広島2013(4)~竹原散策(上)
(広島2013(3)から続く)
三原駅から呉線に乗り換えて竹原へ。
瀬戸内海沿いにのんびり走る呉線。車窓美は申し分なく、JR九州なら間違いなく観光特急を走らせているであろう路線だと思います。でも現状はロングシートの電車だらけ。
三原から約40分で竹原駅到着。「かぐや姫」は竹原の「竹」にかけているだけで、かぐや姫伝説が残る町でもなんでもないと思いますが・・・
竹原駅裏の煙突がちょっと興ざめ。
竹原はもともと製塩業で栄えた街。駅から1kmほど北に、江戸時代中期から明治にかけての町並みが残り、「町並み保存地区」に指定されています。
「安芸の小京都」という言い方もあるようですが、竹原は純然たる商工業都市であって地方政治の中心ではありませんから、都でもなんでもないような・・・
とはいえ、広島や岡山あたりから車でぷらっと立ち寄るには手ごろなためか、観光地としてはマイナーなりに賑わいをみせていました。
松坂邸。竹原を代表する商家で、江戸末期(1820頃)のものを1879年(明治12年)に全面的な改造を行って今日の形に。
小笹屋。ニッカウィスキーの創始者、竹鶴政孝の実家です。
中では当然ながら試飲可能。4合瓶が置きっ放しになっていて、「好きなだけ飲んでけ!」みたいな太っ腹な姿勢!
竹原で一際目立つ洋風の建造物。現在は竹原氏歴史民俗資料館として利用されていますが、もともとは昭和初期に図書館として建築されたもの。
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