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2015.02.25

【TV短感】2015年ACL F組第1節:G大阪 0-2 広州富力

・早い時間帯にカウンターを喰らって失点。その後は自陣深い位置でブロックを作る広州富力を崩しきれず、後半半ばにFKで追加点を許して完封負け。審判団に特に怪しいところはなく、広州富力も特に汚いわけでもなく、G大阪正真正銘の力負け。

・ボールを支配している時間こそ長いものの、決定機らしい決定機は後半パトリックがDFライン裏に抜け出してヘッドを放った1回切り(GKセーブで得点ならず)。

・今年の公式戦初戦で試合勘がないとか、連携がイマイチとか言い訳は多々あるかと思いますが、ほとんど攻め手がないだけでなく、再三カウンターに対する脆さを披露してしまい、結果・内容とも実に低調な試合だったと言わざるを得ません。

・攻撃面では昨年後半G大阪快進撃の立役者パトリックがほとんど何もさせてもらえなかったという印象が強く残りました。パトリックが最前線でポストプレー、あるいはサイドに流れて縦への突破を図ることを契機に宇佐美や両SHがバイタルエリア、あるいはさらにエリア内に突っ込んでくるのが典型的なG大阪の攻撃パターン。逆にいえばパトリックが封じられる、あるいは孤立してしまうとG大阪の攻撃は手詰まりになりがち。

・また前線の選手を後方から操る遠藤も本調子にはほど遠く、攻撃を活性化できないどころか、ミスでカウンターを誘発してしまう場面も。この辺はアジアカップで酷使されて碌に休んでいない悪影響なのかも。

・カウンターに対して甚だ脆弱だったのは負傷で今野を欠いた影響もあるのでしょうが、それ以上に玉際で競り負けすぎ、当たり負け過ぎな面が大きいかと。ボールを失って奪い返しにいっても当たり負けしてなかなかボールを奪い返せず、ズルズルと相手一人にやられてしまう。この辺はJリーグクラブに共通する課題なのかもしれませんが。

・長谷川監督が前半だけで小椋を諦めたのにはびっくりしましたが、そもそもボール奪取だけしかない小椋がG大阪に合うのかどうか。また敵陣にスペースがない状態で「仕上げのリンス」を投入したのは失着でしょう。頭洗う前からリンスを入れたみたいな。

--宇佐美--パトリック--
大森--------阿部
---小椋--遠藤---
藤春-丹羽--岩下-米倉
-----東口-----

得点:(富力)10分 ハメダラフ、69分 汪嵩

HT:小椋→倉田
67分:阿部→リンス
82分:大森→赤嶺

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