。麺堅め&2辛で。

 店内は厨房に向かってL字型カウンター10席と壁に向かってカウンター6席。案内されてから気づいたのですが、座ったところは厨房へ伝票を通すところの脇。店員がちょろちょろするので鬱陶しいこと限りなし。がらがらなのにわざわざそこに通すか?

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 スープは全くと言っていいほどとんこつ臭なし。ばっと見はありきたりなマイルドとんこつですが、かなり甘ったるくて好みに合わず。ベースが甘いのに辛味噌を加えて無理やりピリ辛に仕上げているので、全体になんとも微妙・・・・

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 麺は極細ストレート。堅めで頼んだのに堅いどころか、むしろ心持ち柔らかいくらいの仕上がりでがっかり。細麺の割には結構待たされたのも気になりましたが、オペレーションに問題があるんじゃないかなぁ、この店。量は替玉前提の少なさ。

 チャーシューは薄いながらもかなりの大判のが2枚。結構肉質がしっかりしています。他に刻みネギ、きくらげ。

 場所が良い上に年中無休&24時間営業と使い勝手はいいのですが、高くてクォリティーがイマイチというのは・・・ 渋谷店でも思いましたが、凪チェーンって煮干しは美味いのに豚骨は全然ですな。

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2013.04.17

無銘@神田

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 神田駅東口からガード沿いに北へ。ガード下の店ですが、信号のある通りを渡って北へ進むと人通りもぐっと少なくなります。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客1。往訪時には屋号がまだ決まっていないようでした。

 券売機を見るとメニューは「熟成練り醤油らーめん(700円)」のみ。並(160g)、大盛(270g)とも同値段でしたが並で。

 店内は縦長I字型カウンター6席とこじんまりしており、厨房内には店主のみ。

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 スープのベースは塩味の鶏白湯。確かにかなり薄口ですが、鶏の出汁自体は非常にしっかりしており、しかもそれでいて鶏臭さを感じさせない優れもの。わずかに塩気を加えればこれだけで十分なくらい。

 「熟成練り醤油」を徐々に溶かしていくと、確かに塩味から醤油味に変わってゆきますし、味もかなり濃くなってゆきます。味噌には魚介類を相当仕込んでいるようですが、黒胡椒も加えているせいか、店が謳うほど「和風」とは思えず。

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 麺は緩く縮れた並太平打ちタイプ。やや堅めで、しかもラーメンというよりは限りなくパスタのような味わい。この麺も洋風感に拍車。

 具は海苔、ゆでキャベツ、チャーシュー、辛ネギ。

 チャーシューの脂身が多いのは残念ですが、それ以外は大満足の出来。

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2013.04.16

広島2013(3)~尾道散策(下)

広島2013(2)から続く)

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千光寺ロープウェイに乗ってみました。中央に天寧寺三重塔。尾道水道を挟んだ向かいは向島。

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ロープウェイを降りたところは千光寺公園。桜の名所として有名ですが、桜の季節でなくても眺望だけで十分楽しめます。

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(つД`)

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千光寺公園からの下り坂は「文学のこみち」と名づけられ、尾道ゆかりの作家・詩人による作品を刻んだ石碑が建てられています。全然知らない作家もよーけおるんやけどね。

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千光寺。前回来た時はここまで歩いて登ってきましたがロープウェイだといったん公園に登ってからだいぶ降る格好に。

なお千光寺公園はもともとは千光寺が造成した「共楽園」。のちに尾道市に寄贈されたものです。

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寺の周辺には巨岩がごろごろ。宮島の山頂と似ています。

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あとは坂道をひらすら降るだけ。

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坂を下りきった先には向島渡船。どこかで見たことがあるなと思ったら、NHK朝ドラ「てっぱん」のロケ地でした。

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駅に戻ったら、駅前広場で尾道名産「わけぎ」の試食会をやっていたので遠慮なく試食。でも残念ながら全国的には知名度皆無。おしい!

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2013.04.15

肉そばけいすけ@住吉

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 半蔵門線住吉駅B1出口を出て、四つ目通りを挟んだ向かい。日曜昼に往訪。先客1、後客1。

 店内のタッチパネル式券売機で「肉そば(700円)」を注文。他に「味噌」。店外のメニューを見るとつけ麺はない模様。

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 店内は縦長I字型カウンター10席。さらに店奥に小上がりがある模様。卓上にはきゅうりの漬物あり。

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 スープは真っ黒でかなり醤油ダレが正面に出ており、食べる分にはどうということはありせんが、飲むには辛いくらいのしょっぱさ。また表面の脂も多めで、かつ炒めたような臭いが気になりました。店内は生姜の臭いが充満していますが、それで鼻が慣れてしまったせいか、生姜のほうはめちゃ強いというほどでもなく。

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 麺はやや固めでコシの強い並太縮れ麺。

 で、売り物のはずの肉ですが、量こそ多いものの、なんだか旨味がすっかり抜けきったような、ぱさぱさした感じの豚肉がてんこ盛りになっているだけでイマイチ。この値段で肉そばを出そうとするとこんなもんでしょうな。

 他にメンマ、ナルト、かいわれ大根。

 「不味くても良いから、とにかくいっぱい肉を食いたい」という人向けの店です。

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【観戦記】13年第6節:浦和 2-0 湘南

・引いて守る湘南相手になかなか攻撃の形が作れずに苦しんだが、柏木の縦パスに反応した興梠が難しいゴールを決めて先制。後半は一転して積極的に前に出てきた湘南に対し、何度となくカウンターを浴びせながらも決定機を外しに外し、結局追加点は柏木CKの一点のみ。

・湘南には85分過ぎに際どい場面が2度あっただけで、それ以外はチャンスらしいチャンスを与えておらず、正直今季のリーグ戦では最も楽な試合だったと思います。ただ幾度となくあった決定機を外しまくったのは甚だ遺憾。ホームでの全北現代との一戦ではそれが敗因になってしまったのが記憶に新しいだけに、楽勝とはいえ試合終了後はもやもや感が拭えず。

・とはいえ、今季未だノーゴールで、浦和で闘うプレッシャーに押しつぶされそうになっていた興梠がついに1点を取り、さらにこれまた不調に喘ぐ柏木は1ゴール1アシストで復調の兆しが見受けられ、「収穫は勝ったことだけ」と切り捨ててしまうような中身のない試合でもなかったと思います。

20130414013

-----興梠-----
--原口----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-梅崎
-槙野--那須--森脇-
-----加藤-----

得点:30分 興梠、73分 柏木

59分 啓太→マルシオ(柏木がボランチへ)
59分 梅崎→関口
90+1分 原口→阪野

・スタメンはアウェー全北現代戦と全く同じ、いつものリーグ戦の面々。

・湘南の試合は昨年も今年も全く見たことがなかったので出方が楽しみでしたが、前半はそれほど積極的にプレスを仕掛けてこず、むしろ5-4-1で引き気味の構え。浦和がGKまでボールを下げたり、ゴールキックになったりした時だけ前の3人が浦和の最終ラインにプレッシャーをかけて簡単にはビルドアップを許さないよう工夫してはいました。

・ただこの時5-2-3みたいな格好になるので必然的に啓太へのプレッシャーが緩くなり、結果的に浦和のビルドアップ対策としてはあまり意味がなかったような・・・ 前半高い位置でボールが奪えない湘南はやむなく引いて5-4-1で守る時間帯が長くなりました。

・前半の浦和はボールを支配する時間こそ長いものの、決定機どころかシュートチャンすらなかなか作れず。ただここで焦らず丹念に中から外、外から中と丹念にボールを回しながら相手の隙を執拗に窺えるようになったのは今年の良いところ。結果が出ているので心理的に余裕があるのでしょう。

・先制点は引いた位置にいた柏木が浮き玉の縦パスで湘南DFラインの裏を突き、興梠が背後から来るボールを足先で決めたもの。興梠の初ゴールは難しいものでしたが、引いた相手の崩し方としては実に理想的。浦和の前線の5人全員が相手の5バックに合わせて惑星直列のように並んだままではチャンスになりようがありません。一人は引いて受ける、そして他の者はDFラインの裏を狙って飛び出すという教科書的な崩しが見事に嵌りました。

・先制された湘南は後半になって一転してDFラインを積極的に上げて前に人数をかけてきましたが、浦和は先制した余裕があるためか、湘南のプレスを楽々交わして攻撃の形を作らせず。それどころか逆に中盤でボールを奪って一気にカウンターを仕掛ける場面が何度もありました。

・ミシャは珍しく早い時間帯に選手交代。上々の出来だった啓太を下げたのが謎でしたが、お疲れの啓太を休ませる目的というより、積極的に点を取りにいったのかも。故障が伝えられていた梅崎の代わりが平川ではなく関口だったのもその傍証。

・良く動く上にボールを簡単には失わないマルシオ投入で湘南の守備はほぼ壊滅状態に陥りましたが、原口が、興梠が、そしてマルシオ自身が外す、外す!

・柏木のゴールはCKが強風で軌道が変わってそのままゴールマウスに吸い込まれたもの。たぶん本人が語るとおり偶然の要素が強いものでしょう。狙ったシュートは決まらず、狙っていないCKが決まる。これもフットボールにはありがちなこと。

・残り5分くらいになって那須のミスからカウンターを喰らったり、槙野がキリノに裏を取られたりして際どい場面を2度作られました。これで1点取られようものなら文化シャッター様のお怒りは必定。追加点をボコボコ取れなかったのは残念でしたが無失点で試合を終えられたのは何よりでした。

20130414012

-----キリノ-----
--武富----菊池--
高山-ハン--永木-古林
-大野-宇佐美--鎌田-
-----安藤-----

57分 永木→梶川
63分 武富→エジバウド
80分 菊池→岩上

・湘南はちょっと浦和を警戒しすぎたのかも。大分のように頭から積極的に仕掛けてきたほうが、へろへろの浦和に対して多少勝機はあったかと思います。この試合は逆に受身になって浦和に終始走らされる展開になってしまい、お疲れの浦和を追い込めませんでした。

・キリノは初めて見ましたが、DFを背負うと全く何もできず、DFに当たられて簡単にボールロスト。真面目に走ってはいますが、J1ではちょっと通用しそうにないかと。

・前でボールが収まらず、サイドからクロスを入れられるような基点もできず、湘南が点を取る姿が見えてこないまま試合終了。

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2013.04.14

博多一風堂 上野広小路店(2)

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 上野広小路駅・松坂屋から中央通りを南へ下って上野3丁目交差点手前。平日夜に約2年ぶりの往訪。店内のキャパがでかいため、先客・後客の数ははっきりとは判りませんが空いていました。

 期間限定(3/22~5/6)で売り出し中の「鶏豚ソバ」を注文。温玉ごはん付きの「セット(790円)」でも単品と40円しか変わらないので「セット」にしてもらいました。

 店内は入口脇に10人掛けくらい巨大テーブルと、店奥に6人掛けテーブルが3卓。さらにカウンターが10席くらい。着丼まで辛味もやしをひたすら堪能(^^;

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 背の高い円錐型の丼で登場。

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 スープは鶏白湯と豚骨を合わせたものだそうですが、豚骨のほうが強めに出た味わい。背脂や海老の揚げ玉を浮かべていることもあって、食後はずっしりと胃にもたれましたが、食べているうちは見た目ほど濃厚感、こってり感は感じず。というか、鶏白湯をあわせたことで豚骨の旨味を半ば打ち消しているような気がする上、水っぽい春キャベツを浮かべたことで、味わいが一層淡白になってしまったような・・・

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 麺は緩い縮れ入りの平打ち麺で、ややざらざらごわごわした食感。スープの絡みがイマイチな上に、若干堅めなこともあってスープに対して強すぎる印象。

 鶏肉団子に自己主張が強い柚子を仕込んだのは甚だ疑問。スープに合っているとも思えず。他に薄いチャーシュー、刻み玉ねぎ、九条ネギ。

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 セットについてくる温玉とご飯。量的には単品で十分でしたし、温玉も特にどうということはなく。

 レギュラーメニューより割安感があるのが唯一無二の利点かも。

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【観戦記】13年第4節:浦和L 0-1 日テレ

・今年初めてのなでしこ観戦。浦和はベテラン選手の大量引退&移籍で面子を一新して新シーズンを迎えましたが、残念ながら全くいいところなし。スコアこそ1-0でしたが、およそ点が入る気配がなく、スコア以上の完敗といった印象。

・スタジアムが多少色めき立ったのは前半35分くらいから前半終了までの10分くらいで、それ以外は見どころゼロ。後半なんてくしゃみでもしようものならスタジアム全体に響き渡るのではないかと思われるほど静かなもので、これじゃ次の試合も見にこようと思う人はおらんのじゃないかなぁ・・・

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・なにせ昨年の主力の約半分がいなくなったので、組織はほぼ一から作り直し。最大限甘い見方をすれば、今は守備を整えるのが精一杯で攻撃にまで手が及んでいないのかもしれません。両SBとも1対1の対応に難があってサイドを抉られ気味で、そのうちの一つ、斎藤が競り合いの過程でPKを取られたことが結果的に敗因になってしまいましたが、日テレに与えたチャンスはさほど多くはありません。

・前半こそ坂本や岸川が日テレのプレスを受けてオロオロしたり、稚拙なビルドアップをカットされてカウンターを喰らったりとやや不安定でしたが、後半は立て直してきました。もっとも日テレが1点あれば十分と無理に攻めて来なかった可能性もなきにしもあらずですが。

・中盤のプレス網はそれなりに機能していて、高い位置でボールを奪う場面もそれなりにありますが、問題はそこからの攻守の切り替えが緩慢なこと。高い位置でボールを奪ったら手数をかけずに攻めきるわけではなく、かといって厚みをもって攻撃するにしては動き出す頭数が足りず、その間に日テレはさっさと帰陣してしまうので全くと言っていいほどチャンスになりません。

・ボールを持たされた場合はもっと悲惨。高い位置でライン一杯まで張り出しているSHなり、サイドに流れてきた柴田にボールを預けて攻撃の基点を作るところまでは行きますが、そこからフィニッシュに持ってゆく形が全く作れず。

・SHは常に数的不利を強いられ、たまにSBがサポートに入ってもSHとの連携がなきに等しいために日テレの守備網をはがすには至らず、SHがどこかへ行った後で今後はSBが数的不利を強いられてサイドで行き詰まる始末。斎藤のSBらしくない重戦車系ドリブル攻撃はそれなりに面白いんですが。

・もっとも連携が未熟なのは何もSHとSBの間に限ったことではなく、中盤より前目での浦和のボールホルダーはいたるところで孤立無援を強いられていました。

・なんか見たことがある光景だなぁ、と思い返すと、これってほぼ「ペッカー」そのまんま。しかも原口みたいな独力で数的不利を打開できる可能性がある選手がいない中でのペッカー。サイドは突破できず、かといって中央を使おうにも吉良のポストプレーに多くは期待できず、これで守備がしっかりしている相手に点が取れるようになるまでは大変でしょうなぁ・・・

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-----吉良-----
後藤---柴田---安田
---藤田--岸川---
斎藤-高畑--坂本-石井
-----池田-----

77分:後藤→堂園(安田が左SHへ)
84分:吉良→栗島(岸川が1トップへ)

・猶本は故障中なのか、ベンチにもおらず。

・何の予備知識もないままスタジアムへ出かけたので怪しげですが、浦和の基本フォーメーションは4-2-3-1、ないし柴田が終始高めの位置にいたのでFW縦並びの4-2-2-2なのでしょうか。

・また攻撃時には藤田がかなり高い位置に顔を出して、岸川が後ろに残ってバランスを取る格好なので、4-1-4-1ないし、4-1-2-3にも見えました。

・長年右SBを務めていた土橋の後に入った石井はまだユース所属。序盤はどうなることかとヒヤヒヤものでしたが、90分を通じてはよくやったと思います。むしろ左SB斎藤のほうが守備はやばかったかと。

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2013.04.13

【展望】13年第6節湘南戦

・湘南が3年ぶりにJ1に帰ってきました。前回昇格の2010年は大量失点を繰り返してぶっちぎりの最下位で降格。勝ちきれない試合が続いたフィンケ2年目の浦和にもきっちりダブルを許しており、この年の湘南がいかに弱かったかうかがい知れます。

・その時の惨状からすれば、3年目で再昇格を果たしたのは意外に早い気がしました(戦力的には優位と見られる千葉や京都よりも早い再昇格!)。

・チョウ・キジェ監督は就任1年目にして昇格に成功。チョウ・キジェは1994-95年に浦和の主力としてプレーしており、浦和ゆかりのプレーヤーとしては珍しく監督としても成功したなと思ったのですが、その前にモンデナイヨ(2005年京都J2優勝)がいたか・・・(´・ω・`)ショボーン

・ただダヴィ様々でぶっちぎりの戦績でJ1復帰を果たした甲府や、プレーオフを勝ち進んで劇的な形でJ1復帰を決め、まるで優勝したかのような騒ぎとなった大分と比べると、湘南のJ1復帰はあまりにも地味。

・また今年の昇格3チームは揃いも揃って資金難。湘南もそれなりに選手の入れ替えをやっては見たものの、新加入選手にはビッグネームどころか、過去J1でそれなりの実績を上げた選手も見当たらず。また前回J1時の主力もほとんど残っていません(MFハンくらい)。元浦和の中村祐也は故障でもしているのか、今季ベンチ入りもなし。

・FWキリノは見た目のインパクト、っちゅーか掃除機のノズルに付けるアタッチメントみたいな髪型があまりにも印象的ですが、なにせ湘南の試合は昨年も今年も全然見たことがないのでプレースタイルは見てのお楽しみ。

・湘南の基本フォーメーションは3-4-2-1で浦和とがっぷり4つの格好。

・浦和は火曜日の全北限代戦でリーグ戦と同じメンバーをスタメン投入しましたので、湘南戦では両WBを筆頭に若干メンバーを代えてくるかと思います。絶不調の柏木も休ませてしかるべきだと思いますが、ミシャがどう考えるか・・・・

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<前節:湘南 1-1 川崎>

-----武富-----
--高山----梶川--
大野-ハン--永木-古林
-島村-宇佐美--鎌田-
-----安藤-----

得点:84分 高山

63分:梶川→菊池
69分:武富→古橋
76分:大野→岩上

※キリノは故障のためベンチにもおらず。

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2013.04.12

桜花@赤羽

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 赤羽駅西口前の巨大なイトーヨーカドーを回りこんでバス通りを南へ。通りに面していますが、外観があまりにも目立たないためうっかり通り過ぎそう。平日夜に往訪。先客1、後客1。

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 一応ラーメン専門店のようですが、メニューは少なめ。「ラーメン(650円)」を注文。後払い制。

 店内は縦型I字型カウンター8席のみ。水が出てこないので、セルフサービスかと思って給水器を探せどもその姿はないので不審に思って尋ねたところ、単に出し忘れでした。

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 やや小さめの丼で登場。

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 見た目通り、鶏がらベースの古典的な醤油味ですが生姜がやや強め。また表面の脂も心持ち多め。

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 麺は細い縮れ麺でスープの絡みは良好。

 具は薄めのチャーシュー、メンマ、刻みネギ、海苔。

 いかにも飲んだ後の〆の一杯といった感じのラーメンで、可もなく不可もない出来ですが、特段酒やつまみ類が充実しているわけでもなく、この店をどういう方向に持ってゆくつもりなのかなぁ・・・

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広島2013(2)~尾道散策(上)

広島2013(1)から続く)

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早朝から山陽新幹線&山陽線を乗り継いで尾道へ。新幹線の同じ車両には赤者が2名いて、同じ三原で降りたけど、どこへ行ったのかいのぅ・・・

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尾道には過去何度か来たことがありますが、今回はお寺巡りにチャレンジ。上写真は尾道駅から近い持光寺。

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まだこの頃は梅の季節でした。桜も完全に散ってしまった今となっては随分昔のことに思えます。

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坂を登ると寺。坂を下ると山陽線がゴゴゴゴー。そしてその向こうに海。そんな尾道の風景。

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尾道の坂道には猫が似合いますが、猫屋敷じゃあるまいし、そこら中にいるというわけでもなさそうで。

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天寧寺三重塔。尾道大橋のほうはこの時間帯完全に逆光なのか少々残念。超有名観光地ですが、朝早すぎたせいか、赤者は全く見かけず。

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仁王門に大草履がかかる西国寺。

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坂の街の割には西国寺の境内は意外に広く、奥には1429年(永享元年)足利義教の寄進により建立された三重塔も。

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2013.04.11

我羅奢@西早稲田

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 地下鉄西早稲田駅1番出口から明治通りを北へ。馬場口交差点近く。平日夕に往訪。先客ゼロ、後客1。屋号は「がらしゃ」と読みます。

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 麺大盛どころか、トッピングの追加まで全て無料と、学生街らしく量を前面に押し出しています。

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 店内の券売機で「鶏白湯(塩)ラーメン(700円)」を注文。

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 着席すると伝票で麺の量やトッピングを指定。チャーシュー2枚、味玉1個、他は並で注文。

 店内は縦長L字型カウンター11席と、店奥に小さなテーブル席あり。椅子はサスペンション付き。

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 縦横に歪みのある変な器で出てきました。しかも麺の量と器の大きさが極めてアンバランス。なんなんだろう、これ?

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 鶏白湯スープは典型的な「またお前か2代目」。しかも変な器のせいでスープが広くて浅い状態で出てくるせいか少々ぬるいのが難。鶏臭いというわけではありませんが、ぐいぐいと引き込まれる要素はなく、逆にすぐにくどく感じるようになってしまいました。

 麺は細いストレート麺でスープの絡みは微妙・・・

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 ここまでなら許容範囲内ですが、乗せ物が悉く良くありません。味玉、穂先メンマ、細もやし、ネギ、チャーシューといろいろ乗っていますが、味玉がまずまずなくらいで、後は全部安っぽい味わい。まぁ大盛も無料だとこうなるわなぁ・・・

 またそもそもこのスープにもやしは合わないんじゃないかなぁ・・・

 徹底してコストパフォーマンスを追及したい人向けの店です。

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2013.04.10

【閉店】あんど@三ノ輪

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 日比谷線三ノ輪駅から徒歩2分程度。平日昼にほぼ3年半ぶり2度目の往訪。先客3、後客2。

 メニューが随分増えていて目移りしてしまいましたが、前回食べた「醤油らぁ麺」とは正反対と思われる「チゲうま辛味噌(850円)」を注文。他に「塩」「とんこつ」「こく辛味噌」「白味噌」及びそれらのつけ麺など。ご飯ものとのセットメニューはなくなっていました。

 店内はL字型カウンター8席のみ。厨房内には男女各1名がおり、ラーメン屋では珍しいことに、作り手は専ら女性のほう。

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 スープは動物系の出汁をベースに、唐辛子をかなり利かせたピリ辛仕立て。具が茹でものということもあって脂っぽさがほとんどなく、またピリ辛ではあってもしょっぱくはないし、やたら味噌が自己主張してくるわけでもないので、最後まで飽きずに食べられました。

 麺は太目の縮れ入りでもちもちっとした食感はまずまずですが、やや柔らか目なのが残念。もっともスープに合わせるとこんなもんなのかもしれません。

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 具は茹でたもやしとキャベツがたっぷり。チャーシューはバーナーで炙って乗せていました。他にネギ、海苔、青菜、メンマ。量的には十分すぎるくらい。

 三ノ輪という場所柄を考えるとやや強気の価格設定ですが、先客はいずれも常連風で、しっかりと土地に根付いているようです。

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【TV短感】13年ACL 第4節:全北現代 2-2 浦和

・必勝を期して敵地全州へ乗り込んだ浦和。試合開始早々那須と梅崎がゴールを決め、リベンジを果たすにはこれ以上ない試合展開でしたが、後半に追いつかれてドロー。そもそも勝たないとグループリーグ突破が難しくなる上に、ロスタイムに入ってから同点ゴールを許してしまったこともあって心理的には限りなく負けに等しいドローゲームです。

・驚いたことにこの日のスタメンは磐田戦と全く同じ。必勝を期すためにJリーグで負けていない面子を揃えたのでしょうし、さらに次の試合が日曜日であることを考慮したのかもしれません。ただこの面子だと後半へろへろになるのは明々白々で、そのためにも是が非でも前半のうちにリードを奪っておきたいところ。

・そして、実際は2点もリードを奪えたのですから試合展開としては理想的だったはずですが、選手の消耗は予想以上に激しかったようで、前半半ばから後半30分くらいまで全北に押されっぱなし。エニーニョが繰り出すセットプレーは脅威で、ポストに助けられる場面も2度ばかりあり、試合の流れからすれば同点に追いつかれるのは必然だったかもしれません。1失点目はCKのこぼれ玉をエニーニョがGK加藤の位置を見てループ気味のシュートを決めたもの。

・全北の攻撃はロングボールを放り込んでこぼれ玉を拾うか、上手くファウルをもらってセットプレーに賭けるかという、良くいえばパワフル、悪くいえばくそつまらないパターンに終始していましたが、ホームでの一戦同様、またしても浦和はこのやり口に屈してしまいました。

・浦和は最終ラインでボールを蹴りだすのが精一杯。いつものように相手のプレスを交わして、ボールをしっかり繋ぐなんてことは全然できず、全北の波状攻撃を浴びてしまいました。たまに前にボールが繋がっても往々にして柏木がボールロスト。これじゃ最終ラインは堪りません。

・同じく休みなしの啓太や阿部と比べても柏木の運動量の少なさ、ミスの多さは目に余るものがあり、極論すれば柏木のスタメン起用、あるいは柏木を68分も引っ張ったことがこの試合を勝ちきれなかった主因だと思います。

・またこの試合も主審に悩まされました。最初はそんなに変ではなかったのですが、時間の経過と共にどんどん笛を吹きまくるようになり、全北はその傾向を上手く利用して「コケ芸」「スベリ芸」で狡猾にファウルゲット。イ・ドングなんか最初から最後までその芸風を駆使していたように見えましたが、那須も槙野も何度も同じ芸にやられてはいかんですなぁ・・・

・2点リードした後も阿部に2度、興梠に1度決定機がありましたが、消耗からか共に精度を欠いて追加点ならず。特に上手くDFライン裏に抜け出てGKと1対1になった興梠のシュートが枠内にすら飛ばなかったのにはさすがにずっこけました。興梠は点を取っていない自責の念にかられてか、自ら進んでどツボに嵌っているようでもあり、見ていて非常に切なくなります。

・後半30分を過ぎて全北もお疲れになったのと、マルシオ投入で浦和もやや中盤でボールが持てるようになったこともあって、なんとか1点差で逃げ切れるかと思ったのですが、ロスタイムになってセットプレーからのこぼれ玉をぶちこまれ、そのまま試合終了。

・ホームでの3失点と合わせて計5失点。崩された失点は一つもないのだけれども、同じような失点を繰り返している以上、「崩されてはいない」のは何の慰めにもなりません。

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2013.04.09

征麺屋 かぐら屋@水道橋

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 水道橋駅東口から東京歯科大水道橋病院裏辺り。もともと「生粋 四日坊主」や「金みそ商店」のあったところ。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客1。

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 戸外の券売機でボタン左上の「あっさり鶏そば(680円)」を注文。他に「濃厚鶏そば」「つけめん」。

 店内はL字型カウンター8席。カウンター背後のスペースがやや手狭。

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 スープはやたら鶏出汁や塩ダレが自己主張しない、わりとおとなしい感じの味わいですが、必要以上に柚子を利かせすぎな気も。

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 麺は細麺ストレート。持ち上げたところ麺がぐったりして嫌な感じがしましたが、特に柔らかすぎというわけではなく、いたって普通。量は140gとやや少なめ。

 鶏チャーシューのほうは肉質がしっかりしていて満足できる出来でしたが、鶏団子のほうは嫌いな紫蘇交じりでがっかり。他に細メンマ、青菜、刻みネギ、海苔。

 「またお前か2代目」な店っぽいようですが、可もなく不可もなし。

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2013.04.08

【閉店】ちゃんぷ@神田

0006

 神田駅西口を出て、ガード沿いに北へ歩いてすぐ。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 売り物の「肉玉ラーメン(750円)」を注文。券売機はなく、後払い制。

0000

 店内はカウンターが2本。厨房に向かって6席、壁に向かって4席。水セルフ。

 店奥にジャーが置いてあってご飯食べ放題。さらに生卵も2個まで無料。卓上にきゅうりの漬物あり。

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 なんか徳島ラーメンを意識したような構成ですが、出てきた品は全くの別物。スープは一応豚骨ベースのようですが、なんかインスタントラーメンに毛が生えた程度の、なんとも平板、なんともチープな味わい。

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 麺は家系で出てきそうな太目の縮れ入り。噛み応えも良く、スープとは対照的にまずまずの出来。ただ量が少なめ。ご飯をつけることを想定してのことかな?

 肉は甘く煮込んだ豚肉と玉ねぎ。デフォルトだとスープがやたらしょっぱいわけではないので、スープの中に卵を入れて肉を食べやすくする必然性はなく、すき焼きみたいに別皿に卵を溶いたほうがよさげですが・・・
またへなへなのメンマは無いほうが・・・ 他に刻みネギ、ナルト。

 基本的に「質は問わないからたくさん食べたい」方の店。学生街じゃあるまいし、オヤジの街神田では長続きしないと思います。

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広島2013(1)~酒都・西条

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ビッグアーチへ向かう前に、広島空港から程近い「酒都・西条」にちょっと立ち寄り。西条駅は立替工事の真っ最中で、昔の大原のクラブハウスを思い起こさせる、あんまりな造りでした(つД`)

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行ってから気づいたのですが、訪れた当日は「醸華町まつり」。駆け足で通り過ぎるにはあまりにも勿体無かったなぁ・・・

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最も駅から近い「白牡丹」の前には、朝早くからスタンプラリーの受付に集まる観光客。白牡丹は1675年(延宝三年)創業で、 広島酒の中で最も古い歴史をもつとのこと。

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賀茂鶴。洋館の事務所が併設されているためか、他の酒蔵とはだいぶ変わった印象を受けます。

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亀齢。こちらはやや小さめの酒蔵。

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酒蔵の中でも一際高い煙突が目印の「福美人」。

創業1917年。全国の酒造業者の出資で設立された、オーナーのいない法人組織としては日本初の蔵元。酒造技術の養成機関(西条酒造学校)として指定を受けたという面白い歴史を持っています。

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広島カープの樽募金に使われたものだとか。

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押切もえを執拗に推してくる福美人。

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西条には良質の水を汲みに来る人も。

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2013.04.07

かきカレー@厚岸

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厚岸「高島食品」が製造している「かきカレー」。

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鍋物と違ってカレーにしてしまうとかき自体の旨味ははっきりとは判りませんが、カレー自体はコク、味わいに深みがあって気に入りました。かき本体も3個ほど確認。

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【観戦記】13年第5節:浦和 2-1 磐田

・ボール自体は最初から最後まで浦和が支配。しかし盛んにシュートを放つものの、磐田に上手く守られてなかなか決定機は掴めず。興梠のPK失敗で先制機を逸したどころか、前田の「デスゴール」を喰らってしまい、昨年なら間違いなく負けていた試合展開でした。

・しかしCKから森脇が同点ゴールを決め、さらにロスタイムにはカウンターのチャンスを原口が決めて劇的な逆転勝ち。電車が軒並み停まってしまう危険を顧みずに埼スタへ出かけた甲斐がありました。

・勝つには勝ちましたが、先制を許したため非常にしんどい試合でした。磐田は驚いたことに昨年とは打って変わって前からはほとんどプレスを掛けてこず、ブロックを作って浦和が無理に縦パスを入れてくるのを待ち構えるような守り方に。

・守備時には両WBが下がって5バックになるのはもちろん、両IHも下がって5-3-2みたいな格好でブロックを作り、最初はDFラインを高く設定し、浦和にボールを持たせながらブロックごと下がってひたすら浦和のミスを待つような按配。

・これだと金園をベンチスタートにしてわざわざ松浦をFW起用した意味が良く判りませんでしたが、GK加藤がボールを持った時だけはガッツリ前から詰めていたので、そのためにだけ松浦を起用したのかも。今年の加藤はやや不安定なのを磐田に見透かされたのでしょうし、実際この日の加藤は前半プレスをかけられては安易にロングボールを蹴ってしまう場面が目立ちましたが、終盤は最終ラインや啓太と組んでパス回しで磐田を翻弄。

・浦和はマークがべったりついている前3人に無理やり縦パスを入れるのは自殺行為なので、専らサイドからチャンスメーク。磐田がほとんど攻めてこない、というか後ろに重心を置きすぎてか攻めの形を作れないため、後半は槙野と森脇が上がりっぱなしでほぼ2バック状態で攻撃。また磐田は5バックのDFラインが下がってバイタルエリアが空きがちなため、浦和は盛んにミドルシュートを放っていました。

・引き気味の相手に浦和はやれることはやっているのですが、柏木の判断スピードやパス精度がどつぼ状態なためか、磐田の最終ラインを崩すには至らず。興梠はパスを引き出す仕事、あるいは前線で潰れて原口に前を向かせる仕事はそれなりにこなす(原口の決勝ゴールも興梠が一枚噛んでます)ものの、点を取っていないことで妙なプレッシャーがかかってしまっているせいか、決定機を決められず。

・志願してのPK失敗はGK川口が凄すぎるとしか言いようがありませんし、前半の森脇→興梠ヘッドは難しかったと思いますが、終盤のマルシオ→興梠からのGKとの1対1は決めんといかんでしょう・・・もっとも柏木のフォローが遅いためか孤立無援な時間が長くて気の毒な面もありますが。

・しんどい試合展開で決め手になるのは往々にしてセットプレー。不調の柏木に代えて投入されたマルシオのCKを相手より顔一つ分前に出た森脇がヘッドで叩き込んで浦和はなんとか同点に。

・磐田はとにかくセットプレーに弱く、前節豊田にやられまくりましたが、この試合でもセットプレーで失点。森脇のゴールより前にも槙野にやられかかっており、森下監督があの「ざるゾーン」を放置しているのか傍目には不可解。

・同点に追いついてからの浦和はまさに押せ押せ。磐田CKのこぼれ玉を関口が奪ってからのカウンターを原口が決めて浦和逆転。

・もっとも関口→森脇と繋いだボールはいったん山本脩に奪われているので、山本脩がまともだったら磐田はピンチでもなんでもなかったはずですが(笑) 山本脩のミスを誘発した興梠も見事なら、安易に飛び込んできた磐田DFをあっさりと交わしてゴールを決めた原口もこれまたお見事でした。

20130406018

-----興梠-----
--原口----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-梅崎
-槙野--那須--森脇-
-----加藤-----

得点:77分 森脇、90+2分 原口

67分 宇賀神→関口
73分 柏木→マルシオ
86分 梅崎→平川

・爆弾低気圧が日本列島を縦断し、暴風雨で試合開催すら危ぶまれるくらいだったので、観客が23295人に留まったのはやむを得ません。雨は時間の経過と共に激しくなりましたが、風のほうはさしたることはなく試合に支障なし。

・両ストッパーが上がりっぱなしのため、那須の守備負担は半端なかったと思いますが、那須の出来は完璧。

・宇賀神は対面が駒野のためか、やや低調な出来に終始。守備では駒野にフリーでクロスを許してしまい、攻撃面でも効いているとは言いがたく、真っ先に交代を命ぜられたのもやむなし。もっとも個人的にはそれ以前に柏木を代えるべきだと思いましたが。

・失点場面は森脇のクリアミスを前田に拾われた格好ですが、それ以前に前田へのマークが外れている時点でアウトですなぁ・・・自らの誕生日を自作自演で必要以上に劇的なものにする森脇(笑)

・試合後に挨拶に出てきた阿部の足には包帯が巻かれており、ACLへ向けてかなり心配。那須をCBに入れた現在では阿部を休ませたくても代役がいなさそうなだけに。

20130406014

--松浦---前田---
--山田---小林裕--
山本康--チョン---駒野
-藤田-伊野波-菅沼駿-
-----川口-----

得点:26分 前田

55分 松浦→金園
79分 チョン ウヨン→山本脩
81分 前田→菅沼実

・90分を通じて消極的な試合運びに終始した磐田。川口がかなり早い時間帯に遅延行為でイエローカードをもらったことに象徴されるように、なりふり構わず勝ち点を取りにいったのでしょうが、守りに守った挙句の逆転負け。これじゃ選手には相当不満が溜まるような気がします。選手交代も全く意味なし。というか、山本脩は途中から出てきて失点に絡んでいるのか!

・ようやく「デスゴール」が決まって前田は多少気楽になるかもしれませんが、この状態だと降格を心配しないといけないのは浦和ではなく、どう見ても磐田ですな。

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2013.04.06

【閉店】味坊@池袋

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 池袋西口、東京芸術劇場の向かいのブロック。向かいに「中本」。近くに「武蔵家」あり。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客2。

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 メニュー構成は非常にシンプル。店左奥の小さな券売機で「らーめん(650円)」を注文。

 店内は厨房に向かってL字型カウンター7席と4人掛けテーブル2卓。もともと何の店だったかは判りませんが、内装にはほとんど金をかけなかったようで、非常に素寒貧としています。

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 スープはもはや「またお前か2代目」と化した感のあるとろみのついた塩味鶏白湯。ただ少々鶏臭さが残っています。またついぐいぐいと飲み進んでしまうような力がなく、終盤は飽きてしまいました。

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 麺は平打ち縮れ麺で、並堅かつつるつるした食感。スープの絡みはまずまず。

 チャーシューは薄め。丁寧に炙っていましたが、力を入れるべきところがずれているような・・・ 他に薄きりのメンマ、半熟玉子半個、小口ネギ。

 総じて可もなく不可もなくといった感じですが、量を求める人は近所の「武蔵家」に行っちゃうでしょうし、この場所で続けるのはしんどいでしょうなぁ・・・

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2013.04.05

【閉店】井関屋(3)@小川町

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 小川町駅A7出口を出てすぐ。味をリニューアルしたと聞いて、平日夜に3度目の往訪。先客1、後客1。

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 メニューには従前なかった「味噌らーめん」が加わった反面、「煮干しつけ麺」や「煮干し中華そば」がなくなっていました。ボタン先頭の「中華そば(680円)」を注文。前回は750円だったのでかなりの値下がり。当初売り物だった「肉そば」は止めたわけではない模様。

 店内は特に変わった様子はなく、コの字型カウンター14席。値下げのためか、ゆで卵1個サービスはなくなっていました。もっともあのサービスに70円払っていたのかと思えばちょっと腹立たしくもありますが。

 丼一杯になみなみとスープが注がれて出てくるのはありがたい(そのため受け皿付き)のですが、丼はカウンターの上に置かれるだけで配膳はしてくれず、客が立ち上がって丼を手元に降ろさないといけないっちゅーのはなんだかなぁ・・・

0000

 一人しかいないスタッフが目の前でせっせと煮干しの下準備をしていることもあって店内には煮干しの香りがほんのり漂っていましたが、スープは魚介系かと思ったのですがそんな感じはあまりせず、鶏がら等とのバランスが取れたもの。表面の脂が多めでスープは最後まで熱々。かえしも特段自己主張せず、総じて古典的な醤油ラーメンのスープそのものに感じましたが、かなり塩分が強いのか、スープをほとんど飲まなかったにも関わらず食後の渇水感は相当なもの。

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 三河屋製麺の麺はやや平ための並太縮れ麺り。スープの絡みは非常に良く、つるつる、もちもちっとした食感は気に入りました。

 チャーシューは脂がやや多めで崩れやすいタイプ。刻みネギがたっぷり入っています、他に細いメンマ、海苔。

 悪くはないが、これといった惹きもなく、リニューアルというより閉店へ向けてフェードアウト中といった感じでした。

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【展望】13年第5節磐田戦

・オフは主力に若干出入りがあり、ボランチのロドリゴ・ソウトを放出して京都からチョン・ウヨンを獲得。その結果いつの間にか磐田の外国人選手は全員韓国籍に。さらに神戸から伊野波を獲得。

・また昨年大怪我で長期離脱していた川口と金園が復帰したので、昨年の対戦時とはスタメンの顔ぶれがかなり変わったように見受けられます。

・びっくりしたのは磐田がいつの間にか3バックを採用していること。その意図は全く判りませんが、伊野波の補強で使えそうなCBが3枚になったからという単純な理由だったりして(^^; ただ駒野のいる右はともかく、左WBは人材難じゃないかなぁ? しかも大分と同じ1ボランチの3-3-2-2のようで、このシステムで4バックのチーム相手にどうやってサイドを守っているのでしょうか?

・また隣のゴトビの成績があんまりなため目だっていませんが、磐田もリーグ戦は昨年終盤からほとんど勝っていません。第26節に新潟と引き分けた後、今年第4節まで勝ったのはG大阪に引導を渡した昨年の最終節のみ。終盤の成績がボロボロだったのが3バックを採用した誘因かも。

・今季はチャンスはそれなりに作るものの決め手を欠いて勝ちきれない様子。ここまでリーグ戦無得点と「死神前田」の不振がそのまま響いた格好。むしろ警戒すべきなのは前田ではなく、後方から飛び込んでくる山田大。

・またCKの守備はゾーンディフェンスで、CKでの失点が目立ちます。鳥栖戦では豊田にセットプレー2失点。

・水曜日のナビスコ杯では川口・藤田・山田・松浦・金園と主力の多くをベンチスタートにしましたが、川崎に先制点を許して山田・松浦・金園と後半の早い時間に投入せざるを得なくなり、しかも結局敗戦。

・水曜に試合をこなしての中2日という条件は浦和は磐田と同じ。新潟戦で故障した永田の代わりは暢久ではなく那須で収まりそうですが、それ以外の面子を多少いじってくるかどうか。

・ここまでリーグ戦は全く同じ面子で闘ってきましたし、全北現代戦では興梠・宇賀神・梅崎・森脇をベンチスタートとしたので、おそらく永田→那須以外は同じ面子なのでしょうが、ほとんどの時間不甲斐ない出来だった新潟戦や全北現代戦の終盤の失速振り、あるいは火曜日の全北限代との再戦を睨んで若干の面子の入れ替えがあっても不思議はありません。

・磐田はいつものように前からがんがんプレスをかけてくるのでしょうが、今年になって急激に安定感を失っている加藤がまた変に慌ててしまわないかどうか。

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<前節:磐田 3-3 鳥栖>

--前田----金園--
--山田----松浦--
山本康--チョン--山本侑
-藤田--チョ--菅沼駿-
-----川口-----

得点:45分 山田、62分 松浦、71分 金園

HT:山本侑→駒野
58分:前田→小林(松浦がFWへ)
86分:山本康→金沢

・代表帰りでお疲れの駒野はベンチスタート。伊野波はベンチ入りしたものの出番なし。

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2013.04.04

【観戦記】13年ACL GL第3戦:浦和 1-3 全北現代

・槙野のカットイン&後方から飛び出した原口のゴールで浦和が早い時間帯に先制。その後前半立て続けに訪れた絶好機を原口やマルシオが決められず、逆に後半にセットプレー絡みで一気に逆転されてしまいました。

・序盤のうちに試合を終わらせることができず、終わってみれば「セットプレーで数少ないチャンスをものにし、その後は引いて守ってカウンターをちらつかせながら逃げ切る」という相手の狙いにずっぽりと嵌った格好での敗戦。勝てた試合を勝てなかったどころか、ホームで2点差をつけられての敗戦という極めて厳しい結果になってしまいました。

20130403025

・序盤の全北の守備はズタボロ。DFラインを押し上げて前からプレスをかけようとしたのかもしれませんが、フォアチェックは鋭さも連動性もなく、簡単に浦和に交わされていました。また非常に驚いたことに浦和の2シャドーへのマークも緩慢。浦和は簡単に縦パスを入れ、さらにボランチも攻めあがってチャンスメーク。先制後の啓太→原口、あるいは平川→原口スルー→マルシオのどちらかが決まっていればこの試合は決まっていたと思えて仕方ありません。マルシオFKが枠隅を直撃したのも残念。

・勝てた試合を決めきれずに、あろうことか負けてしまうこんな試合を見せられると、結局のところ「点取り屋を補強しないままACLに臨んだのは甘かったのではないか?」という「おじいさん、それは言わない約束でしょ?」っぽい愚痴をこぼしがちに。

・前半のうちに試合を決められなかったのも悔やまれますが、この日の主審の癖に対応できずに自陣でファウルを重ねてしまったのも残念。主審は接触プレーでいとも簡単にファウルを取る点で良くも悪くも一貫しており、下手なことは下手なんですが、基準がバラバラだった新潟戦の家本よりは遥かにマシという印象。再三再四ファウルを取られた槙野が随分いらだっていましたが、いい加減慣れないとなぁ・・・

・FKのこぼれ玉を叩き込まれた1失点目はともかく、坪井がイ・ドングに全く力及ばず易々とヘディングシュートを許した2失点目は全北の狙い通りだったかと。イ・ドングもベテランになってしまいましたが、こういうパワー系のFWは浦和にはおらんですなぁ・・・

・3失点目は浦和左サイドからのクロスを予測して前に出た加藤の裏をかいて、アウトサイドキックで直接叩き込まれた格好。こういう技術を持っている外国人選手を抱えているのも全北の強み。

・後半の浦和は立ち上がりに関口→柏木のチャンスがあっただけで、その後はさっぱり。逆転した全北は引き気味に構えて中央を固めるような守備に変わってしまい、浦和は手も足も出ず。

・逆転されてから急遽興梠を投入したものの、マルシオががっちりマークされて縦パスを全く入れられず。浦和は両サイドに展開して攻撃を試みるも、全北に中央で簡単に弾き返されてジ・エンド。興梠は途中投入で活きるタイプではないのか、全く良いところなし。

・終盤になると全北のプレスは俄然鋭さを増し、浦和は玉際で負けまくったあげく、最終ラインで全北のプレスを交わすのが精一杯となり、効果的に前線へボールを繋げられずにそのまま試合終了。後半のヘタレ加減を見ると、来週のアウェーゲームは相当厳しいものになりそう。

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-----丸塩-----
--原口----柏木--
関口-阿部--啓太-平川
-槙野--那須--坪井-
-----加藤-----

得点:6分 原口

66分 坪井→興梠(阿部が右CB、柏木、マルシオが一列下がって興梠1トップ)
71分 関口→宇賀神
81分 原口→梅崎

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【閉店】ちゃんこらーめん 時津洋@赤羽

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 赤羽駅北側改札口を出て東口駅前商店街の一角。平日夜に往訪。先客1、後客2。

 「塩ちゃんこらーめん(800円)」を注文。「鶏塩めん」はその野菜なし版。 「塩ちゃんこつけめん」「鶏塩つけめん」も。券売機はなく、しかも先払い制。店主は元力士というわけではなさそう。

 店内は非常に手狭で、厨房に向かってL字型5席(しかも奥の席は給水器が背後に迫って使い物にならず)と壁に向かって2席。水セルフ。

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 土鍋で登場。ただこの鍋で煮込んでいるわけではなく、雪平鍋で作ったものを移し変えていました。従って鍋が熱々というわけではありません。

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 見た目通り、内容は限りなく普通の塩ちゃんこ鍋。本格的な鍋と比べるとコクがイマイチで、ラーメンのスープと考えればやや薄い気もしますが、800円で出てくる一人前の鍋と考えれば十分な出来。味わいが淡白な分は、卓上の柚子胡椒を投入して補うのも可。

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 麺は味噌ラーメンで多用されているような並太縮れ麺。鍋の奥深くに沈んでいても最後までへたらないあたりはさすが。

 そして具がたっぷり、豚ばら肉、鶏肉、鶏だんご、油揚げ、白菜、ネギ、ニラ、ごぼう、たまねぎ等。らーめん抜きでライスを添えて、「塩ちゃんこ定食」として出しても十分な出来。

 ラーメンというよりは、韓国の「プテチゲ」みたいに具の一つとしてラーメンが入っている鍋といったほうが近いような気がしますが、際物と片付けてしまうには惜しいくらい。ただ居住性があまりにも残念。鍋はもうちょっと落ち着いた環境で食べたいものです。

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2013.04.03

末廣ラーメン本舗@高田馬場

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 東西線高田馬場駅6番出口から早稲田通りを東へ。平日夜に往訪。先客5、後客1。

 店内の券売機で「中華そば・並(680円)」を注文。他に「塩」「塩バター」「あさり醤油」「あさり醤油バター」などメニューは多彩。京都の「新福菜館」がルーツの店のようですが、メニュー構成はだいぶ違います。やきめしに力を入れているところは似ていますが。なお学生街らしく大盛・特盛も同料金。

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 店内はL字型カウンター10席のみ。水セルフ。なんとネギが取り放題。九条ネギではないのが残念ですが。

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 見た目は確かに「新福菜館」にそっくり。豚骨&鶏がらベースで、独特の渋みをもったかえしの効いた黒々としたスープ。ただ「新福菜館」よりは出汁と渋みが弱く、かつやや脂分が強いかなぁ・・・それでもついつい飲み進んでしまいます。

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 麺は並太ストレート麺。スープの絡みもまずまずですが、やや柔らかめなのが残念。またいかにものびるのが早そうで、大盛りだとスープとのバランスが崩れそう。

 薄いながらもバラ肉チャーシューもたっぷり。チャーシューに黒胡椒をまぶして、ねぎを加えるとそれなりにおかずになるので、量が欲しいときは焼き飯ではなくライスのほうが安くて良いかも。

 京都まで行かなくてもそれなりの物が食える点は評価できます。

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2013.04.02

ごらんアウェー:新潟2013(下)

ごらんアウェー:新潟2013(上)から続く)

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長岡で途中下車してラーメンを堪能した後は、新津で途中下車。新津駅はいつの間にか橋上駅化されてしまい、昔の面影は全くありません。

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ステンドグラスを彩るSLと油田。

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ボロボロだった新津温泉もまだ生きているみたいで、地図に案内あり。微妙に石油臭くて、湯にうっすらと油膜が張っていて、温泉に浸かっても全くさっぱりした気分にならない新津温泉の思い出。

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新津は今も昔も鉄道の街。鉄道運行上の重要性は著しく後退してしまいましたが、JRの車両工場は健在。

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埼京線へ送られると見られる電車。

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電話ボックスの上にも電車が(笑)

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寄り道しまくりましたが、なんとか新潟駅着。まだ時間が余っているので、ビックスワンまでのんびり歩いて、キックオフ1時間前くらいにスタジアム到着。

おにぎりはもらえなくなりましたが、いつも勝ち点はちゃんといただけるありがたい先です。

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スタジアム前ではこれといった出し物、催し物がなく、ネタに困ったあげく、新潟名物の「イタリアン」を賞味。メニューがいろいろあることに気づいて「チキントマトシチューイタリアン(420円)」を注文。学生に優しい低価格。

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あんまり食欲をそそらない、なんだかなぁなビジュアルはともかく、トマトと銘打っている割には酸味がなく、むしろ甘ったるいのには参りました。シチューというほど汁っぽくもないし・・・ チキンはちゃんと入っていますが、この出来ならフツーの「イタリアン(320円)」で十分かと。

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ビジターがわんさか来る浦和戦ですら3万人入らなくなったビッグスワン。陽が当たるバックスタンドは大入りでしたが、他三方の2Fはがらがら。勝ち星こそ恵まれていませんが、金を払って見るに値する試合はしていると思いますがね・・・

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ねーちゃん、キタ - .∵・(゚∀゚)・∵. - ッ!!

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おーおーたっからづかぁ・・・(違)

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帰りの新幹線では三新軒「焼漬鮭ほぐし弁当(1050円)」を賞味。駅弁向けにかなり濃い目の味付けになっていますが、鮭の焼漬はご飯のおかずに良し、お酒のつまみに良し。おくらやなめこ、舞茸などが箸休めに少々。

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鮭の焼漬とは「切り分けた鮭をじっくりと焼き上げ、アツアツのうちに特製ダレの入った甕に漬け込んだ」もの。

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でもどう見てもパッケージ写真の鮭は盛りすぎだろう(苦笑)

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2013.04.01

ごらんアウェー:新潟2013(上)~安福亭本店@長岡

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赤者だらけの大宮駅。広島・大分と遠距離アウェーゲームが続き、これが今季初のアウェー遠征となる人が多かったためか、久しぶりにビッグスワンのビジター席は大入り。

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 新潟遠征を前に長岡で途中下車。長岡駅大手口を出て、「大手通り」交差点を左へ。

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 昨年長岡に来た時には見かけなかった公共施設が完成して1周年を迎えていました。もっとも駅前は相変わらず寂しいままですが。

Photo

 途中「小嶋屋本店」の前を通過。 安福亭本店までは駅から1kmくらい離れているので地元民で歩いてくる人はいないかも(苦笑)

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 店に到着したときはちょうど暖簾をかけている最中。店前に並んでいる人は2名だけでしたが、暖簾を掛け終わると同時に店前に停めてあった車から人がゾロゾロ(笑) 先客6~7。後客数え切れず。

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 メニューは非常にシンプルで、店内の券売機でボタン先頭の「老麺(700円)」を注文。ほとんどの客が老麺を注文しており、ご飯物や餃子といったサイドメニューを頼んでいる人はほとんどいませんでした。食券を店員に渡すとカウンターに案内されますが、案内された席から動くなとの注意書きが。水セルフ。

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 ネギ取り放題なのがこの店の特徴。白髪ネギと小口ネギの2種類。

 店は郊外店らしくゆったり、かつテーブル席主体。店中央に島式カウンター14席、店左側に4~6人掛けテーブルが6卓、右側に6人掛けの小上がりが2卓。

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 表面に背脂がびっしり浮いており、脂の量もかなり多めですが、スープは煮干ベースということもあってくどさ、しつこさはほとんど感じされず、またかえしがさほどきつくないことも相まってぐいぐい食べ進められます。ネギをてんこ盛りにしている客も見かけましたが、ネギで中和しないと食べづらいほどじゃないので、そこまでせんでも・・・

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 麺は平打ちに近い太い縮れ麺。つるつるした口当たり、適度なコシ、そしてスープの絡み具合とも申し分なし。

 チャーシューは薄くて柔らかめですが良くも悪くも特徴なし。他に細いメンマが少々。

 久しぶりに大満足の一杯でした。

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