熊本2013
(ごらんアウェー2013:熊本2013(下)から続く)
熊本市街の見どころも大方行きつくした感があり・・・・
熊本城も半ば涼みに行ったようなもので。
とはいえ、全く変わり映えがないわけではなく、熊本城からやや市街中心部へ下ったところにある桜馬場に飲食・物販店などを集めた「桜の小路」が出来ていました。
姫路城や彦根城にはこの手の施設が隣接していますが、熊本城は何にもなかったからなぁ・・・九州新幹線開業に合わせて作ったのかも。
せっかくなので「うにコロッケ」を賞味。天草の店が提供。
試合の翌日は熊本市の北にある山鹿温泉へ。熊本バスセンターからバスで1時間強。
山鹿は温泉地であると同時に、毎年8月の「山鹿灯籠まつり」で有名。民謡「よへほ節」のメロディーにのって、浴衣姿の女性が、金・銀の紙だけで作られた金灯籠を頭にのせ、市内を踊り歩くんだとか。
温泉街の中心部にある「さくら湯」。
肥後細川藩初代藩主・細川忠利公は山鹿の温泉が1640年(寛永17年)に御茶屋を新築。この御茶屋が「さくら湯」の歴史の始まり。明治になって市民温泉として改修を重ね、昭和50年には再開発ビル内へ移転しましたが、平成24年10月にかつての姿で「さくら湯」が復活。
「さくら湯」は脱衣所が狭くて湯船がばかでかく、しかも浴室が半地下にあるという昔ながらの作り。ロッカーが有料(10円)なのと、カラン数が多いのがかろうじて今風か。
湯船の中にΩ状の謎の仕切りあり。アルカリ性らしい、つるつるした湯ざわりが特徴。
「さくら湯」には肥後細川藩主の入浴に使われる「御前の湯」を併設。
山鹿の温泉街はさほど大きくはなく、見どころらしい見どころは「八千代座」くらい。
八千代座は、明治43年建築の芝居小屋で、昭和40年代には廃屋同然と化していたものを、昭和62年市民の寄付を基に復興。平成8年より平成の大修復・復原が始まり平成13年完了。現在の姿は全盛期だった大正期のもの。
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