あがら@戸田公園(2)
戸田公園駅北側の五差路角。目の前に「餃子の王将」あり。先客ゼロ、後客3。メニューを一新してリニューアルオープンしたと聞いて約1年半ぶりに往訪。
店内の券売機で、店イチ押しの「豚骨中華そば(680円)」を注文。さらに「ライス(100円)」をつけてみました。他に「つけそば」「中華そば」がありましたが、それらがリニューアル前のものと同じなのかどうかは不明。
店内は縦長I字型カウンター9席と、入口近くに4人掛けテーブル1卓。郊外店らしくゆったりとした店構え。
卓上の能書きを読むと、店主が生まれ育った和歌山の豚骨醤油中華そばをイメージしたものとのこと。ただ店内に和歌山を連想させるようなものは多くありません。
わずかにとろみがついたスープは豚骨の旨み全開で、それでいて豚骨臭はほとんどなく、個人的には好みのど真ん中。ただ人によってはややくどく感じてしまうかもしれません。また和歌山「カネイワ醤油本店」の「天然醸造醤油」を使っているとのことですが、しょっぱくはないものの、味はちょっと濃すぎかな。
麺は三河屋製麺の細麺ほぼストレート。心持ちごわごわした食感で、細麺にも関わらずスープに負けている印象は全くなく、これまた好み。ただ量は140gと少なめ。
具はナルト、薄くて小さいチャーシュー3枚、メンマ、きざみねぎと値段相応に寂しい感じ。ごはんのおかずには明らかに足りないので、濃い味のスープの助けを借りて完食。
近所で食べられる和歌山風らーめんとしては上々の出来。ただ以前の無難なメニュー構成からやや個性的というか好き嫌いが分れる方向への転換なので、商売としてリニューアルが成功なのかどうかは何とも言えず。
| 固定リンク