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2013.04.26

【展望】13年第8節清水戦

・今年も大量失点を繰り返し、ナビスコ杯ではこともあろうに磐田に大敗を喫したことから一気に首元が涼しくなった感のあったゴトビ監督。ところが、リーグ戦ではしょっぱい試合内容ながら磐田を1-0で破ったためか、監督解任の機運はちょっとしぼんでしまったようです。浦和にとっては実にありがたいことですが。

・今年のオフも毎度毎度の大量解雇&大量採用で、まるでどこぞのブラック企業。ゴトビは監督就任3年目ですが、その割に全くチームに成長が感じられないのはこれだけ選手が毎年毎年入れ替われば当然のこと。

・昨年チーム得点王だった大前が海外移籍した他、高原や山本海、小林大といったサブメンバーを放出。もっともオフにいなくなった以上に、小野、岩下、枝村とシーズン中にいなくなった選手が目立ちましたが。

・そして大学やJ2から大量補強。ただこれまでのリーグ戦出場時間を見ると、戦力になっている選手はほとんどないような・・・補強の目玉だったバレーも後述のように使い方が間違っているような気がしてなりません。

・ゴトビは開幕当初3ボランチ(4-3-2-1)を指向していましたが全く機能せずに大量失点を繰り返したためか早々に放棄して昨年の4-2-1-3を経て、今はより尻が重い4-2-3-1へ移行。

・特にここ3試合はかなり守備に重心を置いているように伺え、鳥栖戦やC大阪戦では相手の拙攻にも助けられて出血は止まっていますが、磐田戦は失点しなかったのが不思議といっていいくらいの惨状でしたから、まだまだ予断は許しません。

・守備重視で後ろに人数を割きがちなためか、攻撃は非常に単調。ボールを両サイド目一杯に張った選手に展開して、そこからバレーへの繰り返し。ただバレーは長身な割にはハイボールにはそれほど強くなく、それ以前にポストプレーがあまり上手くないのは周知の事実。そのバレーにサイドからボールを集めるだけじゃまず点は入らんでしょうなぁ・・・ 大前を失ったので、サイドから中へ斬り込んでシュートを撃ってくるような選手も見当たりませんし・・・

・ただ前を向いた時のバレーの恐ろしさを、先日のナビスコ杯に例によって手抜き仕様で臨んだ大宮が目覚めさせてしまったような気も。

・浦和は広州恒大戦から中2日と極めて厳しい日程で、中3日の清水より不利ですが、CBがバレーに前を向かせてしまうようなミスさえなければまず失点することはないかと。むしろ清水に両サイドのスペースを消された中で、どうやって点を取るかが課題でしょう。

・原口と梅崎が相次いで故障してしまいましたが、広州恒大戦ではマルシオと平川がその穴をしっかり埋めてくれました。

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<前節:清水 1-1 C大阪>

-----バレー-----
河井---伊藤---石毛
---村松--杉山---
李--ヨン---平岡-吉田
-----山本-----

得点:33分 バレー

70分:河井→村田
70分:伊藤→八反田
87分:石毛→竹内

※高木が出場停止で伊藤をスタメン起用。

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