湯河原担々やきそば
温泉の町「湯河原」が最近「担々焼きそば」というのを売り出していることを知って、早速試食にでかけました。
もっとも横手や富士宮のように焼きそば自体に独自性が強いわけではなく、「練りごまやトウバンジャンなどを主原料とした香ばしいピリ辛の味つけが特徴」程度のかなりアバウトなくくりなのがちょっとアレですが・・・
訪れたのは湯河原駅前の商店街を西へ下ってすぐの「一番亭」。
どこからどう見てもありきたりな中華料理屋なのが一抹の不安を誘いましたが、早速「坦坦焼きそば(871円)」を注文。メニューには「辛さが選べる」とありましたが、店員は辛さを確認する素振りなし。
焼きそばにしては随分高いなと思ったのですが、どうやら複数人で取り分けるのが前提みたいなボリューム。
また平打ちっぽい細めの麺で、しかも柔らかめの仕上がりだったので好みに合わず。もっともべちょべちょだったり、ぐだぐだだったりなわけではなく、コシはそこそこしっかりしたので、苦手なタイプな割にはそれなりに味わえました。
辛さ的にはほんのりピリ辛といった程度で、辛いもの好きな人はデフォルトでは納得いかないかと。とはいえ、麺の上に青菜がどっさり乗っかっている上に、炒め物の野菜も多いので、ボリュームの割には最後まで飽きることなく、胃もたれもせずに楽しめました。あまり期待せずに試食しただけに、そこそこ満足。
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