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2014.08.31

【メモ】浦和L 2-2 I神戸

(前半)

浦和の立ち上がりは芳しくなく、執拗に最終ライン裏を狙う神戸に自陣に押し込められ、ビルドアップもままならず。

とはいえ、神戸に決定機を与えずに凌いでいるうちに前半半ばくらいから左サイドの加藤を中心に反撃開始。高い位置でボールを奪う場面も増え始めて得点の気配が漂う中、吉良がDF2人をぶっこ抜いてシュート → GK海堀がはじいたところを加藤が詰めて先制。

さらにスペースへの放り込みに対して諦めずに走った後藤が神戸CBからボールを奪ってエリア内突入→吉良が決めて追加点。

守備は全く危なげない。神戸の得点機はセットプレーくらいか。

(後半)

神戸は2失点に絡んだ豪州CBを前半だけで諦める。

後半はほぼ一方的な浦和ペース。丁寧にビルドアップして左中心にサイド攻撃を仕掛けるもよし。また単純に最終ライン裏を狙うもよし。ただ攻めている割には決定機が作れないという、ある意味悪い時の浦和に回帰してしまった感もあり、これが結局命取りに。

神戸の攻撃は著しく連動性を欠き、高瀬がフォローの無い中で孤軍奮闘していたが、仲田の長いスルーパスが高瀬に通ってゴール。

その後も浦和は中盤で神戸の攻撃を寸断し、前線にボールを運ばれても最終ラインが落ち着いて対処。神戸の得点機会はセットプレーしかないと思われたが、ATに入って岸川がハンドのPKを取られてまさかのドロー。胡散臭い判定が少なくない主審だったがPKは妥当。

前回対戦同様、内容では浦和が圧勝しているのだが結果が付いてこなかった。

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ZIPANG@上野

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 上野マルイの東隣あたり。駅から近い割には細い路地沿いなのでやや判りにくいかも。先客3、後客3。看板に掲げてある通り、「海老とんこつラーメン」が売り物の店です。

 店内の券売機で基本メニューらしき「海老吟醸(750円)」を注文。食後に店外のメニューを見るとラーメン類が先で、つけ麺が後でした。

 店内は縦長カウンター7席のみ。椅子が固定さていることもあってやや手狭に感じます。水セルフ。

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 スープは看板通り海老出汁ととんこつを合わせたものですが、ややとんこつが強い感じがします。少なくとも海老がしきりと主張するタイプではありません。ただかなり甘ったるいのが難で、しかもちょっと味が濃すぎて飲みづらい嫌いも。にも関わらず、具に麩を入れているのは甚だ疑問。

 麺は三河屋製麺の緩い縮れ太麺。もっちりとした食感で、やたら濃いスープにはこれが合います。

 鶏チャーシューは程よい味付けで、適度に脂ものっており、これはまずまず。他にキクラゲ、桜海老、青ネギ。

 麺の量は多いとは言えないし、具がそこそこあるので、スープを活かすべく小ライスのサービスがあると嬉しいのですが。

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【観戦記】14年第22節:浦和 4-0 大宮

・攻守ともさっぱりの大宮を序盤から浦和が圧倒。絶好機を外しまくってちょっと嫌な流れになりかかりましたが、梅崎の先制ゴールを皮切りに怒涛の4得点。

・先制点は取るもののなかなか追加点が取れない試合展開が続く中で4点も取れたのは目出度い限り。3選手を交代させてからの大失速には参りましたが、西川が良く防いで、あり余る「みかかマネー」を背景に「日本のレアル・マドリー」と評される相手になんとか完封勝ち。とても守備が堅いとは言い難い完封勝ちでしたが。

・現在置かれている状況とは何の関係もなく、ダービーだけは目の色を変えて浦和に挑んでくるのが大宮の通例でしたが、前回対戦同様何とも歯応えの無い出来に終始。多少なりともやる気を見せていたのは後半投入の泉澤だけで、あとは淡々と敗北を受け入れているようにしか見えず。

・選手のクオリティーはともかく、戦術浸透度で大差がある相手に気迫が互角にも達していないようでは惨敗も当然。あれだけ毎年毎年選手を入れ替えていては、「浦和にだけは負けるな!」というクラブの魂も受け継がれないのでしょうなぁ。

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・大宮の布陣は基本4-2-3-1。但し和田が柏木にマンマークについて、柏木の位置次第で和田が最終ラインに入り、ボランチに家長が下がって5-4-1になることも多いといった風。前からはあまりプレッシャーをかけて来ず、リトリート主体の守備。

・大熊監督なりに浦和対策を立てたつもりなのでしょうが、最終ラインの面子がコロコロ変わる中で普段全然やってない戦術を試行するのは相当無理があるようで、案の定序盤から大宮守備陣は炎上。

・浦和は平川クロス→興梠ヘッド、宇賀神クロス→興梠合わせきれず、阿部スルーパス→柏木はDFを交わしながらシュート枠外、梅崎ミドルシュートがバーを直撃と何度かチャンスをフイしてしまいましたが、啓太左へ展開→宇賀神クロス→梅崎がタイミング良く滑り込んだような格好で33分にようやく先制。宇賀神のクロスは興梠に合わせた臭いのですが、梅崎の飛び込みがGK北野の意表を突いたのか、シュートは緩かったにも関わらずコロコロとゴールマウスの中へ。

・浦和相手に5-4-1で引いて守備を固める策を取るチームが頻出する中、ミシャなりに対策を考えたのか、この日は宇賀神が中へ切り込んでIHの位置でボールを受ける場面が目立ちました。興梠・柏木・梅崎は大宮最終ラインに張り付かずに盛んに上下動して大宮のマークを混乱に陥れるのに一役。

・また前に出てこない相手に那須が自らドリブルで持ち上がる場面もしばしば。もっとも2点リードした前半終了間際に持ち上がった那須がボールを奪われてカウンターを喰らったのは不用意以外の何者もないと思います。

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・一方大宮は何が何でも自分のマーカーを掴まえに行くわけでもなく、堅固にブロックを形成してスペースを消すわけでもなく、何とも中途半端な守備構え。興梠に自由を与えただけでなく、はっきりとしたマンマークをつけているはずの柏木さえ掴まえられないようでは話になりません。おまけにラインコントロールも全然出来ておらず、梅崎の先制点はオフサイドの取り損ねから。

・また大宮は攻撃もさっぱり。そもそも良い形でボールが取れない上に、ボールを奪ってからの手口にチーム内で共通理解が出来ていないのか、まごまごしているうちに素早く攻守を切り替えた浦和に詰め寄られて逆に高い位置でボールを奪い返されることも少なくありませんでした。頼みのムルジャへハイボールを放り込んでもムルジャは空中戦で那須に完敗。もともとそれほどハイボールに強くないムルジャが夏バテでお疲れとの噂は本当だったのかも。

・先制された大宮がようやく反撃を試みたところで、浦和は自陣深い位置からのカウンターが炸裂。西川→宇賀神→梅崎→柏木→興梠と見事に繋がりました。3対4での仕掛けでしたが、最終的に柏木が大宮の4人を全部引き連れた格好になって興梠がどフリーで仕上げ。追加点が取れずに苦しんだ浦和にとって実に大きな大きな追加点。

・後半になって大宮は泉澤を投入して4-2-2-2に布陣を変更するも、その効果を確かめる暇もなくCKで浦和が加点。森脇には高瀬が付いていましたが、森脇が高瀬を抑え込んだような格好でどんぴしゃヘッド。

・さらに西川ゴールキック→興梠が中村を入れ替わってエリア内突入→高瀬を交わして転倒しながらも宇賀神に繋いでゴールと、これまた見事なカウンターで4点目。大宮FKからのカウンターでしたが、後ろにまともな選手が残っておらず興梠一人にやられてしまいました(笑)

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・後半も早い時間帯に大差が付いたので、ミシャは水曜日のナビスコを睨んで早めに梅崎・興梠・啓太と順次交代。戦術的な意味は全くないであろう、単純なお疲れ要員の交代だと思いますが、この交代以降浦和は急激に失速し、大宮に決定機を何度か与えてしまいました。

・両WB、特に平川がお疲れでスピードがある泉澤に悩まされがちになった上に、途中投入の青木にミスが多くてビルドアップもままならず。そしてなんとかボールを前に運んだところで前でボールがキープできないので、自然と浦和最終ラインはべた引きになってしまう悪循環。戦線復帰間もないマルシオはともかく、李や青木がこの調子では先が思いやられます。

・大宮の攻撃もそれほど多彩なわけではなくほぼ泉澤頼み。前半スコアレスで折り返して後半勝負が大熊監督の算段だったのでしょうが、そもそもスコアレスで凌げるという前提に無理があり過ぎ。最初から撃ち合いを挑んだほうがマシだったかも。

・とはいえ、西川の好守連発で何だかんだと完封勝ち。甲府やC大阪の勝ち点が伸びていないので、大宮降格はまだまだ予断を許さない(?)状況下ですが、来年は近場で気楽にJ2を見に行けるといいなぁ。

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-----興梠-----
--梅崎----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:33分 梅崎、36分 興梠、49分 森脇、60分 宇賀神
 
63分 梅崎→李
69分 啓太→青木
73分 興梠→マルシオ

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-----ムルジャ-----
ズラタン---家長---渡邉
---和田--金澤---
高瀬-高橋--菊地-中村
-----北野-----

HT 渡邉→泉澤
55分 金澤→カルリーニョス
68分 和田→福田

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2014.08.30

【閉店】藤九郎@小川町

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 小川町交差点を靖国通り沿いに西へ進んですぐ。通りからやや奥まったところにある半地下の店なので、うっかり通り過ぎてしまうかも。先客、後客ともゼロ。

 着席して卓上のメニュー先頭の「ラーメン+ミニチャーハンセット(800円)」を注文。ラーメン単品だと700円なのでそこそこお得感あり。他にワンタンメン、タンメン、野菜そば、ジャージャー麺、味噌野菜そば等々。後払い。

 店内は厨房沿いに縦長カウンター6席、2人掛けテーブル4卓、4人掛け3卓とテーブル席主体。この界隈のラーメン店では結構な大箱。

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 見た目通りスープは、ごくあっさりとしたシンプルな鶏ガラベースの醤油味。店の能書きでは「鶏ガラスープを現代風にアレンジした」とありますが、塩気抑え気味かなと思うくらいで、特段「新古典派」的要素は伺えず、全くの古典派。この手のラーメンにはなぜかコショウがよく合います。

 麺は若干細めの縮れ麺。これまた古典派。具は刻みネギ、メンマ、チャーシュー。

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 ミニチャーハンも良くも悪くもこれといった特徴なし。

 よく言えば食べ手を選ばないラーメンで、大流行もしないが大コケもしないタイプ。でも、この手のは年配層を相手に下町とか古い商店街で小じんまりやるならともかく、学生の多い街でいかにも固定費がかかりそうな大箱でやるのはちょっとどうかなぁ・・・

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2014.08.29

ATORI@神田

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 神田駅西口から北西へ徒歩2分程度。「天下一品 神田店」の裏あたり。「莉心」→「369麺屋」の跡に出店。先客2、後客3。

 鶏そば専門店のようで、券売機ボタン先頭の「しお(750円)」を注文。他に「しょうゆ」「みそ」「つけめん」とありましたが、いずれも「しお」より100円高。

 店内は「369麺屋」時代そのままのようでコの字型カウンター11席。椅子がかなり高いのがちょっと鬱。着席すると冷たいおしぼりのサービスあり。麦茶セルフ。

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 ややとろみのついたスープには鶏出汁がぎゅっと濃縮された格好になってはいますが、鶏臭さは感じられず。「またお前か」的な濃厚鶏白湯と比べると洋風スープっぽい面白さを感じましたが、それが何に由来するのかはよく判らず。

 ただかなり味付けが濃くて、正直ご飯があったほうが良いくらいのしょっぱさ加減。具にアオサを加えていますが、スープがこれだけ濃いとあまり意味をなさないような気も。

 麺は小菅製麺所製で、強い縮れ入りの太麺。この手のラーメンには珍しい選択だと思いますが、堅くはないもののコシが強く、濃厚スープにはよく合います。

 穂先メンマは変な酸味があって全然ダメ。他に鶏チャーシュー、刻みネギ、白髪ネギ。

 帰りに「麺大盛りor味玉子or白飯」が選べるサービス券をもらいましたが、それくらいサービスしないとこの場所ではきついんじゃないかな?

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【展望】14年第22節大宮戦

・ラインコントローラーとしての使命をすっかり忘れてしまって降格圏に両足突っ込んでいる大宮。目下3連敗中で、中断明けどころか前回のさいたまダービー(第13節)に惨敗して以来勝ちがなく、15位甲府との勝ち点差は5に開き、気がつけば最下位徳島が勝ち点4に迫ってきました。

・今年の大宮が実に「大宮らしくない」のはリーグ戦半ばを過ぎても本気を出さないこと。大宮の強みは何といっても全試合無観客でもクラブ経営上何も問題もないと思われるほど無尽蔵に湧き出てくる「みかかマネー」。例年降格圏が迫るとみかかマネーを惜しげもなく注ぎ込んで早々に監督を代え、Jリーグでは反則級の外国人を補強し、さらにカップ戦なんて早々に見切りをつけてなりふり構わずJ1残留に血道を上げてきたのが大宮の伝統。

・ところが今年はなぜか長い中断期間があったにも関わらず、成績不振の大熊監督を更迭せず。さらに不可解なことに敗れたところで何の不思議もなく、誰も咎めだてしないであろう湘南相手に天皇杯で勝って4回戦に駒を進めてしまいました。不振のラドンチッチに見切りをつけてムルジャを連れて来て、しかもそれが当たりだったところが唯一の大宮らしさ。

・第17節ホームで徳島に敗れた辺りではさすがに周囲がきな臭くなって、一部選手の造反が噂されたり、一部スポーツ紙で大熊監督の解任が報じられたりしましたが、いつの間にか沙汰やみに。よって今日までズルズルと大熊体制が続いていますが、戦績は上向くどころか下方修正の勢い。

・戦力は中断期間を挟んで多少入れ替わりがあり、前述のFWムルジャが加わったのが目玉。デビュー戦でいきなり広島相手に2ゴールを上げ、ここまですでに4得点。シュート精度が高い上に、足元や胸元でのボールの納まりが良く、同じ元セルビア代表という肩書ながらランコよりもどう見ても実力上位。187cmの長身ですがハイボールはそんなに強くはないかなといったところ。

・チョヨンチョルが中東へ去って、代わりにDMF/右SBチョ・ウォニ(趙源熙)を獲得しましたが、初めてスタメン起用された前節鳥栖戦では簡単に裏を取られまくるわ、横パスは取られるわと散々な出来で、浦和戦にも出場するなら格好の狙い目。

・また同じく鳥栖戦では左SHスタメンに大卒新人の泉澤を抜擢。スピードがあって積極的に仕掛けてくるタイプでその前の新潟戦でも途中出場ながら活躍していました。森脇が苦手そうなタイプなので要注意。

・他に目を惹くのは戦力テコ入れで獲得したはずの増田がなぜかポジションを失い、ボランチに和田が起用されるようになったこと。

・大宮は怪我人が後ろ目に多発。CB片岡、SB今井、SB渡部が長期離脱中。さらに鳥栖戦でSB高橋が負傷。長期離脱していた金澤はようやく前節復帰。

・大熊監督は失点が止まらないことへの対策として一時3バックを採用(前回の浦和戦も3バック)していましたが、これまたいつの間にか沙汰やみになって現在は4バック。もっともこれは戦術的理由ではなく、怪我人多発によるCBの頭数不足で3バックをやろうにもできなくなっただけかもしれません。

・選手を代えようがフォーメーションを変えようが失点は相変わらず止まらず、ほば毎試合複数失点。前節鳥栖戦では最終ラインを押し上げて前目でボールを奪ってショートカウンターを試みていたようですが、金澤なり和田なりが思い出したようにボールホルダーへ詰め寄っているだけでボール狩りに組織性は感じられず、当然ながらボールを高い位置で奪えず。

・最終ラインの面子が安定しないためか、ラインコントロールも乱れがち。ボールホルダーにプレッシャーがかかっていないのに最終ラインが妙に高いので簡単に裏を取られることも。

・ビルドアップは上手くないので、攻撃はロングボールを多用→前線が頑張ってサイドへ展開してのクロス攻撃が目立ちます。クロスがズラタン→ムルジャとか家長→ムルジャorズラタンと繋がった場合は脅威になりますし、ムルジャの足元に収まったボールをズラタンや家長にエリア内へ運ばれると非常に厄介。ズラタンはムルジャしか見ていないような気がしてなりませんが。

・降格圏にいるチームの割には攻撃陣は強力なので、昨今急激に失点が増えはじめた浦和は下手をすると先に失点してしまうかもしれません。森脇の裏を突かれてクロスを入れられる失点パターンが目に浮かびますが、相手はなんだかんだいってもザル。先制されても慌てず騒がず辛抱強く戦い続ければ自ずから活路は見いだせるかと。

・「試合内容に見るべきものは全くないが帳尻だけはきっちり合わせてくる」というのはさいたまダービーでしばしば披露してきた大宮の真骨頂ですが、選手の入れ替わりが激しい大宮にその闘志が残っているかどうか。前回の対戦ではそんな気配は全く感じられませんでしたが。

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<前節:大宮 1-3 鳥栖>

-----ムルジャ-----
泉澤---家長---ズラタン
---金澤--和田---
高橋-横山--菊地--趙
-----北野-----

得点:45+4分 家長

37分 高橋→高瀬
70分 泉澤→渡邉
72分 金澤→カルリーニョス

・SB中村がベンチにもいませんでしたが理由不明。

・GKがこの試合から江角→北野に代わりましたが、これまた理由不明。

<前回:大宮 0-2 浦和>

-----長谷川----
--富山----家長--
中村-横山--増田-今井
--高橋-菊地-片岡--
-----江角-----

56分 富山→チョ ヨンチョル
63分 横山→渡邉
84分 長谷川→福田

・点差以上の圧勝。例年、どんなに負けが混んでいようが、降格圏を彷徨っていようが、さいたまダービーだけはまるで人が変わったようなファイティングスピリットを見せる大宮ですが、この日はなんとも不甲斐ない闘いぶりに終始。大宮は2点ビハインドでも遮二無二点を取りに行く気配すら見せず、あっさりと土俵を割るなんだかなぁな負けっぷり。

・大宮はとにかくボールの奪われ方が酷すぎる上に、ボールを奪ったところで攻撃の形を持っていないのが致命的。

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2014.08.28

ろく月@浅草橋

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 総武線浅草橋駅東口を出て駅前の通りを北上。柳橋2丁目交差点を西入る。通り沿いに案内板あり。先客ゼロ、後客2。

 店内の券売機で基本と思しき「ろく月らーめん(600円)」を注文。他に夏季限定の「冷やしラーメン」あり。面白いことに券売機の下に「麺硬めの注文は受けない。柔らか目のみ可」との旨の張り紙あり。

 店内は厨房に向かって縦長カウンター7席のみ。かなりゆったりした座席配置。水セルフ。卓上には白ごま、柚子胡椒、替玉用のタレのみ。

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 化学調味料不使用の豚骨スープがこの店の売り。豚骨臭は全くなし。昆布とあさりをベースにしたとの醤油も控えめにして豚骨の旨みを存分に引き出しています。やや甘ったるい嫌いがありますが、それが嫌味には感じませんでした。

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 麺は菅野製麺所の細めストレート。デフォルトでかなり硬めで、これなら硬めの注文を受けないのも納得。実に歯ごたえが良く、しかもスープに対する違和感もありません。量は少ないので、替え玉(100円)を追加。なお替玉ではなくスープに入れると豚骨+魚介の味わいになる「和え玉」も用意されており、それはそれで一興。

 チャーシューは値段のわりには厚みがあり、肉の旨みもまずまず。他にきくらげ、青ネギ、海苔。

 クォリティに非の打ちどころがなく、値段も安めで文句なしの大当たりでした。

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2014.08.27

麺画廊 英@東日本橋

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 都営浅草線東日本橋駅B3出口から右斜めに入ってすぐの6差路。「天雷軒」の跡地で、はす向かいにガソリンスタンドあり。先客ゼロ、後客6。

 メニューは「和(和出汁のが薫る醤油らぁめん)」と「光(丸鶏を煮出した濃厚鶏白湯)]の2本立てですが、夏季は「爽(和出汁冷彩麺)」を加えている様子。店内の券売機でボタン先頭の「和(750円)」を注文。

 店内は入口近くに4人掛けテーブル。そして店奥に屈曲した6人掛けカウンター。

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 黄金色に輝くスープをバックに色鮮やかな装いで登場。唐辛子の赤がワンポイント。

 スープは花かつお節、利尻昆布などの出汁に、干貝柱、干海老などを使用した醤油ダレを用いた醤油スープを重ねたものとのこと。全体があっさり目なのに表面の脂がちょっと多いのが気になりますが、出汁とかえしのバランスが良く、かつ白ゴマや揚げねぎが適度なアクセントになって実に味わい深い出来。無化調らしく、後味もいたって良好。

 麺は細めで細かい縮れ入り。手もみ麺だそうですが、硬めの茹で上がりでスープに対して心持ち強すぎる感じがしないでもなく。

 具は、イべリコ豚のチャーシュー、蒸し鶏、海苔、白髪ネギ、水菜。

 総じて非常に良い出来だと思いますが、店全体に漂う気取りがオヤジだらけの客層と全く合っていないのは気になりました。

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2014.08.26

和伊まる@小川町

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 都営新宿線小川町駅から小川町交差点を南に下ってすぐ。一見挟んで隣につけ麺屋の「とろ肉」あり。先客1、後客ゼロ。

 店内の券売機でボタン先頭の「鶏白湯そば・和風仕立て(750円)」を注文。麺の硬さを聞いてきたので硬めで注文。

 「濃厚鶏白湯そば・鶏ポタスープ」との2枚看板のようですが、鶏白湯の新橋「武一」の関連店とのことでなんとなく結論も見えているような。他に「つけ麺」も一応用意。

 店内は左右の壁際にカウンター4席ずつ。

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 店の能書きによると「地鶏を炊いた鶏白湯スープに鰹節・煮干しで炊いた和風スープを合わせた」とのことですが、鶏出汁がかなり前面に出ていて、少なくとも和風っぽい感はあまりせず。鶏出汁がよく効いて美味いことは美味いので問題ありませんが。

 麺はやや細めのストレート。硬めで注文したのは失敗でちょっと硬すぎ。固ゆでのパスタみたいな食感でした。スープの絡みは悪くありませんが。量はちょっと少な目。

 具に鶏チャーシュー、鶏つくね、細いメンマ、海苔、青ネギ。

 「またお前か」的な鶏白湯ポタよりはマシとはいえ、飽きが来るのが早いのは同じなので、店お勧めの「黒七味」を投入して味わいを変えながら完食。

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ごらんアウェー:岐阜2014(下)

岐阜2014(上) から続く)

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長良川競技場の特徴はバックススタンド上段が芝生席な点。メイン・バックとも屋根付きですが、屋根はスタンドの半分も覆っていないような・・・

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スタジアムから岐阜城がはっきりと見えるのも特徴。ポカスタから見えるパチモノの城とは格が違います。

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この日のお土産。残念ながら三都主はベンチにもおらず。

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Mr.マリックは岐阜市出身。ハンドパワーはサッカーではGKとスローインくらいしか使えないのが難。

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「蝮」はともかく「ナダレ」は何に由来するのだろう?どちらかというと隣県の富山のイメージですが。

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選手紹介時に出身が付くのはちょっと斬新。国体向けにスタジアムを改修したばかりのためか、オーロラビジョンはめちゃきれい。

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この日はキリンビールサンクスマッチ。

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また美濃市ホームタウンデーでもありましたが、その関連で誰にも愛されないまま闇から闇へ葬られそうな(特に屋根付きのほう)着ぐるみが試合開始前に登場。

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いきなり2点を奪われた岐阜。ラモスはしきりに指示らしいものを出していましたが。

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ハーフタイムには「ミナモ」が登場。岐阜県「清流の国ぎふ」のマスコットで、現在FC岐阜の応援のためにレンタル移籍中という妙な立場のせいか、試合会場での露出は控えめ。

くまモンなんか、クラブのマスコットを押しのけてうまスタのピッチ内外でがんがん活動しているんだし、もうちょっとなんとかならんかのぅ・・・

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さらに富田高校のチアパフォーマンス。なぜかNHK大河の「風林火山」のテーマ曲に合わせて踊っていました。

なお前に座っていた老夫婦。どちらに点が入っても何の感慨もなさげで不思議に思っていたところ、どうもこのチアパフォーマンスに孫が出ているみたいで大納得。でも岐阜が同点に追いついたところで大拍手してましたから、次はサッカーを見に来てくれるといいなぁ・・・

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2014.08.25

ごらんアウェー:岐阜2014(上)

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再開発が進んで見かけは立派になったけれども、人影は少ない岐阜駅周辺。

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駅前には黄金の信長像が立っていますが、なんか孤立無援といった感。

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そして市街では信長バスがうろうろ。

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FC岐阜のホームスタジアム「長良川競技場」は岐阜駅からバスで20分くらい。行きはスタジアム直行便がなく、頻発している路線パスに便乗する格好になるのでちょっと面倒。

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瑞穂や万博に似た、ふた昔前といった感のある外観。

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ここの最大の売り物は屋台村。長らく成績は低迷し、経営難も伝えられて久しいクラブですが屋台村だけはJリーグ屈指のレベル。

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居並ぶ屋台群の中で外せないのが「飛騨牛串焼き(350円)」。

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焼き上がりを早くするためか、あるいは価格を抑えるためかやや薄いのは否めませんが、スタジアムで食べられる串焼きとしては驚嘆すべきレベル!必要以上に塩、コショウもかけてないし、これは大満足でした。

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続いて岐阜名物の「鶏ちゃん」にチャレンジ。

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しょうゆや味噌をベースにしたタレに漬け込んだ鶏肉をキャベツなどといっしょに焼いて食べるのが本来の「鶏ちゃん」ですが、これだとフツーの鶏唐揚げとどう違うのが良く判りませんでした(´・ω・`) でもカップ一杯も唐揚げ食ったらお腹一杯。

なお、ビール一杯なんと390円!!!この日はキリンビールサンクスマッチだったので、たまたま安かったのかもしれませんが。

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2014.08.24

【閉店】中華そば 葵@川口芝下

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 産業道路「芝宮根」交差点を東へ。丸源ラーメンや牛角の手前。先客2、後客4。一応蕨駅が最寄りになりますが、かなり距離があって電車でのアクセスは非現実的。駐車場が2台分あるようです。

 券売機はなく、メニュー先頭の「中華そば(700円)」を注文。後払い制。他に「塩そば」「つけそば」「まぜそば」など。先・後客の注文は見事なまでにバラバラでした。

 店内は横長L字型カウンター10席ちょっと。水セルフ。店内は店主一人だけで切り盛り。

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 深い円錐状の丼で登場。店内にほんのり煮干し臭が漂っていたのでそっち系のスープかと思ったのですが、特に魚介系が突出してはおらず、鶏がら等動物系とのバランスが実にいい塩梅。若干かえしがきつめかなとも思いましたが許容範囲内。飲みやすくて後味も悪くありません。

 麺は菅野製麺所製で緩い縮れ入りの細麺。スープとの相性、絡み具合とも良好。

 やや厚めのチャーシューはごくごく薄味で、肉の旨みを楽しめるなかなかの出来。他に穂先メンマ、刻みネギ、海苔。

 近所の人しか来そうにない立地ですが、何でもなさそうな店が意外に美味くて驚きました。

 

 

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【TV観戦記】14年第21節:FC東京 4-4 浦和

・浦和、FC東京(以下「瓦斯」)ともスタッツ上は堅守が持ち味のチーム。戦前はウノゼロどころかスコアレスドローでの決着すら予想されましたが、終わって見ればとんでもない乱打戦に。乱打戦といっても派手な撃ちあいというよりは多分に岡部主審が試合を攪乱しまくった結果という気がしてなりません。まぁ先週末のINAC戦における手代木主審のように一方的に浦和に不利な笛を吹きまくったのではなく、両チームにとって公平にクソな審判だった分マシですが。

・川崎戦に続いて試合開始早々浦和が先行しながらあっという間に同点にされる試合展開。後半も平川のゴールで追いつきながら、すぐに武藤に突き放されてしまいました。

・さらに前半は15分程度の短い時間で立て続けに3失点。その後もパス交換で簡単に浦和最終ラインをぶち破られ、河野の飛び出しを許してしまう一幕がありました。

・河野のシュートが決まっていれば浦和大敗は免れかったでしょうが、かろうじて西川がセーブ。このセーブが非常に大きく、後に帳尻合わせのような興梠PK獲得で浦和はなんとか息を吹きかえすことができましたが、その後もドローに持ち込むのが精一杯。

・点を取ってもすぐに取り返されてしまうとか、立て続けに失点してしまうとか、昨年終盤に何度も観た悪夢が蘇ったようなお粗末な試合。また瓦斯の大半の選手が天皇杯に続く中2日だった一方、浦和はほとんどの選手が天皇杯を休養にあて、半ば天皇杯を捨てて瓦斯戦に必勝を期したにも関わらずドローに持ち込むのがやっとだったという点でも残念な試合でした。

・もっとも一時は2点ビハインドに陥りながらあっさり俵を割ることなくなんとか持ちこたえて同点に追いつき、最後は野球的表現でいえば「マルシオ復活弾」で逆転か!というところまで持って行った点を取り上げれば十分に評価に値する試合と言えるかもしれません。

-----興梠-----
--梅崎----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:6分 梅崎、43分 興梠(PK)、60分 平川、80分 李(PK)

71分 平川→マルシオ(森脇が右WB、柏木がボランチ、阿部が右CBへ)
78分 宇賀神→李(梅崎が左WBへ)
83分 梅崎→関根

・熱い試合だったかもしれないがお粗末だったこの試合で悪目立ちしたのが森脇。太田CK→高橋ヘッドの場面ではあっさり高橋のマークを外してしまったのがケチのつけ始め。もっともそのCKを与える原因になった啓太(=武藤の積極果敢なプレッシングでボールロスト)も責められるべきですが。

・次いで森脇がなんとも中途半端なポジショニングによってどフリー平山への縦パスを許してしまい、武藤ゴールの遠因に。もっともこの場面はオフサイドのセルフジャッジで武藤への対応が遅れた槙野のほうが重罪だと思います。

・何とも気の毒だったのは河野PKの場面。それまで単なるファウル見逃しを含めてあまり選手同士の接触では笛を吹かない傾向だった岡部主審がなぜか森脇のショルダーチャージに対してあっさりかつ意味もなく毅然と笛。この失点が浦和の選手達に与えた影響は甚大だったようで、興梠PKで1点返すまで浦和は半ばパニック状態に陥って大量失点しかねない状況に。

・なんとか平川ゴールで同点に追いついたのに、その直後にまた失点。武藤が槙野を交わしてゴールをねじ込んだのは敵ながらあっぱれとしか言いようがありませんが、それ以前に太田からどフリーの河野に縦パスを入れられてしまったのが致命的。啓太の後ろ、森脇の前で河野がどフリーって何なんだ、あれは?

・不運が積み重なったわけではなく、いかにも再現性がありそうな失点場面の連続でクラクラする試合でしたが、2つPKがあったとはいえ貧打の浦和が4点も取ったのは慶事。

・瓦斯は前回対戦時と違って高橋が最終ラインに下がることなく、いつも通り4バック&DFラインを積極的に押し上げての前からの守備で浦和に対峙。しかし、浦和は カウンターで平川→啓太→梅崎で早々と先制。梅崎は徳永と前にしながらその股下をぶち抜いてのゴール。この思い切りが欲しかったんだ、浦和には。

・とはいえ、怒涛の3失点を喫した後の浦和の攻撃は尻すぼみ。ちょっとボールの出しどころに困ってまごまごしていると瓦斯の選手にたちまち囲まれ、下手をすれば高い位置でボールを失ってショートカウンターを喰らってしまいます。ボールを大きく動かしても瓦斯の守備ブロックが素早く寄せてくるので前半は決定機を作れないまま終了かと思っていたところで運よくというか、帳尻合わせ臭い格好で興梠がPKを獲得。自ら決めて1点差。

・後半になるとさすがにコンディションの差が多少出てきたのか、あるいは前半左右に瓦斯を振り回したのがボディーブローのように効いてきたのか、瓦斯のプレッシングも緩んで浦和が一方的にボールを支配し、瓦斯を自陣深くに押し込む格好に。

・そしてこの優勢な時間帯に左サイドから槙野・梅崎と一気に圧力をかけたのが奏功して、瓦斯のクリアし損ねを逆サイドから平川が叩き込んで同点。もっともその過程で槙野の明らかなハンドがあって、瓦斯サポにしてみれば憤懣やるかたなし。

・武藤の2点目で突き放された後、ミシャはついに長期離脱明けのマルシオ投入を決断。本来無理はさせたくないマルシオですが、簡単にはボールを失わないマルシオが前目に入った効果は大きかったかと。瓦斯も途中から高橋を下げて5バック&リトリート主体の守備で防戦を試みましたがさしたる効果はなく、途中投入の李が徳永の回し蹴りを喰らってPKを獲得。そしてそれを自ら決める強心臓にはびっくり。

・AT突入間際には左サイドからのパスがペナルティースポット付近でどフリーにいたマルシオに通る絶好機がありましたが、マルシオ渾身のシュートはゴールライン上にいたDFを直撃して逆転ならず。終盤は浦和も相応にヘロヘロになってしまってコンディションの差もへったくれもなくなってしまったのでドロー已む無しでしょう。

--武藤----平山--
-----河野-----
--米本-高橋-羽生--
太田-森重--吉本-徳永
-----権田-----

得点:9分 高橋、15分 武藤、23分 河野(PK),64分 武藤

34分 平山→エドゥー
81分 武藤→渡邉
87分 河野→三田

・武藤のスピード&超積極的なシュート意識というのは瓦斯の数少ない得点の拠りどころのはず。それにあっさりと2失点を喫してしまう浦和も困ったものですが、DFライン裏への飛び出しを狙う武藤や河野を、サイドに流れて手助けしていた平山の出来にはびっくり。平山が前半のうちに負傷退場したのは(瓦斯にとっては真に気の毒ですが)浦和にとってラッキーでした。

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2014.08.23

富士らーめん@TX浅草

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 TX浅草駅から国際通りを南へ。浅草1丁目交差点近く。先客5、後客ゼロ。

 店内の券売機で「らーめん(680円)」と「小めし(70円)」を注文。基本メニューはらーめんとそのバリエーションだけのようですが、夏季は冷し麺もある模様。

 店内はJ字型カウンター10席程度。水セルフ。

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 豚骨醤油の範疇に入るスープ。豚骨出汁がしっかり効いていて、しかも脂やかえしが控え目なので非常に飲みやすく、最後まで飽きずに楽しめました。この手のスープにしては極めて珍しくついつい完飲。でもこの手のラーメンにはがっつり感を求める人も少なくないだろうから好き嫌いは分かれるかも。

 麺は心持ち細めのストレート。つるつるとした食感はともかくコシが弱くて、スープの絡みもイマイチ。このスープだったら博多らーめんみたいな極細&硬め仕上げのほうが良さげ。

 具にチャーシュー、メンマ、海苔、青ネギ。スープがライト系な上に、具も値段相応にしょぼく、ご飯を付けたのは無謀でした。

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2014.08.22

魚市場食堂@清水

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 清水駅裏(みなと口)にある「清水魚市場」の供食施設「まぐろ館」2F。駅裏に来るのは初めてかも。っちゅーか、清水駅が橋上駅化されて初めて来たかも。まだランチタイムには少々早く、どの店もがらがら。

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 限定商品「まぐろいっぱい丼(1020円)」を注文。漬けまぐろを客がストップと言うまでスタッフが盛りに盛るというのが売り物。

 でもマグロばかりてんこ盛りにされても途中で食べ飽きるのは明々白々なので、ご飯が見えなくなるくらいまで盛ってもらったところでストップ。

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 漬けまぐろで出てくるまぐろって筋っぽかったして、刺身では使えないようなのがやたら出てくるイメージがありますが、ここのは目に余るような問題は全然なく、それなりに満足。

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 ただご飯が少ないのが難。ご飯に辿り着くまではまぐろばかり食べる結果になって、そんなに欲張らなかったにも関わらず、やっぱり飽きてしまいがち。一緒に付いてきたアジフライが箸休め(?)になるってどんだけやねん。他にあさりの味噌汁、しらす付。

 格安メニューですが、普通に海鮮丼にしたほうが良かったかなぁ・・・

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【展望】14年第21節FC東京戦

・監督の名前がどうしても覚えられないFC東京(以下「瓦斯」)。ウノゼロの美学を掲げるふっかちゃんが皮肉にも序盤はウノゼロで負けまくって早々に首が飛ぶかと思われましたが、第13節から5勝3分け。しかも5試合連続クリーンシートとチームを立て直していつの間にやら5位に浮上。

・スタッツと見ると総得点(25)、総失点(16)とも浦和と近似しており、完全に守備型のチームです。

・ただ広島のドン引き守備とは対照的に、瓦斯の守備は陣形を縦に圧縮して、極めて狭い陣形の中でボールホルダーへ積極的に襲い掛かるもの。前節鳥栖戦を見ると米本がいたるところに顔を出すだけではなく、3トップも時には自陣まで引いて前からボールホルダーにアプローチ。このクソ暑い中よくあそこまで走れるわと、これには感心。

・鳥栖も前半はボールを大きく動かして瓦斯のプレッシャーを交わしながらサイドからクロスを放り込んではいましたが、単純な放り込みでは森重&吉本の両CBが堅くてなかなか決定機を作れませんでした。

・守備が堅い反面、攻撃は見所少。瓦斯が高い位置でボールを奪った場合はスピードがあり、シュート意識が極めて高い武藤が脅威。後は左SB太田の高精度クロスが厄介なくらい。

・鳥栖戦ではエドゥーが小破欠場したため、平山がCFに起用されていましたがあまり機能したとは言えず。後方から平山へのロングボールが目立ちましたが、平山が守備に奔走するがゆえに位置が概して低く、ボールが平山へ入ったところでゴールへの距離が遠いのなんの・・・また久しぶりに渡邉がスタメン起用され、得点にも絡んではいましたが、消えている時間帯のほうがはるかに長かったような。

・もっとも最近の試合では鳥栖戦の布陣(4-3-2-1)がイレギュラーで、エドゥー&武藤の2トップに河野をトップ下に置いた4-3-1-2の布陣のほうが普通。

・また前回の対戦では高橋が最終ラインに下がって5-2-3の布陣でいる時間が圧倒的に長かったかと。

・前回対戦時から瓦斯の面子に大きな変化はありません。東が故障した代わりに羽生が戻ってきたのと、CB加賀が長期離脱中なくらい。アタランタ(イタリア)からCBカニーニをレンタルで補強したものの、今のところベンチどまり。っちゅーか、今の森重&吉本の出来なら長期離脱中の加賀の代わりのベンチ要員でしかないんだろうという気が。

・天皇杯は浦和が主力の大半を休ませたのに対し、瓦斯は前節から平山、武藤、羽生を外してエドゥー、河野、三田を起用しただけでほぼフルメンバー。むしろ天皇杯のほうが本来のレギュラーメンバーに近いくらい。天皇杯を勝ちに行くならこれくらいの小規模な入れ替えが妥当で、群馬よりはかなり強いと目される松本に対してきっちり完封勝ち(2-0)。

・前回の対戦では浦和がシュート数で劣っただけではなく、浦和に決定機らしい決定機はほとんどなし。セットプレー一発での辛勝でしたが、今回もウノゼロでの決着になりそうな気配。

・天皇杯でやらかした直後だけに瓦斯戦で負けるとチーム、およびそれを取り巻く雰囲気が一気に悪くなりそうなだけに何とか瓦斯を退けてほしいものです。

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<前節:鳥栖 0-2 瓦斯>

-----平山-----
-武藤------渡邉-
--米本-高橋-羽生--
太田-森重--吉本-徳永
-----権田-----

得点:5分 米本、52分 渡邉

72分 羽生→三田
77分 武藤→石川
88分 渡邉→河野

<前回:浦和 1-0 瓦斯>

-----平山-----
-武藤------渡邉-
--東--高橋-米本--
太田-森重--加賀-徳永
-----権田-----

61分 渡邉→河野
86分 徳永→松田
86分 米本→エドゥー

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2014.08.21

【閉店】武まる@学習院下

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 都電学習院下電停から新目白通りを高田馬場方面へ。通りを挟んで大正製薬本社あり。先客ゼロ、後客2。

 塩らーめんが売り物のようですが、単品だと650円と安めの価格設定。さらに唐揚げと小ライスがついた「ランチセット(830円)」に割安感があったので、それを注文。また唐揚げの代わりにわんたんも選べるとのこと。

 メニューは多彩で、塩らーめんのバリエーションの他、味噌、つけ麺、坦々麺、夏季限定の冷しらーめんなど。つまみ類にも力を入れている様子。

 店内はテーブル席主体で、6人掛けが2卓、4人掛け1卓、カウンターは5席のみ。

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 白ごまが浮かぶ透明感のあるスープは見た目は良いのですが、塩ダレが前面に出てきて、食べ進むにつれてどんどんしょっぱさが増して出汁の旨味が消えてしまう苦手なタイプ。ほぼ全残し。

 麺は黄色い並太緩い縮れ麺。なんか味噌らーめんで出てきそうな麺ですが、コシは相応にあってまずまず。

 値段の割には具が多く、チャーシュー、半熟玉子半個、ほうれん草、メンマ、白髪ネギ。

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 ラーメンに少し遅れて揚げたてで登場の唐揚げ。これは本来ビールのつまみ用なのか、かなり濃い目の味付けでご飯のおかずにはちょっときつかったかな。

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【観戦記】14年天皇杯3回戦:浦和 1-2 群馬

やらかしの浦和の伝統は健在。昨年に続いて今年も3回戦でJ2チームに敗北して天皇杯終了。「勝てばよかろう」のカップ戦ではどんなに内容が良くても負ければ終わり。ましてや内容にも疑問符が付く負け方では目も当てられません。

・もっともやらかしたのはどうも浦和だけでなかったようで川崎、柏、横浜M、新潟等々格上と目されるチームの屍累々。

・ACLでさっぱり勝てなくなったことに象徴されるようにJ1の実力が上がっていないどころか、むしろ低下していると目される反面、京都や千葉など資金力があるクラブが長らくJ2に低迷し、今年は磐田が泥沼に両足を突っ込みかかっていることに象徴されるようにJ2の実力が著しく向上。

・もはやJ1下位とJ2上位の実力差ほとんどないどころか、J1とJ2の実力差自体がたいしてないのかもしれないと考えさせられる天皇杯の結果でした。

・ミシャは中2日でFC東京戦が控えていることを考慮してか、スタメンはほぼ控え組。昨年の山形戦みたいに、負けているのに邦本&関根といったユース組を投入するみたいな判りやすい捨て試合扱いならそれはそれで結構なんですが、なぜかスタメンで西川を起用し、しかも同点に追いつかれてから柏木を投入するなど微妙に未練を残したような選手起用。

・レギュラー組でさえ興梠なり柏木なりを欠いただけでガタガタになりかねない微妙なバランスで成り立っているチームなのに、これだけメンバーを入れ替えて問題がないわけがありません。ミシャがこれでも勝てると判断したのなら大笑い。

・無論、天皇杯もレギュラー組で臨むべきと言っているわけではありません。控え選手の底上げはナビスコ杯や天皇杯を活用しながら、あるいはリーグ戦でも相手を見てちびちび選手を入れ替えながら進めてゆくべきもの。まさに「ご利用は計画的に」であるべきであって、選手を総とっかえしてどーんとやってみようというのはサラ金でいきなり大量の借り入れを起こしているようなもので、そりゃ破綻するわ。

・群馬はほとんどの時間帯で5-4-1のリトリート守備。広島同様、1トップすら自陣に下がることも少なくない見事なまでの引きっぷりで、これだけ引かれるとレギュラー組でも攻略に苦労しそうなのに、普段一緒にやっていないメンバーには大変な重荷。

・当然ながらコンビネーションを確立するのにやたら時間を費やしており、同じようなテンポでの各駅停車、しかも加減速性能の悪い電車の各駅停車的なパス交換の連続で、これでは守る群馬も楽でしょう。

・それでも時間の経過と共に李と直輝は少し連携らしきものが見えてきましたが、矢島は誰とも合っていなかったような。直輝は後半群馬の最終ラインに張り付くのを止めて、2ラインの間でボールを受ける動きを繰り返していたので先々面白いかもと思っていたのですが、ミシャがマルシオとの交代を告げたのは矢島ではなく直輝。

・ドン引きの群馬に対して後半は那須が前に出て盛んに攻撃に絡んでいましたが、青木が後方でパスを散らせないので単に前が渋滞しただけに終わった感も。

・結局群馬守備陣を崩したのは前半の関根→李、終盤の関口→那須→阪野だけで、いずれもシュートはGKの正面。また直輝、那須や矢島がDFラインの前からシュートを放ってはいましたが往々にして枠外だったり、力がなかったり。遠目からのシュートで唯一可能性があったのはマルシオの1本だけか。

・それでも李がPKを獲得&自ら決めて先制し、群馬の攻撃は前半ほとんど体をなしていなかったのでなんとか逃げ切れるかと思ったのですが、今度は守備陣が決壊。

・1失点目は途中投入のロビーニョに最前線でタメを作られ、後方から青木がズドン! 前半40分にも同じようなパターンで決定機を作られていました。簡単にロビーニョへの縦パスを許すユルユルの中盤も困ったものですが、青木に簡単に振り切られる濱田にはがっかり。

・2失点目は左サイドを抉られ、クロスの処理を那須が誤ってロビーニョに直接ボールが渡ってジ・エンド。

・結局収穫といえるものはマルシオがついに公式戦に出たという事実だけ。あとはまぁミシャの順位通りの出来。この試合が最後の雄姿になると思しき選手もちらほら。

・李はJ2下位チーム相手でも1トップの責務を果たせず。李を見切って外国人選手補強に走ろうにも移籍期間は既に終了。よって今年も興梠に万一のことがあれば浦和は一巻の終わり。万一のことがなくても興梠を使い潰してヘロヘロになってしまえばそれで終わり。今年も浦和に厳しい秋が訪れそうです(´・ω・`)ショボーン

・あと、駒場での試合はもう止めたほうが良いように思いました。選手が慣れない芝で戦うのはともかく、ちょっとチームが上手く行かないとすぐ野次や怒号ばかりが大きくなる、なんか浦和暗黒時代の残滓が溜まっているだけのスタジアムじゃないのかなぁ、今の駒場って。

-----李------
--直輝----矢島--
関根-青木--那須-関口
-濱田--永田--坪井-
-----西川-----

得点:39分 李(PK)

75分 坪井→柏木
75分 直輝→マルシオ
81分 李→阪野
 

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2014.08.20

【閉店】麺のきもち@要町

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地下鉄有楽町線要町駅から山手通りを北へ。昔「麺厨房 ちーらん」があったところ。先客5、後客3。先着5名まで麺類半額サービスをやっていましたが、わずかに間に合わず(苦笑)

 店内の券売機を見るとつけ麺が先頭でしたが、ラーメン類ではボタン先頭の「とり白ラーメン」を注文。正規価格は850円と超強気ですが、50円引きで販売していました。 またラーメンは小盛(280g)から中盛(320g)まで同値段なので中盛で注文。麺の量が茹で後表示なのはともかく、えらく細かく刻んでいるのが気になりました。他に「味噌つけ麺」「しょう油つけ麺」「とり塩ラーメン」など。

 店内はくの字型カウンター8席。背後がやや手狭。水セルフ。

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 店員は三人いましたが、段取り&手際が良くないのか、出てくるまで約20分。スープは白みそが前面に出てかなり甘ったるく、ベースの鶏の旨みはよく判らず。一味唐辛子を少し効かせてはいますが、概して平板というか一本調子な味わいなのは否めず。もっとも「またお前か」的な鶏白湯よりはマシという気も。

 麺は並太の緩い縮れ麺。自家製麺らしいのですが、柔らか目なのはまだしもコシが緩くてもっちり感もなく好みに合わず、スープに対しても弱すぎる印象。また中盛にした割には量が多い気は全くしませんでした。ご飯がキムチ付きで30円と安いので、それを付けたほうが良かったかも。

 具に厚い鶏チャーシュー、水菜、海苔、大ぶりなメンマ。

 これを正価で出すのはきついでしょうなぁ・・・

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2014.08.19

【閉店】らーめん 勇@松原団地

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 東武伊勢崎線松原団地駅西口から日光街道へ出て北へ。隣に松屋あり。先客2、後客7。

 店内の券売機ボタン先頭の「塩(730円)」を注文。他に「醤油こってり」「醤油あっさり」など。

 店内のキャパは極めて大きく、カウンターが厨房に向かって4+7席。2人掛けテーブルと4人掛けテーブルがそれぞれ2卓ずつ。さらに6人掛けのボックス席が3セット。近隣の「魁力屋」も大箱ですが、郊外のロードサイド店ってこんなものなのかなぁ・・・ 箱に見合うべく店員の頭数も多いのですが、水セルフ。

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 黄金色に輝くかなりあっさりした味わいスープ。塩加減も抑え目で、じんわりと効いてくる出汁の旨味を引き立てています。揚げネギが面白いアクセントに。また表面の脂も適度にコクを加えています。

 麺は細い縮れ麺で並堅。スープの絡みも良好ですが、昼飯にはちょっと量が少ないかと。

 チャーシューはぐずぐずと崩れやすいタイプ。他に海苔、刻みネギ。

 悪くはないのですが、このタイプは郊外に出店するよりは飲み屋街で〆の一杯に出すほうが良さそうな・・・

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2014.08.18

矢場とん 名古屋駅名鉄店@名古屋

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 名鉄百貨店9階。開店して30分も経たない時間にも関わらず、テーブル席はほぼ埋まるくらいの盛況ぶりで、退店時には店外に10人くらいの行列が。場所柄客層はオバハン軍団や家族連れ、そして出張族を含むサラリーマンが少々といったところ。

 小さなカウンターに案内されて、早速「わらじとんかつ定食(1728円)」を注文。味噌味しかないわけではなく、味噌、ソース、味噌とソース半々が選べるとのことですが、もちろん味噌で。味噌は配膳後に店員がかけてくれます。

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 「わらじ」らしいボリュームたっぷりのとんかつ。カツの質は高く、厚みがそこそこあるのにサクッと噛み切れる上に、カツ自体に重さ、くどさは感じません。ただ如何せん甘い味噌だれが辺り一面を実効支配。美味いことは美味いのですが、味噌だれが重くて一回食べたらしばらくはいいやというのが正直なところ。

 なおわらじとんかつと比べるとご飯がやたら小さいのですが、お代わり可能。あるいは最初から大き目のお茶碗で出してもらうことも出来ます。

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【観戦記】14年第18節:浦和L 0-1 I神戸

・この試合に勝てばもちろん、引き分けでもレギュラーシーズン優勝が決まる状況でしたが、残念ながら神戸に「まさかの」敗戦。

・「まさかの」をわざわざ冠したのは、試合内容は一方的で神戸に何もやらせていない(神戸のシュート数はわずか3本!)上に、決定的な誤審が2回あって、正直受け入れがたい敗戦だと思うから。

・中断明け後の浦和の状態はずっと芳しくなく(見てないアウェーゲームではなぜか大勝しているのですが、ホームではさっぱり・・・)、優勢な時間帯に得点を上げられずに勝ちきれない試合がやたら続きました。

・この試合もその流れの一環といえなくもないのですが、チャンスの数自体は観戦した試合の中では明らかに多いほう。しかも浦和お決まりの後半の大失速も特に見受けられず、内容は良いほうだったと思います。

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・前半は左サイドからのクロス攻撃、あるいは単純に神戸最終ラインへの裏抜け等によって吉良に1回、柴田に2回好機がありましたが、これを決められず。特にGKとの1対1を吉良が決められなかったのは痛恨の極み。

・守備は90分にわたってほぼ完璧で、ヒヤッとしたのはCBの凡ミスで高瀬にボールを奪われてシュートまで持っていかれた場面だけ。あとは浦和のほうが圧倒的に動きが良くて神戸を中盤で粉砕し、高瀬までボールを運ばせませんでした。

・返す返すも不運だったのは早い時間帯での加藤の負傷。大滝をFWへ入れて後藤が左SHへ回りましたが、残念ながら大滝が全く機能せず、また後半は後藤の疲労が顕著になって左サイドの攻撃に厚みがなくなってしまいました。

・失点はセットプレーからの流れ。エリア近くからのFKのこぼれを叩き込まれたもの。

・不運は重なり、後半は岸川が負傷。ボランチは代えがいないこともあって猶本を1ボランチに据えた4-1-3-2(齊藤が右SH、柴田がトップ下)に変更して反撃を試みましたが、前がやたら渋滞するだけに。

・不可解だったのは終盤早々とパワープレーを始めたこと。これは全くと言っていいほど何の効果もありませんでした。この辺は身体以上に頭が疲れてしまった結果なのかも。しかもハイボールに対して競っているのが大滝ではなく、往々にして清家だという辺りに絶望感がちらほら。

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・前半DFライン裏に抜けた後藤のシュートをエリア外へ飛び出したGK海堀が手でブロックしているのを見逃す(本来得点機会阻止で一発レッドでしょう)とか、後半エリア内での判りやすいハンドを見逃すとか、試合を決定づける誤審が2回もあって非常に腹立たしくはあります。

・ただこの試合を含めて4試合無得点に終わったのは厳然たる事実。それ以前も中断明け後はなぜかホームではほとんど点が取れておらず、複数得点を挙げたのは伊賀戦のみ(それも熊谷やん・・・)。攻撃の形は作れているのだが、クロスに対する飛び込む頭数が足りないとか、同一平面に飛び込んでしまうとか、肝心なところで慌ててしまうとか、改善すべき点がてんこ盛り。

・要するに最終戦自体は不運としか言いようがない試合だったが、リーグ戦を通じてみれば優勝するには力不足だったのも確か。その反面、昨年残留争いに両足ずっぽり突っ込んでいた浦和が同じような面子で堂々優勝争いを演じるようになっただけでも成果大と前向きに考えることもでき(特に最終ラインの安定度なんて昨年と大違いだし)、来るなんとかシリーズで雪辱を果たしてもらいたいものです。

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---後藤--吉良---
加藤--------柴田
---岸川--猶本---
臼井-高畑--乗松-堂園
-----平尾-----

20分:加藤→大滝(負傷交代)
55分:吉良→清家
67分:岸川→齊藤(負傷交代)

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2014.08.17

【観戦記】14年第20節:浦和 1-0 広島

・前半セットプレーからの流れで阿部が先制ゴール。その後も浦和が押し気味に試合を進めるも追加点は奪えず、広島も試合終了間際にビッグチャンスが1回あっただけで、それ以外はチャンスらしいチャンスすら作れず、浦和が逃げ切り勝ち。

・浦和はシュート7本、広島に至ってはシュート数わずか4本という数値に象徴されるされるようになんともシオシオな試合。アギーレ新代表監督が埼スタに来たそうですが、「リーグ連覇のチームと現在首位のチームの試合がこれかよ・・・」とJリーグに悪印象を持ったとしても不思議はないでしょうなぁ。

・後半カウンターで何度もチャンスを得ながらシュートで終われないというか、シュートを躊躇するかのような場面があまりにも多くてモヤモヤ感漂いまくりの浦和も困ったものですが、先制されてもなお積極的にボールを奪い返しに来ようともせず自陣に引きこもる広島は何なんだろうなぁ、あれは。

・前節鳥栖戦の前半も同じような超消極的な試合運び。もはやプロの興行として疑問符が付くレベル。前節は鳥栖が監督交代のショックを隠し切れず、不甲斐ない出来に終始したこともあって勝ったから良いものの、負けると何も残らんでしょうし、あれをやらされている選手の間にも不満が溜まるでしょう。

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・5-4-1の布陣で自陣に引きこもる広島に対して浦和は立ち上がりから左サイドを中心に攻撃。久しぶりに槙野が盛んに攻撃参加していましたが、あれは経験の浅い右CB宮原を狙い撃ちにした趣旨なのかなぁ?ただ宮原が予想外に善戦して広島守備陣を突き崩すには至らず。

・深い位置でボールを奪ってのロングカウンターが広島の狙いでしたが、浦和は前から積極的にボールを奪い返しに行くことで未然にカウンターの芽を摘み、前半は全く広島に攻撃の形を作らせず。同フォーメーション&同先述の広島と戦うと必然的に一対一の場面がやたら発生しますが、そこで浦和が競り勝てる場面が多いのは見ていて気が楽。

・広島が後方でボールを回している際、森崎浩がボールを持つと啓太が柏木と入れ替わって前に出てプレッシャーをかける場面が目立ちましたが、青山を欠く広島は森崎浩だけ抑えておけば後方から高精度のフィードを送られる恐れがないからなのかも。

・浦和の先制点はセットプレーからの流れ。柏木FK→ポストを直撃した跳ね返りを後方から阿部が蹴りこんだもの。

・浦和先制後も前述のように広島はほとんど前に出てこず、自陣に引きこもってブロックを形成。浦和も槙野を中心に守備陣がしきりに広島を挑発するものの奏功せず、こちらも無理攻めを避けてだらだらとボール回し。

・後半になってさすがの広島も多少前に出てきて、さらに皆川&野津田と前目の選手を早めに投入して一応攻めの姿勢を見せるものの、左WB柏が盛んにドリブルで仕掛けるのが目立つだけ。しかもクロスは全部浦和守備陣に跳ね返されて得点機に至らず。

・広島が前に出てきたところで浦和はカウンターでチャンスを得る場面が何度かありましたが、こちらもなかなかシュートまでもって行けずにもどかしい展開の連続。横から見ているとシュートコースの有無が判らないので迂闊なことは言えないのですが、「そこで撃たないのかァァァ!!!」とボヤキたくなること頻り。カウンターの絶好機で興梠がシュートを撃たずに、ふわりと上げた梅崎へのパスが水本にクリアされた場面は萎えました、ホンマ。

・守備ブロックが崩れていないのにシュートをねじ込みに行く原口がいなくなって、きっちり守備ブロックを崩しにかかるのは良いものの、半壊したブロックを叩き壊す一撃がないというか、その意識が薄いというか。今の広島はカウンターに迫力がないので、攻めきれないでいても大過ありませんでしたが。

・ミシャがお疲れの選手を順次代えるのは良いとしても、前でボールが次第に収まらなくなり、最終ラインを上げられずに最後はボールを蹴り出すだけになってしまったのは反省点。途中投入の李は投入直後こそ興梠と絡んでいよいよ覚醒か!と思わせる働きを見せていたのですが、時間の経過と共に最前線で孤立し、そうなるとボールを収められない弱点が顕わになって終盤にもつれる一因に。

・関根も相手に研究されてきたのか、スローダウンさせられ、数的優位を作られ、ボールを奪われるの繰り返しで、あれではDFはたまったものではありません。

・そして試合終了間際に皆川ポスト→柴崎エリア内突入という大ピンチを迎えましたが、シュートは西川の正面で事なきを得。2点目が取れていれば楽勝の試合展開でしたが、またしても西川様々の勝ち点3でした。

20140816004

-----興梠-----
--梅崎----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--永田--森脇-
-----西川-----

得点:22分 阿部
 
69分 梅崎→李
69分 啓太→青木
84分 柏木→関根

・出場停止の那須に代えて永田を起用。一試合に一回はある「うっかり」も縦パスが直接タッチを割ったくらいで致命的なものはなし。最後の最後で皆川を放してしまったのはさすがにお疲れだったか。

20140816005

-----石原-----
--高萩----浩司--
柏--和幸--柴崎-清水
-水本--千葉--宮原-
-----増田-----

59分 高萩→皆川
71分 森崎浩→野津田
79分 清水→ミキッチ

・寿人は前節に続いてベンチ外。コンディション不良でもなんでもなく、森保監督との確執が噂されますが、真相不明。

・途中出場のCF皆川は大卒新人にしては上出来。最前線でボールを収められるCFは貴重なので浦和に是非(笑)

・ミキッチも途中出場でしたが、こちらは全く何もできず。怪我明け&衰えのダブルパンチなのかもしれませんが、ミキッチ→寿人の必殺パターンなしで浦和に挑むのはしんどいでしょうなぁ。

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2014.08.16

【閉店】海鳴@鎌倉

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 鎌倉駅東口。観光客で賑わう小町通りや若宮大路とは逆の駅南側、東急ストアの向かいに立地し、店外観も観光客は意識してない様子。先客ゼロ、後客1。

 メニューは実に多彩で、その中から「正油煮干し(850円)」を注文。他に正油、塩、塩煮干し、味噌煮干し、つけ麺、和えそば等々。価格設定はやや高めでこの辺は観光地感覚。後払い。

 店内はカウンター5+3席と4人掛けテーブル2卓。椅子がひどく堅いのに難儀。水セルフ。

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 スープは鶏がら等の動物系に煮干し出汁を合わせたもので、丼の底に魚粉が大量に沈殿。超あっさりの優しい味わいと捉えるか、なんだか頼りない、あるいはぼんやりしていると捉えるか微妙なところ。

 麺は細いストレート麺で柔らかめの仕上がり。あまり好きではありませんが、スープとの相性を考えればこんなもんかと。

 思いのほか厚みのあるチャーシューは炙り入りというか一部焦げて香ばしくなってしまい、全体が和風なのにチャーシューだけ思いっきり洋食っぽくて、美味いことは美味いんですが突出感ありあり。

 他に刻みねぎ、細いメンマ、キクラゲ。

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2014.08.15

ずんどう屋@西武新宿

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 コマ劇場跡の北。大久保病院の東隣。先客10人前後、後客数人。姫路に本店があるチェーン店の関東初店舗で24時間営業。

 券売機をざっと眺めて、基本らしき「元味ラーメン(790円)」を注文。ランチライムは替玉無料とのことですが、かなり強気の価格設定。

 着席すると、麺(細麺/縮れ麺)および背脂の量(あっさり/普通/こってり/背脂まみれ)を聞かれたので、縮れ麺&背脂普通で注文。

 店はかなりの大箱で、入口右側だけで4人掛けボックス席3卓とカウンター4席。左側にカウンター10数席とテーブル席。

 カウンターには紅生姜と生ニンニク等、さらになぜか別途辛子高菜だけがどっさり別盛で出てきました。

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 スープが濃厚豚骨なのは良いのですが、甘ったるくてかなりくどい味わい。背脂は見た目ではさほどでもありませんが、スープがスープのせいか、食べ終わると腹にずっしりと来ました。

 縮れ麺は並太で、ややごわごわした感じ。スープは良く絡みますが、絡み過ぎてくどさを増している感も。

 チャーシューもやや甘い煮込み具合。他に青ネギ、海苔。

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【展望】14年第20節広島戦

・神戸&川崎と相性が悪い相手に1分1敗と案の定苦戦を強いられましたが、次の対戦相手は逆に極端に相性が良い広島。広島とは9月初にもナビスコ杯準々決勝で2度立て続けに対戦することが決まっています。

・台風の影響で前節鳥栖戦が月曜に延期となったので、これ幸いと敵情視察がてらテレビ観戦しましたが、広島は怪我人が多発しているようでGK林、CBファン・ソッコ、MF青山が故障離脱。さらにFW佐藤もなぜか前節はベンチ外。CB塩谷も練習で小破して、前節はベンチスタート。

・またWBミキッチも故障明けのためか、このところ途中からの出場に留まっています。

・これだけ離脱者が出てもそれなりの面子が組めるあたりは広島の選手層も厚くなった感がしますが、寿人・ミキッチ・青山と大駒を3枚欠くとなるとさすがに攻撃の迫力不足は否めず、前節鳥栖戦はとんでもない塩試合に。特に前半は金を払った者負けとしか言いようがない内容でしたが、観客に罵倒されようが何されようが現実を受け止めて無駄な消耗を避け、数少ない好機に賭けられるのが広島の強さなんでしょうなぁ(苦笑)

・途中から出てきた塩谷もミキッチも精彩を欠く中、3枚目のカードとして出てきたのが皆川。長身のFWで所沢JY.SC→前橋育英→中央大という、将来浦和に入ることが予想される経歴(?)の新人で、これが最近の広島の切り札のよう。逆にシーズン序盤に重用された野津田や浅野はベンチにも入れなくなっています。

・最近の広島で気になるのは失点の多さ。前節鳥栖戦こそクリーンシートで試合を終えましたが、広島が完封したのは第11節神戸戦以来。しかもこの試合はスコアレスドローだったので、完封勝ちした試合となるとなんと第7節瓦斯戦以来という惨状。最近は大宮に3-0から追いつかれ、鹿島には5失点を喫するなど大量失点も目立っています。GK西川がいるといないとでこうも変わるのかなぁ?

・面子的にも戦術的にも手の内が知れ切った者同士の一戦。攻撃面で閉塞感が漂う浦和は、せめて途中交代の駒くらい見直さないと、膠着した戦局を打開できないままシオシオな試合で終始する予感がムンムン。

・また那須が出場停止。普通に考えれば永田がそのまま那須の代わりに入るだけでしょうが、阿部をCBに下げてボランチに青木を入れるとか一工夫あるかも。

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<前節:広島 1-0 鳥栖>

-----石原-----
--高萩----浩司--
柏--柴崎--和幸-清水
-水本--千葉--宮原-
-----増田-----

得点:81分 皆川

HT:宮原→塩谷
66分:清水→ミキッチ
74分:森崎浩→皆川

<前回:広島 0-2 浦和>

-----寿人-----
--野津田---石原--
山岸-和幸--青山-ミキッチ
-水本--千葉--塩谷-
-----林------

69分 寿人→浅野
69分 野津田→高萩
87分 山岸→パク ヒョンジン

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2014.08.14

【閉店】玄光@高田馬場

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 高田馬場駅から早稲田通りを西へ。郵便局どころか、「純連」「ぼたん」「くるり」などのある一帯を通り越してた先にあって、かなり遠く感じます。「香味徳 高田馬場店」の跡地。先客1、後客ゼロ。

 店内の券売機ボタン先頭の「玄光ラーメン(680円)」を注文。他に「伝説の塩」「鶏白湯」「味噌豚骨」、期間限定の「南極の塩」や「冷やし中華」「冷やし坦坦つけ麺」など方向性の違うメニューがやたら並んでいます。

 店内は厨房を囲んでL字型カウンター10席、さらに店奥にテーブル席数卓。

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 玄光ラーメンとは「本格熟成醤油」との説明が付せられており、「下総醤油」で仕込んだとのこと。見た目は黒々としていますが、味わいはいたってあっさり。ややかえしが前面に出てはいますが、それが嫌味には感じられず。しょっぱくもなく、飽きもこないなかなかの出来。

 麺は薄い平打ち並太麺。スープとの相性は文句ありません。

 具にしゃきっとした青菜、メンマ、刻みネギ、チャーシュー。値段を考えれば総じて上々の出来です。

 ただこの店は田中玄氏が手がけているというのが懸念材料で、過去の例からすればいつまで続くかなぁ(苦笑)

(2014.10.26 追記)案の定長持ちせず、2014年10月までに閉店。

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2014.08.13

【閉店】二代目 ふじわら

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 池袋駅西口、劇場通りを北へ。池袋2丁目交差点を渡り、「つけ麺 岡崎」を越えてさらに北へ。「大善」→「灰汁美」の跡地。先客1、後客3。

 看板に大書してあるとおり徳島ラーメンが売り物の店で、店内の券売機で「徳島ラーメン(680円)」を注文。並(190g)・大(280g)が同値段なので大にしました。

 店内はコの字型カウンター10数席。水セルフ。卓上には徳島ラーメンに付き物の生卵(無料サービス)あり。店内には阿波踊りのお囃子が鳴り響いています。

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 スープはかなり甘ったるい豚骨醤油。ただやたら味が濃くて生卵を入れて味をマイルドにしないと食えないというわけでもないので、生卵の投入は見合わせました。卵入れるとスープがぬるくなるのが嫌なので。

 麺は若干細めのストレート麺で心持ち硬め。スープとの相性はまずまずですが、これで280gもあるかなぁ?

 麺の上にはこれまた甘く煮込まれたチャーシューが少々。他に細いもやし、青ネギ、メンマ。ラーメンをご飯のおかずにするには肉増しにしないとちょっと辛いかと。

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2014.08.12

らーめん 弁慶@堀切菖蒲園

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 京成本線堀切菖蒲園駅から駅前の通りを北へ。堀切5丁目交差点を越えてさらに進む。隣にセブンイレブンあり。先客3、後客3。

 店内の券売機でボタン先頭の「ラーメン(正油)(730円)」を注文。他に「みそ」「とん塩」など。ランチタイムは小ライスのサービスがあるようですが、店内にその旨の貼り紙があるだけで店のほうからは積極的には言ってきません。また店員に食券を渡すとすかさずおしぼりのサービスあり。

 店内はL字型カウンター10席のみ。お世辞にも綺麗とは言いがたく、むしろ小汚いといって差し支えないくらい。水セルフ。

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 大きなばら肉チャーシューがべろんと外に飛び出したなんだかなぁなビジュアルで登場。振りかけまくった背脂が丼の縁にもべっとりついて、なんだか「触るな危険」風。

 とはいえ、背脂の甘みととんこつの旨みが絡み合ったスープは、ふた昔くらいの流行とはいえ悪くはありません。ギトギト、ドロドロの背脂はともかく、スープ自体はそれほどしょっぱくもしつこくもありませんし。

 麺はやや太め、緩やかな縮れ入り。量はかなりあって、これならライスは要らんかったと反省するも時既に遅し。茹でもやしや刻みねぎもたっぷり入っていますが箸休めとしてはあまり役に立たず、終盤戦は単調さに拍車をかけていただけのような・・・ 卓上にニンニクと豆板醤が置いてあるので飽きてきたらそれらで味を変えてみるのが正解なのかも。

 バラ肉チャーシューは柔らかくて崩れ行くタイプ。もやしや麺を消化するのに手一杯なせいか、チャーシューは見た目の割には存在感がありません。他にメンマが少々。

 こうした背脂まみれのらーめんはたまに食べたくなりますが、その度に「この手のはもうええか」と反省。でもしばらく経つとその反省なんてすっかり忘れて食べに出かけて、また反省してしまう。そんな不思議な魅力があります。

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2014.08.11

白樺@板橋区役所前 ~ 帯広豚丼

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 板橋仲宿の商店街内。先客ゼロ、後客2。

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 帯広豚丼を出す店で、店一番人気の「豚バラ丼」を注文。肉の量が小(130g)・中(170g)・大(200g)の3段階あり、中を注文して800円也。いずれもご飯大盛りサービスありで、中盛にしてもらいました。

 店内は縦長カウンター10席+2席。目の前で豚バラ肉を焼いていますが、換気が良くて油煙が店内にこもらないのは好印象。

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 単に甘辛いだけではなく、微妙に渋みが加わった味付けですが、かなり濃くてこってり。しかもバラ肉なので脂っぽい味わい。野菜はわずかに薬味ネギが検知できる程度なので、飽きが来やすい嫌いあり。

 また肉自体は薄くて柔らかくて簡単に噛みきれますが、ちょっと臭みが残っていたのが残念。

 ご飯の量は「中」だと牛丼屋の大盛りくらい。豚の味付けが濃すぎるくらいなので、豚を「小」にして、ご飯が「中」でも差し支えないかと。

 帯広でも2度豚丼を経験済みですが、これくらいの出来の豚丼か近場で食べられるならもう帯広まで行かなくてもいいかな。

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2014.08.10

いっき@谷在家

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 自宅から自転車で20分ちょっと。花の枝橋で芝川を渡り、高速川口線をくぐってそのまま直進。「コナカ」のさらに先。今年7月11日に移転したと聞いて久しぶりに往訪。先客ゼロ、後客5。

 一応日暮里舎人ライナー谷在家駅が最寄ですが、移転後もやはり駅から近いとはいえず。しかも今のところ駐車場がなくて、路駐が目立ちます。マンションの1階に入居しているので悪臭や路駐でマンション住人と揉めそうな気配。

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 「らーめん(650円)」を麺バリカタで注文。テーブルには基本どおり白ごま・紅しょうが・辛し高菜。らーめんはいつの間にか50円値上がりしており、ランチタイムサービスもなくなった模様。後払い制。

 店は郊外店らしくテーブル席主体で4人掛けと2人掛けが2卓づつ。厨房に向かってカウンター6席。でも客は全員一人客でカウンターばかり賑わっていました。相変わらず素寒貧とした内装ですが、移転したばかりなのでさすがに小奇麗。

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 そこそこの粘度をもった本格濃厚豚骨スープ。以前よりも店内のとんこつ臭はかなり抑えられているように思いましたが、ラーメンのとんこつ臭はそれなり。極細麺もポキポキとした歯応えが嬉しく、スープとの相性もばっちり。きくらげが心持ち多めに入っています。他に刻みネギ、チャーシュー、海苔。

 替玉(120円)を注文。その後は白ごまや辛し高菜を入れて味を変えて楽しみました。

 自宅から自転車で行ける範囲内に本格的な濃厚豚骨を出す店があって嬉しい限り。

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【TV観戦記】14年第19節:川崎 2-1 浦和

・梅崎が難しいゴールを決めて幸先よく先制したもののあっという間に同点に追いつかれてゲームは振り出しに。その後は引き気味に構える川崎に対して浦和がボールを支配するものの数少ない決定機を決められず、逆に川崎のカウンター攻撃を浴びて逆転負け。

・浦和にチャンスがなくはなかったので滅茶苦茶悪い試合ではないと思いますが、2点目が取れないのは中断明け後数試合と全く同じ流れ。シュート数こそほぼ互角ですが、決定機の数は川崎のほうが多く、点差以上の完敗といって差し支えないと思います。

・終わって見れば、すぐに同点に追いつかれた場面が勿体なかったか。レナトに浦和右サイドを抉られたのはまだしも、レナトからの折り返しで中村がフリー。さらに右WB森谷が中へ入ってきて、これまたフリー。川崎はいつもとは違う3-4-2-1の布陣で臨んできましたが、浦和は森谷への応対がはっきりしないままやられてしまったような印象。森谷のシュートは緩かったもののポストを直撃。レナトが詰めて川崎同点。

・川崎が浦和相手に3-4-2-1を敷いてきたのは何も今回が初めてではなく、昨年4-0で大敗した試合や、ナビスコ準決勝1st Legで逆転負けを喰らった試合(3-2)でも同様の布陣を採用。しかも川崎がいつもの革命戦術を半ば封印して、レナトを最大限生かすようなカウンターを主軸に据えてきたところまで同じ。今年4月の対戦では川崎がボールを支配しながら攻めきれずに敗れたのを反省してか、また伝統的な浦和対策に復したような格好。

・ただ川崎もさすがにやりなれない布陣のためか、序盤は柏木や興梠への対応が甘かったように見受けられましたが、浦和はそこに付け込めず。時間の経過と共に攻め倦みの様相を呈し始め、川崎のカウンター攻撃で小林や大久保にひやっとさせられる場面を作られるようになってしまいました。

・またボールを奪われて、高い位置で遮二無二ボールを奪い返しに行っても、川崎の巧みなパス回しに翻弄されてボールを奪えないことも少なくない上に、なんとか高い位置で奪ってもショートカウンターで好機を作れず、結局のところいたずらにエネルギーを消耗するだけに終わってしまったのが残念。ボールを奪い返して少人数で一気に攻め切るにはやはり原口のような「一人で出来た!」系の選手がいないと辛いかなぁ。

・膠着した戦局を打破すべく、ミシャは早めに平川→関口、梅崎→李と攻め駒を投入しましたが、関口はともかく李はまたしても不発。左サイドから興梠クロス→李ヘッドというい絶好機がありましたが、GK杉山にセーブされた後の李はどこで何をやっているのかさっぱり判らない惨状。この日は興梠と並んで2トップ状態ではなく、一応シャドーにいたようですが。

・一方川崎は啓太のパスミスで絶好機を掴んだ他、レナトが森脇をぶち抜き→がら空きのバイタルエリアを使って中村→小林が中へ入って空いたスペースに走りこんだ大久保が逆転ゴール。まぁ敵ながらあっぱれとした言いようがない素晴らしいゴールでしたが、前目でボールが取れず、スカスカの中盤を使われてしまった辺りは神戸戦と同じような失点ともいえ。

・逆転された後の浦和は消耗著しいためか反撃らしい反撃が出来なかった一方、川崎はカウンターで中村→レナトや大島?→中村とビッグチャンスがあり、まさに点差以上の完敗でした。

-----興梠-----
--梅崎----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:2分 梅崎

59分 平川→関口
70分 梅崎→李
79分 啓太→青木

・梅崎のゴールは、阿部縦パス→CB谷口のクリアボールをダイレクトに叩き込んだもの。梅崎らしい思い切りの良さが生んだゴールでした。この日の梅崎の出来は上々で李に代える必要があったとはとても思えず。

・また最後の啓太→青木の交代は何を期待しているのかさっぱり判らないうえに、青木本人も何もできないまま試合終了。まぁミシャは選手交代で戦局を一変させるような芸当を持ち合わせていないので、あまりとやかく言っても虚しい限りですが。

・原口離脱時の保険として獲得したはずの李ですが、全くフィットせず。広島でミシャの薫陶を受けたとはとても思えない惨状で、フロントとしてもミシャにとっても大誤算だと思いますが、もう梅崎→李の定番的な交代はぼちぼち諦めるべきじゃないかと。シャドーなら関根なり、最近ベンチにも入れない矢島なりのほうがまだマシな気もします。

・こうなると否が応でもマルシオの復帰に期待が高まって来ますが、如何せん長期離脱明け。あんまり期待するのも酷な話。

・移籍ウィンドウもぼちぼちクローズ(8/15まで)の時期を迎えますが、今年はなにせ無観客試合を喰らっているので収支には慎重にならざるを得ず、緊急補強も期待薄。

・ミシャのもとでは明らかに異質 & 今年は好調とは言い難かった原口の穴がここまででかいとはなぁ・・・

-----大久保----
--レナト---小林--
登里-大島--中村-森谷
-小宮山-谷口-實藤--
-----杉山-----

得点:3分 レナト、78分 大久保 嘉人

82分 實藤→稲本(小破による交代)
89分 森谷→田中
90+3分 小林→ジェシ
   
・体調不良が伝えられた大久保は案の定アジジ出場。もっとも体調不良はまんざら嘘でもなさそうで、消えている時間帯も少なくはなかったのですが、ここ一番で大仕事。

・そしてレナト。中断明け後スタメンから外れていたのは単に故障明けゆえだったようで、浦和戦にきっちり合わせて大復活。大久保&レナトと天敵中の天敵にやられてしまいました。

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2014.08.09

麺や 崇@西巣鴨

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 都営三田線西巣鴨駅から明治通りを池袋方面へ。滝野川7丁目交差点のそば。先客ゼロ、後客5。

 券売機はなく、店内のメニューを見て「ラーメン・並(680円)」を注文。他に「辛ラーメン」「つけ麺」「辛つけ麺」など。シンプルなメニュー構成ですが、つけ麺は中盛まで同料金なのにラーメンは100円増し。

 店内は壁に向かってL字型カウンター8席と店中央に4人掛けテーブル2卓。カウンターの椅子が高めで個人的には難儀。卓上にはおろし生姜、ニンニク、ごまなど。豆板醤は見当たらず。

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 値段が値段なのでやむを得ませんが随分と寂しいビジュアルで登場。「濃厚豚骨スープ」を標榜していますが、かえしも脂もほどほどで飲みやすいライト系。個人的にはこれで十分ですが、パンチがどうたらが好きな人にはなんか物足りないと思われるかも。

 麺は自家製で、断面が丸いほぼストレートの太麺。若干堅めの仕上がりで、しかも麺の中がぎっしり詰まっている感じで噛み応えがあり、結構気に入りました。

 メンマは大ぶりなのが二本。一つはやたら硬くて参りました。他に薄いばら肉チャーシュー、海苔、刻みネギ少々。

 スープと麺は悪くないので、もうちょっと他に人を惹きつけるやりようがあるように思えて仕方ありません。

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2014.08.08

【閉店】まっかっか@市ヶ谷

2014年12月末に閉店。キワモノすぎたのか、一年持たなかったようです。

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 都営新宿線市ヶ谷駅から靖国通りを東へ。東郷公園入口交差点を南へ入ってすぐ。先客ゼロ、後客1。

 まっかっかな麺が売り物の店で、店内の券売機で「まっかっか麺(700円)」を注文。他に「まっかっかつけ麺」「まっかっかまぜ麺」など。

 店内は左右の壁沿いにカウンター6+5席。さらに2人掛けテーブルが4卓。水はレモン水。紙エプロンのサービスあり。

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 ラーメンではほとんど見かけないレンコンやごぼうといった具が目立つせいか、なんか鍋物が出てきたような気が。スープは真っ赤ですが、振りかけられたスパイスが効いているせいか、韓国料理のような辛さに、エスニックっぽい辛さを加えた感じ。また単に辛いだけではなく、牛骨スープの旨みがしっかり出ていて結構気に入りました。

 辛さ自体はさほどでもないので、物足りない人向けにか、卓上に別途唐辛子粉あり。

 麺は極太の緩い縮れ麺でかなり堅め。チャーシューはやや厚めのものが一枚入っている他、底にこま切れ肉が少々。他にモヤシ、ニンジン、こんにゃく。

 また食べている最中に大根おろしやチーズを入れるよう勧められましたが、デフォルトが気に入ったのでそのまま完食。

 具沢山の割には価格も安めで個人的には気に入りましたが、この手のキワモノは固定客がつくまでが大変でしょう。ランチタイムなのに客入りが淋しいのは気になりました。

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【展望】14年第19節川崎戦

・原口離脱の影響は予想以上に大きいのか、今季もともと乏しかった得点力に一層の陰りがみられる一方、鹿島戦&神戸戦とも昨年を彷彿させるようなトホホな失点が見受けられだしたという芳しからぬチーム状態で苦手川崎戦を迎えます。

・前回の対戦では川崎の猛攻を浦和が凌ぎきり、終盤に梅崎→宇賀神の一発で辛勝。々にして乱打戦になりがち、というか浦和が撃たれっぱなしになりがちな川崎相手に浦和が守り勝つという戦前全く予想だにしない展開での辛勝でしたが、この時の川崎は貴州人和とのアウェーゲームを経て、長距離移動を交えての中3日で、コンディション面で浦和にやや分があったのは確か。もっともその割には川崎の足が早々に止まった感は全くありませんでしたが。

・前節こそ川崎は柏に大敗しましたが、中断明け後4勝1敗と好調。

・中断明け後の川崎のスタッツを見ていて気になったのは、レナトをスタメンから外した状態で勝ち星を重ねていること。故障明けなのか、調子が悪いのかは定かでありませんが第15節まではベンチにもおらず、第16節からも途中出場のみ。左SHを金久保に奪われた格好。

・数的不利をものともせず、スペースの乏しいところでも徹底して繋ぐことに拘る風間監督ですが、対浦和戦に関して言えばボール支配に拘る様子は全くなく、むしろ浦和にボールを持たせてのカウンター狙い。そのカウンターのキーマンとなっていたのがレナトなので、その状態が良くないのであれば浦和にとって幸い。

・逆にカウンター頼みではなく、風間監督の革命的戦術が浦和に抗しうるレベルに達してきたのであればいささか面倒。前回の対戦時ではそのレベルに達しておらず、前半2度あった決定機を外してしまった後はボールを持っている割には決定機が作れなかった印象。

・またジェシは故障明けで、前節からベンチ入り。しかも實藤が故障したため、急遽途中出場。GK西部、CB井川、MF山本が故障中。今季の補強の目玉だったはずのパウリーニョはリーグ戦ではほとんど出場機会なし。

・他には右SBのスタメンが田中裕→小宮山に入れ替わったのが目を惹きます。

・最終ライン&GKの面子が故障離脱の影響もあってか安定せず、前回対戦時から大きく入れ替わっている割には、川崎のリーグ戦総失点は20と例年のザルっぷりが大幅に改善。浦和対川崎といえばザルとザルの殴り合いというか、ザルの枠同士で殴り合っている印象がありましたが、今回の対戦も案外渋い試合になるのかも。

・というか、得点力が大幅に低下している浦和はロースコアの試合に持ち込まないと勝ち目がありません。

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<前節:柏 4-1 川崎>

--大久保--小林---
金久保-------森谷
---中村--大島---
登里-谷口-實藤-小宮山
-----杉山-----

得点:45+2分 中村

14分:實藤→ジェシ(負傷交代)
HT:金久保→レナト
73分:森谷→稲本

<前回:浦和 1-0 川崎>

--大久保--小林---
レナト---------森谷
---中村--大島---
谷口-井川-ジェシ--田中
-----西部-----

88分 小林→金久保

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2014.08.07

【閉店】紀之傳@高田馬場

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 高田馬場駅から早稲田通りを西へ徒歩5分ほど。すぐ近くに「純連」あり。「篝火」の跡地というか、聞くところによれば早々とリニューアルしたそうで。先客2、後客3。

 店内の券売機でボタン先頭の「ラーメン (700円)」を注文。メニューは他に「チャーシュー麺」だけで極端にメニューを絞り込んでいます。

 店内は「篝火」の時と変わらず。厨房へ向かってくの字型カウンター9席(1席減らして席間を空けたか?)。さらに壁沿いに立ち食い用のカウンターみたいなものがありましたが使用していない様子。水セルフ。

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 動物系出汁の清湯醤油。生姜を効かせまくり(さらに刻みネギの上にもおろし生姜が!)な割には、スープ表面の脂が多すぎて全くすっきり感はなく、むしろこってりした印象。

 麺は並太ストレート。やや柔らかめでスープに負けている感もあり、好みに合わず。麺はデフォルトでもそこそこ量があり、しかも深い丼にスープがたっぷり注がれて、食べやすさは損なわれず。

 そして良質とは言いがたい肉を旨味が消し飛ばない程度にじっくり煮込んで柔らかくしたのがどっさり。ラーメンでこれだけ量があるのに、チャーシュー麺だとどんだけやねん(苦笑)。他に海苔、ほうれん草、メンマ。

 とりあえず肉食わせとけ!みたいな、コストパフォーマンスが良い、いかにも学生向きの一杯です。

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2014.08.06

【閉店】海老だしの哲@御徒町

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 御徒町駅南口からすぐ。現在立替工事中の上野松坂屋南館の裏あたりで、駅から近い割には人通りの少なそうなところ。先客ゼロ、後客2。急速に店舗を増やしているTETSUグループの店です。

 店内の券売機で「海老だしのらーめん(850円)」を注文。他に「海老だしのつけめん」「昔ながらの中華そば」など。海老だしはピリ辛でも同値段。なお麺類を注文すると半ライスサービスあり。

 店内はL字型カウンター15席と4人掛けのボックス席が3セット。そこそこのキャパですが、暇な時間帯のせいか、店員はたった2人。

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 深くて容量の多そうな丼で登場。スープは海老だしが効きまくりでかなり食べ手を選びそう。動物系出汁を重ね(?)、さらに味噌をあわせているせいか、正直味が濃すぎ。食べ進むにつれてくどさも増してきました。

 麺は平打ちの縮れ太麺。水気の多いタイプで柔らかめながら、もっちりとした歯ごたえは悪くありませんし、濃いスープに負けてもいません。これはまずまず。

 そしてやたら高めの価格設定を糊塗するかのように、具がどっさり。糸唐辛子、わかめ、茹でモヤシ、メンマ、角煮状のチャーシューの上におろし生姜、ひき肉。ワカメは正直不要だし、チャーシューとひき肉はどちらか片方だけで良いかと。

 総じて一度食べる分には悪くはないのですが、至るところにやり過ぎ感が漂う気がする一杯でした。

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2014.08.05

【期間限定】神仙@池袋

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 池袋駅東口、駅前のドンキホーテの裏あたり。先客ゼロ、後客6。「白神」「長尾中華そば」に続く地方ラーメン店の期間限定出店(2015/1/15まで)で、今回は金沢からとのこと。

  店内の券売機で「中華そば(800円)」を注文。着席すると麺の硬さを聞かれたので「かため」でお願いしました。他に「濃厚金澤味噌肉盛そば」など。

 店内は横長I字型カウンター9席のみ。かなり手狭で椅子の間隔も狭く、背後のスペースもあまりありません。

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 「濃厚ド豚骨醤油」を謳うスープは超ドロドロ。能書きを読むと「一杯あたり溶け込んでいる豚骨は800g以上。」とのことで、それも納得。ただそれでいて豚骨臭皆無。しかも意外にしょっぱくなく、くどくもありません。関西の「無鉄砲」とそっくりの自殺系ですが、食べやすさという点ではこちらのほうが好み。

 麺は博多ラーメンにも似たごわごわした細麺ストレート。自然体で食べていてもドロドロスープが麺に絡みまくり、スープがどんどん減って行きます。

 デフォルトだと量が少ないので、替え玉(100円)を頼んでみました。替え玉は一段と細い極細麺が売りのようですが、ここまで細いとスープに負けまくりのような。そして替え玉を頼むとさすがに食後には胃にずっしりもたれました。

 具にチャーシュー、メンマ、刻みネギ、海苔。具がしょぼい上に、このドロドロスープだとライスは食べにくいかと。

 金沢へ行ってまでラーメンを食べる選択肢なんてないでしょうから、東京への出店はまことにありがたいもの。でもこの手は一回食べたらしばらくはいいかな。

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2014.08.04

Curry庵 味蕾@川口

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 カレーはレトルトで大満足してしまう口なので(苦笑)カレー屋に行くことなんて滅多にないのですが、酷暑で湯を沸かすのも億劫になって超近所のカレー屋を往訪。先客1、後客4。屋号は「みらい」と読みます。

 外観通りもともとは場末のスナックでしたが、数年前にカレー屋になって結構繁盛している様子。ただ昼の開店が12時からと個人的には遅いのがネックでなかなか往訪の機会がありませんでした。

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 とりあえずメニュー最上段の「チキンカレー(620円)」を注文。辛さを聞かれましたが「普通」で。大盛無料サービスということで大盛にしてもらいました。大盛りだと400g。

 店内は厨房に向かってカウンター4席。店奥に4人掛けテーブル2卓、壁沿いに2人掛け2卓。テーブルは小さくてこじんまりしたお店に、いかにも近所っぽい方が三々五々やってきます。

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 なんか鍋物みたいにぐつぐつと煮えたぎった状態でルーが登場。ややとろみが強くてスパイスはほどほど、コクと旨味で持たせる、いかにも日本風といった感のあるカレー。ナンが無いところを見ると、あえて日本風にしているのでしょう。中には大きな鶏肉が3個。

 ライスはサフランライスで登場。ルーの量がやたら多くて、ライス大盛でもなおルーが少し余るくらい。

 デフォルトだと辛さは少々物足りないので、次は「辛口」で。また最初からルーをライスにドバドバかけても問題なさげなのも注意事項。

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2014.08.03

【観戦記】14年第18節:浦和 2-2 神戸

・後半CKで失点するまで、神戸に与えたチャンスらしいチャンスは興梠のボールロストからカウンターを喰らった1回のみ(森岡のシュートは西川がセーブ)。神戸の守備はお世辞にも機能しているようには見えず、浦和が追加点を奪いさえすれば早々に勝負を決することができたはず。

・鹿島戦は先制後、割と早い時間帯に半ば自爆のような格好で同点に追いつかれ、最後はアップアップでしたから勝ち点1で満足。でもこの試合は間違いなく勝てただけに勝ち点2を失った気分。

・もっとも試合展開は立て続けの失点で敗戦寸前に追い込まれながらのドローなので勝ち点1で良しとすべきなのかもしれませんが、ペドロ・ジュニオール&チョン・ウヨンと大駒を2枚欠き、ブクブクになったシンプリシオはベンチスタート。マルキーニョスも精彩を欠いているこの神戸に勝てずしていつ勝つんや???というのが正直なところ。

・鹿島戦と違って、相手にボールを持たされた、相手の目論見にずっぽり嵌った感じは全くせず、ほぼ浦和のペースで進んでいた時間帯に追加点が取れなかったのは痛恨の極み。肝心なところでシュートが枠に飛ばない、力がないといった場面が目立ちました。特に梅崎。これでは原口離脱の影響を云々されても仕方ありません。

・復帰直後のマルシオに得点まで期待するのは酷でしょうし、李は依然として不調のまま。昨年とは逆に点が取れないことが浦和の大きな課題になりかねない予感漂う残念な試合でした。失点場面は昨年よく見たトホホパターンだったのも気になりましたが。

・ペドロ・ジュニオール&チョン・ウヨンを出場停止で欠く神戸は戦前予想された通り、前回対戦時とは打って変わってリトリート主体の守備。前からがほとんど追ってこず、前節の鹿島同様4-4-2っぽい陣形で自陣に引いてカウンター狙い。

・狙いは鹿島と似ていましたが、鹿島と違って浦和の前3人、特に2シャドーへの対応が緩々。元来前から積極的に圧力をかけてボール奪取を試みるところに持ち味があるチームが慣れないことをやってボロを出している感がありありで、浦和にとってはカモネギも同然。序盤から決定機の連続。

・那須→興梠→柏木→梅崎といういかにも浦和らしい流れでしたが梅崎のシュートは枠外(終わってみれば、これが梅崎のケチのつけはじめか・・・)。しかし、阿部→梅崎スルー→興梠が反転して増川を難なく交わしてゴール!

・失点後も神戸は積極的に前に出てくる様子はなく(後半になってようやく前に出てきましたが)、浦和は後方でゆったりとボールを回しながら追加点狙い。両サイドから攻撃の形を作れていましたし、カウンターによるチャンスもありましたが、得点には至らず。好位置での柏木FKも惜しくも枠外。そしてこの優勢な時間帯に追加点が取れなかったのが敗因に。いや、負けてはいないのですが。

・森岡CK→河本ヘッドでの失点は、河本の前で阿部と那須が重なってしまい、河本のマークが外れているという、なんか昨年よく見たような間抜けすぎるもの。

・この失点で慌てたわけではないのでしょうが、これまた昨年を思い出させるような立て続けの被弾。森脇のクロスを跳ね返されてからの神戸のカウンター。浦和は素早く攻守を切り替えて前からボールを奪い返しにいったのですが、森岡が巧みにボールキープして左サイドに峻希に展開されたところで半ば勝負あり。最前線でシンプリシオにタメを作られ、峻希にエリア内へ突入されて失点。

・「慌てた」人がいたとすれば、それは間違いなく監督。CKによる失点後になぜか啓太→青木、平川→関根と立て続けに選手を代え、逆に神戸は啓太→青木の交代直後に2選手を代えてシンプリシオを投入。結果的に浦和は選手を代えた右サイドを破られ、シンプリシオに決定的な仕事をやらせてしまいました。同点に追いつかれましたが、疲労で手詰まり感が漂っているわけでもなんでもなく、ミシャの選手交代はいかにも時期尚早。まぁ結果論ですが。

・逆転された後の最後の一手は森脇→李。てっきり阿部を右CB、柏木をボランチに下げるものと思ったのですが、阿部がCBに下がる様子はなし。李は興梠と完全に横並びで神戸最終ラインに張り付いており、ほぼ4-2-2-2、いや関根と宇賀神が非常に高い位置にいるので2-2-2-4といって差し支えないような布陣へシフト。

・ミシャが自分の形を捨ててスクランブル的に何をやろうとしたのか良く判りませんが、この布陣はほとんど機能しなかったと思います。AT近くにバイタルエリアから興梠がシュートを放った場面があったくらいで、それ以外はひたすら後方から縦パス一本、あるいは関根に展開してサイドから神戸最終ラインの裏狙いみたいなことを繰り返していたような気がしましたが、練習しとるんだろうなぁ、これ???

・神戸はマルキーニョス→岩波で5バック&ゼロトップに変更し専守防衛。浦和の拙攻も手伝って逃げ切り成功かと思われましたが、試合終了直前に突如ゴール前に進出してきた那須が起死回生のゴールを決めて引き分け。敗色濃厚な試合を個人技一発でなんとかしてしまう原口はいなくなってしまいましたが、終了間際に突然最後方から飛び出してくる那須が残っていました。

・「理外の理」とまでは言いませんが、どつぼに嵌りかけた時に常道ではない策をもって勝ち点をもぎ取れる漢、那須大亮。苦しい試合での救いの神です、昨年来。

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-----興梠-----
--梅崎----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--那須--森脇-
-----西川-----

得点:17分 興梠、90+3分 那須
 
63分 啓太→青木
65分 平川→関根
76分 森脇→李

・李投入後は以下のような感じ?

宇賀神-李--興梠-関根
--梅崎----柏木--
---阿部--青木---
---槙野--那須---
-----西川-----

・鹿島戦でも李投入後に興梠と横並びで2トップの形になりましたが、この狙いが実に不明確。ミシャは李を1トップとしても、シャドーとしても使えないと判断したけど、他に点が取れそうな選手がいないのでいつもの3-4-2-1を崩してまであえて使っているのかなぁ?

・もっとも那須の同点ゴール時に李は2連取を引き連れて潰れており、それはそれで見事な働きでしたが。

Img_1513

-----丸木-----
小川---森岡---杉浦
---大屋--橋本---
峻希-増川--河本-奥井
-----山本-----

得点:62分 河本、69分 高橋

64分 橋本→高柳
64分 杉浦→シンプリシオ
83分 マルキーニョス→岩波

・埼スタで得点を決めた峻希。神戸が劣勢だったためか、得点場面まではただ慣れない左SBを大過なくこなしていただけという印象でしたが、得点場面では迷いがない時の峻希の良さが存分に出ていました。その後は関根に粘り強く対応し、抜け出されかかりながらも大きな破綻はなし。なにせ複数の選択肢がある際には迷いの森に陥りがちな選手なのでミシャのもとでは大成できませんでしたが、一芸に秀でることでこの世界を生き抜いてゆけるかと。

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2014.08.02

金時@江古田

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 西武池袋線江古田駅北口から東へ。日大芸術学部のキャンパスのさらに先の住宅街に立地。先客ゼロ、後客2。

 店内の券売機でボタン先頭の「塩らぁ麺(720円)」を注文。他に「醤油らぁ麺」「汁なし坦々麺」など。

 店内はL字型カウンター8席のみ。水セルフ。

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 非常に透明度の高いスープですが、塩ダレは控えめで、鶏の旨み全開。しかも後味も悪くなく、これは文句なし。

 ほぼストレートの細麺はスープの絡み具合、啜りごこちとも、これまた文句なし。

 チャーシューは白い鶏ささみと、スモークハムみたいなのの2種類。全体が淡白な味わいの中、スモークの個性が際立っていて、これは好き嫌いあるかも。

 他に穂先メンマ、白髪ネギ、青ネギ。

 次は「汁なし担々麺」で。

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2014.08.01

巌哲@早稲田

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 新早稲田通り沿い。リーガロイヤルホテルや都バス車庫の斜向かい辺りに立地。開店10分前に到着したところ既に先客2、開店までにさらに2名。開店直後にあっという間に満席になって、退店時には外待ち6。

 店内の券売機でメニュー先頭の「醤油(750円)」を注文。他に「鮪塩」「中華そば(東大阪風)」「マルチョウそば(東大阪風)」といったメニューがありましたが、いずれも写真もなければ解説もなし。字面だけではどういう品が出てくるのか、特に醤油と中華そばがどう違うのか、一見さんには甚だ判りづらいかと。

 店内は縦長カウンター11席。麦茶セルフ。なお店内のラジオ(?)から阪神高速とか名神高速とかの交通情報が流れ出したのにはびっくり。大阪にルーツがある店らしいので、修業先で録音したものがそのまま流れていたのかも。

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 鶏が中心と思しき淡麗清湯醤油味。ややかえしが前面に出てはいますがしょっぱくはならず、かといって物足りなさも感じず、知らず知らずぐいぐいと惹き込まれる旨さ。

 麺はやや細めのストレート。特に堅いというわけでも柔らか目というわけでもありませんが、麺にそこそこ弾力性があり、つるつるした食感も楽しめました。スープとのバランスを考えれば大盛お断りも納得。一応替え玉はできるようですが、麺及びスープの性格を考えれば替え玉も不向きかと。

 写真では海苔とネギに隠れてしまいましたが、チャーシューはかなりでかくて、しかも厚め。噛み応え十分で、それでいて淡麗スープとバランスを逸した感じがしないのは大したもの。他にメンマ。

 相当レベルが高い店で他のメニューも試して見たいところですが、良く言えば仕事ぶりが丁寧なためか、回転が悪いのがネック。当方が食べ終わる頃になってようやく次の人の麺が出てきました。常連らしき後客が着席するや否やビールを頼んでいましたが、待ち時間が長いのを知っているからだったか・・・

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【展望】14年第18節神戸戦

・明らかに攻撃に難がある新潟&徳島からは勝ち点3を奪ったものの試合内容はぱっとせず、カウンターが巧い鹿島には引き分けるのがやっとだった浦和。そして次節は前回悪夢のような逆転負けを喰らった神戸が相手。

・相変わらず攻守に献身的なマルキーニョス、高い決定力を持つペドロ・ジュニオール、そして中盤でこれまた攻守にわたって文字通りキーマンとなるシンプリシオと、Jリーグでは際立って高い能力を持つ外国人を揃える神戸。チョン・ウヨンも高精度のFKを持つ侮れない相手。前回の一戦ではなんかプチ広州恒大と戦っているような印象すら受けました。

・昇格後大幅に選手を入れ替えたのでチームの熟成に時間がかかる懸念がありましたが、これだけの質の選手を集めると熟成もへったくれもなく勝ち点を積み上げられるようで、第8節まではなんと5勝2分1敗と怒涛のロケットスタート。

・ところがシンプリシオの負傷離脱が響いたのか第9節からは勝ちきれずにドローで終わる試合がやたら続くようになり、前節第17節までに勝ったのは甲府戦のみという失速ぶり。シンプリシオが復帰した中断明け後も1分2敗と奮いません。

・中断期間前後で神戸の面子に出入りはなく、相馬が中断明け後にベンチからも外れ、左SBが茂木→峻希→橋本と模索中なのが目立つくらい。

・ただ夏の連戦では高齢のマルキーニョスやシンプリシオは90分持たず、終盤に交代を命ぜられているのは浦和にとって朗報。

・さらに運がいいことに、前回の対戦でやられまくったペドロ・ジュニオールとチョン・ウヨンが共に出場停止。

・カウンターが巧い相手ですが、前節鹿島は引いてカウンターを狙ってきたのに対し、神戸は前回の対戦では前からプレッシャーをかけてショートカウンターを狙うスタイル。森脇や啓太のミスに乗じてペドロ・ジュニオールが得点を重ねてゆきました。夏場の戦いなので積極果敢なプレッシングは長く続かないと思いますが、面倒な相手であるのは確かです。

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<前節:神戸 1-5 G大阪>

-----丸木-----
小川---森岡--ペドロ
---鄭又榮-神父---
橋本-増川--岩波-峻希
-----山本-----

得点:20分 マルキーニョス(PK)

68分 小川→松村
76分 シンプリシオ→大屋
76分 マルキーニョス→田代

<前回:神戸 3-1 浦和>

-----丸木-----
ペドロ---森岡---小川
---鄭又榮-神父---
相馬-増川--岩波-峻希
-----山本-----

得点:60分 ペドロ ジュニオール、78分 ペドロ ジュニオール、90+1分 マルキーニョス

86分 峻希→河本
86分 相馬→橋本
88分 森岡→田中英

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