温泉津温泉2014(上)
(出雲2014(下)から続く)
出雲市から石見神楽のラッピングを身にまとった快速列車で温泉津へ。
温泉津に来るのは超久しぶり。駅舎はいつの間にかJA併設のご立派なものに。
温泉津温泉は駅から1km強ほど離れており、かつ温泉街の道が非常に狭いこともあって町営のマイクロバスが運行されています。
温泉津の開湯は古く1300年前と伝えられ、さらに戦国時代や江戸時代は石見銀山から産出される銀の積出港にもなったことから大いに栄えましたが、今は鄙びた日本旅館が狭い街道の両側に並ぶだけの静かな温泉街です。
温泉街の奥にある元湯温泉。いかにも観光客を意識しまくった後述の「薬師湯」とは対照的に、いかにも地元民向けといった佇まい。
浴室が半地下にある古風な構造。ロッカーの大半が壊れているのは困り者。そして脱衣所が寒いのには参りました。
湯船を「熱い湯」と「ぬるい湯」の2つに仕切り、さらに「ぬるい湯」の半分を浅い「座り湯」に区分け。茶褐色かつ鉄臭いが特徴。
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【温 泉 名】温泉津温泉
【施 設 名】元湯
【入浴料金】300円
【交通手段】山陰本線温泉津駅から徒歩約20分。
【泉 質】ナトリウム-塩化物泉
【源 泉 名】元湯温泉
【泉 温】49.7度
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