らーめん 弁慶@堀切菖蒲園
京成本線堀切菖蒲園駅から駅前の通りを北へ。堀切5丁目交差点を越えてさらに進む。隣にセブンイレブンあり。先客3、後客3。
店内の券売機でボタン先頭の「ラーメン(正油)(730円)」を注文。他に「みそ」「とん塩」など。ランチタイムは小ライスのサービスがあるようですが、店内にその旨の貼り紙があるだけで店のほうからは積極的には言ってきません。また店員に食券を渡すとすかさずおしぼりのサービスあり。
店内はL字型カウンター10席のみ。お世辞にも綺麗とは言いがたく、むしろ小汚いといって差し支えないくらい。水セルフ。
大きなばら肉チャーシューがべろんと外に飛び出したなんだかなぁなビジュアルで登場。振りかけまくった背脂が丼の縁にもべっとりついて、なんだか「触るな危険」風。
とはいえ、背脂の甘みととんこつの旨みが絡み合ったスープは、ふた昔くらいの流行とはいえ悪くはありません。ギトギト、ドロドロの背脂はともかく、スープ自体はそれほどしょっぱくもしつこくもありませんし。
麺はやや太め、緩やかな縮れ入り。量はかなりあって、これならライスは要らんかったと反省するも時既に遅し。茹でもやしや刻みねぎもたっぷり入っていますが箸休めとしてはあまり役に立たず、終盤戦は単調さに拍車をかけていただけのような・・・ 卓上にニンニクと豆板醤が置いてあるので飽きてきたらそれらで味を変えてみるのが正解なのかも。
バラ肉チャーシューは柔らかくて崩れ行くタイプ。もやしや麺を消化するのに手一杯なせいか、チャーシューは見た目の割には存在感がありません。他にメンマが少々。
こうした背脂まみれのらーめんはたまに食べたくなりますが、その度に「この手のはもうええか」と反省。でもしばらく経つとその反省なんてすっかり忘れて食べに出かけて、また反省してしまう。そんな不思議な魅力があります。
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