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2014.03.31

【TV観戦記】14年第1節:神戸 2-3 浦和

・なでしこリーグ開幕戦は強敵INAC神戸相手のアウェーゲーム。難しい試合になると予想していましたが、意外なことに前半は試合内容で浦和が神戸を圧倒し、先制点を奪取。

・後半になって浦和の運動量が落ちたこともあって神戸の個人技に屈して2度にわたって追いつかれましたが、猶本がそのたびにスーパーゴールを決めて神戸を突き放して逃げ切り勝ち。

・半ば偶然転がり込んだ1点を守りきってのジャイアントキリングではなく、チームとしての意図をもったプレーを積み重ねての勝利なので非常に価値があり、試合終了後にGK池田が感極まって号泣していたのも頷けます。

・神戸の布陣が4-3-3で、4-4-2の浦和がそもそも中盤で数的優位になりやすいのもあるでしょうが、残り15分くらいになって浦和の運動量が落ちるまで、浦和が中盤で優位を確保。

・なにせ運動量と攻守の切り替えの速さで浦和が神戸を圧倒しているので、神戸が中盤でボールを持ってもあっという間に浦和の選手に囲まれてしまい、前線へボールを運べません。神戸はまるでコンディション調整に失敗したかのごとく、運動量が非常に少なくてびっくり。

・浦和はボールを奪ったらパスを繋いでサイド攻撃。攻めている割にはFWに良い形でボールがわたらずなかなか決定機を作れない嫌いがありますが、後半に入って後藤が神戸DFのミスを突いて深い位置でボールを奪ったのを契機にどフリーの加藤がゴール。加藤の横にはフリーの猶本もおり、神戸の攻守の切り替えの遅さを象徴したような場面でした。

・個々人が縦に突破を図るだけでチームとしては全く見るべきところのない神戸でしたが、それでも個人の一発があるのが神戸の難儀なところ。

・神戸の1点目は高瀬が浦和左サイドを抉って全く角度のないところから決めたもの。2点目は高瀬が右SBに入った堂園をぶっちぎり、さらにクロスをフリーでバイタルエリアに侵入した仲田が豪快にぶちこんだもの。仲田の得点時には浦和が消耗してしまい、ボールを奪っても繋げずに前に蹴りだすだけになって中盤の優位が消失していたので、遅かれ早かれやられていたと思います。

・内容で上回りながらも最後は神戸の個人技に屈してドローで終わってしまうとどうしても悔いが残りがちですが、この日は猶本が神戸の追撃を振り切る立役者に。中盤でボールを奪ってバイタルエリアでフリーになった猶本がGK海堀の位置を良く見てミドルシュートを叩き込み、高瀬のゴールで追いつかれた嫌な流れを早い時間でひとまず断ち切り。

・仲田のゴールで再び追いつかれたものの、ATに入ってからCKからのこぼれ玉を今度はボレーで叩き込んで再度神戸を突き放し。鳴り物入りで浦和にやってきたものの、これまで満足な活躍ができなかったどころかベンチにも入れなかった日々が続いた猶本ですが、ようやく才能の片鱗を見せてくれたようでなにより。駒場での生観戦が楽しみです。

---後藤--吉良---
加藤--------柴田
---藤田--猶本---
臼井-高畑--乗松-堂園
-----池田-----

得点:58分 加藤、73分 猶本、90+2分 猶本

82分:吉良→岸川
90分:加藤→清家
90+3分:柴田→栗島

・新加入選手が2人も最終ラインに加わりましたが、左SB臼井は上々の出来。右SB土橋が引退してから浦和は左右ともSBの人材不足に悩まされた感がありましたが、久しぶりに安心できる人材にめぐり合ったようです。

・猶本が覚醒した反面、昨年のレギュラーだった岸川がベンチスタートに。また昨年最終ラインを形成した坂本や和田はベンチにもいません。このあたりは健全な競争が働いた結果なのかどうか。

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2014.03.30

【観戦記】14年第5節:神戸 3-1 浦和

・決定機こそ少なかったものの前半の試合内容は浦和優勢。神戸はこれといった攻め手がなく、浦和が先制した時点でこの試合は間違いなく勝てると思ったのですが、後半になって試合内容は一変。

・前からのプレッシャーを強めてきた神戸に対して浦和は防戦一方になり、なんとか耐え凌ぐかと思ったところで森脇の凡ミスでついに失点。その後も浦和はペースを取り戻せず、今度は啓太のミスで逆転を許し、終盤はバンザイ攻撃を仕掛けたところでカウンターを喰らってさらに失点。

・結果的には個人のミスが神戸の得点に繋がってしまいましたが、そのミスがなければなんとか凌げたという内容ではなく、後半の試合内容はまさにズタボロ。西川の好守でなんとか防いだ場面も少なくなく、反省点てんこ盛りの残念な試合でした。

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・神戸の守備の特徴はかなり高い位置にブロックを形成するところ。ただ前半はマルキーニョスなり、森岡なりが前からしきりにボールを追ってくるものの、その後ろとの連動が弱くてさしたる効果なし。当然ながら浦和は神戸の高い最終ラインの裏を突いて攻撃を仕掛けます。

・ただし、浦和の得点はサイド攻撃から。宇賀神のクロスをファーにいた梅崎が難しい体勢ながらしっかり決めてくれました。

・これであとは前がかりにならざるを得ない神戸に対してカウンターで対抗すれば問題ないと思ったのですが、後半はカウンターを繰り出すどころか満足にボールも奪えずに防戦一方。

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・神戸は両SBとシンプリシオを高めの位置に上げ、さらに前からのプレッシャーを一気に強めてきました。浦和は先制した余裕をもって落ち着いてボールを回して神戸の攻勢を交わせばいいところ、ドタバタ劇を繰り返しては神戸の波状攻撃を浴びる始末。

・相馬のミドルシュートを西川がなんとか弾いたところを小川にどフリーでシュートを撃たれたのを皮切りに浦和は大ピンチの連続。シンプリシオから縦パスがズバッとフリーのマルキーニョスに通ってしまう場面あり、チョン・ウヨンのFKがバーを直撃する場面ありと、浦和はいつ失点してもおかしくない惨状に。

・内容がズタボロでも無失点で凌げればそれはそれで成長だと思ったのですが、森脇が前から詰めてきたペドロ・ジュニオールを交わそうとして逆にあっさりボールを奪われるという大失態を犯してとうとう失点。勝っているのになんでリスクの高いプレーをやるのかなぁ・・・

・ミシャは李や関根を投入して局面打開を図るものの全くと言って効果はなく、今度はペドロ・ジュニオールに絡まれた啓太がボールを失って逆転を許してしまいました。個人的にはペドロ・ジュニオールって独善的プレーヤーというイメージしかなく、フォアチェックをさぼらずにこなすとは少々驚き。

・直輝投入後は原口が左WBに、槙野がFWっぽい位置に上がって、まさにバランスもへったくれもないバンザイ攻撃。しかしエリア内中央を固める神戸に対してこれといったチャンスは作れず、逆にカウンターでペドロ・ジュニオール→マルキーニョスに決定的な3点目を献上して試合終了。

・終わってみれば相変わらず攻守に献身的なマルキーニョス、高い決定力を持つペドロ・ジュニオール、そして中盤でこれまた攻守にわたって文字通りキーマンとなっていたシンプリシオと、Jリーグでは際立って高い能力を持つ外国人にやられてしまった格好。こうなると当然ながら「浦和は外国人選手なしで良いのか?」という声が沸きあがってくるのは無理もありませんが、すでに無観客試合開催による今季大幅減収が決定的で、さらにスポンサー離れすら懸念される現況では高額の外国人選手獲得は望むべくもありません。

・この日はサポーターグループ11チームの解散を受けてゴール裏はコールリーダー不在、かつ太鼓もなし。それでもこんな遠方までやってくるサポーターは精鋭だらけのせいか、特段の支障なし。太鼓代わりに指笛でリズムをとっている方もいて感服しました。

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-----興梠-----
--原口----梅崎--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点: 35分 梅崎司

63分 平川→李忠成(梅崎が右WBへ)
76分 梅崎→関根
80分 啓太→直輝

・柏木が腰痛でベンチにも入らず。これによりただでさえ前年比迫力不足の攻撃に支障をきたすことが予想されましたが、まさか守備が大決壊して負けるとは。森脇や啓太の個人的なミスが失点に直結して負けてししまいましたが、それよりも後半深めの位置にいるシンプリシオからの縦パスが一発でなぜかフリーのマルキ-ニョスにわたってしまう場面があり、問題としてはこちらのほうがより深刻。

・また相変わらず興梠・原口・梅崎のユニットは機能不全。この日は梅崎が切れのある動きを見せていてなんとか先制点を得ましたが、逆に興梠と原口が不振。両者ともまともなシュートを撃ってないかも。

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-----丸木-----
ペドロ---森岡---小川
---鄭又榮-神父---
相馬-増川--岩波-峻希
-----山本-----

得点:60分 ペドロ ジュニオール、78分 ペドロ ジュニオール、90+1分 マルキーニョス

86分 峻希→河本
86分 相馬→橋本
88分 森岡→田中英

・右SBでスタメン出場した峻希。千葉時代は「戦術は米倉」の犠牲となっていた感がありましたが、それも無駄ではなかったのか、非常にまともな、J1で十分通用するSBになっていました。失点場面こそやや寄せが甘かったものの、それ以外は守備面で破綻なし。原口とマッチアップする場面が非常に多かったものの、シンプリシオの加勢も得てほぼ完勝だったのではないかと。また時折攻撃参加でも見せ場を作っていました。

・逆サイドでは相馬と平川が対峙。かつて浦和でお互いのクロスが誰にも合わずに逆サイドにそのまま通ってしまう「白ヤギさん黒ヤギさん」を演じていた二人が、ここでこんな形で邂逅するとは感無量。

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2014.03.29

宮本@池袋

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 池袋駅北口から北へ。「西一番街」の一角。斜向かいに「せいべえ」や「天下一品」あり。平日昼に往訪。先客ゼロ、後客1。

 背脂らーめんが売り物で、券売機で基本と思しき「背脂らーめん醤油(700円)」を注文。他に「味噌」「和風醤油」。麺の硬さ、味の濃さが調節可能とのことで、「麺堅め」にしてもらいました。ランチタイムのサービスは特段ないようで残念。

 店内は縦長L字型カウンター10席ちょっと。厨房内にスタッフ2名、さらに接客係りが1名いましたが水セルフ。

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 背脂らーめんが売り物の割には、背脂の量はたいしたことありません。そういえば背脂の多寡は特に聞いてこなかったなぁ・・・・ スープは醤油ダレがきつくてかなりしょっぱく、出汁の旨味や背脂の甘さはあまり感じられませんでした。表面にわずかに辛味が浮いていますが、全体に影響を与えるほどでもなく。

 麺は並太緩い縮れ麺。堅めにしたのは大失敗で正直堅すぎました。これだとデフォルトでも堅いほうかも。

 チャーシューは全く記憶に残らず。他に茹でもやし、メンマ、きざみねぎ。

 

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2014.03.28

【展望】14年第5節神戸戦

・次節は昇格組の神戸戦。もっともG大阪同様、全く昇格組っぽくなくて新鮮味もへったくれもありません。

・このところ浦和は神戸が大の苦手。特にアウェーのリーグ戦では久しく勝っていません。鋭利なカウンターを有する神戸に1点ぽこっと取られ、そのまま逃げ切られるような試合の連続。神戸に退場者が出ても勝てませんでした。

・ただ1年間のJ2暮らしを経て少々神戸の芸風がポゼッション志向に変わっているようで、その辺は浦和から見れば大助かり。昨年神戸の試合を2、3度観戦しましたが、いつも外国人選手の個人技で押し切っているような印象で、組織性ではJ2では頭抜けているような印象はありませんでした。

・そしてJ1に復帰した今年は外国人総入れ替えを断行して個人能力を底上げ。毎年毎年の赤字経営なんてどこ吹く風とばかり、マルキーニョス、ペドロ・ジュニオール、シンプリシオといずれもJ1で実力証明済みの大物を相次いで獲得しました。ただ如何せん監督が微妙なので、現時点ではおそらくコンビネーションに難があるでしょうなぁ・・・特にどのクラブでも使い辛そうだったペドロ・ジュニオールは。

・またCBに増川を補強。京都→磐田にいたチョン・ウヨンを獲得したのは補強になっているのかどうかかなり微妙。

・浦和にとってマルキーニョスは天敵中の天敵。鹿島時代といい、横浜M時代といい、しょっちゅう屈強なマルキーニョスにやられているような気がしてなりませんが、神戸で安達監督がマルキーニョスをどう使っているのかは試合で見てみないと判りません。単純に放り込みのターゲットとして使われるのが一番面倒ですが・・・

・神戸へ完全移籍した峻希は3節までスタメン出場しながら4節はなぜかベンチ外。左SB茂木が故障したので、浦和戦ではその代わりに出場する可能性もあります。右SBで出場すれば原口とマッチアップする局面がしばしば発生するので大いに楽しみ。

・浦和はマルキーニョス相手に面子を代えてくるのかどうかが見どころ。清水戦ではCB中央に那須を起用しましたが、長沢レベルにすら悪戦苦闘しており、前半苦戦の一因になっていました。高さ対策という点では後半出てきた永田のほうがマシだと思うのですが。

・また開幕戦から取り組んでいるものの、さしたる効果がない柏木ボランチもぼちぼち諦めていいような気がしてなりません。柏木ボランチ以上に原口・梅崎の並びに問題があるのかもしれませんが。

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<前節:名古屋 2-1 神戸>

-----丸木-----
小川---森岡---ペドロ
---鄭又榮-神父---
茂木-増川--岩波-奥井
-----山本-----

得点:8分 ペドロ・ジュニオール

83分 小川→松村
89分 茂木→相馬
90+2分 森岡→高柳

・降格&昇格の過程で選手が大幅に入れ替わった上に、世代交代が進んだせいか、昔から神戸にいる選手でこの試合に出場しているのは茂木のみ。

・これだけ顔ぶれが変わってしまうと、もはや若手の小川や森岡ですら「昔からいる」という感あり。

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2014.03.27

キッチンABC 西池袋店@池袋

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 池袋西口、東京芸術劇場の向かいのブロック。「中本 池袋店」の真下。平日昼に往訪。先客5、後客5。見るからにがっつり系の洋食屋さんです。

 ランチメニューの中からオムカレー(750円)を注文。ちなみに一人客はわずか5席しかないカウンターに案内されます。

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 名前の通り、オムライスの上にどす黒いカレーがかかった一品が登場。カレーは見た目と違ってスパイスが効いているといっていいかどうか微妙な感じ。カレーライスだったら満足いかないと思いますが、オムライスにかける分には自己主張が強くないというのは却っていいのかも。

 で、オムライスといっても中味はチキンライスではなく薄味のドライカレー。ところどころベーコンの切れ端みたいのが混じっていてB級感をいや増してくれます。

 さらにサラダがたっぷり付いてくる上に、なぜかスープではなく味噌汁付き。ボリュームも十分で、これで750円ならお値打ち物でしょう。

 ただ後客の体格を見ると、あんまり足繁くこの店に通うのも考えものかと(苦笑)

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飛騨高山2014(3):五箇山相倉集落

飛騨高山2014(2)から続く)

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高山で一泊した翌日は定期観光バスで五箇山相倉&白川郷巡り。

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この定期観光バスはバスガイド添乗。細々とした観光地の解説あり、ガイドさんの唄ありと極めて古典的な観光バスでした。

なお「世界文化遺産」の威光なのか、驚いたことに乗客の半分が外国人。外国人はバスの後ろ半分に固めて、英語のボランティアガイドが付いていました。

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とてつもない山奥というイメージが強い白川郷ですが、今や高速道路がすぐ傍まで開通。例年よりかなり雪が少ないこともあって冬でも通行はなんら支障なし。

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県境を越えて富山県に突入。車窓から菅沼の合掌造り集落をかいま見ることができます。

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高山バスセンターから1時間半弱で五箇山相倉合掌造り集落に到着。

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平家の落人が住み着いたと伝えられ、江戸時代には加賀藩の流刑地とされた五箇山。

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朝早い時間帯のためか、当観光バス以外に観光客らしき姿はほとんど見かけず。

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バス乗り場近くの高台に登ると、集落が一望できます。もっとも少々雪をかきわけながら登らないといけないので、ここに来るまでが一苦労。

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2014.03.26

味の天徳 川口店、3/24で閉店

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このところ近所の閉店情報ばかりお伝えしている気がしますが(苦笑)、ふじのいち商店街「新鮮市場」の前にあった味の天徳・川口店が本年3/24(月)をもって閉店していました。

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その前にあったスタミナ丼の店よりは客足はマシといった感じでしたが、1年強しか持ちませんでした。

っちゅーか、相模原市に移転って「移転」というレベルを越えてるだろ・・・

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【閉店】いるか@大山

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 東武東上線大山駅南口からアーケード街を西へ。ビル2Fにあるのでやや判りにくいかも。平日昼に往訪。先客、後客ともゼロ。

 店内の券売機でボタン先頭の「豚骨らーめん・並(680円)を注文。他に「赤豚骨」「中華そば」「つけめん」「まぜそば」など。麺は細麺・中太麺・平打麺から選べるとのことですが、「らーめん」のデフォルトは細麺。こちらから注文しない限り、向こうからは特段聞いてこないようです。

 またミニライスかもやしがサービスとのことで、ミニライスをつけてもらいました。

 店内は縦長カウンター8席のみ。水セルフ。厨房との仕切りが非常に高くて厨房の様子が見えないのは別にいいのですが、配膳の際に頭上に丼を置くような格好になるのはチト不便。

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 「豚骨」と銘打っていますが、スープのベースは豚骨・鶏・魚介をあわせたもの。ただかえしがきつい上ににんにくを効かせているためか、出汁の旨味はかき消されがち。

 麺は松本製麺製で、細めほぼストレート。残念ながらやや柔らか目で、しょっぱいスープに負けているような・・・これなら中太麺のほうがいいかな?

 チャーシューは厚みがあって肉質もそこそこ。他に半熟玉子半個、メンマ、ほうれん草、きざみネギ、海苔、そして白ゴマが少々。値段の割りに具だくさんで、ミニライスを付けたのは正解でした。

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2014.03.25

【衝撃の新事実】やまとの湯@川口、閉店

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先日、122沿いの「オークラ」が2月末で閉店したことをお伝えしたばかりですが、なんと近隣の「やまとの湯」も3月16日で閉店したとの情報をいただきました。

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 いつ行ってもそれなりに繁盛していて、ここが閉店するとは夢想だにしなかったのですが、思えば風呂の故障が長く放置されていた辺りが閉店の前触れだったのか・・・

 また「やまとの湯」のサイトをみると、さらに4月29日に5店舗閉店。いろいろぐぐってみると「やまとの湯」は全国レベルで相次いで店を閉めているようで、潰れた大和システムから事業譲渡を受けた湯快生活、というかその親会社のスピードパートナーズが事業を見切ったのかなぁ・・・

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桐龍@東川口

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 東川口駅からけやき通りを南へ。コモディイイダ東川口店と同じ建物に同居。東川口では有名な二郎系の店です。

 開店5分前に到着したところすでに待ち客7、その後開店までに3人。開店と同時に店内は満席となり、その後も後客10数人。退店時には店外に待ち客2と相当の人気店です。

 店内の券売機で「小らーめん(650円)」を注文。小でも300gあり、さらに小さい200gの「ミニらーめん」も。他に「油そば」「辛いらーめん」といったメニューも。麺の堅さ、脂少なめ、味薄めといった調整は事前申告。

 店内はL字型カウンター11席。但しカウンターの背後、特に道路側4席はかなり狭め。水セルフ。

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 さらに野菜、にんにく、脂等の量を配膳直前に聞いてくるので、にんにくを少し入れてもらいました。なお期間限定でたまねぎのトッピングというのをやっていたので、それも追加。

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 一回で出来るのが最大7人分のようで、出来上がりが2巡目になってしまい、ラーメンが出てきたのは着席してから20分強経過後。スープは脂はそれほど多くなく、とんこつの旨味もまずまずかなとは思いましたが、かえしがきつくて難儀。この辺は野菜マシが前提になっているのかも。また麺やのせものの量に比べてスープが少ないせいか、随分ぬるく感じました。

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 麺は平打ち太麺で強い縮れ入り。かなり堅めの仕上がりですが、これは気に入りました。ただ300gは多すぎで、最後は持てあまし気味に。

 チャーシューは分厚くて、しかも脂だらけではないので悪くはないのですが、かなり冷えていて残念(これがスープをぬるくした主因かも)。野菜はほとんどがもやし。

 基本的にはあまり好きではない二郎系。でもたまに食べたくなるから不思議なもの。でも食べたら食べたであんまり好きじゃないことを再確認するだけ。妙な無限ループです。

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2014.03.24

麺’s BAR@護国寺 のその後

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昨年末に往訪したばかりの「麺’s BAR@護国寺」

先日昼に通りかかったところ、いつの間にやらからあげが売り物の、弁当を出す店に大変身していました。

往訪時には「豚骨・鶏・魚介のスープを好みに応じてダブルないしトリプルと組み合わせられるのがこの店のウリ」だったのですが、メニューを見る限り、それも止めてしまった模様。

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【TV観戦記】14年第4節:浦和 1-1 清水

・無観客試合という異様な環境ゆえか、浦和は試合の入りが芳しくなく、ショートコーナーからの流れであまりにもまぬけすぎる失点。

・しかし先制点を得た清水が早々と引き篭もりを決め込んだのに対し、ミシャの強気の選手交代が奏功して後半は一方的な浦和ペースとなり、原口のゴールで同点に。さらに逆転の目がなくはなかったのですが、力みすぎたのかシュートに精度を欠きまくっている状態ではドローやむなし。

・それにしても浦和の立ち上がりは良くありませんでした。浦和は放り込み攻撃が苦手なことを見越してか、ゴトビはノヴァコヴィッチに加えて長身FW長沢をスタメン起用。これに対してミシャは出場停止の森脇の穴を阿部で埋め、ボランチに啓太を起用。私は森脇の代わりに濱田が入るものと予想していたのですが、鳥栖戦で失敗したのがミシャの心証を害したのかも。

・ミシャなりに考えた布陣なのでしょうが、前半は機能したとはいえず。ミシャは開幕から広島戦を除いて柏木ボランチに拘っていますが、概して前3人にボールが渡ってもそこから何もおこらず、当然ながらボールを支配している割には点が入る気配がしません。柏木をボランチに下げた代わりに梅崎をシャドーで起用していますが、攻撃面ではこれも機能しているとは言いがたい状態。

・従って前半の浦和のチャンスは興梠スルーパス→原口の1回だけ(原口がシュートをGKにぶち当て)。また再三平川が清水左サイドを縦に突破して形をつくるものの、淡白なクロス攻撃に終始して決定機に至らず。

・守備もお粗末。開始早々石毛からのハイクロス→大前→長沢であっけなくやられた場面はオフサイドに救われましたが、その後も清水のロングボール攻撃に悪戦苦闘。清水先制点に繋がったCKは、長沢→ノヴァコ→大前の決定機から。またサイドから細かく繋がれた挙句、吉田にミドルシュートを浴びる(幸いにもシュートは枠外)にいたっては何をやっているのやら。清水のパスワークをなすすべなく見守っているようではどうにもいけません。

・失点場面はまったくもって論外。ショートコーナーに意表を突かれただけでなく、クロスに対してファーの六平がノーマーク。昨年良く見たまぬけな失点癖をまたまた披露。

・先制した清水は4-4-1-1みたいなコンパクトな布陣で早々と引き篭もり、浦和はそれを攻めあぐねるという流れは鳥栖戦そのまんま。ただ清水がカウンターをちらつかせず、専守防衛に陥ったのに付けこんだのか、ミシャは珍しく後半頭から2人選手を代えて、ボランチ柏木を放棄。さらに宇賀神→李で原口を左WBに据える超攻撃的布陣にシフトしてから一気にゲームが動きました。

・この試合最大の収穫はなんといっても関根。ナビスコ柏戦では左WBで短時間ながらJデビューを果たしましたが、この日は右WBで長い時間プレー。投入直後は遠慮がちなプレーに終始しましたが、時間の経過と共にサイドでの積極的な仕掛けが目立ち始め、ついには敵陣深い位置での粘りが効いて原口の同点ゴールを事実上アシスト。

・左WB高い位置に張った原口はさながら「ミシャ式ペッカー状態」。最初から前を向いて中へ斬りこんで来る原口ほど恐ろしいものはなく、しかも槙野の後方支援付きということもあって、清水右サイドはたちまち大炎上。左SB河井は本職ではないのでやむを得ませんが(というか、器用貧乏であちこちたらい回しされているうちにどこでも微妙な選手になってしまった気も)、右SB吉田は本職でこの状態はいただけません。

・李投入後に、李が1トップに入って興梠がシャドーに回ったのにも驚きましたが、このオプションもそれなりに機能。原口の同点ゴールの場面では李が本田ともつれ合いながら倒れて見事なまでの潰れ役を演じてますし、柏木→サイドに流れた興梠から原口のビッグチャンス(原口のシュートは宇宙開発事業団)でも、李が囮になって原口をフリーにしています。

・この試合、槙野の強引なシュートが目立ちましたが、見るからに力みすぎてほとんど枠外。もっと良い位置にいる選手へ回したほうがミシャっぽい気がしますが、撃たなかったら撃たなかったで「なんで撃たないんだよ!」と野次られるのがオチ。引いた相手にああいうチャレンジ自体は悪くないと思います。どう見ても悪い意味で注目度の高い試合で良いところを見せようと力んでいるのが困り者なだけで。

・後半は浦和のほうが圧倒的に手数が多かったにも関わらず逆転はならず。試合終了間際に後方から六平にエリア内に飛び込まれる場面があってヒヤリとしましたが、西川の好守で大事に至らず。ここは飛び込む基点を作っている大前への那須の対応が軽すぎたような。

・上空を飛び回るヘリの轟音どころか、カメラのシャッター音すらはっきりと聞こえる何とも不気味な環境下での試合。このような事態を二度と引き起こさぬようにしたいものです。

-----興梠-----
--原口----梅崎--
宇賀神-啓太-柏木-平川
-槙野--那須--阿部-
-----西川-----

得点:76分 原口

HT 平川→関根
HT 梅崎→永田(永田がCB中央、那須が右CB、柏木がシャドー、阿部がボランチへ)
64分 宇賀神→李(李が1トップ、興梠がシャドー、原口が左WBへ)

-----長沢-----
石毛---ノヴァ---大前
---六平--竹内---
河井-ヨン---平岡-吉田
-----櫛引-----

得点: 19分 長沢

65分 竹内→杉山
70分 石毛→本田
86分 長沢→高木俊

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2014.03.23

オークラ@川口、2月末で閉店

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国道122号線沿いで一際異彩を放っていた健康ランド「オークラ」。

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たまたまその横を通りかかったところ、なんと本年2月末をもって閉店していました。

近所に「やまとの湯」が出来て競争が激化した上に、燃料費高騰で採算が悪化した末の閉店と推察されます。

近隣の駐車場も当然ながら閉鎖。場所柄、おいおい何がしかのロードサイド店に生まれ変わっても不思議はありません。ただ、この建物自体が馬鹿でかくて取り壊しに金がかかりそうだし、かといってそのままでは使えなさそうだし・・・

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【閉店】ばんどう@秋葉原

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 秋葉原駅から中央通りを北へ。ドン・キホーテの向かい、テルルモバイル秋葉原本店の地下1F。日曜昼に往訪。先客ゼロ、後客1。

 店外に貼り出されたメニューも券売機ボタンもつけ麺が先でしたが、「濃厚ラーメン(680円)」を注文。並・大同値段ですが、並でも240gあるので並にしました。

 店内は厨房に沿って屈曲したカウンター15席。スタッフは2名。水セルフ。卓上にはラー油、酢、おろしにんにくなど。

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 看板に濃厚魚介豚骨を大書した店なので「またお前か」系と思ったのですが、外観はぱっと見二郎風。しかし内容は全然違っていました。まず背脂が大量混入したスープは異常にどろどろしていて、もはやスープというよりはゾル状の何かといった感じ。

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 これで味がやたら濃かったりしょっぱかったりしたら「もうゴメンナイ」とばかりに残して帰るところでしたが、幸いにしても味自体は見た目ほど濃くなくて助かりました。出汁は豚骨が主体で魚介は単に魚粉が混ざっているだけという感じ。

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 麺は太麺の緩い縮れ入り。それほど堅いわけではありませんが歯ごたえがしっかりしており、ゾル状のスープに合わせるにはこれしかないかと。

 チャーシューはパサパサしていてイマイチ。他にナルト、茹でもやし、刻みネギ。

 単調な味わい&ずっしりとした胃もたれ感にへきへきして、途中でおろしにんにくを投入して味を変えてなんとか完食。もちろんゾルにはあまり手をつけず。

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2014.03.22

【展望】14年第4節清水戦

・Jリーグ史上初の無観客試合となってしまった次節清水戦。無用のトラブルを避けるため、クラブは当日埼玉スタジアム公園内の入場を禁止しましたが、至って妥当な措置だと思います。

・なにせ「Jリーグ史上初の無観客試合」という話題性満点の事態なので、普段Jリーグなんて見向きもしない輩がこれを奇貨として「浦和サポが何かやらかしてくれないか?」と期待しながらわらわらやってくるのは必定。

・そんな輩の思惑に陥らないためにも、当日はいわば「蟄居閉門」して、自宅でテレ玉なりスカパーなりで観戦するのが無難でしょう。わざわざ浦和の居酒屋まで出かけてテレビ観戦なんてしようものなら、半ば罠にはまりに行くようなものではないかと。

・で、当の清水戦。バレーの一発で負けた試合もありましたが、ミシャは清水戦を得意中の得意としています。なにせ清水はサイド攻撃偏重。従って浦和は5バックで待ち構えてサイドにスペースを与えなければ大きな問題はなく、あとは淡々とカウンターで清水を仕留めるだけ。

・ただ今年は大宮で実績のあるノヴァコヴィッチを獲得したことでちょっと面倒な相手になりそう。従来だと大前なり高木俊なりのWGがサイドを深く抉ったり、カットインしてチャンスメークするなり、自らフィニッシュに持ち込んだりするパターンが主でした。ところが川崎とのPSMを見たところ、ノヴァコヴィッチを獲得したことでサイドからアーリー気味にバンバン放り込んでくる形に変わっていました。

・そんな放り込み攻撃に滅法弱い浦和。鳥栖戦では豊田対策として濱田を起用したものの、結果は思わしくありませんでしたが、幸か不幸か森脇が出場停止なのでもう一度濱田を右CBに据える可能性があります。ナビスコ柏戦でも後半から右CBで出場しましたし。

・清水の守備がザルなのは相変わらず。昨年のリーグ戦総失点はなんと浦和(56)より多い57で、今年もリーグ戦3試合で2→1→4とクリーンシートはありません。

・まぁ最終ラインで固定しているのが平岡だけで、それ以外は連日とっかえひっかえ。なんと第3節でGKすら代えています(櫛引→相澤)。

・おまけに往々にしてSBが本職じゃなかったりと、どう考えても守備が短期間に安定するようには思えないので、浦和はたとえノヴァコヴィッチに一発喰らって先制されてもじっくり反撃の機会を窺い続ければノーチャンスということはないかと。

・新戦力でスタメンを掴んでいるのは前述のノヴァコヴィッチとカナダ代表のCBヤコヴィッチ。後者は見たことがないのでなんともいえず。松本へのレンタル移籍から戻ってきた長身FWの長沢はJ1では無理っぽいのか、第3節でスタメンから外されています。

・ちなみに清水は高木俊、高木善、高木純、高木和といつの間にか高木だらけに。もっとも高木和はこれが苗字。

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<前節:C大阪 4-1 清水>

-----ノヴァ-----
高木俊--竹内---大前
---ヨン---村松---
河井-平岡--ヤコ--石毛
-----相澤-----

得点:23分 大前(PK)

58分 高木俊→村田
75分 竹内→長沢
85分 村松→六平

・DMF杉山が出場停止。

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2014.03.21

【閉店】みむろ@梅島

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 足立区役所の裏辺り、住宅街の中に立地。平日昼に往訪。先客ゼロ、後客1。
 
 店内の券売機でボタン先頭の「ざる(780円)」を注文。「チャーシューざる」が売り物のようですが1000円もするのでハナから対象外。他に「らあめん(680円)」。

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 店内は横長L字型カウンター8席のみ。水セルフ。卓上には「こだわりの辛口味噌『オヤジ味噌』」という謎のアイテムあり。割りスープは予めポットでカウンターに設置。

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 つけ汁は酸味が強い苦手なタイプ。あっさりなのはいいのですが、酸味が強すぎて鶏がらと思しき出汁の旨味はかき消されがち。

 またつけ麺の宿命として食べているうちにどんどんつけ汁が薄まってくるので、小瓶で提供されるタレを加えると今度がかえしばかりが強くなって、これもイマイチ。小皿で柚子皮を出されましたが、もともと酸味が強いつけ汁に入れる気が起こらず。

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 麺は薄めの平打ちで、ピロピロ、つるつるとした食感は悪くありません。つけ汁の絡みも良いのですが、そのつけ汁自体がなぁ・・・ また並でも量は思いのほか多く、最後は持てあまし気味に。

 ただつけ汁にチャーシューがゴロゴロ入っていて、しかもその肉質・旨味はなかなかのもの。これだと「チャーシューざる」が売り物なのは判るようあ気がします。もっとも個人的にはチャーシューの量も「ざる」で十分ですが。他にメンマ、刻みネギ。

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ごらんアウェー:日立台2014

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・2004年以来久しぶりに日立台で開催された浦和戦。なにせキャパが小さいスタジアムなのでチケット入手が面倒で、私も当初は観戦を諦めていたのですが、ナビスコ杯はチケットが余っていると効いて急遽参戦。

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・柏駅からおぼろげな記憶を頼りに徒歩でスタジアムへ。三小通りへ出るまでの道を思い出すのに苦労しました(苦笑)。

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・日立台公園前の交差点。ここって、前はコンビニだったはずだけどなぁ・・・

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・この日はバックスタンドのビジター寄り(AL指定席)で観戦。ビジターとは完全に動線が分けられています。大改装後の日立台に来るのが初めてなので、サイドスタンドがめっちゃ新鮮。

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・サイドスタンド裏に屋台が出ていましたが、夕飯食ってからスタジアム入りしたので全部割愛。寒くて寒くてビール飲んでいる場合じゃなかったし。

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・仮設然としたバックスタンド。

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・昔は鉄骨剥き出しでもっと仮設然としていたので、相当耐震補強したのかも。

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・メインスタンド・ビジター指定席は昔のままですが

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・ホーム側だけでかくしたのか・・・

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・サイドスタンドにはオーロラビジョンを設置。

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・ちなみに昔はこんな感じでした。

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・バックスタンドではレプリカ等黄色い服を着ていない観客へ向けて、ビニール製のビブスを配布していました。「世間の眼が厳しくなっていますので、汚い野次は止めましょう」との呼びかけも。

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・試合終了後はこんなのも。あんまり浸透している様子はありませんでしたが・・・

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2014.03.20

こってりらーめん 誉@柏

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 柏駅南口を西側へ出て、線路沿いに南へ徒歩1分。駅から近いけれども曲がり角の先にあるので最初は判りにくいかも。

 店内に待ち客が3人いましたが、固まって座りたいグループだったようで、その3人をすっ飛ばしてすぐに空席に案内されました。食べている間にも続々と客がやって来て食べ終わることには店内に待ち客が4人ほど。もっとも下校途中の高校生だらけという客層。

 ぎとぎとの背脂が売り物。みそ、しょうゆ、各種つけ麺とメニューも豊富で券売機を見ているとクラクラしますが、「味噌らーめん(700円)」を注文。麺の堅さ、脂の量、味の濃さ、野菜やメンマの量を指定できるようですが、すべて普通で。

 店内はL字型カウンター10席のみ。水セルフですが、店内待ち客がいるためか店が手狭でやや面倒。

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 味噌味がかなりストレートに出ていて、しかも味噌味が濃すぎるのでベースとなる出汁のほうはもう何がなんだか。背脂の量もデフォルトだとあまり多くはなく、味噌の味ばかりが目立つ格好。

 菅野製麺所製の麺は太めで若干縮れ入り。デフォルトだとやや柔らか目で、濃厚スープに対して少々頼りない気がしました。もちもちっとした食感は悪くありませんが。

 チャーシューは脂多めですぐにボロボロっと崩れてゆくタイプ。他に茹でモヤシと刻みネギ、メンマ。

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【観戦記】14年ナ杯予選第1節:柏 2-1 浦和

・前半はほぼ互角。後半はミシャは穴だった浦和右サイドに手を入れて柏の攻撃が手詰まりになった分、浦和がやや優勢かと思いましたが、セットプレーで失点して敗戦。

・ナビスコ杯初戦にも関わらず共にそれほど面子を落とさなかったこともあって好ゲームになりましたが、その試合に水を差しまくったのが岡部主審。ファウルを取る基準がブレにブレ、特に宇賀神が背後から削られたにも関わらず相手にイエローが出ないどころかファウルすら取ってもらえなかったことで浦和の選手達は主審に完全に不信感を持ってしまったように感じました。そして残念ながらその直後のセットプレーで失点。

・また槙野は後半途中から取り乱し気味になり、最後は相手エリア内でシミュレーションを取られてイエロー2枚で退場。面白い試合だったにも関わらず、後味の悪い幕切れで甚だ残念。

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・柏は昨年のナビスコ杯決勝同様、ミラーフォーメーションで浦和を迎撃。一応前からボールを追ってくることもありますが、基本的には自陣で浦和の攻撃を待ち受ける格好。

・これに対して浦和は立ち上がりこそ攻めあぐねましたが、李のポストプレーが効いて宇賀神がシュート。シュートはバーに弾かれましたが、梅崎が詰めて早い時間に先制。興梠に代えて1トップに据えられた李は前半はまずまずの出来で、先制点の直後にも梅崎がもうちょっとでフィニッシュという場面を作り出しています。

・一方柏は両WBを軸とするサイド攻撃が中心。浦和は関口の出来が芳しくなく、3度ばかり橋本に簡単に突破を許してしまいました。そしてそのうちの一つがレアンドロにPKを与える結果に。

・そこでミシャは濱田を投入して森脇を右WBへ転用。これがものの見事に奏功して大炎上した右サイドの鎮火に成功しただけでなく、逆に右サイドで攻勢に。

・従って後半は浦和のほうが手数は多くなりましたが柏守備陣の中央は堅く、決定機らしい決定機は槙野→梅崎の1回だけだったかも。後半は李が消え気味になってしまい、また柏木にミスが目立ったこともあって柏を崩しきれず。

・とはいえ、柏にもさしたるチャンスはなかったのでせめて勝ち点1は得たかったところですが、下手な主審に我を失ってしまった挙句に敗戦では浦和もまだまだですなぁ・・・

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-----李------
--原口----梅崎--
宇賀神-柏木-阿部-関口
-槙野--永田--森脇-
-----西川-----

得点: 17分 梅崎

HT 関口→濱田
86分 宇賀神→関根
88分 梅崎→矢島

・李は興梠と違って長い時間キープせずに、簡単に叩いて前に出るタイプ。どちらかといえば周りを生かす選手ではなく周りに生かされる選手なので、2列目にドリブラー2人っちゅーのは李との相性はあまり良くないかと。とはいえ、1点目に象徴されるように1トップとして使えないわけではないことが判ったのが今日の収穫。

・永田はロングフィードだけ取り上げれば那須よりかなり上。今日はレアンドロの出来があんまりだったことも手伝って守備も上々でしたが、田中にプレゼントパスしてしまう「うっかり」ぶりも変わりなし(´・ω・`)

・西川は好セーブも連発しましたが、エリア外に飛び出してのフィードが相手に渡ったり、ポロリがあったりと、らしくないミスも散見。決勝点になった渡部のゴールも西川が飛び出してボールに触れず。広島時代にACLでこんなやられ方を何度か見たような。

・槙野は90分にわたって工藤に全く仕事をさせず、さらに後半はここぞというタイミングで攻撃参加してチャンスを作っていたので出来自体はパーフェクトだと思います。しかし、つまらないところで悪目立ちしてしまい、非常に損をしているかと。退場処分を喰らって、よりによって原口になだめられているようでは、どうにもいけません。

・柏木が後方でパス出しに専念している反面、阿部が珍しく前方進出する局面が目立ちました。まだあまり効果的とはいえず、カウンターを誘発するリスク大ですが、浦和の攻撃オプションを多様化する試みなのかどうか。

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-----レアンドロ----
--田中----工藤--
橋本-大谷--韓--高山
-渡部--近藤--鈴木-
-----菅野-----

得点:43分 田中(PK)、79分 渡部

90+3分 レアンドロ→茨田

・この日はレアンドロ・ドミンゲスがお休み。柏でのレアンドロを初めて見ましたが、コンディションが良くないのかミス連発で全くいいところなし。工藤も消えたままで、攻撃は田中&橋本の左サイド頼みといった状態。

・うっかりスペースを与えてレアンドロにスピードに乗られるほうが厄介なので、今日の布陣ならレアンドロを1トップではなくシャドーで使ったほうがまだマシのような。

・ハン・グギョン大魔王は中盤のつぶし屋として結構面倒な存在でしたが、あのプレースタイルだとイエローも多いでしょうなぁ・・・

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2014.03.19

【閉店】麺や ブッチャー@板橋

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 埼京線板橋駅西口を出てすぐ。駅を出て左手に派手な電飾が見えるので判りやすいかと。平日昼に往訪。先客4、後客1。

 「環七背脂系」を謳う店で、店内の券売機で基本と思しき「ブッチャー麺(680円)」を注文。脂の量が調整できるとのことですが「普通」で。おすすめは「多め」とのこと。

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 店内は間口が狭くて奥行きがやたら深く、入口側にカウンター10席、店奥に4人掛けテーブル5卓。

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 「普通」で注文すると背脂の量はさほど多くなく、スープの表面をさっと覆う程度。スープはげんこつ鶏がらベースの醤油味ですが、背脂の甘みが効いてしょっぱさが抑えられ、しかもくどさは全く感じられず、かなり飲みやすい出来。

 麺はやや太目の縮れ麺。スープとの相性、絡み具合も良好ですが、ちょっと量が少ないか。小ライスをつけてちょうど良いくらいだと思いますが、残念ながらライスは有料。

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 チャーシューはぐずぐずと崩れやすいタイプで、かつやや醤油だれに浸かりすぎな気もしましたが、肉の味わいはしっかり残っていてこれもまずまず。

 他に茹でもやし、刻みネギ、メンマ、ゆで卵半個、海苔。

 外観が外観なので期待値も低めでしたが、良い意味で期待を裏切られました。

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2014.03.18

ごらんアウェー:広島2014(下)

広島2014(上)から続く)

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キックオフが14時と早く、広島空港なり広島駅なりからそのままスタジアムへ向かう方がほとんどのためか、昼間から観光している赤者はちらほら見かける程度。

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相生橋でしばらく鉄活動を繰りひろげましたが、これといって面白い車両は現れず。

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本通でサンフレ電車を見かけた程度。

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昼食は、早い時間帯から開いている店からチョイスして、広島バスセンター7Fの「五ェ門」へ。そごうに隣接していることもあってか、女性の一人客が目立ちました。

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イカ天・肉・玉子×2の「満月焼・そば(840円)」を注文。お好み焼き自体は特にどうということはありませんが、青海苔ではなく刻み海苔を使っているのは珍しいような。

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夕方は原爆ドーム近くの有名店「長田屋」へ行こうと思ったのですが、店外にまで待ち客がいる有様だったので断念。やむなく近隣の「春来 シャレオ店」へ。

地下街のどんづまりにあって立地は良くありませんが、女子会をやっているグループがいたり、赤者がやってきたりと時間帯の割にはそれなりに繁盛。

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勝ったので、ちょっと格上げして肉玉そば・生イカ・生エビ・ネギ入りの「スペシャル(1050円)」を注文。こちらもお好み焼き自体は特にどうということはありません。

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2014.03.17

ごらんアウェー:広島2014(上)

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山間部にあって天候が変わりやすく、広島市街が晴れていてもここだけは雨が降ることもあるビッグアーチ改めEスタ。

でも今年は珍しく好天に恵まれました。

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ダンマクもゲーフラも大旗も、なんにもないゴール裏。でも声はいつも以上に大きく、選手の後押しには何の問題もなし。

開幕戦だった昨年と比べると赤者の数は明らかに少なめ。万博→広島→神戸と同月に3回も長距離遠征があり、かつ万博と神戸は昨年対戦がないので広島を割愛した方が多いものと推察されます。

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ちなみに昨年はこんな感じ。

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ぶっ壊れたオーロラビジョンはもう修理する気がないのか、仮設然としたパネルを設置。昨年のトラックよりははるかにマシですが、これでもスタジアムのサイズに比べれば小さすぎ。

試合開始前には「恋するフォーチュンクッキー」の広島バージョンを放映していましたが、せっかくの小ネタがよく見えなくて残念。社長が踊っているのだけははっきり判りましたが。

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人気回復の一手として整形手術を断行した熊。サンチェとフレッチェというらしい。

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整形で自信がみなぎってきたサンチェ。

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それは最下位レディアのポーズや・・・・

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あざと可愛い身振りも随時習得中。

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これは整形前だよな、たぶん・・・

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広島は缶ビール(500ml)が500円とかなり安い。っちゅーか、埼スタがボリすぎやな・・・(´・ω・`)ショボーン

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2014.03.16

【観戦記】14年第3節:広島 0-2 浦和

・立ち上がりはビルドアップにミスが目立って広島のカウンター攻撃を浴び、終盤は自陣に押し込められる時間帯が長く続きました。シュート数こそ広島の倍を放ちましたが、浦和のチャンスは多いとは言い難く、それほど内容が良い試合ではなかったと思います。

・ただ内容が良くなかったにしても、この試合を落とせばチームどころかクラブ自体が一気に瓦解しかねない難しい状況下で、何が何でも勝たねばならないという執念のようなものが選手たちから迸っていた。それがははっきりと判ったという意味では紛れもない好ゲーム。前半42分に先制してからは守備意識が高くなりすぎて、自分の失策から生じたピンチをイエロー覚悟のファウルで消しにかかる場面が目立ちましたが、悪く言えば淡白に過ぎた昨年とは見紛うばかりのチームの変貌ぶりを見て感無量。

・苦しい時間帯をなんとか凌いで、ATにようやく試合を決定づけるゴールを原口が叩き込み、当の原口も泣けばゴール裏も泣く。「全米が泣いた」級の感動の名場面の傍らでなぜか2枚目のイエローをもらって退場を命ぜられる森脇。どんなに深刻かつ感動的な場面でも笑いを取りに行く森脇の芸人魂に天晴れ!

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・この日のスタメンはGK以外は昨年の基本スタメンと全く同じ。このところ広島には圧倒的に相性が良いことを考えてか、ミシャはあえていじらなかったのでしょう。

・ただ柏木がボランチに入った場合と比べると、前3人への縦パスに精度なりアイデアなりが乏しいのは明らか。特に立ち上がりは縦パスにミスが目立ち、引いて守って浦和の縦パスをカットして一気にカウンターを狙う広島の狙いに嵌りかかりました。

・開始早々寿人に際どいシュートを撃たれ、さらに水本の縦パス一本で野津田にDFライン裏に飛び出されるという大ピンチがありましたが、後者は西川の果敢な飛び出しで大事に至らず。

・試合の入りは良くありませんでしたが、浦和は良くない時間帯を何とか凌ぎ、慌てることなく慎重に試合を進め、時間の経過とともに球際で優位に立つ浦和が徐々にボールを支配。効果的な縦パスが入れられずに引いて守る広島を崩せず、当然ながらなかなかシュートが撃てませんでしたが、40分過ぎになってようやく槙野がバイタルエリアへドリブル進出→興梠の決定機。

・興梠のシュートはGK林の好セーブで決まりませんでしたが、その後のCKからの流れで興梠が難しい体勢からゴールを決めて浦和先制。興梠もさることながら、クロスを供給した平川は要所要所で対面の山岸をぶっちぎる活躍を見せてくれました。

・先制された広島は後半一転して塩谷を積極的に攻撃参加させ、人数をかけて大攻勢。逆に浦和が自陣に引いてカウンターを狙う展開に。浦和は広島の攻撃に対してマン・ツー・マンで対応し、広島は攻めに人数を裂いている割にはこれといった攻め手を見出せず。まるで前半の浦和のように。

・結局のところ広島の攻撃は結局ミキッチからのアーリー気味のクロスや、後方からの長めのボールによる浦和DFラインの裏狙いという単調なものに終始し、全くチャンスを作れず。浦和DFラインの裏は守備範囲の広い西川が悉くカバー。さらに厄介なミキッチに対して宇賀神は徹底して縦を切って対応。敵陣深く抉ってのクロスというミキッチ最大の武器を90分封じられたのが浦和の勝因に上げても良いくらい。

・かたや先制した浦和も守備意識が高すぎてか、ボールを奪ってからのカウンターは明らかに迫力不足。柏木や原口にボールが入ってもその後のフォローがなくて潰されてシュートに持ち込めないどころかボールを失って広島の波状攻撃を浴びる羽目に。とはいえ、広島の攻撃が手詰まりなのも相変わらず。

・後半半ばになって高萩や浅野が投入されてから浦和最終ライン前で広島にボールを持たれる局面が増え、一歩間違えば一発を喰らいかねない状況に陥りましたが、浦和DF陣が実に粘り強く対応し、結局ピンチらしいピンチは中へ斬りこんできたミキッチの一発のみ。しかもシュートコースが限定されていて西川の正面。

・ミシャは終盤になって李、梅崎を相次いで投入。スペースたっぷりの広島に対してリスクを掛けずに少人数でカウンター攻撃を試みる場面が頻発しましたが、これまた不発。

・前半から守備に奔走して疲労困憊の原口に代えてミシャは矢島を準備していましたが、エリア内での石原との競り合いでピンチを防いだ森脇が脚を攣ったためやむなく坪井を投入し、矢島投入は沙汰やみに。ところがここで原口を残したのがATの劇的な追加点を生むのですから世の中何があるか判りません。後半中盤がスカスカになった広島守備陣をドリブルで切り裂きながらも最後の最後で潰される場面が目立った原口が、最後の最後で左サイドから斬りこみ、得意の角度からのシュートを決めて事実上試合終了。

・慎重に試合を進めながら前半終了間際にセットプレーで先制し、そのまま逃げ切りを図った点でG大阪戦と全く同じ試合内容といって差し支えないと思いますが、最後に追加点が取れたのは大きな進歩。実利指向になった分、娯楽性は薄くなってしまいましたが、極めて難しい状況下ながらチームの進歩が感じられた試合でした。

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-----興梠-----
--原口----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:42分 興梠、90+1分 原口

79分 興梠→李
82分 柏木→梅崎
90分 森脇→坪井

・前半のピンチを凌げたのは西川の活躍に尽きます。相手の特徴が判りすぎていることもあってか、積極果敢な飛び出しと巧みなポジショニングで野津田の決定機を阻止。この日も西川は正確無比なキックを何度も見せてくれましたが、守備範囲の広さにもびっくり。

・オフに派手な芸能活動に勤しんだためか、厳しい批判に晒されている槙野ですが、槙野の出来自体は絶賛されてもおかしくないかと。むやみな攻撃参加は影を潜めたせいか、逆にここぞという時の前方進出が効果的に。さらに守備意識が向上してうっかりマークを外してしまうこともなくなり、手を使ってくだらないファウルを犯してしまうことも少なくなりました。

・終盤投入された李は決定機を生かせず。エリア内で千葉と巧く入れ替わった場面はせめてシュートを枠内に飛ばして欲しかったところですが、キレが戻っていないのかなぁ・・・ その後の梅崎→李のビックチャンスでは梅崎のラストパスの精度が悪すぎて李には気の毒。

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-----寿人-----
--野津田---石原--
山岸-和幸--青山-ミキッチ
-水本--千葉--塩谷-
-----林------

69分 寿人→浅野
69分 野津田→高萩
87分 山岸→パク ヒョンジン

・ACLで主力4人を休ませ、万全の態勢で浦和戦に臨んだ広島ですが、休ませた4人が悉く不出来。特に山岸。

・また休んでいた選手もいたとはいえ、長距離移動を経た中3日のコンディションへの影響は避けがたかったようで、広島はいつも以上に浦和に対して当たり負け、競り負けが目立ちました。

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2014.03.15

【メモ】広島 0-2 浦和

(スタメン)
浦和は啓太がスタメンに復帰し、梅崎がベンチスタート。柏木がシャドウか。
怪我あけの那須もスタメンに戻り、西川以外は昨年の基本スタメンへ。

広島はACLを休ませた四人を全員起用して万全の態勢。


(前半)

立ち上がりビルドアップのミスが目立ったが、球際で優位に立つ浦和が徐々にボールを支配。

但し、引いて守る広島を崩せず、全くシュートが撃てず。最終ラインでボールを奪ってカウンターを狙う広島ペースかと思われたが、40分過ぎになってようやく槙野→興梠の決定機。

これは決まらなかったが、その後のCKからの流れで興梠がゴール!

浦和からは基本的に広島を前で潰す狙い。これはまずまず機能しているが、広島がロングボールで浦和DFラインの裏を突いてくると気持ち悪い。

一度西川の大胆な飛び出しによる好守あり。


(後半)

広島は一転して塩谷を積極的に攻撃参加させ、人数をかけて大攻勢。

浦和が自陣に引いてカウンターを狙う展開に。

しかし広島の攻撃は結局ミキッチなり青山なりからの長めのボールによる浦和DFラインの裏狙いに終始し、全くチャンスを作れず。

かたや浦和も守備意識が高すぎてか、カウンターは明らかに迫力不足。前にボールが入ってもフォローがなくて潰され、広島の波状攻撃を浴びる。

高萩が投入されてから、浦和最終ライン前に基点を作られる局面が増えてヒヤヒヤもの。

ミシャは李、梅崎を入れて二人でカウンター攻撃を試みるも不発。

しかし、ATになって初めて人数をかけたカウンターが浦和左サイドで炸裂。原口が気持のこもったゴールを決めて試合終了。

ガンバ戦に続き、守備に重心かかりまくりの試合。前半も無理攻めは避けていた。

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石浜神社のおかめ桜

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明治通り、隅田川に架かる白鬚橋近くにある石浜神社。

聖武天皇の神亀元年(724)9月11日、勅願によって鎮座されたと伝えられる古い神社ですが、今となっては東京ガスの巨大なタンク群に隠れるような格好になってちょっと不憫。

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ここも一本だけですが唐突に桜が咲いていました。

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これは「おかめ桜」とのこと。これまた早咲きで、イギリスの桜研究家イングラム(Ingram)がカンヒザクラとマメザクラを交配して作出したものだとか。

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2014.03.14

【展望】14年第3節広島戦

・ホーム開幕戦で負けたこと以上に、差別的意図を有していると看做されても仕方がないダンマクが埼スタコンコースに貼られたことが当然ながら大問題に。

・本件についていえば貼った本人の意図よりも、それが社会にどう受け止められるかがはるかに重要。

・クラブの対応も適切とは言いがたく、結局第4節清水戦を無観客試合とする処分がリーグから下ってしまいましたが、過去いろいろとやらかしてきたことを併せ考えれば、残念ながらいたって妥当な処分だと思います。

・そんなこんなで今週はクサクサした気分になってしまいましたが、否応なしに次の試合がやってきます。

・またしても浦和へ主力選手が移籍したため、広島は相変わらず浦和に対して粘着に粘着を重ねているようですが、それはさておき今年の広島は昨年よりも格段に戦力が充実しています。

・甲府からSH柏、徳島からDMF柴崎を獲得。そして西川の穴は仙台から林を獲得して穴埋め。さらにユース出身2年目の野津田が台頭して、小破で出遅れた高萩からスタメンを奪取。

・新戦力のうち、柏は故障で出遅れ。ACLセントラルコースト・マリナーズでようやく柏が起用されましたが後半開始早々お役御免になってしまいました。

・昨年これといった戦力補強なしに臨んでACLで一勝も出来なかった惨事を反省したのか、今年はそれなりに戦力補強したのでACLに力を入れてくれるものと思いきや、セントラルコースト・マリナーズとのアウェーゲームでは主力4人(寿人・ミキッチ・森崎和・山岸)を帯同すらしないという相変わらずの手抜きっぷり。逆転されて攻めに転じようにも、使い物になる駒が野津田しかいないというあり様で、終盤惜しい場面はあったものの詰めを欠いて敗戦。

・広島は豪州からの長距離遠征明けの中3日ですが、浦和戦に万全を期してミキッチ→寿人という最も警戒すべきラインを休ませているので全く侮ることはできません。

・どういうわけかこのところ浦和はミシャ体制になって広島には滅法強く、ミシャ初年度の初戦に完敗を喫してからはナビスコ杯を含めて4連勝中。その理由は全くの同陣形のため、いたるところで1対1が生じやすく、個人能力差で浦和が優位に立つことが多いためなのかどうか。

・フォーメーションこそ同じですが、2年という月日を経るうちに両チームの姿というか指向するところは随分変わり、昨年までのミシャが攻め一辺倒だったのに対し、広島はすっかり守備的なチームに変わってしまいました。

・端的にいえば広島は5バックで堅く守ってカウンターで1点奪ってそのまま逃げ切るみたいな。そんなに多くはないチャンスをミキッチ→寿人の必殺ライン、さらに寿人が空けたスペースを生かして石原がしっかり決めてきます。

・前節川崎戦でも見せましたが、難しいゴールを決める寿人の決定力は驚異的。寿人はもはや90分持たなくなったようですが、寿人と興梠の決定力の差は認めざるを得ません。

・また広島は総じて我慢すべきところ、行くべきところの見極めが非常に上手い。塩谷にせよ、水本にせよ、しょっちゅう攻めあがってくるわけではありませんが、上がってきた時は実に効果的。CBの動きというかタスクが浦和とはかなり違います。浦和はCBがあれだけ上がりまくれば大量失点するわなぁ、それりゃ。

・そこで浦和は今年に入って広島っぽく守備的に軌道修正中。G大阪戦・鳥栖戦と守備の立て直しには成功しつつあるように見えますが、その副作用として攻撃の迫力不足が顕著。

・今週の練習中で原口が負傷したとの報もありましたが、そこで原口に代えて柏木がシャドーに戻り、啓太をボランチでスタメン起用する昨年の基本スタメンに戻しても特段不思議はないかと。また本人の出来不出来とは何の関係もなく「渦中の人」になってしまった李の奮起にも期待したいところ。

・もっともそれ以前に今週はピッチ外でいろいろありましたので、それが選手達に悪影響を与えていなければいいのですが。

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<前節:広島 2-1 川崎>

-----寿人-----
--野津田---石原--
山岸-和幸--青山-ミキッチ
-水本--千葉--塩谷-
-----林------

得点:57分 佐藤、90+5分 塩谷

63分 森崎和→柴崎
72分 野津田→高萩
78分 佐藤→浅野

・左WB清水が故障離脱中。

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2014.03.13

今戸神社の河津桜

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浅草の北外れ、浅草高校近くにある今戸神社。なんでここだけ桜が咲いとるんやろうと不思議に思って境内へ。

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見ると早咲きで知られる河津桜なんですなぁ・・・河津桜といえば伊豆のものがあまりにも有名で、逆にそこにしかないものだと思い込んでいたのですが、こんなところに移植されているとは意外でした。

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今戸神社は、戦前合祀された白山神社の祭神に伊弉諾尊・伊弉冉尊の夫婦の神を祀っていることに由来してか、縁結びの神様として絶賛売出し中。絵馬が円形なのもユニーク。

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というわけで、若い女性の参拝客が目立ちました。

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また今戸神社は招き猫発祥の地としても売り出し中。

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縁結び以上に、神社ビジネスの成功を祈願したほうが霊験あらたかのような・・・

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2014.03.12

つづみそば@高山

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 高山駅から国分寺通りを東へ。高山信金のある角を左折してすぐ。平日夕方に往訪。先客2、後客7。

 メニュー先頭の「中華そば(600円)」を注文。

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 こちらは外観、内装とも観光地然としたすっきりとしており、カウンター8席に加え、4人掛けテーブル3卓とそこそこのキャパ。でも暇な時間帯のためか、厨房にはオヤジ一人しかおらず、ちょっとしんどそう。ガイドブックにも頻出しているせいか、外国人観光客もやってきます。

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 スープは豚骨など動物系ベースのあっさり清湯醤油味。桔梗屋と似ていますが、やや旨味が強い代わりにかえしも心持ちきつくか。

 麺は縮れ入りの細麺。スープとの相性、絡み具合は文句なし。ただ量は少なめ。

 チャーシューは小さめのものが2枚。他に細いメンマ、刻みねぎ。

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2014.03.11

桔梗屋@高山

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 高山駅から国分寺通りを東へ。鍛冶橋近く、ホテルα-1の裏辺りの飲み屋街の一角にあります。平日夕方に往訪。先客6、後客ゼロ。

 メニュー最上段の「中華 並(600円)」を注文。

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 店は外観、内装とも相当年季が入っています。カウンター7席と小上がりに4人掛けくらいのテーブルが3卓。

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 スープは鶏がらベースと思しきあっさり清湯醤油味。店内に煮干しの臭いが漂っているのでそっちの系統だと思ったのですが、煮干しはあまり自己主張せず。雑味がない、実にすっきりとした味わいで飽きが来ません。

 麺は縮れ入りの細麺。やや柔らか目ですがスープとの相性、絡み具合は文句なし。ただ量は少なめ。場所柄、飲んだ後の一杯という位置づけなのかも。

 チャーシューは小さめのものが2枚。細いメンマは意外にも歯ごたえが合ってなかなか。他に刻みねぎ。

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2014.03.10

ゆうらい@茨木

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 東海道本線JR茨木駅西口から線路沿いに南へ。「ホテルクレスト いばらき」の前。平日夕方、万博へ行く前に往訪。先客2、後客3。

 メニュー先頭の「ちゃあしゅうめん(700円)」が売り物のようなので、それを注文。他に「らあめん」「味噌らあめん」など。

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 17時までは約1.2倍の「チョイ多め」から約3倍の「ドカ盛り」までを並と同値段でサービスしていましたが、もう夕方なので並で十分。麺の硬さ、脂の量、味の濃さなどのリクエストにも応じているようです。

 かなり煮詰まった感じの店内は縦長のレイアウトで、厨房に向かってカウンター6席。さらに壁沿いに2人掛け席が3卓。卓上にはしょうが、おろしにんにく、ガーリックチップなど。

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 スープは豚骨ベースの出汁、そしてかえしの酸味が程よく効いたなかなかの出来。

 麺は極太ストレートで、決して堅いわけではないのですが、なんか粉っぽさが残っていて、しかもスープに馴染まず、総じてイマイチ。

 チャーシューは旨味も脂も抜けきったような、パサパサしたのがどっさり。まぁ700円という値段を考えればチャーシューに多くを期待するほうが間違っているかと。他に青ネギ、茹でもやしが少々。

 スープが突出して美味いと思いますが、どちらかといえば量を食べたい方の店かと。

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2014.03.09

埼玉スタジアムの風景2014

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埼玉スタジアム2002に今年お目見えした「オーロラリボン」。従来の固定看板に代えて、スポンサーのバナーや画像を流す他、選手紹介時には上写真のような使い方も。宇賀神選手だけは目だけで一発で判ります(苦笑)

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オーロラリボンへ移行したせいかどうか判りませんが、広告スペースに穴が空いてしまったところもあって残念。

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また北サイドスタンド隅の大広告が新調されていました。というか、三菱自動車が埼玉県信用金庫に変わったのか・・・

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梅林@小石川後楽園

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小石川後楽園の梅林が見頃です。

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今年は寒さが厳しくて開花が遅れていたのか、小石川後楽園の「梅まつり」はなんと3/2(日)で終了。

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水戸光圀公ゆかりの庭園で、国の特別史跡&特別名勝に指定されていますが、東京ドームや文京区役所などの高層ビルが借景になってしまう庭園が名勝はないわなぁといつも思います。都心のど真ん中なので致し方ないとはいえ・・・

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【観戦記】14年第2節:浦和 0-1 鳥栖

・早い時間帯に失点を喫し、その後は鳥栖にしっかり守りきられてホーム開幕では久しぶりの敗戦。

・ただ早々に失点してもいたずらに慌てることなく、辛抱強く反撃の機会を窺い続けたのは朗報。先制されたら残り時間があろうがなかろうがいきなり「バンザイ攻撃」に移行してしまい、案の定敵のカウンター攻撃の餌食になって失点を重ねた昨年の終盤に比べればよほどマシな試合でした。

・従って、試合終了後に挨拶に回ってきた選手達にブーイングが浴びせられたのには少々驚きました。チャンスの数も多くはなく、面白い試合ではなかったので拍手もないかと思いますが。

・この試合を見てもG大阪戦に続いて今年から守備重視になったのははっきりしていて、攻守のバランスを試行錯誤である以上、当面こういう試合が続くことはやむを得ないでしょう。G大阪戦もセットプレーで先制するまではこれといった決定機を作れませんでしたし、守備に重きを置いた結果攻撃に迫力を欠くのはある程度目を瞑らざるを得ないかと。

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・この試合は、驚いたことに濱田を右CBのスタメンに抜擢。そして森脇を右WBに上げて平川がベンチスタート。濱田の起用は鳥栖のロングボール攻撃に対応したもので、相手に応じてスタメンを変えるという昨年までには見受けられなかった試み自体は評価すべきだと思いますが、結果は凶。

・西川のフィードを受けた濱田がボールを失ったことで鳥栖のカウンター攻撃を浴び、しかも濱田と森脇の連携が拙くて安田をどフリーにしてしまう失態。どフリーの安田がクロスを上げた先では永田が豊田につききれず。今年の鳥栖の売り物である左サイド攻撃を防ぎきれず、しかも最も警戒すべき豊田にしてやられるとは・・・

・ただその後の浦和の守備は破綻なし。後半になって浦和右サイドで阿部や森脇、さらに底で柏木がボールを失ってカウンターを浴びる場面がありましたが、相手の決定機になりかねない場面での各選手の火消し活動は実に見事で大事には至らず。

・一方、攻撃は尻すぼみに。前半右サイドに流れた興梠のクロス→梅崎のヘッドが枠を捉え切れなかったのが決定機だったくらいで、それ以外は原口や槙野などのミドルシュートがゴールマウスを捉えたものの、GK林が全てセーブ。

・それでも前半はまだマシ。鳥栖は4-4-2みたいな格好で自陣に守備ブロックを築き、しかもブロック全体の寄せが速いので、細かいパス回しだけではどうにも打開できません。そこで前半は柏木を中心に長めのボールを多用して鳥栖のDFラインの裏を突いたり、開いているサイドに展開して鳥栖の守備網の目を広げようという試みが何度も見受けられました。これによって空いたスペースを利用してミドルシュートを連発。相手を崩しきらずともシュートを撃つ意欲が昨年より格段に強くなっているのも良い傾向。

・しかし、鳥栖はこの状態を放置せず、後半は柏木へのマークを強めてきました。前半の柏木は鳥栖FWとボランチの間の狭いスペースでうまく立ち回っていましたが、後半になるとスペースがなくなって最終ラインに近い位置でプレーする羽目に。これによって後半は浦和の1トップ、2シャドーになかなか良い形で縦パスが入らなくなってしまいました。

・またミシャが李を投入した際に永田を下げたのも疑問。永田は立ち上がりこそフィードミスを連発して試合感のなさを窺わせましたが、尻上りにフィードの精度が上がり、それなりに攻撃の基点として機能していただけに、この交代で浦和は攻め手を一つ失った格好に。濱田に高精度のフィードまで求めるのは酷で、終盤になって阿部をCBに回さざるを得なくなったところを見ると攻撃については永田アウトが失策だったのを認めたのかも。

・疲労著しい梅崎に代えて関口を投入してサイド攻撃で局面打開を図るも、ユン監督も心得たもので、すかさずキム ミンヒョクを投入して5バックでサイドのスペースを埋める念の入れよう。ユン監督は昨年末のアウェー鳥栖戦でも全く同じ手を講じています。

・啓太投入で阿部をCBに回してから浦和の攻撃も多少活性化し、まるでラグビーのようにやたら前に人数がなだれこんでゴールまであと一歩と迫りましたが、ゴールマウスをこじ開けられず。

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-----興梠-----
--原口----梅崎--
宇賀神-柏木-阿部-森脇
-槙野--永田--濱田-
-----西川-----

55分 永田→李
70分 梅崎→関口
79分 濱田→啓太

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-----豊田-----
民友---池田---早坂
---藤田--谷口---
安田-呂---菊地-丹羽
-----林------

得点:9分 豊田

74分 池田→キム ミンヒョク
77分 キム ミヌ→岡本
88分 早坂→高橋

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2014.03.08

きよつき@西浦和

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 武蔵浦和駅から田島通りを西へ。四谷交差点を越えてすぐ。先客ゼロ、後客4。西浦和駅からのほうが若干近いかも。

 店内の券売機でボタン先頭、かつ一番人気らしい「濃厚しょうゆらーめん(800円)」を注文。太麺/細麺が選べるとのことで太麺で。

 他に「濃厚みそ」「濃厚しお」など。郊外店の割には高めの価格設定だと思いましたが、券売機を良く見るとボタン2段目に基本メニューらしき「きよつきらーめん(750円)」というのも・・・

 店内は入口近くにカウンター5席。さらに店右奥に2人掛けの小カウンターを4セット、ボックス状に配置。水セルフ。なお店内はかなりはっきりとした赤者仕様です(`・ω・´) また今時のラーメン店には珍しくコミックスが充実。

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 ラーメンの量と全く釣り合わない大きな丼で登場。ねぎ入れ放題ですが、白ネギはあまり好きじゃないので個人的にはほとんど意味がないサービス(苦笑)

 ややとろみのついたスープは判りやすいとんこつ醤油ですが、濃厚というよりは単に味が濃いだけというかしょっぱいだけというか。割りスープをサービスしているのも判るような気がします。

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 麺は太いほぼストレート麺で、しっかりと噛み応えのある堅めの仕上がり。これならしょっぱいスープとの相性はばっちり。逆にいえば細麺はありえないような・・・ また替玉ができるようですが、スープの量が多くはないので替玉は無謀な気も。

 チャーシューは薄めでぐずぐずと崩れやすいタイプ。他にコーン、メンマ、半熟玉子半個、海苔。個人的にはコーンは要らないから50円値引くか、しょっぱいスープに合わせて小ライスをサービスして欲しいところ。

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2014.03.07

梅まつり@北野天満宮2014

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万博の帰りに北野天満宮に立ち寄ってみました。

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まだ7分咲き程度。また朝は雨雲が残って、どんよりした空模様。

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それよりなにより、朝早すぎて梅苑が開いとらん・・・(´・ω・`)ショボーン

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モー・・・

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【展望】14年第2節鳥栖戦

・開幕戦はアウェーでG大阪に完封勝ちしたものの、次節ホーム開幕戦の相手は難敵鳥栖。

・鳥栖がJ1に上がってきてからの戦績は「ホームでは勝つがアウェーで負ける」の繰り返しで、数字的には滅茶苦茶苦手というわけではありません。しかし、ホームでの大量得点勝利より、アウェーでのあんまりな負けっぷりの印象が強い、それも過去2年なぜか鳥栖のホーム最終戦の相手となり、最終成績が気になる時期に心を折られるようなボロ負けを喫したためか、個人的にはどうにも苦手という感じ。ベアスタDJの「ゴルゴルゴルゴル・・・・」っちゅー連呼が耳について離れません(´・ω・`)ショボーン そしてご丁寧なことに今年も鳥栖のホーム最終戦の相手に指名されました。

・資金面では恵まれているとは言いがたい鳥栖ですが、意外にも主力はそれほど流出せず、昨年出場機会が多かった選手ではFW野田が抜けたくらい。

・逆に昨年レンタルで獲得し、文字通りJ1残留の立役者となったCB菊地、GK林の完全移籍に成功。さらにSB安田、MF谷口を獲得して戦力に厚みを増しています。ちなみに外国人選手は全員韓国人。過去韓国人以外の外国人選手はほとんど使い物にならなかったからなぁ・・・

・各選手が連動してボールホルダーに圧力をかけ、奪ったボールをガンガン豊田に放り込んでくるのが鳥栖の基本戦術。浦和は中盤のプレス網をすっ飛ばされ、いきなり脆弱なCB陣を脅かされるのが鳥栖を苦手とする主因でしょう。徹底して地上戦を仕掛けてくるG大阪相手には破綻しなかった浦和の守備ですが、持ち味が真逆の鳥栖の攻撃を封じられるかどうか。また藤田のロングスロー攻撃など鳥栖がセットプレーに強いのも非常に難儀なところ。

・セットプレーに強く、しかも後方からの飛び出し、ミドルシュートも得意と浦和のやられパターンを兼ね備えている谷口が加わったのは実に不気味。また安田の獲得で左サイドからの攻撃に厚みが増しています。ただ谷口も安田も守備には疑問符がつく選手なので、鳥栖の攻守のバランスが崩れていればありがたいのですが。

・浦和はG大阪戦で小破した那須の状態が不明。また藤春対策でシャドーにスタメン起用されたと思しき梅崎を鳥栖戦でどうするのかも気になるところ。

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<前節:鳥栖 5-0 徳島>

-----豊田-----
民友---池田---早坂
---藤田--谷口---
安田-呂---菊地-丹羽
-----林------

得点:35分 キム・ミヌ、45分 谷口、46分 池田、60分 豊田、86分 豊田

72分:池田→高橋
82分:早坂→播戸
86分:キム・ミヌ→水沼

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2014.03.06

味蔵天国@高山

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 高山駅の南。平日昼に往訪。JAひだグループが経営する飛騨牛焼肉専門店です。

 あいにくテーブル席が満席だったためか、座敷の小部屋に案内されました。襖の向こうではグループ客が昼間から宴会モードに突入していましたが、こちらは他に客がおらず座敷牢モード。

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 早速焼肉系のメニューを手渡されましたが、一人焼肉っちゅーのは心理的にめっちゃハードルが高いんですなぁ・・・また結構な値段ですし。っちゅーわけで、ランチメニューから「飛騨牛焼肉丼(880円)」を注文。

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 漬物・味噌汁付きで登場。

 丼ものの肉ですからあまり期待しないでいたところ、肉は脂が少なく、それでいて非常に柔らかくて大満足。

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 予めタレに漬け込まれていて心持ち味付けが濃い目でしたが、玉ねぎなど野菜類が全くなく、海苔と白ゴマをまぶしただけのシンプルな出来にも関わらずにも最後まで飽きが来ずに楽しめました。

 ご飯の量もやや多目と言って差し支えなく、これで880円ならお値打ちものでしょう。

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2014.03.05

鉄板イタリアン@名古屋「パーラーみかど」

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 「新日程くん」は血も涙もないのか、なんと同じ月に3回も長距離遠征を仕組む始末。よって宿泊を伴う開幕戦だけは青春18きっぷで遠征費を節約。

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 遠征途中で名古屋名物「鉄板ナポリタン」を試食すべく、名古屋駅前地下街「メイチカ」の一角にある「パーラーみかど」に入店。

 昼飯時には若干早い時間帯でしたが、店はそこそこ盛況。ただ驚いたことにこの店、今時全席喫煙可で煙臭いのなんの・・・ 分煙だけど喫煙席から禁煙席へ煙が流れてきて分煙の意味がない店というのはよくありますが、全席喫煙可というのは良くも悪くも昔ながらの喫茶店ということなのかも。

 メニューを見ると、これまた名古屋名物「あんかけパスタ」に混じって「昔ながらの鉄板ナポリタン(750円)」があったので早速注文。

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 おまけで付いてくるサラダはミニサイズなのに、ドレッシングが3種類も出てきて思わず苦笑。

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 熱々の鉄板でナポリタンが登場。面白いことに底にオムレツみたいな卵の薄皮が敷いてあります。そしてその薄皮の厚さがどうにも不均一で、写真左側へ行くほど厚くなっていました。

 味わいはまさに見た目通りで、全面的にケチャップが支配。太麺にウインナーがボリューム感を演出。思ったほど脂っぽくないのは助かりましたが、大盛りだとさすがに飽きるでしょうなぁ・・・

 ナポリタン自体は可もなく不可もないといったところですが、環境が劣悪なのは困ったもの。

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2014.03.04

ごらんアウェー:万博2014

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2年ぶりの万博。現在G大阪は新スタジアムを建設中で、来年もう一度このボロくて見辛いスタジアムに来る羽目になるのかどうか判りません。万博は全く名残惜しくないので、一刻も早く新スタジアムが完成するようお祈りしております。

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久しぶりに万博に来てびっくりしたのが、試合開始前にコールの歌詞をビジョンで流すようになったこと。1年に及ぶJ2暮らしで何があったのか判りませんが、久しぶりにあった旧友の容貌が一変していたような衝撃。

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まぁ浦和のように完全口伝のため、コールにいろんな流派が出来てどれが正しいのか判らなくなったり、メロディが原曲と似ても似つかないものになったり、そもそもコールリーダーが間違えているという噂が立ったりするのもどうかと思いますが(苦笑)

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選手一人一人を紹介するたびに派手な炎が吹き上がります。なお選手紹介では監督が背中を押してくれなくなったようで、誠に残念。

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風船を持ったまま長時間座らされ、やらされ感ムンムンの子供たち。

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ようやく子供たちもお役御免となってそのまま選手入場かと思ったのですが・・・

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選手入場時にもまたまた炎が吹き上がりました。上写真は炎が消えた後。

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ハーフタイムにはダンスショー。

なお、万博の女性アナの「スカパー」のイントネーションがどうにも変で、「ひらパー」と同じという説が流れていたことを書き添えておきます。

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2014.03.03

【観戦記】14年第1節:G大阪 0-1 浦和

・なぜか勝率が良くない開幕戦を敵地万博でウノゼロの勝利。しかも前半終了間際にセットプレーからの流れで奪った虎の子の1点を守りきって勝つという、昨年の浦和の惨状を思えば信じ難い試合内容での勝利。

・宇佐美を故障で欠くG大阪の拙攻に助けられた側面がなきにしもあらずでしたが、今季監督も選手たちも守備面の強化を掲げたのはあながち口先だけではないことを実証した感のある試合でした。

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・前半終了間際に柏木CK→阿部のシュートが槙野に当ったような格好で浦和が先制。後半になると、前半はカウンター狙いに徹していたような格好だったG大阪が一転してボールポゼッションを高め、逆に浦和がカウンターを狙うような格好に。

・後半の浦和はボールを奪われたら遮二無二奪い返しにゆくのではなく、リトリートして5-4-1の布陣で高めの位置にコンパクトなブロックを形成するのが基本。これが実によく機能して、後半ボールを支配している時間こそG大阪のほうが長いものの浦和の守備ブロックの周りでぐるぐるパスを回しているだけで急所に縦パスを入れられず。

・結局浦和のピンチらしいピンチは後半立ち上がりに浦和左サイドから大森に中へ切り込まれてミドルシュートを撃たれた場面だけ。ただそのシュートも西川が難なくセーブ。

・G大阪が全く打開策を見出せない一方、浦和は狙い通りカウンターでチャンスメーク。しかし、後半途中で投入された李が絶好機を決められず。またセットプレーのチャンスも生かせず。

・優勢とはいえ1点差なので何かの弾みで同点に追いつかれてしまいかねない状況下で、浦和は時間の経過と共に攻めに転じる選手の頭数が露骨に減ってゆき、最後は興梠→啓太で念には念を入れるリスクマネジメント。

・ATに入って敵陣コーナー付近で時間稼ぎしている最中に森脇が相手を苛立たせる特殊能力を遺憾なく発揮して倉田と小競り合いになる一幕もありましたが、浦和は難なく逃げ切りに成功。っちゅーか那須を除けばこれといった怪我人もいなかったのにAT5分ってどこから出てきたんや・・・

・守備意識を高く保って無失点で試合を終えるという、芸風が一変した、およそミシャらしくない試合運びでの勝利。チームとしては狙い通りの勝利だったと思いますが、セットプレーで先制するまでの試合運びはあまり芳しくありませんでした。

・前半はG大阪が形成する守備ブロックを前に縦パス、特に興梠へのパスが入れられずにボールをサイドに運ぶだけ。そしてサイドに運んだところでそこからフィニッシュに持ち込むことができず、サイド攻撃が実ったのは平川→興梠の1回だけ(シュートは撃ち損ねで枠外)。それ以外は原口なり梅崎なりがG大阪最終ラインの前からミドルシュートを放ってはいましたが、いずれも枠外。

・G大阪は浦和が無理やり縦パスを入れてきたところでボールを奪い返してのカウンター狙い。前半は柏木や阿部にミスが目だってカウンターを喰らいかかる場面もありましたが、浦和は素早く攻守を切り替えてG大阪の反撃を中盤で殲滅。一度だけ藤春に浦和右サイドを突破されるピンチがありましたが、藤春のクロスを受けた佐藤のシュートは枠外。っちゅーか、佐藤には槙野がしっかり寄せていたので西川から見ればピンチでもなんでもなかったかも。

・守備に重きを置いた結果、攻撃は明らかに迫力不足でその辺のバランスは試合を重ねながら調整してゆくしかないんでしょうなぁ・・・ また点が取れないまま時間が経過する中、どこまで粘り強く戦えるか。その辺も今後の見どころかと。

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-----興梠-----
--原口----梅崎--
宇賀神-柏木-阿部-平川
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:43分 槙野

67分 梅崎→李
75分 那須→永田(故障による交代)
81分 興梠→啓太

・ミシャが「守備に重きを置く」と明言したことを如実に体現したのが原口。前目で9番の選手がウロウロしている姿は正直まだ見慣れなくて、一瞬「あの9番誰や?」という気がしないでもないのですが(苦笑)、原口が倒されても悪態をつくことなくすかさず守備に奔走しているなんて、まるで別人だもんなあ。「9番が人を作る」のかどうか。

・西川は、申し訳ないが加藤や山岸とは全くレベルが違いました。このレベルの選手が移籍金なしで獲れるならそりゃ獲りにゆくわなぁ・・・ この試合はそもそもピンチらしいピンチがないので西川は楽だったと思いますが、バックパスの処理&フィードの安定感もさることながら、なにより西川が落ち着いていることで浦和の守備陣に無用の動揺を与えずに済んでいました。

・佐藤や遠藤が前から圧力をかけてきても全く動じずに平然とボールを繋ぐ西川。昨年はGKに圧力をかけるのが浦和攻略の常套手段になっていましたが、その手は今年全くの無意味に。

・またそれ以上に驚いたのは西川のキック精度。浦和はGKがゴールキックを高くポーンと蹴ったところで前に競り勝てる選手がいないのが難(興梠が多少頑張っているとはいえ)でしたが、低くて速いボールを西川が前線なり両サイドなりに供給できるとなると事態は一気に好転。西川の縦パス一本が基点となって手数をかけずにゴールを陥れる場面が今年は見られるかもしれません。

・那須が故障してスクランブル投入された永田も無難にプレー。昨年は怪我による長期離脱後、途中投入された試合で(本人が絡んでいる、いないに関わらず)悉く失点してしまい、永田本人も落ち込んだようですが、今年は無事逃げ切りに成功。試合終了後坪井に何度も頭をなでられていたところを見ると、周囲も永田の厄病神(?)っぷりを気にしていたのかもしれません。

・故障した那須の状態は不明ですが、試合開始早々凡ミスで佐藤に抜け出されそうになってイエロー覚悟のファウルで止めてしまう一幕があり、あれを見ると那須はいつ永田にポジションを奪われても不思議はないかと。

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---遠藤--佐藤---
二川--------倉田
---今野--内田---
藤春-岩下--丹羽-加地
-----東口-----

HT 二川→大森
74分 内田→リンス
85分 加地→米倉

・1年のブランクを経て久しぶりに対戦したG大阪ですが、良くも悪くも長谷川監督のカラーに染まっていて、守備はかなり粘り強いけれども攻撃には見るべきものがないチームになっていました。宇佐美がいないのが致命傷なんでしょうが、ボールを保持したところで崩しのアイデアに乏しく、現状ではとても攻撃的なチームとは言えないでしょう。

・遠藤のFW起用は昨年終盤から実践しているようですが、この試合についていえば全くの不発。遠藤は最前線に張っているわけではなく、二川なり倉田なりとポジションを入れ替えながら前目で浮遊しているような状態でしたが、宇佐美の代わりに起用された佐藤との相性が良くないのか、ほとんど攻撃に絡めず。後半途中にリンスを投入して遠藤が後方に下がりましたが、このポジションのほうが見慣れているせいか、はるかにマシだったような。

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2014.03.02

飛騨高山2014(2):高山散策

飛騨高山2014(1)から続く)

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高山は古い町並みが残ることで人気の観光スポット。

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もっとも外観は大なり小なり今風に改装されている家がほとんどのためか、ロケセットのような気がしないでもなく。

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市街には何軒も酒蔵があって、各酒蔵が週代わりで内部を公開してます。

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「大のや醸造」では味噌汁の試飲。

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「じゅげむ」で「飛騨牛串焼・モモ霜降り(500円)」を賞味。ちょっと塩コショウかけすぎでイマイチ・・・これなら「赤身(300円」で十分やったわ。

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「飛騨牛のにぎり寿司」っちゅーのも人気があるようでした。

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飛騨国分寺。聖武天皇により国分寺建立の詔が発せられ、757年(天平勝宝9年)頃、行基によって建立されたとの話。三重塔は1820年(文政3年)再建。

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寺の横の庚申堂にはさるぼぼがてんこ盛り。

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さほど大きな街ではなく、寺社仏閣みたいな見所が多いわけでもありませんが、飲み食いしながら、小物を見繕いながら半日十分楽しめる街です。

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2014.03.01

麺や極@松原団地

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 東武伊勢崎線松原団地駅東口から駅正面の通りを東へ。旧国道4号との交差点付近に位置。土曜昼に往訪。先客4、後客5。

 店内の券売機ボタン先頭の「らーめん(650円)」を注文。麺大盛か肉めしが無料サービスとのことなので肉めしを付けてもらいました。「山形赤味噌らーめん」や「スパムおにぎり」がメニューにある辺りは足立区の「田中そば店」とそっくり。また「らーめん」は「こってり」にもできるとの案内が出ていました。

 店内はテーブル席主体で4人掛けが5卓。他にカウンター6席。このキャパでスタッフ2人はしんどいかと。水セルフ。

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 スープは見た目通りの清湯塩味。やや塩気が強く、かつ動物系が強めに出ている気がするくらいで、良くも悪くもこれといった印象は残らず。

 麺は並太平打ちっぽい緩い縮れ入り。スープの絡みは良好。つるつるとした食感、適度な歯ごたえが気に入りました。

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 チャーシューは良い塩梅に脂が差してとろっとした食感で悪くありません。他に海苔、刻みネギ、細切りメンマ。

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 無料サービスの肉めしは味が濃すぎ、かつ香辛料まぶしまくりで、正直あっさり目のらーめんとの相性はかなり疑問。

 とはいえ、コストパフォーマンスは良いので近所の方には人気なんでしょう。

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