くるめや@新橋
新橋駅烏森口から西へ。西新橋2丁目交差点で日比谷通りを渡ってさらに西へ。「柳麺」の跡地。先客、後客ともゼロ。
首都圏では数少ない「久留米ラーメン」がウリの店。「ラーメン・並」だと120gしかないので180gある「ラーメン・中(750円)」を注文。麺の堅さを聞かれたので「堅め」にしてもらいました。なお替玉はないので注意。
店内はなんとオール立ち席で、カウンターが店奥まで二本縦に並んで計10数人くらいのキャパ。やたら縦長の店です。ゆで卵無料サービス付。卓上には白ごま、紅ショウガなど。
スープに豚骨臭はほとんどなし。豚骨出汁はそれなりに効いてはいますが、総じて味が濃すぎて、飲むにはしょっぱいくらいなのは困りもの。ついついスープを飲み干してしまうような惹きこまれる要素は特にありません。
店頭のウンチク書きには”決められた分量、材料を煮込む「取りきり」スープとは違い、決して空にすることのない釜にスープを継ぎ足して、秘伝の味を継承していく「呼び戻し」スープを使う。”とありますが、要するにうなぎ屋のタレみたいなもんかなぁ?
麺は若干細めのストレートでよくある博多ラーメンの麺よりは明らかに太めで、これなら確かに替玉は不向き。注文通り硬めの仕上がりで、わずかにゴワゴワした食感。中だとややスープが少なく感じます。
揚げ背脂が数個入っているのが目を惹きました。他に薄いチャーシュー、青ネギ、海苔。
立ち食いなのに普通のラーメン屋とたいして値段が変わらないし、その難点を補って余りあるクォリティーを有しているかとなるとちょっと・・・
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