板鼻館@安中~タルタルカツ丼
個性的なカツ丼が溢れる群馬県の中でも一際面白いカツ丼があると聞いて早速試食に。信越本線安中駅と群馬八幡駅のほぼ中間、旧中山道板鼻宿にある、ぱっと見は何の変哲もない食堂です。
ここの名物「タルタルカツ丼(1000円)」を注文。お新香と味噌汁付。大盛無料サービスとのことで、大盛りにしてもらいました。
最初にタルタルソースとお新香が出てきます。玉子は好みに応じてつぶしてくれとのことなんでしょう。
「大盛」と大書された丼で登場(笑)
醤油ベースの甘辛いタレにくぐらせたロースカツが3個。その下に同じタレで煮込んだと思われる玉ねぎが少々。いずれも下味といってしまうには濃すぎるくらいの仕上がりでこれだけでも十二分に楽しめます。カツ自体は堅くもなく柔らかくもなく。
で、その上に売り物のタルタルソースをかけてみましたが、うーん何とも微妙。味わいとしては悪くないのですが、タルタルが冷たいので熱々のカツが冷めてしまうデメリットも少なからず。もっとも店もその辺は意識しているようで「タルタルソースは少しずつ掛ける」との注意書きあり。
ソースかつ丼やタレかつ丼は味わいが単調で、往々にして途中で飽きてしまいがちなので、タルタルで目先を変える意味はあるとは思います。
大盛といっても終盤箸が止まってしまうほどではなく、一気に完食。お新香が良い箸休めになりました。
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