【閉店】ベトコンラーメン 新京 池袋店@池袋
池袋西口、東京芸術劇場の向かいのブロック。「味坊」の跡地で、向かいに「中本」。近くに「武蔵家」と油そば屋あり。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。
中京地区で人気のベトコンラーメンを提供している「新京」が東京へ進出してきたもので、まずは基本の「ベトコンラーメン(680円)」を注文。「ベトコン」といえば「南ベトナム解放民族戦線」っちゅーのももはや死語というか歴史的な用語になってしまいました。もっともこの店は「ベトコン=ベストコンディション」というとってつけたような解釈を施していて思わず苦笑。
店内は厨房に向かってカウンター6席と4人掛けテーブル2卓。
炒めたもやしとニラの上にニンニクがごろごろ。
ビジュアルは、いわゆる「スタミナラーメン」っぽいんですが、鶏がらベースと思しきスープは外見とは違ってかなりあっさり目でかなり拍子抜け。炒め物がどっさり乗っているけれども肉がほとんどないせいか(豚肉がわずかに認められる程度)、全く油っ気がないのにも驚きました。ピリ辛仕上げですが、それほど辛いというわけではありません。
ニンニクの茹で加減が面白くて、まるでサツマイモみたいな食感。ただそれゆえスタミナ感が減殺されている気も。
菅野製麺所の麺は細め&緩い縮れ入り。かなり堅めの仕上がりで、あっさりスープとの相性は正直イマイチ。
総じて悪くはないのですが、同じ中京地区で人気の「台湾ラーメン」と違って、もう一度食べたくなるような要素は全くありません。物珍しさに食べに来る人が一巡した後はしんどいでしょうなぁ・・・
近隣の店の客入りを見ると既に一人負けのよう。安さやがっつり目当てなら「武蔵家」に行くでしょうし、辛いもの好きなら「中本」に行くでしょうし。
| 固定リンク