山田暢久引退試合
抱腹絶倒、そして少しほろりとさせられるところもある、文句のつけようがない素晴らしい引退試合でした。
主役である暢久はもちろん、レジェンド級のOB達がこれでもかこれでもかと懐かしさ満点のプレーをそれなりに披露。ワシントン、ポンテ、ネネとACL優勝組がそれなりに動けたので面白い花試合に。そんな中、福田の準備不足が目に余りました(つД`)
でも 今日はけが人が出なかったのは何より。ネネが倒れた時はちょっとびびったけど。昔、駒場でやったOB戦はけが人が出たんだよなあ、確か。
前半のメンバーがリーグ&ACL優勝を知る栄光のメンバーなら、後半はJ2時代を知る苦渋のメンバー。コーチで働いているメンバーがほとんどのせいか、空気を読まないユース組にもそこそこ付いて行って、それがあの苦しかった日々を思い出させてちょっとうるっときました。
槙野の噛みつき芸。 東城さんは話が分かる主審で笑いながらイエローを提示。リーグ戦もその感じでお願いしたいものです(苦笑) でもむしろ仕込んでないところに笑いのネタが満載。闘莉王がシュートを転んでいる暢久にぶち当てるって、狙っててもできないコントだったかと。
最終ラインでボールを回していると、埼スタなのにブーイングを浴びまくった現役組は手抜き加減が難しくて、ある意味大変だったと思います。でも、OB達の良さ、面白さを存分に引き出した、良い脇役ぶりでした。
もっとも半ガチの関根。対面の宮沢&城定を殺す気かw そして、関根と追いかけっこをやった岡野は即死しました。
超レアな形で埼スタデビューを果たした岩舘。加入したばかりなのに結構空気を読んでいて盛り上げに一役買っていました。
完売したMDPも読み応え十分。 関根から見れば暢久は「僕が生まれる前からプロでやっている」ことになり、伸康の焼香も全く意味不明なんだろうなぁ・・・(遠い目)
暢久は早い時間帯から何度もお膳立てしてもらったのになかなかゴールを決められず、7月にしては涼しい気候にも関わらず早々とバテバテに。最後は山田親子でマッチアップして親父が倒れたところで試合終了。
10人中10人に「真剣にやっていない」「マイペース」「適当」と言われながらも20年間いろんな監督、いろんな戦術のもとで使われ続けた、一般的なレジェンドのイメージを根底から覆す山田暢久。本当にお疲れ様でした。
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