【展望】13年第22節清水戦
・甲府戦を最後に無失点試合ゼロ。2点、3点は当たり前。リスクをかけて攻めに出た裏返しとして点を取られているというよりも、あまりにも間抜けな失点の連続で、不安定な試合内容だらけの浦和ですが、次節の相手は下位に低迷する清水。
・相変わらず選手の出入りが絶えないようで、今年の補強の目玉だったはずのCFバレーを早々に売却して、その代わりにラドンチッチを獲得。怪我もあって鹿島でほとんど出番がなかった本田拓や、ドイツでは全く鳴かず飛ばずに終わった大前を呼び戻したのはともかく、今季初は正GKで、途中からサブ要員になっていた林をなぜか気前よく鳥栖へレンタル。
・毎度毎度大量解雇&大量採用の連続で、まるでどこぞのブラック企業。ゴトビ監督就任3年目ですが、その割に全くチームに成長が感じられず、「革命未だならず」なのはこれだけ選手が毎年毎年入れ替われば当然のこと。しかもCFとかボランチとかGKとかチームの骨格を入れ替えていてはなおさらかと。
・新外国人CFのラドンチッチはかつて甲府にいましたが、その時の印象は皆無。その後Kリーグで3クラブを渡り歩いて活躍したようですが、前節C大阪戦で負傷したとの報も。
・相変わらずサイドに人数を割いてCFへボールを放り込むだけの、いたって単調な「ゴッカー」を仕掛けてくるのでしょうが、今の浦和のDF陣の体たらくを見ると、そんな単純な攻撃に耐えられるかどうか・・・
・また前回対戦時同様、ゴトビが徹底的にひいて守ってカウンター狙いに徹してきたとしたら、それはそれで面倒。ただ前回対戦時は浦和が原口を欠いていました。
・前節ハーフタイムで交代を命ぜられた原口の出来が良ければ、浦和同様強固とは言い難い清水守備陣を誰かしら退場に追い込める可能性が少なからずあるような・・・
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<前節:C大阪 4-1 清水>
高木---ラドン----大前
--河井----竹内--
-----村松-----
李--ヨン---平岡-吉田
-----林------
得点:75分 平岡
61分:竹内→村田
80分:ラドンチッチ→伊藤(負傷による交代)
90分:高木俊→石毛
・アンカーをこなせる人材がいないのに、ゴトビ監督はいつの間にかフォーメーションを4-1-2-3に再変更。
・獲得したばかりの本田拓は3試合使った後に故障でもしたのか、ベンチにも入らず。
・一方、大前はいきなりスタメンで再デビュー。これで伊藤の出番は今季なくなったも同然か。
・使い物にならないアンカーの弊害をモロに被ったヨンアピンの守備がどうも乱暴なようで、この辺がある意味狙い目でもあり、浦和の選手の負傷が心配でもあり。
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