六@神泉
井の頭線神泉駅の真ん前。「轍」の跡地。先客2、後客6。
売り物の「辛味噌煮干葱らーめん(780円)」を注文。金沢のラーメン屋とのコラボだそうで、「100年蔵出し加賀味噌」を使っているんだとか。
辛さは1辛~3辛が選べ、2辛にしてみました。3辛のみ20円増し。またライスは大・中・小すべて50円と安いので「ライス中」も付けてみました。他に「つけ麺」もやっているようですが、メニューはかなり絞り込まれています。
煮干し臭がほのかに香る店内は横長カウンター8席と4人掛けテーブル2卓、2人掛け1卓。水セルフ。紙エプロンのサービス付き。店はご夫婦で切り盛りしているのかな?
不気味な赤い粉は「バーズアイ」という香辛料。スープは思いの外粘り気が強いのが特徴。豚骨+鰯に煮干香味油を合わせたものだそうですが、煮干は辛味噌に紛れてしまい、麺を絡めて食べている分には煮干しの存在は正直良く判らず。そもそも2辛は個人的には辛すぎたというのもありますが(苦笑)。
食べ終わってスープをちょっと飲んでみて初めてはっきりと煮干しの存在が判るくらい。もっともいかにも自殺系っぽいので2、3口で止めましたが。
麺は村上朝日製麺の太めほぼストレート麺。もっちりとした食感が嬉しく、しかもどろどろのスープに最後まで負けず。
炙り入りのチャーシューはトロトロというより単に脂が多め、しかも妙に甘い味付けで辛味噌と全く合っていない気も。
笹切りネギは箸休めとしてどっさりのせているのでしょうが、熱々のスープと冷たいネギのギャップがでかくてこれも正直イマイチでした。
ネギよりむしろライスのほうが箸休めになるというのは変な感じですが、脂っぽくはないが味が濃すぎてどうしても飽きやすいので、小ライスがあったほうが食べやすいでしょう。量的にはなくても差し支えありませんが。
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