【閉店】麺屋 けくう@神田
神田駅北口から中央線ガード沿いを北へ。中央線が靖国通りを渡るところに立地。もともと「基」のあったところ。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客2。随分と素寒貧とした外観なはともかく、窓越しに店内が丸見えというのはどうなんだろう?
店内の券売機でボタン先頭の「醤油らーめん(750円)」を注文。他に「塩」もありましたが、店外に貼られたメニューを見ると「塩」のほうにはウンチク書きがなく、単なる品揃えの一環なのかも。
店内はL字型カウンター8席のみ。「基」の時にあtyたテーブル席がなくなったためか、店内は随分とゆったりしています。ただテレビもラジオもBGMもないので、後客が来るまでの静寂が怖いのなんの・・・
やや広口の丼で登場。スープは煮干しがほんのり効いた、和風の仕上がりですが、やや甘めのかえしがきつすぎ。しょっぱいところまでには至りませんが好みに合わず。
麺は細めのほぼストレート麺。コシがしっかりしているのはいいのですが、スープの絡み、相性はなんとも微妙。
面白いのはチャーシューの代わりに豚バラ軟骨の煮込みが添えられていること。煮込み加減が絶妙で、これは気に入りました。ただ他の具が三つ葉やタケノコ、海苔といった按配で、スープと相まって全体が和風のコンセプトなのに、なんで中華っぽい豚バラ軟骨の煮込みなのかという疑問も。
総じて悪くはないのですが、いろんなところがちょっとずつ惜しい感じ。目の前を車こそバンバン流れているものの、駅へ向う人々が流れる場所ではないので、この店もいつまで持つかなぁ・・・
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