野方ホープ 高田馬場店@高田馬場
高田馬場駅から早稲田通りを東へ。土曜昼に往訪。先客2、後客1。都内にいくつか支店がある「野方ホープ」ですが、大昔に原宿店で食べた記憶があるだけ。
がらがらなのにわざわざ配膳口の横に座らせようとする店の姿勢に疑問を感じつつ、基本の「野方ホープラーメン(720円)」を注文。背脂の量が5段階で選べますが「ふつう」で。なおランチライムは小ライスが無料でついてきます。
もともと何の店だったのか不明ですが、店のキャパはやたらでかく、大小のカウンター席が合計10数席。さらに10人掛けのテーブル1卓と6人掛けテーブルが2卓。卓上はやたらごてごてしていてますが、キムチが取り放題なのが目を惹きました。
なんだか懐かしい感があるビジュアル。
「ふつう」だと背脂の量はどうということはなく、「超ごってり麺 ごっつ」などと比べるといたってノーマルで、豚骨出汁といい、かえしといい、食べやすい範囲内にマイルドに抑えた感じ。少々しょっぱいのは確かですが、この手のラーメンはそもそもスープを飲む気なんてさらさらありませんから特に問題なし。
麺はやや太目の縮れ麺。つるつるした食感、スープの絡みは悪くありませんが、若干柔らかめなのが残念。
しゃきしゃきっとしたモヤシと、わずかにパサつき感のあるチャーシュー、そしてややしょっぱいスープが小ライスに合います。あまりにも安っぽすぎるメンマはどうかと思いますが。他に刻みネギ、海苔。
二世代くらい昔のラーメンといった感がある「背脂チャッチャ」ですが、「またお前か」な濃厚動物魚介や鶏白湯と違って食べる機会が少なくなったので、たまに食べると意外に美味しく感じます。
ただ店のキャパがでかすぎて、いかにも家賃が経営を圧迫しそうで、よほど客が集まらない限り店が長持ちしないような・・・
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