【展望】13年第18節磐田戦
・どう見てもただの罰ゲームとしか思えなかった東アジアカップ。今年はコンフェデに参加するため例年以上に日程が過密なんですから、Aマッチ扱いにならない東アジアカップなんて辞退しても良かろうと思うのですが、JFAは再開したばかりのJリーグを再び中断に追い込んでまで東アジアカップ参加を強行。長い中断期間を経てようやく再開したばかりのJリーグは再び中断となり、これじゃJリーグの継続的なPRをJFAが妨げているようなもの。
・異例に早い梅雨明けのため酷暑の中、Jリーグで土・水・土・水と過酷な連戦を強いられた上に、韓国に渡って再び中3日、中2日とクレージーな連戦をこなすことになった代表選手は誠に気の毒。ただ、それが徒労に終わらず、優勝という最高の結果が得られたのは何よりでした。
・浦和組は槙野と原口が1、3戦に出場。森脇が第2戦に出場。第3戦でフル出場した原口はもちろん、途中で脱水状態に陥って交代を命ぜられた槙野も磐田戦でのスタメン出場は困難でしょう。ミシャが磐田戦でも原口や槙野をスタメンで起用するようでは、今年もスタメン組疲弊による大失速は免れないでしょう。もっともその大失速は瓦斯戦あたりから既に始まっているのですが。
・啓太の故障が思いのほか長引いているようなので、啓太・槙野・原口の穴をどう埋めるのかが見どころ。横浜M戦に続いてボランチに那須、3バックを左から森脇、永田、坪井。原口の代わりはマルシオというのが机上論としては最も堅そうですが、アーセナル戦でやらかしてしまった永田のリハビリに時間がかかりそうなのが気がかり。。
・降格圏を彷徨う磐田は5月に森下監督を更迭して長澤コーチを暫定監督に立てた後、関塚氏を招聘。
・関塚監督になってからリーグ戦5試合は1勝4分。負けてはいないが降格圏を脱するにはやや物足りない戦績。関塚監督といえば川崎でも五輪でも快足FWを生かすべくカウンターに徹している時に成果が上がっているイメージがありますが、磐田での闘いぶりはフタを開けてみないと判りません。
・東アジアカップの影響は、駒野が1、3戦にフル出場しているので、たぶん浦和戦は無理。山田は第2戦でフル出場したものの、第3戦は途中起用だったので浦和戦には出てくる可能性があります。
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<前節:鹿島 1-1 磐田>
-----前田-----
山田---松浦--小林裕
---田中--チョン---
宮崎-藤田--チョ--駒野
-----川口-----
得点:78分 金園
54分:松浦→ペク
60分:チョン→山崎
78分:前田→金園
・前回の浦和戦の際のフォーメーションは3-3-2-2でしたが、いつの間にか放棄して4-2-3-1に。
・その結果かどうかは判りませんが、関塚監督になって左SBに宮崎が定着した一方、浦和戦で左WBにいた山本康がポジションを失いました。
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