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2014.03.28

【展望】14年第5節神戸戦

・次節は昇格組の神戸戦。もっともG大阪同様、全く昇格組っぽくなくて新鮮味もへったくれもありません。

・このところ浦和は神戸が大の苦手。特にアウェーのリーグ戦では久しく勝っていません。鋭利なカウンターを有する神戸に1点ぽこっと取られ、そのまま逃げ切られるような試合の連続。神戸に退場者が出ても勝てませんでした。

・ただ1年間のJ2暮らしを経て少々神戸の芸風がポゼッション志向に変わっているようで、その辺は浦和から見れば大助かり。昨年神戸の試合を2、3度観戦しましたが、いつも外国人選手の個人技で押し切っているような印象で、組織性ではJ2では頭抜けているような印象はありませんでした。

・そしてJ1に復帰した今年は外国人総入れ替えを断行して個人能力を底上げ。毎年毎年の赤字経営なんてどこ吹く風とばかり、マルキーニョス、ペドロ・ジュニオール、シンプリシオといずれもJ1で実力証明済みの大物を相次いで獲得しました。ただ如何せん監督が微妙なので、現時点ではおそらくコンビネーションに難があるでしょうなぁ・・・特にどのクラブでも使い辛そうだったペドロ・ジュニオールは。

・またCBに増川を補強。京都→磐田にいたチョン・ウヨンを獲得したのは補強になっているのかどうかかなり微妙。

・浦和にとってマルキーニョスは天敵中の天敵。鹿島時代といい、横浜M時代といい、しょっちゅう屈強なマルキーニョスにやられているような気がしてなりませんが、神戸で安達監督がマルキーニョスをどう使っているのかは試合で見てみないと判りません。単純に放り込みのターゲットとして使われるのが一番面倒ですが・・・

・神戸へ完全移籍した峻希は3節までスタメン出場しながら4節はなぜかベンチ外。左SB茂木が故障したので、浦和戦ではその代わりに出場する可能性もあります。右SBで出場すれば原口とマッチアップする局面がしばしば発生するので大いに楽しみ。

・浦和はマルキーニョス相手に面子を代えてくるのかどうかが見どころ。清水戦ではCB中央に那須を起用しましたが、長沢レベルにすら悪戦苦闘しており、前半苦戦の一因になっていました。高さ対策という点では後半出てきた永田のほうがマシだと思うのですが。

・また開幕戦から取り組んでいるものの、さしたる効果がない柏木ボランチもぼちぼち諦めていいような気がしてなりません。柏木ボランチ以上に原口・梅崎の並びに問題があるのかもしれませんが。

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<前節:名古屋 2-1 神戸>

-----丸木-----
小川---森岡---ペドロ
---鄭又榮-神父---
茂木-増川--岩波-奥井
-----山本-----

得点:8分 ペドロ・ジュニオール

83分 小川→松村
89分 茂木→相馬
90+2分 森岡→高柳

・降格&昇格の過程で選手が大幅に入れ替わった上に、世代交代が進んだせいか、昔から神戸にいる選手でこの試合に出場しているのは茂木のみ。

・これだけ顔ぶれが変わってしまうと、もはや若手の小川や森岡ですら「昔からいる」という感あり。

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