【展望】14年第18節神戸戦
・明らかに攻撃に難がある新潟&徳島からは勝ち点3を奪ったものの試合内容はぱっとせず、カウンターが巧い鹿島には引き分けるのがやっとだった浦和。そして次節は前回悪夢のような逆転負けを喰らった神戸が相手。
・相変わらず攻守に献身的なマルキーニョス、高い決定力を持つペドロ・ジュニオール、そして中盤でこれまた攻守にわたって文字通りキーマンとなるシンプリシオと、Jリーグでは際立って高い能力を持つ外国人を揃える神戸。チョン・ウヨンも高精度のFKを持つ侮れない相手。前回の一戦ではなんかプチ広州恒大と戦っているような印象すら受けました。
・昇格後大幅に選手を入れ替えたのでチームの熟成に時間がかかる懸念がありましたが、これだけの質の選手を集めると熟成もへったくれもなく勝ち点を積み上げられるようで、第8節まではなんと5勝2分1敗と怒涛のロケットスタート。
・ところがシンプリシオの負傷離脱が響いたのか第9節からは勝ちきれずにドローで終わる試合がやたら続くようになり、前節第17節までに勝ったのは甲府戦のみという失速ぶり。シンプリシオが復帰した中断明け後も1分2敗と奮いません。
・中断期間前後で神戸の面子に出入りはなく、相馬が中断明け後にベンチからも外れ、左SBが茂木→峻希→橋本と模索中なのが目立つくらい。
・ただ夏の連戦では高齢のマルキーニョスやシンプリシオは90分持たず、終盤に交代を命ぜられているのは浦和にとって朗報。
・さらに運がいいことに、前回の対戦でやられまくったペドロ・ジュニオールとチョン・ウヨンが共に出場停止。
・カウンターが巧い相手ですが、前節鹿島は引いてカウンターを狙ってきたのに対し、神戸は前回の対戦では前からプレッシャーをかけてショートカウンターを狙うスタイル。森脇や啓太のミスに乗じてペドロ・ジュニオールが得点を重ねてゆきました。夏場の戦いなので積極果敢なプレッシングは長く続かないと思いますが、面倒な相手であるのは確かです。
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<前節:神戸 1-5 G大阪>
-----丸木-----
小川---森岡--ペドロ
---鄭又榮-神父---
橋本-増川--岩波-峻希
-----山本-----
得点:20分 マルキーニョス(PK)
68分 小川→松村
76分 シンプリシオ→大屋
76分 マルキーニョス→田代
<前回:神戸 3-1 浦和>
-----丸木-----
ペドロ---森岡---小川
---鄭又榮-神父---
相馬-増川--岩波-峻希
-----山本-----
得点:60分 ペドロ ジュニオール、78分 ペドロ ジュニオール、90+1分 マルキーニョス
86分 峻希→河本
86分 相馬→橋本
88分 森岡→田中英
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