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2014.05.05

【観戦記】14年第6節:浦和L 1-3 湯郷

・立ち上がりから後半初めにかけては中盤で勝る浦和がずっと優勢。守っては前半終わりごろに浦和右サイドからクロスを上げられてヒヤリとしたくらいでしたが、この優勢な時間帯に1点しか取れなかったのが敗因。

・とはいえ、湯郷の最終ラインは堅くて浦和は押していた割には決定機の数は少なく、前半44分のゴール(柴田が右サイドから深く抉って加藤が飛び込む)以外は、前半では柴田や後藤が中へ斬りこんでシュートを放ったのが惜しかったくらい。後半立ち上がりにも浦和右サイドにぽっかり空いたスペースに柴田が飛び込んでシュートを放つ場面がありましたが、終わってみればこれを決められなかったののが痛恨の極み。

・後半15分過ぎから湯郷のカウンターで7番の選手にCBが裏を取られそうになる場面が相次ぎ、2度シュートが枠を逸れて事なきを得ましたが、3度目にとうとうやられてしまいました。後半の湯郷は宮間が引き気味のポジションをとってパス出しに専念していましたが、それが効いたかなぁ・・・

・風があって日陰だと涼しいくらいでしたが、陽射しがきつくて日向はいかにも厳しそうな天候のせいか、浦和の動きは時間の経過と共に悪くなり、中盤が消失して湯郷の縦に速い攻めに抗しきれなくなってしまいました。

・湯郷の2点目は宮間の直接FK。遠目からのFKは壁に当ってしまいましたが、その壁でファウルがあったようで、よりゴールに近い位置でもう一度FK。こうなると宮間の独壇場。

・逆転されてから吉田監督は相次いで3選手を投入しましたが、消耗しきった浦和はパス精度を欠いてボールを満足に前線へ運べなくなっており、選手交代はいずれも不発。

・AT突入直前になってようやく波状攻撃を仕掛けるも実らず、逆に宮間の豪快なミドルシュートを喰らって試合終了。

・終わってみれば文字通りワールドクラスの実力者である宮間一人に屈したようなもの。今後酷暑下での試合運びに難儀する可能性が高いものの、浦和の試合内容は決して悪くはなく、特段悲観する必要はないと思います。ただ組織力は格段に上がり、個々人のスキルもようやく複数人が代表に選ばれる域に達したものの、一人で試合を決められるような頭抜けた選手が浦和にはいないのもまた事実でしょう。

---後藤--吉良---
加藤--------柴田
---藤田--猶本---
堂園-高畑--乗松-坂本
-----平尾-----

得点 44分 加藤

73分:加藤→清家
75分:坂本→和田
80分:吉良→大滝

・GK池田がなぜかベンチにもおらず、JFAアカデミー福島所属で特別指定選手として受入中の平尾がスタメン。風貌からしててっきり大学4年生だと思っていたのですが全然違いました(^^;

・吉備戦@鴻巣で負傷退場した臼井は怪我が長引いていて依然ベンチにも入れず。臼井がいないとサイド攻撃に厚みがなく、両SH頼みになってしまうのも湯郷を崩しきれなかった一因かと。

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