しゅういち 恵比寿店@恵比寿
恵比寿駅西口から駒沢通りを渡ってすぐ。恵比寿神社の手前、ファミマ横の地下。平日夜に往訪。先客1、後客5。西麻布に本店があるとのこと。
店内の券売機で「カレーつけ麺(750円)」を注文。看板には「カレーつけ麺専門店」を掲げていますが、実際には「カレーらぁ麺」や「カレー油そば」もあります。
着席すると紙エプロンの要否を聞かれましたが、もちろん遠慮なくいただきます。店内は厨房に向かって縦長カウンター7席と、2人掛けテーブル5卓。
最初にぐつぐつ煮えたぎった状態でつけ汁が、そして同時に具が登場。
やや遅れて麺が登場。麺が登場した頃にはつけ汁のぐつぐつがすっかり消えうせてしまいました。
つけ汁のほうはほとんど粘度がなく、カレーというよりは、限りなくカレースープといった感(札幌名物の「スープカレー」って食べたことがないんですが)。昔の給食で子供に絶大な人気があったカレーシチューを高級にするとこんな感じでしょうか。辛さはいたって控えめですが、思いのほか旨味たっぷり。、
麺は浅草開花楼の平打ち麺。つるつるした食感で、心持ちもっちりといったところ。つけ汁はさっと絡む程度なので、思いっきし麺をじゃばじゃば浸けながら食べてゆくとつけ汁がどんどん減ってゆきます。また食べ終わりごろには麺の切れ端ばかりが器に残ってしまい、かなり食べにくくて困りました。麺の量はさほど多くありません。
具は脂の多いチャーシューとほうれん草、半熟玉子半個、そして海苔。海苔は完全に場違いだし、他の具もカレーとの相性を考えているのか少々疑問。
余ったつけ汁にはご飯を投入するのがいいのかもしれませんが、ご飯が150円と高い上に、夜だと食いすぎになるので割愛。なおつけ汁はあまり味が濃くないので、そのまま飲んでも差し支えありません。
期待値が低かった割には、予想外に楽しめました。少なくとも赤坂で食べた「実之和」よりは好印象。従って近所、せめて赤羽あたりならまた食べに行っていいかなと思いますが、ハイレベルのラーメン店が多い恵比寿まで出かけて、わざわざこの店に行くことはないでしょうなぁ・・・
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