矢島慎也選手、ファジアーノ岡山へ期限付き移籍
・矢島慎也選手のファジアーノ岡山への期限付き移籍が公式発表されました。
・矢島は2011年に2種登録で天皇杯に1試合出場し、翌年トップ登録。第3節札幌戦&第4節川崎戦で小破した原口に代わって早々とスタメン出場を果たし、その後も短時間ながら途中投入され、リーグ戦では計8試合出場。ナビスコ杯でも5試合に出場し、しかも2点をゲット。コンスタントにベンチ入りするレベルには至りませんでしたが、ユースを出たばかりの新人としては悪くない年だったと思います。
・ところが2013年に興梠が加入して原口がシャドーに下がってきたり、さらに2014年には李が加入するなど、強力なライバルが続々現れたためか、矢島の出場機会は年を追うごとに減少。昨年はリーグ戦の出場機会ゼロ。
・ナビスコ杯では5試合起用され、うち甲府戦ではスタメン出場の機会を得ましたが、55分に早々と交代を命ぜられてしまいました。この時にミシャに見切られちゃったかなぁ・・・ 原口移籍で再びチャンスが巡ってくるものと期待しましたが、出場どころかベンチ入りすらままならず。
・矢島は前を向いて攻撃に絡んでいる時は良いのですが、如何せんボールロストが多い上に、そのリカバリーに難ありすぎ。柏木と比べるのは酷ですが、運動量が少なくて現状では守備貢献がないに等しく、ミシャが使いたがらないもの判るような気がします。DFラインの裏へひょいと飛び出す、他の2列目の選手にはない持ち味を有しているので特攻兵器的な使い方はあるように思うのですが、ミシャは単能機は好きじゃないからなぁ・・・
・まだ矢島は20歳と若く、出場機会=成長機会を求めて他のチームで研鑽を積むのは非常に好ましい判断。当初長崎への移籍が報じられましたが、決まったのは岡山。U21で出場していることもあってか、複数のチームからオファーを頂けたのは矢島にとって光栄でしょう。
・岡山は監督が代わるので、矢島がどのような役割を求められるのか皆目判りません。J2とはいえあっさりスタメンを勝ち取れるのかどうかも判りません。ただ岡山での経験を活かして再度浦和で活躍してほしいものです。
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