出雲2014(下)
(出雲2014(上)から続く)
出雲大社の表参道「神門通り」。一畑電鉄「出雲大社前」駅辺りまで参道が続いています。
とはいえ、今や出雲大社は車や観光バスでやってきてさくっと帰るだけの参拝客がほとんどということもあってちょっと前までは神門通りも随分と寂れていましたが、平成の大遷宮を前に再活性化が図られたようでなにより。
「福乃和」で「おふく焼き」を賞味。ふぐの形をした大判焼きです。なお「福乃和」は焼菓子屋ではなく、ふぐ珍味専門店。
前述の一畑電鉄・出雲大社前駅。地方ローカル私鉄にしては随分と垢抜けた洋風のデザインが印象的。
その横にはいつの間にかイタリアンレストラン(?)が!!! ガーリックの臭いが駅前に流れてきます。
駅構内にはデハニ50形電車を展示。映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で、一躍有名になったんだそうで。
一畑電鉄はあれこれ副業に力を入れていて、駅&車内での結婚式・披露宴のPRビデオがガンガン流れていました。
JR出雲市駅まで戻って、駅構内にある「黒崎」を往訪。ぱっと見は駅弁屋兼業のどこにでもありそうな駅蕎麦店ですが、外見に反して内実は「割子そば」も出す、駅蕎麦店の範疇を飛び出したような店です。
みぞれ交じりの悪天候で体がすっかり凍えきってしまったので、「山かけそば(650円)」を注文。往訪時はランチタイムはとっくに終わった時間帯にも関わらず、なぜかテーブル席はおろか、カウンター席まで埋まるほどの盛況ぶりでしたが、入店時がピークだったようでその後が続かず、退店時にはガラガラに。
盛りそばでも割子そばでもないのに、なぜか蕎麦つゆが添えられて登場。なるほど、デフォルトだとただ蕎麦湯に麺が浸かっているだけのような感じなので、好みに応じて蕎麦つゆを加える方式みたい。
駅蕎麦にしては高めの価格設定ですが、クォリティーも駅蕎麦を突き抜けており、大満足の一杯でした。
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