中本@上板橋
東武東上線上板橋駅北口を出て目の前。駅から近すぎて自転車を置くのに難儀します。西池袋・新宿・御徒町の支店で食べたことがありますが、上板橋本店は初めて。先客8、後客10数人。
「中本」はどの品もヒーヒーハーハー言いながらゆっくり食べざるを得ないので概して回転が悪く、行列ができていると入店を躊躇してしまいがちですが、この日は空いていてラッキー。
定番の「蒙古タンメン(770円)」を注文。個人的にはこれが美味しく食べられる限界。
店内は広く、厨房を囲むようにL字型カウンターが15席程度と、店奥に2人掛けテーブル7卓。客層は意外にもオッサン、オバハンが多く、中本で女子会に興じている剛の者も。また「油少なめ」とか「なんとかシャキシャキ」とか細かい注文をつけている後客もいました。
相変わらず辛美味いとしか良いようがない蒙古タンメン。麺はやや太目のストレート麺。チャンポンの麺に良く似た水っ気の少ない麺が特徴。
スープ単体だとそれほど辛くはない(家で食べているキムチ鍋と大差ないか・・・)ので、つい麺だけ食べて楽をしてしまいがちですが、そうするとどうしても上の野菜や豆腐が余ってしまいます。そしてこいつらが結構辛いんですな。従って野菜と麺をいかにバランス良く、適度な辛さを保ちつつ食べるかが「中本道」を極めるコツなんでしょう。
食べられないほど辛くもなく、かといってこれ以上の辛さを求める気もせず。ほど良い加減の「からうま」。
あえて難を言えば白菜が煮込みすぎてくたくたなのが残念。
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