巌哲@早稲田
新早稲田通り沿い。リーガロイヤルホテルや都バス車庫の斜向かい辺りに立地。開店10分前に到着したところ既に先客2、開店までにさらに2名。開店直後にあっという間に満席になって、退店時には外待ち6。
店内の券売機でメニュー先頭の「醤油(750円)」を注文。他に「鮪塩」「中華そば(東大阪風)」「マルチョウそば(東大阪風)」といったメニューがありましたが、いずれも写真もなければ解説もなし。字面だけではどういう品が出てくるのか、特に醤油と中華そばがどう違うのか、一見さんには甚だ判りづらいかと。
店内は縦長カウンター11席。麦茶セルフ。なお店内のラジオ(?)から阪神高速とか名神高速とかの交通情報が流れ出したのにはびっくり。大阪にルーツがある店らしいので、修業先で録音したものがそのまま流れていたのかも。
鶏が中心と思しき淡麗清湯醤油味。ややかえしが前面に出てはいますがしょっぱくはならず、かといって物足りなさも感じず、知らず知らずぐいぐいと惹き込まれる旨さ。
麺はやや細めのストレート。特に堅いというわけでも柔らか目というわけでもありませんが、麺にそこそこ弾力性があり、つるつるした食感も楽しめました。スープとのバランスを考えれば大盛お断りも納得。一応替え玉はできるようですが、麺及びスープの性格を考えれば替え玉も不向きかと。
写真では海苔とネギに隠れてしまいましたが、チャーシューはかなりでかくて、しかも厚め。噛み応え十分で、それでいて淡麗スープとバランスを逸した感じがしないのは大したもの。他にメンマ。
相当レベルが高い店で他のメニューも試して見たいところですが、良く言えば仕事ぶりが丁寧なためか、回転が悪いのがネック。当方が食べ終わる頃になってようやく次の人の麺が出てきました。常連らしき後客が着席するや否やビールを頼んでいましたが、待ち時間が長いのを知っているからだったか・・・
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