大江戸本店 ~ 武生に来たらボルガライス
北陸本線武生駅の真正面。福井県の武生にしかない謎の洋食(?)「ボルガライス」を試食に往訪。ボルガライスを出す店は市内に20軒程度あって、町興しのために無理やり作ったようなぽっと出のご当地グルメとは格の違いを感じさせます。
今回はもっとも駅から近い「大江戸本店」を往訪。外観から判断するともともとは鮨屋ないし割烹料理店だったようですが、店先には「武生に来たらボルガライス」の幟が揺れていますし、「昔ながらのボルガライス」の看板も。
入店して早速ボルガライスを注文したところ、「大盛りにしますか?」と聞かれたので大盛りにしてもらいました。1000円也。
ボルガライスといっても店によって微妙に違うようですが、ここのはケチャップ味の古典的なオムライスの上に、薄いとんかつを乗せて、その上からドバっとデミグラスソースをかけたもの。リング状の揚げ物はイカではなく玉ねぎ。
ライスには具がほとんどなく(もうちょっと玉ねぎを入れたほうが良いように思いますが・・・)、それゆえ単調な味わいなのは否めず、おまけのサラダが救いの神に。とんかつは柔らかくてサクッと噛みきれ、かつそこそこ美味いのですが、ボリューム感はありません。
大盛りのはずですがさくっと完食。
金沢の「ハントンライス」に似ている気もしますが、どちらも学生さん向けの食い物ですなぁ、ハイ。
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