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2015.05.29

【展望】15年第14節鳥栖戦

・ホームでG大阪、FC東京、鹿島と難敵を次々と撃破したものの、どうにもこうにも苦手意識が拭えないのが鳥栖。特に鳥栖とのアウェーゲーム。昨年は勝利を目前にしながら最後の最後でセットプレーでやられてドロー。ついにG大阪に首位を明け渡し、半端ない心理的ダメージを受けたまま最終節を迎える羽目になってしまいました。鳥栖とのアウェーゲームで久しぶりに勝ち点が獲れたという見方もできますが、気持ちの上では完全に負け試合。

・ただ3年連続で鳥栖のホーム最終戦の相手として御指名を頂いた昨年までとは打って変わって、今年はシーズンのど真ん中。しかも特に区切りの良い試合でもなんでもありません。ナイトゲームということもあって、チケットの売れ行きも瞬殺どころか完売にはほど遠い模様。シチュエーションが一変したのが浦和にとって良いほうに転ぶといいのですが。

・なお鳥栖は水曜日に遠距離移動を伴うナビスコ杯(アウェー甲府戦)がある一方、幸か不幸か浦和は平日には何もないので、一見コンディション面で浦和有利に見えますが、鳥栖はナビスコ杯でごっそり面子を落としているため、実際はほとんど差がありません。

・昨年謎の監督交代劇を引き起こした鳥栖。吉田監督就任直後はチーム内の動揺がモロに影響して勝ち点を伸ばせませんでしたが、トータルではそれほど悪い結果にはなりませんでした。従って傍目には今季吉田監督続投でもなんら不思議はなかったのですが、なぜか早々と監督交代を決断して元磐田監督の森下氏を招聘。磐田で大失敗し、J2降格の引き金を引いた監督なんですが、鳥栖の闇は実に深い。

・オフに有力選手の大量流出が噂されたものの、注目の豊田を筆頭に主力は軒並み残留し、主力で出て行ったのは左SB安田のみ。その後任に清水から吉田を補強して布陣に大きな穴ができなかったどころか、磐田からペク・ソンドンを加えて右SHで水沼と併用しているくらいなので、戦力面では微増といっても差し支えないくらい。

・ところが有力選手引き留めで無理をしたこともあって、鳥栖は経営が芳しくなく、現在2季連続赤字を計上。2015年度決算が赤字だった場合はJ1・J2のクラブライセンスが剥奪されるので、シーズン途中に有力選手のバーゲンセールを敢行せざるを得ないのではないかと思いますが、それは次回対戦時の「展望」で再度触れることになるかと。

・森下監督になって鳥栖のサッカーが一変したかとなると、どうもそのようには見えず、相変わらずフィジカル重視=昔の韓国っぽいサッカーを展開。ますますなんで監督を代えたのかさっぱり判らないのですが、森下監督は磐田で大失敗しているので激変は避けたのかも。

・スタメンにも大きな変化はなく、GK林が故障して第8節から長期離脱中なのと、「金崎顔踏み」で一躍有名になったキム・ミンヒョクがスタメンから外れることが多くなって、その穴を谷口がボランチから下がって埋めているのが目立つくらい。谷口は昨年はサブクラスだったので、監督交代で一番得をした格好。

・林長期離脱の影響が大きいのか、堅守鳥栖は影も形もなくなってしまい、現在総失点17でJ1中位クラス。また林離脱後は1勝3分2敗で、完封は1回のみ。

・総得点18は悪くないのですが、そのうち10点が豊田。例年だと豊田が落としたところに2列目が突っ込んで点を取るパターンも結構あるのですが、キム・ミヌが未だノーゴールなところを見ると少々豊田が孤立しがちになっているのかも。

・各選手が連動してボールホルダーに圧力をかけ、奪ったボールをガンガン豊田に放り込んでくるのが鳥栖の基本戦術。

・浦和は中盤のプレス網をすっ飛ばされ、いきなり脆弱なCB陣を脅かされるのが鳥栖を苦手とする主因でしょう。豊田が最前線でキープしてサイドへ叩き、キム・ミヌや水沼にサイドを崩され、クロスを再び豊田に叩き込まれる。あるいは豊田が落としたところを後方から飛び込んできた選手にぶち込まれるというのがありがちなやられパターン。そしてスタジアムDJの「ゴルゴルゴルゴル・・・・」の連呼。

・また藤田のロングスロー攻撃など鳥栖がセットプレーに強いのも非常に難儀なところ。

・ただ森下監督がポゼッションに色気を出し始めたとの話も伝えられ、それは浦和にとって非常にありがたいのですが。

・守備はこれまでは特に浦和戦用に変わったことはせず、浦和のサイド攻撃には4×2のブロックをスライドさせて対応してきます。ただ前節川崎戦で、川崎が後半3-4-3にフォーメーションを変えてからサイドをやられがちになっていて、昨年より守備強度が落ちているような気も。

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<前節:川崎 3-2 鳥栖>

-----豊田-----
民友---池田----白
---藤田--高橋---
吉田-谷口--菊地-丹羽
-----赤星-----

得点:36分 豊田、81分 オウンゴール

63分 池田→チェ・ソングン
67分 ペク・ソンドン→鎌田
79分 高橋→キム・ミンヒョク

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