久良一@鴻巣 ~ 川幅うどん
「免許の町」鴻巣がB級グルメ「川幅うどん」を売り出していると聞いて早速試食に出かけてみました。「川幅うどん」とは、鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅が 日本一であることにちなんで誕生したご当地グルメの一つで、要するにやたら幅広のうどんです。です。
なお「川幅日本一」といってもやたらと広い河川敷を含めての話で、水が流れているところはそれほど広いわけではなく、新手のがっかり名所みたいな・・・
試食先は「久良一」。鴻巣駅から旧中山道を南へ下ること徒歩20分強。沿道には人形店が目立ちます。
この店の人気メニュー「川幅みそ煮込みうどん(990円)」を注文。もっとも実態は普通のそば・うどん店なので、往訪時は川幅うどんを食べている人のほうが少ないくらい。
うどんなのになぜかフォーク付で登場。
汁の中から川幅うどんを引き出してみました。8cmあると言われる超幅広の麺ですが、ワンタンよりは厚いものの、山梨のほうとうに比べるとかなり薄め。幅広なだけでなく、結構ビロビロと長くて適当に切らないと食べにくいのはともかく、コシが全然ないので食感、ないし食べ応えはワンタンに近いでしょうか。
鶏肉や豚肉の代わりにあさりを入れているせいか、脂っ気がなくてあっさりした味わい。また大根、かぼちゃ、にんじん、芋類といった煮込み系にありがちな野菜もないせいか汁にどろどろ感もありませんし、名古屋の味噌煮込みほど味が濃いわけでもありません。
具はあさりの他、ネギ、油揚げ、かまぼこ、半熟玉子。
| 固定リンク