【展望】15年第3節広島戦
・広島は浦和同様リーグ戦連勝スタート。甲府&松本と相手に恵まれた感は否めませんが、その辺は浦和も似たようなもの。
・ただ浦和がACL遠征帰りの中4日なのに対し、広島はナビスコ杯予選リーグが休みの週に当たっていて平日の試合がなく、コンディションは断然広島有利。昨年浦和の日程が有利だのなんだの散々言いがかりをつけていた御仁もいたような気がしますが、あれはなんだったのかと。
・戦力を見ると広島は相変わらず主力の流出が止まず、石原&高萩と同ポジションの主力が同時に抜ける惨状。またサブクラスではファン・ソッコが流出。
・代わってドゥグラス(徳島)、佐々木(甲府)、工藤(京都)などを獲得。ドゥグラスは一応寿人に代わって途中投入されるのが定番化しているようですが、佐々木は後ろ3枚が鉄板化している中で使いどころ不明。工藤はベンチにも入っていません。
・石原と高萩の穴は昨年サブに回ることの多かった森崎浩とユース出身高卒3年目の浅野が埋めてそれなりに戦える形にはなっていますが、運が悪いことにU-22マレーシア合宿で浅野と野津田が浦和戦不在。従って、森崎浩の相方が誰になるのかが注目点になります。
・また昨年夏に一時注目された皆川はどういうわけか今年ベンチにも入っていません。もっとも昨年既に尻すぼみっぽかったようですが。
・従って面子的には前目が相当薄く、しかも寿人が90分持たないので代えが必須にも関わらず信頼できる控え選手が見当たらない感じ。前節松本戦を見ると、寿人に代わって投入されたドゥグラスが機能しているとは言い難かったようですし。
・面子の異動があったにせよ、広島に戦術面で大きな変化があるわけもなく、いつものがっぷり四つの闘いになるものと予想されます。昨年夏のリーグ戦では怪我人が多発した広島が極端に守備的な構えを敷きましたが、今回守備的に戦う可能性があるのはむしろ浦和のほう。
・北京に連れて行ったものの出場回避せざるを得なくなった興梠や、そもそも遠征も出来なかったズラタンの回復度合いは不明。北京国安戦で出場しなかった宇賀神や青木、那須がスタメンに戻るのは間違いありませんが、右WBとか右CBとかはどうするのかなぁ・・・
・西川はともかく、リーグ戦プチ中断期間中くらい休ませたかった興梠や槙野まで代表に招集されたのはなんともいやはや。水原三星戦以来延々と続いた連戦に次ぐ連戦が一区切りつくこの一戦で、またしてもミシャが選手を無理使いして自爆しそうな気がしてなりません。
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<前節:松本 1-2 広島>
-----寿人-----
--浅野----浩司--
柏--和幸--青山-ミキッチ
-水本--千葉--塩谷-
-----林------
得点:7分 柏、45+3分 森崎浩
70分 寿人→ドウグラス
86分 森崎和→佐々木
90分 浅野→柴崎
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