【閉店】八幡浜ちゃんぽん 莢@四谷三丁目
丸ノ内線四谷三丁目駅から新宿通りを西へ。「四谷4丁目」交差点角。先客ゼロ、後客3。屋号は「さや」と読みます。八幡浜ちゃんぽんは現地で一度食べたことがありますが、ちゃんぽん自体よりも八幡浜の商店街が空洞化で壊滅状態だったことのほうが記憶に残っています。
店内の券売機で「八幡浜ちゃんぽん」に半熟温泉卵と小ライスがついた「ちゃんぽん定食(790円)」を注文。他に「焼きちゃんぽん」。八幡浜ちゃんぽん単体だと690円と安いのは結構ですが、角地で家賃が高そうな上に、内外装にも金をかけたようなので経営的には少々心配。
店内はL字型カウンター9席と2人掛けテーブルが1卓。
豚骨ベースないし豚骨+鶏ガラベースが多い長崎ちゃんぽんとは異なり、八幡浜ちゃんぽんは鶏ガラやいりこだしベースの醤油味であっさりした味わいが特徴。具に細もやしが多いこともあってか、あっさりしすぎる嫌いがあるので、途中で卓上の胡椒なりゴマ油なりを投入して味わいと変えて楽しむのが吉。
麺は並太ストレートで長崎ちゃんぽんの麺よりは若干細め。わずかにごわごわ、ざらざらした食感。
麺の上には細もやし、豚肉、にんじん、青ねぎ、玉ねぎ等々の具がてんこ盛り。そして八幡浜ちゃんぽんを特徴づけるのがじゃこ天。
食べ終わったら余ったスープに卵と小ライスを投入し、おじや風にして完食。あっさりスープなので完食に何の抵抗もありません(苦笑)。
如何せん「八幡浜」の知名度が首都圏では皆無に等しく、この地で定着できるかどうかかなり心配ですが、割安な上にクオリティーも上々だと思いました。
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