【閉店】骨砕@板橋
板橋駅東口から線路沿いに北側へ歩いてすぐ。「玉彦」や「ほたる」を過ぎてさらに北へ。もともと「つけ麺 本城」のあったところかな?。平日夜に往訪。先客1、後客2。
店外に設置された券売機で「らぁ麺(700円)」を注文。メニューは「らぁ麺」とそのオプションだけのようでつけ麺はなし。
店内は縦長カウンター8席。少々涼しくなってきたとはいえ、エアコンの効きが悪いようで店内に熱気がこもっていました。卓上にはにんにく醤油やすりゴマなど。
店内にとんこつ臭がほのかに漂っているのである程度期待はしましたが、スープはなかなかの高粘度で、しかもとんこつ出汁がぎゅっと詰まったような優れもの。黒く見えるのは魚介系出汁をベースにした油のよう。最初からスープと混ぜてしまうと「またお前か」に近い味わいになってしまうので、魚介油をちびちび混ぜながら味わいを変化させられるのは良いアイデア。
ただしょっぱいとは言わないまでも、味が濃すぎてスープを飲むのは辛いので、スープ割りみたいなのあるといいのですが・・・ またこのスープに対して卓上の調味料はどう使うのかかなり不思議。
麺は「心の味食品」製で、意外にも太麺ではなく、むしろ心持ち細めといっても差し支えないくらいの緩い縮れ麺。ざらざら、ごわごわした食感で、若干堅めの仕上がり。ドロドロスープに負けることなく、これはこれで楽しめました。
替玉も用意されていましたが、この手のラーメンは普通に食べ進んでいるうちにスープがどんどん減ってしまうので替玉は不向きでしょう。また大盛りにするといかにもスープとのバランスが壊れそう。
具は薄いチャーシューが3枚、メンマ、海苔、刻みネギ。
なんかハンマーで何かをどつきまくるような激音がするのでびっくりしたのですが、店主が豚骨をハンマーで砕いていました。そういうのは仕込みの時間にやるもんであって、客が食べている最中にやるかなぁ・・・ そういう接客上の問題はありましたが、らぁ麺自体は非常に気に入りました。
| 固定リンク