喜蔵@東京
東京駅ラーメンストリート「蟹専門けいすけ北の章」の跡地。平日夕方に往訪。6割ぐらいの客入り。「牛タン」が売り物みたいなので仙台から出店してきたのかと思ったのですが、葛西の「ちばき屋」のセカンドブランドの模様。もっとも「ちばき家」に行ったことがありませんが。
券売機を見ると、最も安い「仙台牛タンねぎ塩ラーメン」ですら980円もするクレイジーな価格設定。
内装は「けいすけ」時代から一新していますが、椅子・テーブルの配置は同じなのかどうか確認できず。
スープは牛すじベースと思しき出汁が効いたなかなかの優れもの。ちょこっとにんにくでコクを加えています。塩加減も程よく、表面の油も嫌味になることなし。黒胡椒も良いアクセントに。
麺は平打ちの並太縮れ麺。持ち上がりはちょっと柔らかすぎかなと思いましたが、食べるとそれほど気にならず。つるつるした食感、スープの絡みぐあいとも気に入りました。
牛タンは美味いことは美味いのですが、柔らかすぎて牛タンらしい歯ごたえがなく、なんか牛タンのような何かを食べているような気も。他は刻みねぎがたっぷり。
まぁ総じてかなりのレベルだと思いますが、如何せん高い。牛タンを食べるならもうちょっとお金をかけて牛タン専門店で定食を食ったほうが満足感大ですし、ラーメンの価格設定としては常軌を逸しているこの店に来ることは二度とないでしょう。
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