【展望】13年第9節仙台戦
・中断期間前の最終戦はホーム仙台戦。
・今年仙台は初めてACLに挑み、最終節で自力突破可能な位置にいながら、あろうことかホームで負けてグループリーグ突破ならず。もっとも1勝3分2敗で勝ち点わずか6ですから、惜しかったわけでもなんでもないような・・・
・例年春に強くて、夏場以降急激に失速する傾向がある仙台ですが、ACLの負担は相当大きかった模様。今年は序盤から勝ったり負けたりで、ここまで4勝4分4敗の全くの五分の成績で10位。リーグ戦総失点16は悪くありませんが、総得点15と少ないのが悩みの種。
・悩みの種といえば、今年の仙台は怪我人が多い模様。レギュラー級では上本が長期離脱中。
・ただ直近戦列を離れていた梁と菅井は浦和戦で復帰見通し。石川は前節清水戦で復帰。
・序盤戦列を離れていた角田は4月に戻ってきましたが、間の悪いことに浦和戦は出場停止。
・広島と違ってACLを睨んでそれなりに補強に動いてはいましたが、序盤レギュラーを掴んでいたCB石川が故障。エレクトロン佐々木も故障がちのためか途中出場がほとんど。へベルチはベンチに入れるかどうかといったところで、補強組は大して役に立っておらず、基本メンバーはほぼ昨年と同じ。
・浦和は中2日、仙台は中3日と日程上は仙台が有利ですが、仙台は2戦続けて遠距離移動を伴うアウェーなのでコンディションの差はそれほどでもないかも。
・Jリーグの各チームの中では最もプレースタイルがKリーグに近い仙台は、角田不在が響いて前からがっつりプレスをかけるのは難しく、おそらく全北現代ばりにガンガンロングボールを蹴り込んでくるでしょう。
・浦和は柏戦で小破した柏木、平川、森脇の具合が気になるところ。平川はミシャが負傷欠場を明言したので、その代わりが関口なのか、森脇を前にあげるのか。
・どうも震災の年の中断明け初戦で負けて以来、すっかり仙台に苦手意識を持ってしまった感がありますが、果たしてどうなることやら。
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<前節:清水 2-0 仙台>
---赤嶺--ウィルソン--
松下--------太田
---角田--富田---
蜂須賀-鎌田-渡辺-田村
-----林------
HT:蜂須賀→石川
69分:渡辺→佐々木
77分:松下→仲原
・左SB蜂須賀は大卒の新人。パク・チュソンがいなくなり、さらに石川が故障した後にスタメンのチャンスを掴んだようですが、ここが穴臭いようで・・・
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