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2014.07.20

【観戦記】14年第15節:浦和 1-0 新潟

・前半16分に右SB松原の凡ミスといって差し支えないオウンゴールで転がり込んだ1点を守り切って浦和勝利。前半はまだしも後半は守備一辺倒で見所皆無。「相手が優勢にも関わらず、終わってみれば浦和が勝っている」という、いかにも最近の新潟戦らしい予定調和的な結末。

・待ちに待ったJリーグ再開初戦はとんでもない塩試合になってしまいましたが、夏のサッカーに内容なんでハナから期待していませんから「勝てばよかろう」なのだ(苦笑)。試合中は大雨でしたがスタジアムへの行き帰りは雨を免れたのも幸いでしたし。

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・この試合がシオシオになってしまった主因はどう見ても興梠の負傷退場。急遽李が1トップに投入されましたが、何の準備もなく投入されたこともあってか、ボールは収まらないわ、好機でシュートを決められないわ、おまけにやたらファウルを取られるわと散々な出来。これでは浦和の攻撃の成り立ちようがありません。

・原口離脱で空いたシャドーに天皇杯で試行した李ではなく梅崎が起用されたことから察すれば、李の調子はそもそも良くなかったのでしょうが、ちょっとあんまりな出来でした。

・それでも前半は浦和がそれなりにボールを支配。また素早く攻→守を入れ替えて前目で新潟を潰せていたし、引いて新潟の縦パスをカットしてカウンターに持ち込むことも出来ていました。カウンターで槙野→宇賀神→李というこの日最大のチャンスがありましたが、李がDFを交わしきれずにシュートは枠外(´・ω・‘)ショボーン

・新潟は小林が最終ラインに下がって5-3-2で守ってはいましたが、往々にして中盤がスカスカというかレオシルバ一人で守っているような格好になってしまい、阿部なり青木なりの持ち上がりを易々と許してしまうことも。

・前半新潟のチャンスは鈴木武蔵がDFライン裏に抜け出した1回切り。それも西川が飛び出してシュートブロック。

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・ところが後半になると浦和は中盤でボールが奪えなくなって最終ラインが下がり、防戦一方に。なんとかボールを奪い返してもフィードの精度もズタボロなら、受け手もズタボロで簡単にボールを失って波状攻撃を浴びる始末。最大限に良いほうに見れば、中途半端に攻めに出てカウンターを喰らうよりはイージーにボールを外に出して新潟の流れを切っていた風でもありましたが。

・新潟もボールを支配するようになったとはいえ、5-4-1みたいな恰好で守りに入った浦和を崩しきれず。レオシルバが浦和左サイドへ展開→山本クロス→岡本、梅崎ボールロストからのカウンターから田中亜と2度チャンスを掴むものの、いずれもシュートは枠外。

・レオシルバが4、5人を交わしてバイタルエリア近くまでボールを運んだ辺りでミシャは危機感を覚えたのか、平川に代えて啓太を投入(梅崎が右WBへ)。

・啓太がミシャスタイルのシャドーが出来るわけはなく、単に中盤でのボール奪取力を強め(=結果的にレオシルバ対策)最終ラインがズルズル下がるのを避ける意図だったのでしょうが、残念ながら即効性はなし。森脇が交わされて田中亜にフリーでシュートを撃たれてしまいましたが、これも西川がセーブ。

・新潟の攻勢が止んだのは梅崎→関根投入で、浦和がおっとり刀風ながらもカウンターをちらつかせ始めてから。ATに入って李が大井との接触で痛む場面がありヒヤッとしましたが、なんとか時間を潰して逃げ切り勝ち。

・興行的観点からすれば(特に後半は)しょーもない試合でしたが、浦和は自陣深くに押し込められながらも陣形をコンパクトに保ち、不用意にバイタルエリアを空けてしまうことなく粘り強く戦っていたと思います。来る日も来る日も塩試合というのは困りものですが、出来の良くない試合でも勝ち点をもぎ取れるのはリーグ戦制覇には極めて重要なこと。

・大雨の中でのゲーム。一歩間違えば大惨事になりかねないスリッピーなピッチで気苦労も多かったでしょうが、割り切って守りきる意識でしっかりとチーム内が統一されていた様子が窺われたところは良かったと思いました。

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-----興梠-----
--梅崎----柏木--
宇賀神-阿部-青木-平川
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

16分 OWN GOAL(松原)

8分:興梠→李
67分:平川→啓太
77分:梅崎→関根

・非常にカードが多いイメージがある扇谷主審ですが、この日はなんと後半に松原へイエローを一枚出しただけ。新潟は大井を筆頭にかなりがつがつ当たってくるのはまだしも、抜け出されそうになってファウルで止める場面が散見されましたが、扇谷主審はファウルは取るもののイエローは出さず。W杯でも怪我人が出るまで流しまくる酷い主審がいましたが、W杯でなんか変に感化されちゃったのかなぁ・・・

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---岡本--鈴木---
田中亜-------山本
---小林--シルバ---
大野-大井-舞行龍-松原
-----守田-----

HT:大野→イ ミョンジェ
61分:鈴木→達也
84分:山本→成岡

・川又は怪我でもないのになぜかベンチにもおらず。柳下監督との間に何かあったのかもしれませんが、いくら不調とはいえ浦和にとってはありがたい限り。今季リーグ戦で1点しか取っていないFWを並べても、守りきると腹をくくった浦和から点を取るのは難しいかと。そして代わって出てくるのも、これまた得点はほとんど期待できない達也。

・浦和よりははるかにマシとはいえ、新潟の決定機もそれほど多いわけではなく、しかも決定機を決められないのはこの試合に限ったことはありませんから「決定力があれば勝てた」というのも虚しい限り。この辺は監督の力だけではどうしようもないのかもしれませんが。

・不振のFW陣を尻目に抜群の決定力を披露したのが松原。平川のクロスは浦和の誰にもあっておらず、何を慌てたのかさっぱり判りませんが見事なダイレクトボレー。何はともあれありがとうございました。

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